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旅の体験談

玉造温泉街にある清巌寺へ行こう、おしろい地蔵さまに美肌祈願

清巌寺のおしろい祈願札

1,300年前から美肌の湯として知られる玉造温泉。

その温泉街には、美肌祈願ができるお地蔵さまが存在することをご存じですか。

そのお地蔵さまは「おしろい地蔵さま」と呼ばれており、清巌寺(せいがんじ)に安置されています。

人によって肌の悩みはそれぞれですが、美肌になりたい女性は多いはず。

お地蔵さまにおしろいを塗って美肌を祈願してみましょう。

祈願方法も実にユニーク。旅の思い出に残りますよ。

本記事では、清巌寺のおしろい地蔵さまへ美肌や病気平癒を祈願する方法をお伝えします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 神社仏閣に興味がある
  • 肌に悩みがある
  • おしろい地蔵さまの参拝方法を知りたい

おしろい地蔵さまのある清巌寺とは

清巌寺
清巌寺

清巌寺(せいがんじ)は、島根県松江市玉湯町玉造に位置する寺院です。

臨済宗妙心寺派に属し、温泉山と号しています。

1637年(寛永14年)に松江円成寺二世瑞岩和尚によって開山されました。

ご本尊は、阿弥陀如来で安阿弥 (あんあみ) 作と伝えられており、高さは55cmもあるという。

清巌寺(本堂)
清巌寺(本堂)

境内にある「おしろい地蔵さま」が有名であり、美肌になりたい女性が良く足を運ばれる。

また、出雲三十三番観音霊場に指定されている岩屋寺も境内にあり、三十三番巡りも楽しそう。

玉造温泉街に位置していることから、温泉へ浸かって心身を癒し、浴衣姿でお詣りへ訪れてみませんか。

清巌寺では、永代供養も行っていますので、継承者のいない人や墓地や墓石を持たない人、お寺に関わりがない人でも供養してもらえます。

死後まで頼れるなんて、実に頼もしいお寺ですね。

おしろい地蔵さまの言い伝え

おしろい地蔵さま
おしろい地蔵さま

美肌になりたい女性の参拝客が後をたたない「おしろい地蔵さま」。このお地蔵さまには、様々な言い伝えがあります。

例えば、肌荒れに悩んでいた女性が、お地蔵さまにおだんごの粉を塗ったところ、すべすべのお肌になったという。また、お地蔵さまをおだんごの粉で白くお化粧していた女性が良縁に恵まれたそうです。

なぜ、お地蔵さまへお化粧をしようと思い立った理由は不明ですが、お地蔵さまも綺麗なお化粧に大層喜ばれているに違いありません。

美肌祈願だけでなく、体の悪いところや健康を願う病気平癒にもご利益があるとされている大変有難いお地蔵さまです。

この地で100年以上も多くの人々を見守ってきました。そんなお地蔵さまへ感謝の意味を込めて、穏やかな顔で手を合わせ祈りを捧げましょう。

おしろい地蔵さまの祈願方法

おしろい地蔵さまへの祈願方法は、独特であり実に面白い。

その参拝方法をまとめると以下のようになります。

おしろい地蔵さまへの祈願方法
  1. 本堂へお詣りする
  2. おしろい祈願札を手に入れる
  3. おしろい祈願札へ気になる部位に色鉛筆で色を塗る
  4. おしろい祈願札を奉納する
  5. おしろい地蔵さまへおしろいを塗り祈願する

境内には、こちらのように祈願方法が掲示されているので、実に分かりやすいですね。

おしろい地蔵さまの祈願方法

それぞれについて、詳しく解説していきます。

本堂へお詣りする

清巌寺(本堂)
清巌寺(本堂)

まず始めに本堂へ向かいましょう。

本堂へ辿り着いたら、手前にある浄財箱へお布施を入れてお詣りします。

この時、心の中で美肌や健康についてお願いすると良いかも。

しっかりお詣りし終えたら、次は「おしろい祈願札」を授かりましょう。

おしろい祈願札を手に入れる

おしろい祈願札の入手

本堂へ向かう途中で見かけた建物の縁側では、おしろい祈願札やお守りを授かれます。

木箱の中には、赤色と青色の祈願札がありますので、祈願したい内容によって色を選びましょう。

赤色はお顔用。青色はお体用です。

両方祈願したい場合は、2つの祈願札を入手します。(300円/札)

おしろい祈願札が入っている木箱
おしろい祈願札が入っている木箱

ちなみに私が授かったのは、青色の祈願札。

おしろい祈願札
おしろい祈願札

可愛らしい絵柄もGoodです。

この祈願札の袋にも、境内で掲示されていたおしろい地蔵さまへの祈願方法が記載されていました。

おしろい祈願札へ気になる部位に色鉛筆で色を塗る

おしろい祈願札
おしろい祈願札

祈願札の袋を開封すると、中には絵馬のようなお札が入っています。

お体用のお札は、全身が描かれており、お顔用のお札には顔のみが描かれていますので、色鉛筆を使って気になる部位を塗りましょう。

ちなみに私は、両膝を塗りました。

尚、色鉛筆は予め用意されているので、持参しなくても大丈夫ですよ。

おしろい祈願札を奉納する

清巌寺のおしろい祈願札

右手側へ歩くと、おしろい地蔵さまがいました。

その隣には、祈願札を引っ掛けるところがありますので、色を塗った祈願札を奉納しましょう。

沢山の祈願札を眺めてみると、多くの人が美肌や健康を維持したいことが良く分かりますね。

おしろい地蔵用のお札

おしろい地蔵さまへおしろいを塗り祈願する

おしろい地蔵さま

お地蔵さまが2尊並んでいますが、左側のお地蔵さまには「おしろい地蔵」と書かれたネームプレートがありました。

右側のお地蔵さまにもおしろいが塗られていますので、どちらを選んでも構わないのかも知れません。

迷うようでしたら、ネームプレートがある方のお地蔵さまを選ぶのが無難ですね。

お地蔵さまの下部には、小さな扉があり、その中にはおしろいと筆が入っていました。

おしろいが入っている引き出し
おしおいと筆

筆におしろいを付けて、お地蔵さまへ塗りましょう。

この時、お札と同じ部位へ塗るのがポイントです。

おしろい地蔵さま

気持ちを込めて丁寧に塗ってあげます。

お地蔵さまにおしろいを塗るなんて罰当たりな行為と思われますが、ご安心下さい。

これが、おしろい地蔵さまの正式な祈願方法ですよ。

おしろいを塗り終えたら、最後に美肌や病気平癒をお願します。

個人的に気になったのが、お地蔵さまの隣りに安置されていたお大師さま。

こちらの方は、なぜかお地蔵さまより、おしろいが塗られており真っ白な状態に。

おしろいを塗られたお大師さま
お大師さま(弘法大師)

いいのかな~なんて思うのは私だけでしょうか。

きっと、お大師様は寛容な方でいらっしゃるので大丈夫と思いたいですね。

清巌寺の境内を散策しよう

清巌寺の境内

おしろい地蔵さまへ祈願を終えた後は、境内を見て回りました。

本堂の左側には、布袋様をお祀りしている岩屋寺があります。

出雲三十三番観音霊場の最後の札所ですね。

岩屋寺
岩屋寺
岩屋寺

かつて、三十三番の結願霊場は岩屋寺跡古墳の山中にありました。

1702年(元禄15年)に堂宇が建立され、松峯山岩屋寺と称したそうです。

その後、1872年(明治5年)に清巌寺へ移建され今に至ります。

こちらの小さな祠では、秋葉山大権現さまをお祀りしていますよ。

秋葉山大権現さまを祀る祠
秋葉山大権現さまを祀る祠

火防、火伏せの神様として全国で信仰されていますので、知っている方も多いのでは。

その他にも丸い外観が可愛らしい手水鉢があったり、布袋さまの像もありました。

布袋さまには、おしろいが塗られていませんでしたが、やはりお地蔵さまから距離が離れているからでしょうか。

手水鉢
手水鉢
布袋さま
布袋さま

静かにゆっくり時間が流れている境内を歩いたり、縁側などで休憩したりしていると心が落ち着きますね。

清巌寺の基本情報とアクセス

住所島根県松江市玉湯町玉造530
電話番号0852-62-0516
参拝時間参拝時間は、夜明けから日没まで
寺務所への受付時間は9:00~17:00
定休日無休

【アクセス】

  • JR玉造温泉駅からタクシーで約5分
  • JR玉造温泉駅から一畑バスに乗って、玉造温泉のバス停で下車後、徒歩約4分(バスの乗車時間約7分)
  • 松江玉造ICから車で約10分

清巌寺の駐車場

清巌寺には、無料駐車場があります。(普通車10台)

尚、約100mほど離れたところには、玉作湯神社がありますので、そちらの駐車場(普通車20台)を利用しても良いでしょう。

まとめ

美肌の湯として知られる玉造温泉へ訪れたら、美肌や病気平癒を祈願できる清巌寺へ足を運んでみましょう。

お地蔵さまへおしろいを塗って祈願できるところは、全国的にも珍しい。

人によって肌の悩みは様々なので、美肌祈願ができるお地蔵さまは大変有難い。

肌に悩みがある方は、おしろい地蔵さまへ祈願してみては如何でしょうか。

お地蔵さまは、玉造の地であなたが訪れるのを待っています。

【神社仏閣の紹介(その3)】

神社仏閣の中には、おしろい地蔵さまの祈願方法のように独自の参拝の仕方がありますね。下記記事では、そんな珍しい参拝方法のある神社仏閣を紹介します。

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