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旅の体験談

岐阜・伊奈波神社を巡る、パワースポットの黒龍神社や逆さ狛犬など見どころ多し

「伊奈波神社」の紹介サムネ

手つかずの自然が残る金華山の麓には、「伊奈波神社(いなばじんじゃ)」が鎮座しています。

岐阜市街地の中心部にありながら、まるで森に包まれたような神聖な雰囲気が漂うパワースポットですね。地元住民からは「伊奈波さん」と呼ばれ親しまれており、岐阜の総鎮守として篤い信仰を集めています。

境内には、絶大な龍神パワーを感じる「黒龍神社」や珍しい「逆さ狛犬」、迫力ある「楼門」など見どころが多い。また、マイナスイオンを感じてやまない「神滝」を始めとする四季折々の美しい景色も魅力的です。

本記事では、1900年以上の古い歴史と由緒を持つ「伊奈波神社」の魅力を紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 岐阜県岐阜市を観光する予定がある
  • 神社仏閣に興味がある
  • 伊奈波神社の見どころを知りたい

岐阜の総鎮守「伊奈波神社」とは

伊奈波神社の大鳥居と社号標
伊奈波神社の大鳥居と社号標

伊奈波神社は、岐阜県岐阜市伊奈波通りにある古社です。

創建は4世紀後半から5世紀初頭にあたる景行天皇14年といわれ、もともとは金華山の中腹にある丸山という場所にありました。

1539年(天文8年)に斎藤道三が稲葉山城(今の岐阜城)に居城する際、「城より下に神様がいらしてはならない」という理由で移され今に至ります。

最大の行事は、毎年4月第1土曜日に行われる「神幸祭(岐阜まつり)」でしょう。山車と神輿が伊奈波神社から出発し、金神社や橿森神社へ向けて練り歩き、夜には豪華な花火が打ち上げられるという。丁度桜シーズンということもあり、大勢の観光客で賑わいます。

また、元旦には午前零時を迎える前から長蛇の列ができるほど参詣スポットとして有名ですよ。初詣期間には、70~80万人の参拝者が訪れる岐阜を代表するパワースポットとして知られています。

伊奈波神社のご祭神・ご利益・所要時間

境内の風景
境内の風景

伊奈波神社は、水に恵まれた地に建つ神社であり、周囲は長良川や木曽川、揖斐川に囲まれています。

そのため、洪水などの水害も多かったそうで、伊奈波神社は水防の神として信仰を集めていました。伊奈波神社のご祭神は、以下の通りです。

  • 【主祭神】五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)
  • 【配祀神】淳熨斗媛命(ぬのしひめのみこと)
  • 【配祀神】日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)
  • 【配祀神】彦多都彦命(ひこたつひこのみこと)
  • 【配祀神】物部十千根命(もののべのとちねのみこと)

主祭神の五十瓊敷入彦命は垂仁天皇の長男として産まれ、朝廷の命により奥州を平定しましたが、その成功を妬んだ家臣の裏切りにあい、朝敵とされて美濃国で討たれました。その後、忠臣により稲葉山(現在の金華山)の丸山の地に祀られたと伝わっています。

ちなみに淳熨斗媛命は、五十瓊敷入彦命の妃。日葉酢媛命は母、彦多都彦命は母方の祖父ですね。尚、物部十千根命は、彦多都彦命の臣下なんだそうな。これらの神様たちは「伊奈波大神」の総称で呼ばれています。

授与所
授与所

ご利益は多岐にわたります。たとえば、主祭神の五十瓊敷入彦命は「家内安全・商売繁盛・安産・交通安全」などがあり、特に治水に貢献したことから水防・水利の神としても信仰が篤い。

また、妃の日葉酢媛命は、「家内安全・商売繁盛・殖産産業・金運招福・安産」などがあり、金町地区に鎮座する「金神社(こがねじんじゃ)」では、主祭神として祀られています。

境内はそれなりに広く、伊奈波大黒社や和歌三神社、須佐之男神社など境内社も多いため、ゆっくりと一通り見て回るならば、60~90分ほどはみておきたい。拝殿へ参拝するだけならば、20分もあれば十分でしょう。

真っ直ぐな参道を歩き神門へ

伊奈波通り(参道)
伊奈波通り(参道)

伊奈波通りは、緩やかな石畳の坂道となっており、その入口には大鳥居が建っています。この大鳥居を正面にして左手側には、岐阜善光寺(安乗院)があり、右手側の一段高台になっている所が駐車場ですね。

その駐車場周辺には、岐阜東照宮や秋葉社、金山神社などの境内社が建ち並んでいる。一直線に続く参道を、奥へ向けてゆっくりと歩きましょう。一番奥には、拝殿・本殿があります。

石畳みの道を歩いていると、その土地ならではの情緒を深く味わえる。かつて織田信長が岐阜城を居城とした際に、斎藤道三から伊奈波神社を引き継いだそうなので、きっと参拝していたに違いありません。

伏せている龍
伏せている龍

おっ、参道に寝そべっている「龍」を発見。低い位置にいるので、気が付かずにスルーしてしまうかも。

一段高い場所に建つ楼門が見えてくる
一段高い場所に建つ楼門が見えてくる

しばらく歩くと正面に立派な楼門が見えてきました。楼門前は短い石段が続いており、一段高い場所に建つ楼門の雰囲気よし。石段の手前には、太鼓橋(たいこばし)があります。

太鼓橋
太鼓橋

見て下さい、この太鼓橋の形状を。その名の通りに、太鼓のように丸く盛り上がっているのが見事ですね。

神様が通る橋なので、参拝者は通常歩いて渡るものではないですよ。神社によっては、歩けるところもありますが、伊奈波神社では歩いてはダメなので気を付けるように。

楼門
楼門

大鳥居から約160mほど歩いたでしょうか。石段を上り楼門に近づいていくと、その重厚さがより伝わってきました。それにしても楼門の佇まいには、格別のものを感じるかな。

単なる門ではなく、神聖な場所へ導く入口としてその役割は大きい。私たち参拝者からすると、神社の象徴的な建物の一つと思います。

化粧垂木と斗栱に注目
化粧垂木と斗栱に注目

楼門の軒裏には、積み木細工が横に並んでいるように見えるのが美しい。これは「化粧垂木(けしょうたるき)」と呼ばれているもので、仕上げ材として美しく見せるための垂木なんだとか。

それに加え、斗栱(ときょう)と織りなすデザインの高さに惚れ惚れします。ちなみに斗栱とは、柱の上部で屋根の重さを支え、軒を深く出すための複雑な木組みのことですね。

見晴らしがGood!
見晴らしがGood!

せっかくなので、一度この場所で振り返えって見よう。眼下には、自然に囲まれた境内の風景が実に良し。さらに遠方には、岐阜市街が広がっています。

ちなみに毎年1月17日頃には、「左義長(さぎちょう)」と呼ばれる伝統行事が開催されるという。正月飾りや古いお守り、書き初めなどを焚き上げて、一年間の無病息災・家内安全を願うそうですよ。

毎年楽しみにしている地元ファンが多いらしくて、今見えている市街地から多くの参拝者が訪れるのでしょうね。

神門が見えてきた
神門が見えてきた

楼門をくぐり抜けて少し歩くと、また石段がありその奥には神門が見えてきました。この神門の奥に拝殿・幣殿・本殿が続いています。

石段を上る前に深呼吸して、呼吸を少し整えて下さい。そして、歩く速度を緩めて石段を上っていると、まるで「浄化される」ような感じがしますね。

神門
神門

神門は切妻造の一間一戸四脚門であり、屋根は銅板葺きです。

残念ながら神門から先へは進むことができないので、参拝はこの神門前から行なうこと。正面には拝殿が見えます。

伊奈波神社(拝殿)
伊奈波神社(拝殿)

拝殿は入母屋造檜皮葺の建物のようだ。遠目で見る分には装飾の豪華さは見受けられませんが、落ち着いた雰囲気がいい感じ。良質な木材をたくさん使っているのだろうな。

神門前からお詣りを済ました後は、時間があれば境内を一通り見て回りましょう。特に強力なパワースポットといわれる「黒龍神社」への参拝はおすすめです。

絶大な龍神パワーを感じる「黒龍神社」

黒龍神社へ向かう

天空を自由に飛び交い、雨を降らせる神聖な存在として古より敬われている存在が「龍」でしょう。

参道の両脇には、たくさんの境内社があり、その一つに龍の名前が付いた「黒龍神社」があります。伊奈波神社の中でも特に強力なパワースポットと言われている場所で、ここを目指して訪れる人も多いそうです。

鬱蒼とした自然に囲まれた場所に建つ社は、実に神秘的。それに加え、静寂が心地よいですね。

黒龍神社
黒龍神社

黒龍神社は、伊奈波神社がこの地に移される前からこの地に祀られていた地主神なんだそうな。ご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で、いわゆる黒龍大神として「どんな願いも叶えてくれる」と言われています。

私は後から知ったのですが、授与所で授かる「黒龍福成る守」というお守りを三回打ち鳴らして願い事を強く祈ると、黒龍大神の御神威がより増すそうですよ。

ちなみにこのお守りは、金属製の拍子木(ひょうしぎ)のような形になっていて、火の用心のように鳴らします。

龍の彫刻
龍の彫刻

こちらは黒龍神社で見かけた龍の彫刻。これは、ひっとして黒龍大神をイメージしたものだろうか?(本当かどうかは分かりません。)

立体感が際立つカッコいい造形に思わずカメラのシャッターを切っていました。黒龍大神は活発で行動的な神霊といわれており、福徳増進・諸願成就のご利益が期待できます。

黒龍神社の絵馬
黒龍神社の絵馬

カッコいいといえば、こちらの黒龍神社の絵馬のデザインがGood。普通は絵馬に鈴が付いていないことが多いので、少しばかり高級感を感じるぞ。

それに鈴の音色にて、神様へ呼びかけることで、願い事が叶いやすいような気がするかな。

龍頭岩
龍頭岩

社殿の隣にポツンと配置された「龍頭岩(りゅうずいいわ)」にも注目しよう。周囲には、特に案内板が立っていないので、スルーする人も多いのではないだろうか。

名前から連想できるように、岩の形が龍の頭に見えて珍しいのでお見逃しなく。

運気が上がるパワースポット「逆さ狛犬」

神門前に逆さ狛犬がいる
神門前に逆さ狛犬がいる

伊奈波神社では普通の狛犬だけでなく、珍しい「逆さ狛犬」がいます。

ただ漠然と境内を見回しているだけでは、逆さ狛犬を見つけるのは難しいかも。というのは、神門前の階段を上がった両脇の低い位置にいるからですね。

かくゆう私は、最初どこにいるのか分からずに神門前でお詣りを済ませた後で、社務所へ戻りどこにいるのか聞きに行きました。だいたい狛犬は、大人の視線でみると少し高い位置に配置されていることが多いので、同じ感覚で探していると見つけるのは困難ですよ。

逆さ狛犬
逆さ狛犬

こちらが「逆さ狛犬」です。両脚を跳ね上げて、逆立ちをするようなポーズが面白い。大正時代に作られたと言われています。

実は、この逆さ狛犬の頭を撫でると、金運・勝負運などが飛躍的に向上するそうな。なので、感謝の気持ちを込めて、ゆっくりと撫でて下さいね。

「神滝」が織りなす癒しの風景

神滝の風景
神滝の風景

楼門へ向かって歩いている途中では、沿岸の自然豊かな光景を目の当たりします。

その中でも小さな滝に目を奪われる人も多いだろう。それが「神滝」と呼ばれるパワースポットですね。この滝の近くを通るだけでも空気がひんやりしているのを感じます。

山から流れ落ちる清らかな滝の水は、本殿から黒龍神社を巡り、鮮やかな千本鳥居を持つ楓稲荷神社まで流れているため、神社全体のエネルギーが集まっているそうな。なので、強力なパワーを感じてしまうのも納得ですね。

神滝、水量が少ない?
神滝、水量が少ない?
透明度の高い水辺
透明度の高い水辺

私が参拝に訪れた時は、水量はそれほど大したことがないように見えましたが、雨の日は水量が多いといいます。

聞くところによると、かつてこの場所では身を清めるために水浴をしていたという。また、夏の間には「水茶屋」も設置されていたそうです。お茶を飲みながら、滝を愛でて一息つくなんて素敵すぎるぞ。

水路を流れていく水の音に耳を傾け、ゆっくりと過ごしていると癒されます。神滝の前には小さな祠があるので、お詣りにぜひ足を運んでみて下さいね。

楓稲荷神社や吉備神社など様々な境内社にも参拝しよう

楓稲荷神社の千本鳥居
楓稲荷神社の千本鳥居

伊奈波神社には、先ほど紹介した黒龍神社を始め数多くの境内社が存在します。参道を歩いている最中にビビッときたり、惹かれる神社があれば、ぜひお詣りに足を運んでみよう。

全ての境内社を詳細に紹介すると、それだけで膨大なテキスト量になると思うので、ほんの一部となりますが簡単に紹介します。

楓稲荷神社
楓稲荷神社

初めに紹介するのは、「楓稲荷神社(かえでいなりじんじゃ)」です。周囲の緑の自然の中に連なる朱塗りの千本鳥居が色濃く映えます。それに神滝を背後に鎮座しているのもいい感じ。

さらに秋になると名前の通りに、モミジ(楓)の葉が色づき、より風流な景観を楽しめるそうですね。これは期待値が高いかな。

ご祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」。ご利益には「金運向上・産業振興・商売繁盛・家内安全・五穀豊穣」などがあります。

吉備神社
吉備神社

楓稲荷神社のお隣に建つのが「吉備神社(きびじんじゃ)」です。

吉備神社で祀るのは、吉備津彦命(きびつひこのみこと)であり、「学問成就・合格祈願・芸能上達・厄除け」などのご利益があります。

それに吉備津彦命といえば、桃太郎のモデルとして知られているぞ。特に岡山県では、鬼(温羅)を退治した彼の伝説が語り継がれていて、鬼ノ城や楯築遺跡、鯉喰神社など彼と縁ある場所がいっぱいだ。

また、服飾繊維や和洋裁、手芸の守護神として、針の御霊を慰めるために社の隣には、使い古した針を納める針塚があります。

伊奈波大黒社
伊奈波大黒社

こちらは「伊奈波大黒社(いなばだいこくしゃ)」です。名前に「大黒」がつくことから分かるように大国主命(大黒様)をお祀りしています。言わずと知れた縁結びの神様として超有名ですね。

年に一度催される大黒社例祭では、社殿の扉が開かれるそうですよ。祭典が終わると、御神像を拝見する参拝者が列をなすみたい。その心情、とても良く理解できる。

拝殿へ向けて参道を歩いていると、左手側に見えてくるので、直ぐに見つけられると思います。

岐阜東照宮
岐阜東照宮

最期に紹介するのは「岐阜東照宮(ぎふとうしょうぐう)」。東照宮といえば、江戸幕府を開いた徳川家康公を祀る神社のこと。栃木県の日光東照宮が特に有名ですね。

ご利益は「出世開運・商売繁盛・開運厄除・健康長寿・勝負運」など多岐に渡ります。

もともとは御神霊が岐阜東照宮として岐阜奉行所に祀られていましたが、奉行所が廃止されると御神霊は岐阜市役所内へ移されることに。その後、祭祀が途絶えてしまい、そのことを憂いた多くの市民の皆さんが、御神霊を伊奈波神社境内(愛宕山内)に鎮めたそうです。

2021年に新しい社殿が造営されると、今の場所へ移されました。

その他にも金山神社や愛宕神社、和歌三神社、松尾神社など数多くの境内社があります。

伊奈波神社の基本情報とアクセス

住所岐阜県岐阜市伊奈波通り1の1
電話番号058-262-5151

【アクセス】

  • JR岐阜駅から徒歩約40分
  • JR岐阜駅や名鉄岐阜駅からバスに乗って「伊奈波通り」で下車後、徒歩約10分
  • 東海北陸自動車道「各務原IC」から車で約25分

伊奈波神社の駐車場

伊奈波神社には、無料駐車場があります。(普通車 30台)

まとめ

伊奈波神社の駐車場からの眺め

伊奈波神社は、岐阜市街地の中心部に鎮座する1900年以上の歴史を持つ古社です。

パワースポットとして評判が高く、黒龍神社や楓稲荷神社、吉備神社、岐阜東照宮などの境内社にも様々なご利益が期待できる神様が祀られています。

また、春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と豊かな自然も素晴らしい。日常的に参拝したいと思わせる魅力がありますね。

周辺には、金華山の山頂にある岐阜城や川原町の古い町並み、岐阜大仏など観光スポットが多い。アクセスも良好なので、岐阜市へ観光へ訪れる際には、伊奈波神社へお詣りに訪れてみてはいかがですか。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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