
岡山県の岡山市街中心には、岡山県庁舎や林原美術館、岡山シンフォニーホールなど優れたデザインの建物が多いです。その中でもシンボル的な建物といえば、岡山城を上げる人が多いだろう。
本日のサイクリングは、岡山市街を通過して岡山城へ向かいます。岡山城といえば、あの黒漆塗りの天守閣が印象的。城内や天守閣を巡りたいですね。
さらに岡山理科大学にも足を運ぶ予定ですよ。実は岡山理科大学では、恐竜の研究にも力を入れており、キャンパス内には「恐竜学博物館」があるという。恐竜に興味があるならば見逃せません。
本記事では、岡山市街から出発し、岡山城や岡山理科大学へ立ち寄りながら岡山市郊外をサイクリングする様子をお届けします。
目次
下石井公園から出発

岡山市街には多くの公園がありますが、その中の一つには下石井公園があります。私は今、この公園にいて、青空を見上げながらのんびりと過ごしていました。
下石井公園は、岡山駅から南東へ約700mほど離れた場所にあり、繁華街を流れる西川沿いにある市民の憩いの場所として人気が高いですね。
また、季節ごとに「花・緑ハーモニーフェスタ」や「うらじゃ」など様々なイベントが開催されています。


特徴的なのは、園内の一角に旧国鉄の蒸気機関車(D51 917号機)が保存展示されていること。デゴイチの愛称で親しまれていたので、鉄道ファンであれば知っている人は多いだろう。
デゴイチは歴史的な存在感と重厚感が素晴らしいぞ。目を閉じると、「ボー!!」という汽笛を鳴らしながら力強く走行する姿が浮かんできます。なので、私はこの公園へ来るたびに、ついデゴイチの写真を撮ってしまうのは仕方がないかな。
さて、本日の最初の目的地は「岡山城」です。旭川沿いの烏城公園緑地へ訪れると、遠目に天守閣の姿を目にする機会が多いので、個人的に新鮮さはあまり感じません。
しかし、しばらく城内へ入っていないことを思い出したので、久しぶりに訪れることにしました。ということで、岡山城を目指してレッツゴー♪

けやき通りを東へ進むと、岡山市街を北から南へと流れる西川が見えてきます。
この川の周辺では、景観豊かな西川緑道公園が整備されていて、噴水や水上テラスなどがあるぞ。また、週末を中心に野殿橋ステージ周辺にて、様々な市民主体のイベントが開催されるので賑わいますね。
総延長2.4kmもあり、散策するのも楽しいですが、川沿いをゆっくりと自転車を走らせるのも気持ちが良いです。

その後、県庁通りを東へ進んでいくと、途中で表町商店街が見えてきました。
この商店街は、南北約1kmにわたるアーケード街になっており、日常の買い物ができる専門店や飲食店などが多いです。また、近くには天満屋という大きなデパートもあるので、周辺に暮らしている人は便利だろうな。


県庁通りの名前から分かるように、通りには岡山県庁があり道路を挟んで向こう側には、全国トップクラスの来館者数や貸出冊数を誇る岡山県立図書館があります。
私は今はあまり利用していないのですが、自転車趣味が続けられなくなったら、図書館通いを考えているぞ。約160万冊の蔵書があるということなので、本好きにはたまらない場所ですよ。
岡山県庁前から烏城みちを北上すると、岡山城の天守閣がある烏城公園へ辿り着きました。
岡山城内を歩く

岡山城のお堀には、こちらの目安橋が架かっているので、この橋を渡り城内へ入ります。
岡山城を築城したのは、豊臣家五大老の一人・宇喜多秀家(うきた ひでいえ)ですね。その後、城主は小早川秀秋、池田家に受け継がれていき、お城や城下町は整備・拡張され発展し続けました。
特に岡山市の基礎を築いた人物として、戦国時代の宇喜多直家・秀家の親子と江戸時代の藩主である池田光政・綱政の親子が有名です。天守閣内では、これらの人物にスポットを当ててくわしく紹介しています。
それでは、天守閣へ向かう前に、城内を歩き様々な場所の見物としゃれ込もう。

お城といえば天守と共にピックアップされるのは石垣だろうな。岡山城の石垣は、歴代城主が整備・改修を繰り返したため、石の加工方法や積み方に違いが見られるので面白い。
また、石垣の中に大きな巨石(鏡石)が入っていたりして、そのような場所が複数に点在するので、見つけるたびに驚きました。




本丸は広い広場になっており、かつて岡山藩の政治が行われていた表書院があったそうな。表書院には、大小60を越える部屋があり、その間取りを表示しています。

こちらは、表書院の中庭にあったとされる「泉水(せんすい)」です。
発掘調査で出土した遺構は地下に保存されているみたい。井戸から備前焼の土管で水を引いていたそうで、水が漏れないように底に漆喰を張るなどの工夫が施されているというのだから凄いですね。
個人的には、水辺の盛り上がった場所に、土管が見えるのが興味深く感じたぞ。まるで忍者が水面下で竹筒を使って呼吸を行なう「すいとんの術」を思い浮かべました。(笑)

不明門(あかずのもん)を通り抜け階段を上ると、奥には天守閣のそびえ建つ勇姿が見て取れます。
黒漆塗りの下見板と金箔瓦が使用された外観はインパクトがあり、見ているだけでテンションが上がる上がる。ということで、天守閣へ入る前に撮影タイムが始まった次第です。
この天守閣の面白い秘密の一つには、不等辺五角形となっている天守台に建つ複合式望楼型の天守閣の姿は、見る方向により全く異なって見えること。なので、様々な角度から見るのをおすすめします。
それに加え、天守閣内は博物館になっていて体験コーナーもある。また、烏城カフェや金烏城商店などもあるので、気軽に一息付けられるのも良いですね。
岡山城については、下記関連記事でくわしく紹介します。
岡山理科大学へ向かう道中にて

岡山城を後にすると、旭川烏城公園緑地へ向かい遠くから岡山城の風景を楽しみます。うん、やはり蛇行する旭川の奥にそびえ建つ天守閣の姿は良い感じ。個人的にお気に入りの場所ですね。
さて、次に向かうのは岡山理科大学です。今までこの大学の近くまでは行ったことはありますが、中へ入ったことはありません。そもそも大学などの学校施設というのは、学校関係者以外は入れないでしょう。
なので、特に気にしていなかったのですが、大学内に「恐竜学博物館」が一般公開されていることを知ったので、訪れることにしました。
事前に調べたところ恐竜学博物館へ向かうには、岡山理科大学の東門から入ると良いみたい。ということで、東門へ向けて再度出発です。



急いで大学へ行く必要もないので、途中で自転車を停めては川の流れを楽しみながら、ゆっくりと自転車を走らせていると、左手側に金ピカに光る巨大な大黒天様を目にしました。
うん、いつ見てもインパクトが抜群だ。ラ・ムーは地元で超有名な激安なスーパーとして、個人的にお世話になることも多いですね。
それにラ・ムーの店内ソングは、疾走感のあるアップテンポな曲調と耳に残るキャッチーさが印象的。わざわざ曲を聴くために、店に長く居続ける人がいるほどですよ。

個人的には、スーパーや家電量販店などの店内ソングが大好き。ラ・ムーやドン・キホーテなどのテーマソングは、思わず口ずさんでしまう良曲ですね。
この大黒天様を眺めていると、頭の中にラ・ムーの店内ソングが駆け巡り、ウキウキした気分になるのは私だけでしょうか。(笑)
しばらくの間、旭川の土手を走っていましたが、岡山市水道記念館へ近づいてくると、土手を離れて半田植物園がある方向へ進みます。


そして、三軒屋駐屯地へ到着。ここまで来たら岡山理科大学の東門まであと少し。東門のある場所が良く分からないならば、この駐屯地を目印にすると良いです。

西へ約300mほど進むと、東門が見えてきました。その道中には、こちらの案内板があるのが心強いかな。

守衛室へ足を運び駐輪場所を確認。駐輪場に自転車を停めると、いざキャンパス内へ入ります。
さて、恐竜学博物館ではどのような恐竜と出会えるのか楽しみですね。
恐竜の骨格標本など色々な展示物を見学

恐竜学博物館のメイン展示室はC2号館にあり、他の棟にもサテライト展示されているとのこと。なので、まずはC2号館へ向かうことにしました。
キャンパス内には、同じような棟がたくさん並んでいるので、まるで迷路のようになっているかな。なので、初見では道に迷いやすいと思います。かくゆう私は道に迷ってしまいましたが、たまたま近くを歩いていた学生さんに尋ねると、親切に案内して頂きました。

メイン展示室では、モンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査成果を中心にして、ゴビハドロスやプロトケラトプス、タルボサウルスなど様々な恐竜の骨格標本や化石などを展示しています。
また、メイン展示室の隣は研究室なので、タイミング次第では、研究・化石クリーニング作業の様子を見物できますね。



特にA1号館1階のロビーでは、後期白亜紀にて生態系の最上位に位置していた大型肉食恐竜「タルボサウルス」の全身組上げ骨格があり、その大きさに度肝を抜かれたぞ。

こちらがタルボサウルスですよ。どうですか、写真からでもその力強さが伝わるでしょ。あの恐竜の王・ティラノサウルスにも引けを取らないというのだから、戦闘力は折り紙付きです。
大学施設ならではの工夫が施されたこの博物館では、恐竜学への関心を高めてくれる展示品が魅力的。膨大な研究調査に基づき、様々な恐竜を解説しているので、恐竜ファンであれば見逃せないだろう。
恐竜学博物館については、下記関連記事でくわしく紹介します。
ぶらりと岡山市郊外を巡る

本日訪れたいところは全て見て回り、まだ時間もあることだし、ぶらぶらと岡山市の郊外を巡ることにしました。岡山理科大学を後にして、宿本町を駆け抜け岡山吉井線(県道27号)へ合流。
旭川沿いに整備された岡山吉井線を東へ向けて疾走します。玉柏地区から牟佐地区へ向かう地点にて、旭川に架かる大原橋が見えてきたので渡ることに。
個人的にお気に入りの大原橋なので、いつも近くへ立ち寄るとつい渡ってしまいますね。


大原橋の独特な景観は、実に見応えあり。このようなコンクリートローゼ橋とトラス橋の複合橋というのは、全国でも珍しいでしょう。本当はトラス橋になる予定だったのですが、太平洋戦争の影響で鉄不足でこのような形になりました。
賛否両論はあると思いますが、個人的にこのような特徴的なデザインになったのは良かったと思っています。その後、牟佐地区へ入るとあてもなく、岡山市郊外を気の向くまま疾走。目的を持って走るのも良いですが、思い付きで走るのもまた楽しいですね。
ただし、土地勘がない場所でこのような走りを続けていると、不安が増すことが多いので考えものです。



そんな感じで東岡山御津線(県道81号)を駆け抜けていると、左手側にユニークな案山子の集団が見えてくるではないですか。
思わず自転車を停めて近づいてみました。そういえば、この辺りで案山子を見かけた記憶はありますが、まじまじと見た記憶はないかな。


マネキン人形のようなリアル顔の案山子の中に、数体ですが猫顔の案山子を発見。へぇ~、これは面白い。
リアル顔は昼間は気にならなくても夜見かけると、少しドキッとなるかも。ライトに照らされたそのような案山子は、ちょっとしたホラー要素があるだろうな。
また、手作り感満載の猫顔の案山子を見ていると、枕にして昼寝してみたいと思いました。だって、枕の形に似ているでしょ。
そんなことを考えていると、本当に昼寝したくなってくるのだから我ながら単純です。その後、東岡山御津線を南下して東岡山駅へ到着すると、まだ明るい内に帰路へつきました。
まとめ

本日のサイクリングでは、岡山城や恐竜学博物館へ立ち寄りながら、岡山市をゆっくりと巡りました。
岡山城の天守閣へ入ったのは久しぶりでしたが、岡山の歴史や文化をテーマ別に学べたり、体験コーナーが楽しかったですね。
一方、恐竜学博物館では、大型肉食恐竜のタルボサウルスを始めとする様々な恐竜たちの骨格標本を見学できて面白かったです。
岡山理科大学のキャンパス内へ入ったのは始めだったので少しだけドキドキしましたね。普通、学校内へ入る機会なんて、学校関係者でなければ中々ないでしょう。なので、学内の雰囲気を味わえたのが新鮮でした。
本日はサイクリングを楽しむ時間が短めになったかな。普段のサイクリングでは、朝から夕方まで走る機会が多いだけに短すぎたかも。たまにはそういう日があっても良いですね。

