
ロードバイクを乗り続けるためには、フロアポンプが必要です。
タイヤに適切な空気圧が入っていない状態のまま乗り続けていると、乗り心地が悪くなったり、パンクの原因になりかねません。
そのため、毎回ライド前には、フロアポンプを使って空気圧を調整する人が多いだろう。使用頻度の高いアイテムなので、使いやすい逸品を使いたいですね。
各メーカーから様々なフロアポンプを販売しており、機能性やデザイン性などそれぞれの特徴があるので、どれを選べばよいのか悩んでいませんか。
本記事では、ロードバイクに使いたいお洒落なフロアポンプのおすすめを紹介します。
ロードバイクに使いたいフロアポンプの選び方

自転車に空気を入れるポンプには、「フロアポンプ・携帯ポンプ・電動ポンプ」がありますが、自宅で使うのであればフロアポンプ1つあれば十分ですね。
自転車には、シティーサイクルやロードバイクなど様々な車種があり、必ずしも同じフロアポンプが使える訳ではありません。
ロードバイクに使うならば、仏式バルブや高空気圧などに対応したものを使いましょう。
そこで、ロードバイクに使うフロアポンプの選ぶポイントを以下にまとめました。
- 仏式バルブに適用している
- 高圧な空気圧を入れられる
- 本体は金属製で空気の入れやすい長さである
- 目的に合わせてヘッドタイプを決める
- 空気圧計が付いているものを選ぶ
- 足でしっかり抑えられる
くわしくは、下記関連記事で説明します。
ロードバイク用のフロアポンプを紹介
ロードバイクで使うフロアポンプは、仏式バルブと高気圧対応は必須です。
それに空気圧計が付いものを絶対に選びたい。そのようなロードバイクに向いている様々なフロアポンプを紹介します。
Panaracer アルミ製フロアポンプ
コストパフォーマンスに優れており自転車以外にも使える
本体は丈夫で軽いアルミ製ですが、ハンドグリップはプラスチック製でポンピングが軽いのが特徴です。仏式と米式バルブに対応したオートヘッドを採用。英式バルブグリップが付属しています。
イエロ、ライトグリーン、ホワイト、ブラックと4色からカラーを選べるので、ロードバイクのフレームカラーと合わせてみるのも良いですね。
また、空気入れの作業中にバルブキャップなどの紛失を防ぐため、足元には収納スペースを完備しているのはありがたい。
自転車以外にも浮き輪や簡易プール、バランスボールなどへの空気入れとして使用できます。
最大空気圧 | 1100kPa(仏式、米式) 500kPa(英式) |
対応バルブ | 英式、仏式、米式 |
高さ | 74cm |
重量 | 1.03kg |
Panaracer ワンタッチポンプ
隙の無いパナレーサーフロアポンプの最上位モデル
本体はアルミ製でできており、ワンタッチで脱着できる便利な口金(仏・英式)を採用しています。
また、米式バルブには、変換アダプターを取り付けて英式側に差し込めばOK。このフロアポンプ1つで、あらゆる自転車の空気入れとして利用できるのはありがたいですね。
握りやすいラバーハンドルと細めのシリンダーを採用しているので、高空気圧でも軽い力によるポンピングを実現。そのため、女性や力の弱い人でも扱いやすいです。
さらに手元には、大きくて見やすいゲージが付いているので空気圧の確認が容易だ。また、空気を入れすぎてもエアリリースボタンで簡単に調整できます。
最大空気圧 | 1100kPa(仏式) 500kPa(英式、米式) |
対応バルブ | 英式、仏式、米式 |
高さ | 74cm |
重量 | 1.06kg |
TOPEAK ジョーブロー スポーツⅢ
スマートヘッドDX4と大型ゲージを搭載
ベストセラーモデル「ジョーブロー スポーツⅡ」のダイヤルゲージを大型化したモデルです。
このダイヤルゲージは、最大で160psiまで測れますが、充填は最大200psiまで可能ですよ。そのため、だいぶ余裕があるのでポンピング回数が少なくてすみます。
また、さらに切り替え無しで仏式と米式に対応するスマートヘッドDX4を搭載。差し込むだけで直ぐ使えるので便利ですね。
スチール製ベースとスチールシリンダーを採用しており、安定感が抜群です。それに空気を入れすぎた場合でも、エアーリリースボタンが付いているため、簡単に調整ができます。
最大空気圧 | 160psi |
対応バルブ | 仏式、米式 |
高さ | 68cm |
重量 | 1.68kg |
TOPEAK ジョーブロー ツインターボ
高圧の空気出力と大量の空気供給を兼ね備える
ロードバイクとマウンテンバイクの両方に対して、簡単かつ効率的に充填できるTOPEAK(トピーク)の技術をふんだんに盛り込んだフロアポンプです。
少ない力でポンピングができるため、空気入れの作業時間と労力を大幅に削減できます。また、エアーリリースボタンにより空気量の微調整が可能なのもGood。
モデルによって違ってきますが、一般的なフロアポンプの1ストロークで入る空気量は300ccに対し、このポンプは858ccというのだから凄くないですか。最大で200psiまで充填可能ですね。
見やすい大型空気圧計や仏式と米式に対応するスマートヘッドDX1を搭載。ラバー付きアルミ合金製ベースとシリンダーは、アノダイズドアルミ合金なので、耐久性にも定評があります。
最大空気圧 | 200psi |
対応バルブ | 仏式、米式 |
高さ | 72cm |
重量 | 3.8kg |
GIYO ゲージ付フロアポンプ GF-54
コスパ・デザイン・使いやすさに優れる
世界的ポンプメーカーのGIYO(ジーヨ)が手掛けたフロアポンプです。
独自のクレバーバルブを採用することで、米式と仏式バルブはアダプターを介さずにバルブへ装着できます。また、英式バルブには付属のクリップを使用することで対応できるので、これ1つで全ての自転車に対応できるのが良いですね。
グリップが握りやすく踏み台部分も形状が良いためしっかり固定できる。そして何よりポンプ上部に付いたダイヤルゲージが見やすく、ポンピングが少なくてスムーズに空気が入るので高い評価を受けています。
レッド・ホワイト・ブラック・ミントグリーンの4色からカラーを選べ、お洒落な外観が良い感じ。自転車以外にもアウトドアで利用できます。
最大空気圧 | 160psi |
対応バルブ | 英式、仏式、米式 |
高さ | 66cm |
重量 | 1.7kg |
SERFAS フロアポンプ FP-200 AF-T3
作業がしやすいロングホースタイプ
アメリカのサイクルパーツブランド「SERFAS(サーファス)」が手掛けたフロアポンプです。
切り替えなしで仏式と米式バルブに対応。付属のアダプターを使えば英式バルブにも対応できます。
安定したスチール製のベースプレートと大型エルゴノミックハンドルを採用することで、しっかりと楽にポンピングが可能ですよ。
また、前後タイヤに空気を入れたり、複数の自転車へ空気を入れるに適した105cmのロングホースを搭載しています。一般的なフロアポンプよりストロークが長いので、軽い力で高圧空気を短時間に送り込めるのがGood。
さらに70mm径の大型空気圧メーターがポンプ上部に付いているので空気圧が一目瞭然。それにエアーリリース機能があるため、入れすぎた空気圧の微調整が簡単にできます。
最大空気圧 | 160psi |
対応バルブ | 英式、仏式、米式 |
高さ | 73cm |
重量 | 1.7kg |
CXWXC フロアポンプ CX-AIR11
身長に合わせて2サイズを展開
アダプタが不要でバルブに差し込むだけですべての自転車に対応できるフロアポンプです。
ロングホースを採用しているので、バルブの位置がどこにあってもホースが届く。そのため、わざわざタイヤを回転してバルブ位置を近づける手間を省けるので、作業効率がアップします。
身長に合わせて2サイズを展開しており、ブラック・イエロー・ブルーの3色からお好みのカラーを選ぼう。
また、耐久性の高い樹脂製の細径のボディーであり、2.3インチで最大160psiまで測れる空気圧計を搭載。さらに足で踏むベースは、シリンダーに沿って折りたためるため、スリムに収まります。
最大空気圧 | 160psi |
対応バルブ | 英式、仏式、米式 |
高さ | 42cm(ミニ) 56.5cm |
重量 | 0.6kg(ミニ) 0.7kg |
Samuriding アルミフロアポンプ
軽量でデザインが良く使いやすい
クレバーツインバルブを搭載することで、仏式・英式・米式バルブの全てに対応しています。バルブ部分をひっくり返すだけで変換できるので、使い勝手が良いですね。
アルミ製のボディーと台座はプラスティックを採用しており、重量は917gととても軽い。なので、子供や女性でも扱いやすいです。
また、ポンプの下部から少し高い位置に取り付けられた空気圧計は、大型でメモリも大きいため、かがまなくても見やすいですよ。さらにエアーリリースボタンが付いているので、バルブに装着したままでも空気圧の微調整ができるのはありがたい。
2種類のニードルが付属しており、自転車以外にもサッカーボールやバランスボール、浮輪などに使用できるので活用範囲が広いのも魅力的です。
最大空気圧 | 160psi |
対応バルブ | 英式、仏式、米式 |
高さ | 65cm |
重量 | 0.9kg |
まとめ

本記事では、ロードバイクに使いたいお洒落なフロアポンプを紹介しました。
ロードバイクで使うフロアポンプは、仏式バルブと高気圧に対応済みなのがマストですね。
それに加え、空気圧計が付いていて、一度のストロークで大量の空気を送り込めるものを選びたいものだ。そして、耐久性とデザイン性に優れていればいうことはありません。
本記事で紹介したもの以外にも各メーカーからたくさん販売されています。予算内でお気に入りのフロアポンプを手に入れて、充実したロードバイク趣味を満喫して下さいね。