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旅の体験談

玉造温泉の観光、願い石やおしろい地蔵さまなど見所を紹介

玉造温泉

日本人は、世界中で温泉好きとして知られています。

海外にも温泉はありますが、日本ほど治療目的だけでなく、娯楽としても広がっている国はないのではないでしょうか。

日本にある温泉の中でも古くから「美肌の湯」と言われ、今日に至るまで多くの人々が足を運ぶ「玉造温泉」があります。

その温泉街には、情緒あふれる素敵スポットが目白押し。

例えば、玉作湯神社で願い石から縁結びのパワーを授かったり、清巌寺でおしろい地蔵さまに病気平癒を祈願するのも良いでしょう。

本記事では、玉造温泉街で浴衣を着て歩き回れる素敵な見どころを9つ紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 日本中にある色々な温泉へ浸かってみたい
  • 玉造温泉街の見どころを知りたい
  • 玉造温泉に興味がある

美肌の湯として知られる「玉造温泉」とは

玉造温泉街の風景
玉造温泉街の風景

玉造温泉街の見所を紹介する前に、多くの女性が求めてやまない「美肌の湯」で知られる玉造温泉について紹介します。

玉造温泉は、島根県松江市玉湯町玉造にある日本最古の湯の一つです。

玉造温泉街の眺め

1,300年前の書物「出雲国風土記」では、玉造温泉の「美肌の湯」としての評判が記されており、その評判は今日まで続いていますね。

「一度入浴すれば肌が若返り、二度入浴すればどんな病も治癒してしまう。」と出雲国風土記に記されている通り、まさに神の湯と呼ぶに相応しい。

玉造温泉街に合った看板

こんな温泉があれば、誰しもが入浴したくなるものです。

玉造温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性)。

美肌成分のメタケイ酸が多く含まれるので、天然の化粧水のようです。

つまり、角質や汚れを落とす石けんのような効果があるので、お肌が綺麗になるのも頷けます。

そんな名湯につかり、日々のストレスがほぐされ、心身共に癒されましょう。

2016年には温泉総選挙が行われ、玉造温泉は環境大臣賞、うる肌部門第1位を受賞しました。

玉造温泉のアクセス

JR玉造温泉駅
JR玉造温泉駅

公共交通機関を使って玉造温泉へ向かう場合は、JR玉造温泉駅が最寄り駅です。

この駅から玉造温泉街までは、約1.5kmほど離れているため、駅からバスやタクシーを使うのも良いでしょう。

駅から西へ約300mほど歩けば、玉湯川が流れていますので、そこから玉湯川沿いに南へ向けて残り1.2kmほど真っ直ぐ歩いていると、玉造温泉街へ辿り着きます。

道中には、日本庭園を思わせるところもありました。

日本庭園

砂砂利の上に石燈籠と石の配置が良い味を出していますね。

また、桜シーズンに訪れると桜並木も見られます。

しばらくすると、目の前に玉造温泉の案内板が見えてきますので、案内板の指示通りに右側へ向かいましょう。

玉造温泉の案内板
玉造温泉の案内板

すると、直ぐに玉造温泉街へ辿り着きました。

余談ですが、玉造温泉駅から少し遠回りして玉造温泉街へ向かっていると、温泉の源泉を使ってゆで卵を作れる「おもじろ釜」がありますよ。(詳しくは後述します。)

興味のある方は、立ち寄ってみるのも良いですね。

【アクセス】

  • JR玉造温泉駅からタクシーで約5分(玉作湯神社まで)
  • JR玉造温泉駅から一畑バスに乗って、玉造温泉のバス停で下車後直ぐ(バスの乗車時間約7分)
  • JR松江駅から車で約20分

情緒あふれる玉造温泉街の素敵スポットを紹介

縁結びのパワースポット「玉作湯神社」

願い石
願い石

玉造温泉街で外せない所と言えば、玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)です。

この神社の境内には、「願い石」と呼ばれる直径約35~40cmほどの丸い石が安置されていました。

この願い石はもの凄いパワーを秘めており、社務所で授かる「叶い石」を願い石に触れて願い事をすれば石のパワーを授かり、願いが叶うという。

パワーを授かった叶い石をお守り袋に入れて持ち歩けば、きっと良い事があるでしょう。

尚、叶い石を授かる時に、お守り袋も入手できますよ。

玉作湯神社のお守り

叶い石と願い石を使ったユニークな参拝体験は、旅の思い出に残りました。

縁結びだけでなく、美肌や安産、育児のご利益があるため、是非足を運んでみて下さい。

尚、玉作湯神社の詳細については、下記関連記事で紹介します。

美肌や病気平癒を祈願できる「清巌寺」

おしろい地蔵さま
おしろい地蔵さま

玉作湯神社と合わせて訪れたいのが「清巌寺(せいがんじ)」です。

こちらの参拝方法も玉作湯神社の願い石に負けて劣らずユニークですね。

境内には、「おしろい地蔵さま」が安置されており、この地蔵さまにおしろいを塗って祈願する一風変わった参拝方法は実に面白い。

その際、絵馬のようなお札に描かれた人体(又は顔)に、色鉛筆で治したい部位を塗りましょう。

おしろい地蔵用のお札
おしろい地蔵用のお札

聞くところによると、昔、顔にあざの合ったお坊さんが地蔵様へおしろいを塗って祈願したところ、あざが綺麗に治ったそうな。

また、美肌だけでなく、病気平癒も祈願できるのは嬉しい限り。

近年、SNSなどで口コミが広がり、多くの女性が訪れる人気スポットになっています。

尚、清巌寺の詳細については、下記関連記事をご確認下さい。

縁結びのシンボル「勾玉橋」

勾玉橋
勾玉橋

玉造の地は、勾玉発祥の地として知られており、玉造の勾玉は天皇即位の献上品に用いられていたと言われています。

そんな勾玉をかたどった橋が「勾玉橋」。

玉造温泉のシンボル的な橋です。

大きな緑の勾玉が橋に植えつけられているのが印象的。

是非、勾玉へ触れてみて下さい。

勾玉橋の勾玉

何か良いことが起こるかも。

橋の近くにある階段を降りると、玉湯川の近くを歩けますので、マイナスイオンを感じてみましょう。

玉湯川

八百万の神様がお休みになる「きらきら橋」

きらきら橋にあったオブジェ

先ほど紹介した勾玉橋より、ある意味ユニークな橋が「きらきら橋」です。

この橋には、まるでカッパドキアのミニュチュアのような家が沢山ありました。

この小さな家は、神様のお家という。

日が暮れるとお家に灯がともり、神様がお泊りになるそうな。

また、小さなふくろうの像も可愛らしい。

神様の小さなお家とふくろう

橋には、神様が温泉に入浴している様子が描かれていました。

きらきら橋
きらきら橋

特に散歩するなら夜がおすすめ。

夜になると、欄干にある小さなお家に明かりが灯り、きらきら光り始めますよ。

恋(鯉)が近づく「恋来井戸」

玉湯川沿いを歩いていると、見つけた小さな東屋。

始めは休憩所かと思いましたが、実はここには井戸があり「湯閼伽(ゆあか)の井戸」という。

別名で「恋来井戸(こいくるいど)」と呼ばれており、こちらの方が有名かも。

恋来井戸
恋来井戸

東屋には「恋叶いの素(鯉の餌)」(100円)がありますので、川面に投げると鯉(恋)が近づいてきますよ。

鯉(恋)が早く沢山集まれば、それだけ遠からず良縁が結ばれるかも知れません。

鯉

湯薬師広場のたらい湯と美肌温泉ボトル

たらい湯
たらい湯

湯薬師広場のたらい湯は、玉造温泉の源泉を柄杓ですくい容器に入れて持ち帰れますよ。

もちろん無料です。

この源泉を体にかけると、もちもち・しっとり肌を作る嬉しい効能。

これも保湿成分にメタケイ酸がたっぷり含まれているから出来ること。

美肌温泉ボトルが収納されている箱

たとえ容器を持っていなくても、たらい湯の傍にある箱の中には、有料のペットボトルが収納されています。(200円/本)

美肌温泉ボトル
美肌温泉ボトル

ペットボトルのサイズは小ぶりで持ち運びしやすいし、バックにも収納しやすいです。

また、温泉の効能は5日間ほど期待できるそうなので、使い切るには丁度良いサイズですね。

気になる女性(又は男性)へプレゼントしてみては如何でしょうか。

姫神広場などで無料で入れる足湯

姫神広場
姫神広場

玉造温泉街には、姫神広場など無料で入れる3つの足湯があります。

町歩きに疲れたら、足湯に入ってゆっくり休みましょう。

美肌の湯を使った足湯は、気持ち良いですよ。

広場には、姫神様の像もありますので、お見逃しなく。

姫神の像
姫神の像

また、玉湯川沿いにも足湯がありますので、足湯のハシゴも良いかも。

川沿いの足湯

足湯につかりながら、情緒ある温泉街を眺めて、ゆったり過ごせます。

しあわせの青めのう

「しあわせの青めのう」の案内板

温泉街を歩いていると、「しあわせの青めのう」を書かれた案内板を見つけました。

この案内板によると、玉湯川の中に勾玉島があるという。

近くに流れる玉湯川を探しても見てもみつからない。

しかし、よくよく川の中を見てみると、勾玉の形をした場所を見つけた次第です。

残念ながら私が訪れた日は、島は水没しており、その姿をしっかり見ることができませんでした。

勾玉島
勾玉島

何でも水没確率は51%にのぼるそうです。

この島の中には、青めのうの原石が置かれており、触ると幸運が訪れるという。

触れるかどうかは、運しだいですね。

恋が叶う「宮橋(恋叶い橋)」

宮橋(恋叶い橋)
宮橋(恋叶い橋)

先ほど紹介した玉作湯神社の手前に流れる玉湯川には、「宮橋(恋叶い橋)」が架かっています。

赤い欄干が特徴的であり、中央が少し盛り上がったアーチ形の橋。

宮橋(恋叶い橋)

よく見かける形状の橋ですが、この橋の上で玉作湯神社の鳥居が映るように記念撮影すれば、恋が叶うという。

玉作湯神社へ参拝に行く前に是非、足を運ぶことをおすすめします。

おもじろ釜でゆで卵を作ろう

おもじろ釜
おもじろ釜

県道263号線沿いの「花仙トンネル」の近くには、玉造温泉の源泉を引いた「おもじろ釜」が設置されており、ここでゆで卵を作れます。

JR玉造温泉駅からは、南へ約1kmほど離れたところにありますので、玉造温泉へ向かう途中で立ち寄るのも良いかも。

残念ですが、周りに卵を売っているお店はないため、卵と紐の付いたネットの持参は必須です。

カラスが悪戯することもあるため、釜の中へネットを引っ掛けるだけだと持っていかれるという。

おもじろ釜

そのため、解けないようしっかり結びましょう。

温泉の温度は70℃と高温なため、火傷しないよう気を付けて下さい。

私が訪れた日は、泉源設備の関係でしばらくの間利用中止なっていました。(涙)

玉造温泉の基本情報

住所島根県松江市玉湯町玉造
電話番号0852-62-3300(観光案内所たまなびや)

【「観光案内所たまなびや」のアクセス】

JR玉造温泉駅から玉造温泉街へ向かう道中に「観光案内所たまなびや」があります。

玉造温泉の駐車場

玉造温泉街の入口に無料駐車場があります。(普通車約50台)

駐車場の利用時間は、9:30~19:00。

温泉街はそれほど道幅が広くなく、人通りもそれなりにあるため、駐車場へ車を止めて歩いて温泉街へ向かうほうが無難です。

因みに、駐車場から足湯のある姫神広場までの距離は約400m程度ですね。

まとめ

昔から「美肌の湯」として多くの人たちに愛されている玉造温泉。

情緒あふれる温泉街を歩きながら、素敵な時間を過ごしてみませんか。

本記事で紹介した9つの観光スポット以外にも、グルメスポットなどまだまだ見て回れるところはありますよ。

是非、自分の目と足で確かめてみて下さい。

縁結びスポットとして有名な玉作湯神社を始め、美肌や病気平癒を祈願できる清巌寺などへ足を運び、旅の思い出を作りましょう。

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