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旅の体験談

屋島の観光、屋嶋城跡や屋島寺など見所を巡り風光明媚な景色を漫喫

屋島

香川県高松市のシンボルとして親しまれている「屋島」。

源義経が奇襲で平家軍を敗走させた、源平合戦で有名な「屋島の戦い」の舞台として知られています。標高約300の屋島山頂からは、風光明媚な瀬戸内海と高松市街を一望できる展望台が整備されている。

また、山頂周辺には、屋嶋城跡や屋島寺、新屋島水族館など見どころ盛り沢山。ゆっくり散策しながら、四国を代表する歴史の舞台を肌で感じとりましょう。

本記事では、絶景展望スポットや古代遺跡、パワースポットを一緒に楽しめる「屋島」の見どころを紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 屋島の見どころを知りたい
  • 古戦場に興味がある

高松市のシンボル「屋島」とは

屋島の麓
屋島の麓

屋島は、瀬戸内海に突き出した巨大な溶岩台地であり、南北約5km、東西約3km、標高約300mの半島です。今は陸続きになっていますが、江戸時代初期までは周囲を海に囲まれた島でした。

頂上部が平坦になっており、その形状が屋根に似ているため「屋島」と名付けられたといいます。

古代から軍事上の要衝として利用されてきました。667年(天智天皇6)には、唐・新羅軍からの攻撃に備えて屋嶋城を築き、その遺構を自由に見学できる。

源平合戦・屋島の戦い
源平合戦・屋島の戦い

また、源平合戦が繰り広げられた地として、那須与一が扇の的の矢の命中を祈った「祈り岩」や平家が軍船を隠した「船隠し」などの史跡も残されています。

特に屋島山頂には、四国霊場第84番札所の「屋島寺」や世界的に見ても珍しい山頂にある水族館「新屋島水族館」など見どころも多い。

それに商店街があるので、讃岐名物やカフェ、特産品、お土産なども揃っています。

商店街
商店街
れいがん茶屋
れいがん茶屋

麓から頂上まで続く、屋島スカイウェイからの眺望も好評ですね。映画「化石の荒野」「ロード88」「めおん」のロケ地にも選ばれました。

1934年(昭和9年)には、島内全域が国の史跡、天然記念物に指定され今に至ります。

屋島から望む風光明媚な瀬戸内海の景色

瀬戸内海の景色

屋島スカイウェイを通過しながら標高が高くなるにつれ、眼下には瀬戸内海の絶景が広がります。展望スポットもあるので、ぜひ立ち寄ってみて下さい。

山頂に辿り着くと、様々な場所から風光明媚な景色を楽しめる。特に屋島三大展望台と呼ばれている展望スポットが有名です。

屋島三大展望台
  • 獅子の霊巌(ししのれいがん)
  • 談古嶺(だんこれい)
  • 遊鶴亭

遊鶴亭は、駐車場から片道約30分も歩くので、時間に余裕をもって訪れましょう。

山頂からは至るどころで絶景の撮影ができますので、できるだけ望遠性能の優れたカメラかレンズを用意するように。記憶に残る1枚が撮れますよ。

ちなみに私が愛用しているカメラは、SONYのRX100M7ですね。(RX100M7についてはこちらで紹介。

尚、私が訪れた日は、時間的都合のため、遊鶴亭へ足を運ぶのを諦めました。またの機会にチャレンジしたいですね。

【カメラに関する話】

性能の良いカメラは高価なので、レンタルやサブスクを検討するのも有りですね。下記記事では、カメラに関する話を紹介します。

空中散歩も楽しめる「獅子の霊巌」

獅子の霊巌
獅子の霊巌

獅子の霊巌(ししのれいがん)は、屋島南嶺西端にある展望スポットです。

駐車場より徒歩約8分と手軽にアクセスできるのも嬉しいですね。海に向かって獅子が吼えているような岩が特徴的なため、その名が付けられました。

高松市街や五色台、女木島、男木島などがよく見え、美しい瀬戸内海の多島美を堪能できます。さらに「日本の夕日百選」にも選ばれた夕日や夜景スポットとして人気が高いですよ。

回廊型施設「やしまーる」
回廊型施設「やしまーる」

この展望スポットでは、起伏と曲線がユニークな約200mもある回廊型施設「やしまーる」が2022年に誕生し、空中散歩を楽しめます。

館内はあらゆる角度から瀬戸内の景色を楽しめるように、壁全体を大型窓でカバーしている。この施設では、源平合戦をテーマにしたパノラマアート作品も展示してました。

獅子の霊巌からの眺望を、ダイジェストで紹介。

獅子の霊巌の眺望(その1)
獅子の霊巌の眺望(その2)
獅子の霊巌の眺望(その3)
獅子の霊巌の眺望(その4)
下側の輪っかは、「かわらけ投げ」で使用する

瀬戸内海のコバルトブルーの美しさと多島美が織りなす景色は、時が経つのを忘れてしまいます。

また、この場所は、屋島の戦いで勝利した源氏軍が陣笠を投げて勝鬨をあげた場所なんだとか。

そのため、観光客用に10cmぐらいの薄い素焼きの小皿を投げて、開運や厄除けを祈願する「かわらけ投げ」ができますね。

約5mほど離れた場所には、輪っかが吊るされており、この輪の中に小皿を投げ入れてみましょう。見事入れば成功ですよ。

素焼きの小皿
素焼きの小皿

素焼きの小皿は、獅子の霊巌へ足を運ぶ道中に通過する商店街の至るどころで売られている。かわらけ投げにチャレンジする方は、買っておくのを忘れないように。

遠くまで投げるには、それなりにコツがいりますが、子供から大人まで楽しめます。

古戦場・屋島檀ノ浦が一望できる「談古嶺」

談古嶺
談古嶺

談古嶺(だんこれい)は、屋島南嶺東側にある展望スポットです。駐車場から徒歩約5分ほどで辿り着きます。

源平合戦・屋島の戦いの古戦場跡が眼下に広がり、歴史ロマンに思いを馳せることができる。

相引川を隔て向こう岸には八栗山を一望。源義経が平家を攻め込んだ場所として知られており、相引川沿いには「祈り岩」「船隠し」の舞台が広がります。

そして何より、印象的な多島美の景色が素晴らしい。そんな談古嶺の景色をダイジェストで紹介。

談古嶺の眺望(その1)
談古嶺の眺望(その2)
談古嶺の眺望(その3)

この談古嶺の東屋から少し歩くと、廃墟ホテルが見えてくる。う~む、廃墟マニアには喜ばれると思うけど、絶景スポットにこの廃墟は正直どうだろう。

廃墟ホテル
廃墟ホテル
廃墟ホテルの館内

おそらく大人の事情で撤去できないだろうと思うけど、個人的には早く更地にした方がよいと思う。

ホテル内は散乱しており、足の踏み場もなさそう。大変危険なので立ち入らないようにしましょう。

屋島スカイウェイの景色とミステリー坂

屋島スカイウェイから見る源平合戦古戦場

麓から屋島スカイウェイを通過して山頂へ向かう道中には、展望スポットがあります。

案内の看板が立てられているので、気になった場所へ足を止めて景色を楽しんでみましょう。

展望スポットによっては、車で駐車できるスペースがある。そこには、タヌキの顔が描かれた大きな岩があるので面白いですよ。

屋島スカイウェイにある駐車スペース
屋島スカイウェイにある駐車スペース
タヌキの顔が描かれた岩
タヌキの顔が描かれた岩
瀬戸内海の風景

それに「ミステリーゾーン」と呼ばれる道のエリアが特に有名。

ミステリーゾーン
ミステリーゾーン

ミステリーゾーンは、「ミステリー坂」や「おばけ坂」、「幽霊坂」とも呼ばれており、上り坂なのに目の錯覚で下っているように見える不思議な体験ができる。

私は自転車で屋島へ訪れましたが、山頂から下っている途中でミステリーゾーンを通りかかった車を見ると、上っているように見えたのですが、自転車で通過すると下っていました。

上り坂のように見えるが実は下り坂
上り坂のように見えるが実は下り坂

「なるほど!これがミステリゾーンか」とビックリしましたね。ぜひこの不思議な坂を体験してみて下さい。

【見所①】復元された石垣に見る古代の城「屋嶋城跡」

屋嶋城跡
屋嶋城跡

663年に起きた白村江の敗いに敗れた後、唐・新羅軍の侵攻を恐れた大和朝廷は、各地に防御用の山城を築きました。

その内の1つが屋嶋城(やしまのき)です。日本書記によれば、「倭国の高安城・讃吉國山田郡の屋嶋城・対馬國の金田城を築く」の記載がある。

城壁の約9割が天然の崖なので、自然地形を最大限にいかした迫力ある石積みが見られます。また、城壁は山上を全長7kmに渡って巡らしたそうですよ。

屋嶋城の石垣
石垣の風景
屋嶋城のイメージ図

屋嶋城跡は、石垣だけでなく眺望も素晴らしい。

屋嶋城から見る風景
屋嶋城からの眺め

遠くに高松市街が広がりますね。

復元された石垣を眺めていると、歴史ロマンを感じずに入られません。7世紀後半にこのような立派な城がある事実にビックリです。

【古代の城跡や遺跡の紹介】

古い城跡や遺跡は、まだ謎の部分が多く、今後の調査により色々と解明していくでしょう。下記記事では、そんな遺跡を紹介します。

【見所②】アメリカマナティーに出会える「新屋島水族館」

新屋島水族館
新屋島水族館

新屋島水族館は、世界的にみても山の上にある珍しい水族館です。

熱帯地方から寒帯地方まで150種1,500匹の生き物を飼育しており、その中でも国内に2館しかいない「アメリカマナティー」は大変珍しい。

アザラシやイルカのライブ、イルカやペンギンなどのエサやり体験ができますね。

特に子連れのご家族にとっては、丁度よい大きさで疲れず見て回れると評判が良いですよ。もちろん一人でも十分楽しめる。

くわしくは、下記関連記事で紹介します。

【見所③】狸の伝説で知られるパワースポット「屋島寺」

屋島寺・蓑山大明神
屋島寺・蓑山大明神

屋島寺は、四国霊場第84番札所であり、鎌倉時代の名残を残す朱塗の本堂があります。

また、本堂に隣接して10基以上の鳥居が並ぶ蓑山大明神には、「日本三大狸」の太三郎狸(たさぶろうたぬき)が祀られている。彼は四国のタヌキの総大将で、化ける能力はピカイチ。土地の氏神様として崇められています。

それに仲の良い夫婦だったといわれており、夫婦円満、子宝などのご利益があるとして、多くの参拝者が後を絶ちません。

境内には、立派な宝物館が併設されており、源平合戦の遺品などが展示されているので、足を運んでみてはいかがですか。

尚、屋島寺については、下記関連記事でくわしく紹介します。

【見所④】往時の見事な彫刻が残る「屋島神社」

屋島神社の鳥居
屋島神社の鳥居

屋島神社は、1651年(慶安4年)に香川郡宮脇村の本門寿院境内に徳川家康、秀忠、家光を祀る神廟を建てたのが始まりです。

その後、1815年(文化12年)に8代高松藩主・松平頼儀が屋島南嶺の南麓に移しました。

1973年(昭和48年)の火災で、讃岐日光東照宮と呼ばれた往時の拝殿、本殿を焼失しましたが、翌年に再建されたという。まさにスピード対応ですね。

この火災で消失を免れたのは神門のみ。上り龍・下り龍・獅子・鳳凰など往時の見事な彫刻が今も残されているのでお見逃しなく。

屋島神社・神門
神門
神門
鳳凰の彫刻
鳳凰の彫刻

神門前で参拝を終えたら、是非振り返って遠くを見て下さい。

神門前の景色
神門前の景色

ほぼ真っ直ぐに伸びる道の先には高松市街が広がり、その奥には優しげに感じる山の稜線の景色が広がっています。

屋島の基本情報とアクセス

住所香川県高松市屋島山上
電話番号087-841-9443(屋島山上観光協会)

【アクセス】

  • 琴電屋島駅またはJR屋島駅からシャトルバスで約10分
  • 高松中央自動車道「高松中央IC」より車で約30分

屋島の駐車場

屋島山頂にある有料の屋島山上観光駐車場が利用できます。(車 355台)

料金は、以下の通りです。

  • 普通車 1日1回 300円
  • 大型自動車 1日1回 1,200円
  • 二輪車・原動機付自転車 1日1回 200円

入出庫可能時間は、6:30~22:00。24時間出庫できます。(22:00から翌6:30までは入庫不可)

まとめ

休憩場所

屋島は、香川県高松市のシンボルとして親しまれている人気の観光スポットです。

山頂には、屋嶋城跡や屋島寺、新屋島水族館など多くの見どころがあり、基本的に道は平坦なため実に歩きやすいですよ。

山頂へ向かう屋島スカイウェイでも絶景を楽しみつつ、不思議なミステリーゾーンを体験できます。

豊かな自然や絶景スポット、歴史スポットなど魅力的な観光スポットが目白押しの屋島に、機会があればぜひ足を運んでみてはいかがですか。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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