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旅の体験談

松江城の観光、実際に訪れる前に抑えておきたい見所を紹介

松江城

松江市のシンボルと言えば、「松江城」と答える人が多いでしょう。

その威風堂々とした天守の外観は、美しいだけでなく、まさに戦う城と呼ぶに相応しい。

また、400年以上経過しても当時の姿のまま残っているのが素晴らしいですね。

日本全国探しても、そのような天守は、姫路城や彦根城、松本城など12城しかなく、大変貴重なもの。

その他にも国宝の決め手となった祈祷札や天守内にある井戸や塩の貯蔵庫など見所は盛り沢山。

敷地内には、自然豊かな松江城山公園が広がり、松江神社や興雲閣もありますので、足を運んでみましょう。

本記事では、松江城の見所を余すことなく紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • お城に興味がある
  • 松江城の見所を知りたい

松江市のシンボル、国宝「松江城」とは

松江城は、天下分け目の関ケ原の戦いが終わった後、出雲と隠岐を所領した堀尾吉晴(ほりおよしはる)によって、1607年より築城が開始されます。

宍道湖を見下ろせる丘の上に築かれ、1611年に完成するまで実に4年の歳月がかかりました。

松江城
松江城

世の中は、徳川幕府の治世により泰平の世になりつつありましたが、いつ戦が再発するかは分かりません。

そのため、城の中心部となる本丸は戦時に備えた作りですが、城の地形全体の設計に関しては、櫓(やぐら)の数が少なく防備が手薄だったと言われています。

なんともアンバランスなお城ですね。

松江城の城主は、堀尾氏から始まり京極氏、松平氏と変わっていきました。

松平氏の治世は、十代にまで渡り明治維新まで続いた次第です。

2015年7月には、国宝に指定されました。

松江城は、天守に千鳥が羽を広げたような形の破風が用いられていることから「千鳥城」とも呼ばれているよ。

個人的な一押しは、黒色を基調とする四重五階の天守。

その姿はまさにカッコイイの一言。(嬉)

松江城を取り囲んでいるお堀の風景も良い感じです。

松江城のお掘り

このお掘は遊覧船で一周できますよ。(詳しくは後述します。)

大手門横には「ぷらっと松江観光案内所」がありますので、まずはそこで松江城の情報を入手しましょう。

ぷらっと松江観光案内所
ぷらっと松江観光案内所

抑えておきたい松江城の見所を8つ紹介

現存天守からの眺め

国宝指定されている天守は、日本全国でも以下の5つしかありません。

  1. 松江城(島根県)
  2. 姫路城(兵庫県)
  3. 彦根城(滋賀県)
  4. 松本城(長野県)
  5. 犬山城(愛知県)

天守は、望楼様式を加えた複合天守閣であり、外観5層、内部は6階になっています。

特に最上階は「天狗の間」と呼ばれ、室内には壁がないため、360度の眺望が素晴らしい。

こちらがその景色。

天守からの眺め

遠くには、宍道湖が見える絶景が広がっていました。

当時とは城下町の景観は異なりますが、宍道湖は昔と変わらずあり続けているため、かつての城主たちが眺めたであろう景色を追体験できる。

つまり、殿様気分に浸れる訳です。

だからと言って、周りの人に殿様感覚で接しては駄目ですよ。(笑)

松江城は、明治時代の廃城令に伴い一度廃城された歴史があります。

その際、城内の建物は全部壊されましたが、有志の方たちの努力の末、天守だけは守られたそうです。

そのおかげで、今こうして現存天守を楽しめます。

当時の有志の方たちには、ありがとうと伝えたいですね。

国宝指定の決定打「祈祷札」

松江城は、2015年に国宝指定される前にも一度国宝になった過去があることをご存じですか。

法改正により、国宝指定が外されましたが、敷地内にある松江神社で見つかった2枚の「祈祷札」が国宝復活の決定打になったそうです。

祈祷札(レプリカ)
祈祷札(レプリカ)

この祈祷札は、松江城が完成した年に祈祷に使われていたという。

その証拠に天守地階の柱には、祈祷札が掲げられた釘跡が見つかり、2枚の祈祷札がピッタリ当てはまりました。

天守の年代は、この祈祷札により特定されることになり、見事国宝へ返り咲いたのです。

天守内には、祈祷札のレプリカが展示されていますので、お見逃しなく。

籠城になっても安心、城内にある井戸や塩蔵

天守に入って奥へ進むと、石垣に囲まれた「地階」には、珍しい遺構がありました。

それがこちらの大きな井戸。

井戸
井戸

「天守の中に何で井戸が?」と思った物ですが、それだけではありません。

なんと塩が貯蔵されている塩蔵もあり、我が目を疑った物です。(笑)

塩蔵
塩蔵

よくよく考えてみると、籠城した時の飲み水と備蓄食料なのだと納得しました。

人は食べ物が無くても水と塩があれば1ヶ月は生きられると言いますので、例え攻め込まれたとしても、最期まで徹底抗戦する構えだったのでしょう。

天守に現存している井戸があるのは、松江城だけ。

昔は名古屋城や浜松城にも井戸はあったそうですが、今は松江城にしか見られない大変貴重な物になっています。

戦うための装備も万全、馬溜や急勾配の階段、狭間

城内へ入ると、すぐに「馬溜(うまだまり)」と呼ばれる長方形の広場へ向かうことになります。

そこには、高さ13mも誇る巨大な石垣が並んでおり、松江城で一番高い城壁という。

馬溜
馬溜

確かに攻め込んで石垣をよじ登るのは大変そうだ。

また、開けた場所であるため、石垣の上にある狭間から敵兵に向けて鉄砲や弓矢で集中攻撃ができる。

城内の入口からしてこの防御力。

天守にも以下のような仕掛けが見られ、戦の準備も万全です。

  • 石落とし:石垣に近づく敵を鉄砲や石などで攻撃する開口部
  • 狭間(さま):鉄砲や矢を放つために設けた穴や窓
  • 石打棚:石垣を切り抜いている隠し部屋
  • 格子窓:窓に太い格子を縦に取り付け、外から内部が見えづらい
狭間
狭間
格子窓
格子窓

また、階段は急勾配になっているため、急いで上ると足を踏み外すかも。

階段

更に階段の上から敵兵を突き飛ばしたり、上り口を塞いでしまえば上ることもできません。

松江城では、様々なところで戦う工夫が見て取れますよ。

日本一の大きさを誇る木造のチャチホコ

松江城の天守の頂上には、2頭のシャチホコが誇らしげに鎮座しています。

シャチホコ
シャチホコ

高さ2.08mのシャチホコは、現存する木造のシャチホコの中では日本一の大きさを誇るもの。

天守に向かって右側がオスで、左側がメスという。

天守内では、古いシャチホコが展示されており、間近で見れますよ。

シャチホコ
展示されているシャチホコ

是非、シャチホコの大きさを実感してみて下さい。

2種類の手法で築かれた石垣

松江城の築城は4年かかりましたが、その中で石垣の工事には3年程費やしたそうです。

有名な石積み職人によって築かれており、全体の6割は「打ち込みハギ」という崩れにくい石積み手法が使われています。

石垣
石垣

天守台や城の南面に多く分布する石垣には、その石積み手法が見られ、石の角や面を割って平たくした石が特徴的ですね。

また、城の北側には、自然の石を加工せず積んだ「野面積み」という手法が用いられていました。

時間が取れる方は、じっくり石垣を見学していくと面白い物がみれるかも。

例えば、石垣の中には自然に出来たハート型の石があったり、刻印が刻まれた物があるという。

特にハート型の石を見かけると、幸せが訪れると言われています。

自然豊かな松江城山公園

松江城を中心に自然豊かな公園が広がっていました。

松江城山公園
松江城山公園
松江城山公園の風景

毎年4/1~4/15までは、「お城まつり」が開催され、各種イベントや出店で賑わいますね。

園内には、ソメイヨシノを中心におよそ190本植えられており、5月には200本のツツジが咲き乱れます。

城山公園の西~北側の森一帯にある約4,200本のヤブ椿の群落は、日本3大ヤブ椿の一つに数えられているという。

園内を散策しながら、のんびりした時間を過ごしましょう。

尚、園内にある「ちどり茶屋」では、蕎麦や抹茶、ぼてぼて茶などを頂けますよ。

ちどり茶屋
ちどり茶屋

雪のように真っ白いナンジャモンジャの花

先ほど紹介した松江城山公園には、雪のように真っ白な花を咲かせるナンジャモンジャの木があります。

ナンジャモンジャの木
ナンジャモンジャの木
ナンジャモンジャの花

一風変わった名前ですが、正式名称は「ヒトツバタゴ」と言う。

高さ15mほどの巨木に、ふわふわした見た目の白い花が印象的ですね。

見頃は5月上旬なので、この時期に松江城へ訪れる場合は、是非足を運んでみて下さい。

【花園あれこれ】

旅を続けていると、綺麗な花や巨木など様々な植物を見る機会が多いですね。下記記事では、是非足を運んでほしい花園を紹介します。

松江城の敷地内で立ち寄りたい場所

松江神社

松江城の二の丸に鎮座する松江神社。

松江神社
松江神社

松江開府の祖「堀尾吉晴公」や松平初代藩主「松平直政公」など松江を築き上げた偉人たちが祀られています。

元々は松江市西尾町に祭られていた東照宮の社殿を移転したもので、江戸初期に造られた貴重なもの。

松江神社からは、天守が良く見えますよ。

また、出雲地方ならではの頭を下げ、腰を上げている狛犬の姿も特徴的。

狛犬
狛犬

マスク姿もチャーミングではないでしょうか。

更にご縁を結ぶと言われるハート型の絵馬も人気ですね。

興雲閣

興雲閣(こううんかく)は、1903年(明治36年)に建てられた迎賓館で、島根県の指定有形文化財に指定されています。

興雲閣
興雲閣

モダンな外観だけでも写真映えしますが、館内の赤絨毯の階段や広々とした洋風の部屋など魅力的な撮影スポットが多いですよ。

興雲閣の館内

現在1階には、亀田山喫茶室というカフェが入っていますので、ティータイムしながら一息つくのも良いかも。

もともとは、明治天皇行幸の際に御宿所として使用する目的で作られました。

名物「堀川めぐり」を体験しよう

松江城を取り囲むお堀は、ほとんどが完全な状態で残っています。

松江城を見学した後は、お掘りを巡る名物「堀川めぐり」を体験してみて下さい。

松江堀川めぐり
堀川めぐり

遊覧船に乗って、全長約3.7kmのコースを船頭さんのガイドを聞きながら約50分で周遊します。

乗船場は市内に複数ありますが、その内の一つが松江城近くの大手前広場にありますね。

途中で下船したとしても、1日何度でも乗船が可能なのは嬉しいところ。

松江城近隣には、武家屋敷や松江歴史館、小泉八雲旧居など見所は満載です。

遊覧船に揺られながら、松江市内の観光としゃれ込んでみては如何でしょうか。

松江城の基本情報とアクセス

住所島根県松江市殿町1-5
電話番号0852-23-5470(ぶらっと松江観光案内所)
営業時間【本丸解放時間】
4/1〜9/30 7:00~19:30
10/1〜3/31 8:30~17:00

【天守入場時間】
4/1〜9/30 8:30~18:30(受付終了18:00)
10/1〜3/31 8:30~17:00(受付終了16:30)
定休日無休
天守入場料大人(高校生以上)680円
小人(小中学生)290円
外国人(大人)470円
外国人(子供)200円
30名以上で団体割引き有り

【アクセス】

  • JR松江駅からレイクラインバスに乗って国宝松江城県庁前のバス停で下車し、徒歩約3分(バスの乗車時間は約10分)
  • 松江しんじ湖温泉駅から市営バス(北循環線内回り)に乗って国宝松江城県庁前のバス停で下車し、徒歩約3分(バスの乗車時間は約5分)
  • 山陰自動車道・東出雲ICから車で約20分

松江城の駐車場

松江城の大手門前に有料の松江城大手前駐車場があります。(普通車67台)

また、松江城から少し離れていますが、松江城の北側に有料の城山西駐車場があります。(普通車136台)

この駐車場から松江城の大手門までは、徒歩約15分ほどです。

自動二輪(バイク)用の駐輪場と自転車用の駐輪場は、松江城の敷地内にありますよ。

自動二輪は、二の丸下の段脇の市道沿いに。

自転車は、観光案内所の裏側にあります。

尚、城内は歩行者が多いので安全のために、自動二輪は北側にあるは稲荷橋からしか入場できません。

まとめ

本記事では、松江城の見所を紹介しました。

現存12天守の一つや祈祷札、天守内にある井戸、塩の貯蔵庫など様々な見所をゆっくり見て回りましょう。

本記事では特に紹介しませんでしたが、天守内には、甲冑や和太鼓、北惣門橋の模型など様々な展示品があります。

是非、自分の目で確かめてみて下さい。

所要時間は、1時間から1時間30分程度です。

また、松江城のお掘りを遊覧船で一周したり、周辺にある武家屋敷や松江歴史館などへ足を運ぶのも楽しい。

松江の歴史や文化に触れ合えます。

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