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旅の体験談

宍道湖の美しい夕日スポットを紹介、絵になる夕景を堪能しよう

宍道湖の夕日

日本全国には、沢山の夕日スポットが点在しています。

島根県松江市と出雲市を跨っている宍道湖(しんじこ)もその一つに数えられており、夕日百選に選ばれているベストビュースポットです。

茜色に染まる夕景と穏やかに揺らぎ輝く湖面の組み合わせは、まるで良く出来た絵画そのもの。

宍道湖の夕日スポットは点在していますが、評判の高い場所として岸公園や白潟公園などがありますよ。

また、サンセットクルーズで船上から夕日を眺めてみましょう。

本記事では、旅のハイライトに相応しい「宍道湖」の夕日スポットを紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 夕景が好き
  • 宍道湖の夕日スポットを知りたい

宍道湖とは

宍道湖
宍道湖

宍道湖は、淡水と海水が混ざり合った所謂「汽水湖」の一つです。日本国内で7番目の大きさを誇り、形状は東西に長い長方形。

周囲は約47kmもあり、沿岸には観光スポットも沢山あるため、充実した宍道湖一周サイクリングやドライブが楽しめます。

その日のサイクリングやドライブの最後は、宍道湖の夕日で締めるのが素敵ですね。素晴らしい夕景と共にかけがいのない時間を過ごしましょう。

夕景以外にもシジミ漁で有名であり、湖内の漁獲量の約9割を占めるとか。また、シジミの漁獲高では日本一に輝いています。

汽水湖のため魚種も豊富であり、シジミを始めスズキやウナギ、コイ、シラウオなどが生息していますよ。

夕日を堪能した後は、宍道湖七珍と呼ばれる「スモウアシコシ」の料理を堪能してみては如何でしょうか。

「スモウアシコシ」とは、 スズキ、モロゲエビ、ウナギ、アマサギ、シラウオ、コイ、シジミのそれぞれの頭文字を取ってつなげた呼び名だよ。

宍道湖の夕日スポットを紹介

宍道湖へ訪れたら絶対に外せない夕日スポットを4つ紹介します。

宍道湖の夕日スポット
  1. 島根県立美術館と岸公園
  2. とるぱ
  3. 白潟公園
  4. サンセットクルーズ「はくちょう号」

これらは定番スポットとして多くの人たちに知られていますので、夕暮れ時には多くの人で賑わいますよ。

是非、足を運び自分だけのお気に入りビュースポットを探してみて下さい。

様々な角度から夕日を眺めて楽しみましょう。

松江観光協会の公式ホームページでは、宍道湖に映える夕日が見える度合いを「夕日指数」として1週間先まで公開しています。

夕日指数は、様々な気象条件や地形的特性を考慮して算出され、値が高いほどより良い気象条件で夕日を鑑賞できるという。

宍道湖の夕日を鑑賞する前に、この夕日指数を確認してみよう。

島根県立美術館と岸公園

島根県立美術館
島根県立美術館

国内外の絵画や彫刻などが展示される湖畔に佇ずむ美術館が島根県立美術館です。

この美術館のコンセプトは、「水と調和する美術館」「夕日につつまれる美術館」であり、夕日もアートの一部として取り入れています。

1階のロビー部分が入場無料となっており、室内から沈みゆく夕日を漫喫できますよ。

カフェや土産屋もあるので、夕日までの待ち時間として過ごすのも良いかも。

この美術館の外に広がる岸公園には、多くの野外アート作品が設置されていました。

野外アート作品の中でも目を引くのがウサギの銅像。沢山ありますので探してみて下さいね。

こちらの12匹のウサギが織りなす躍動感あふれる姿は見事です。

ウサギの銅像
ウサギの銅像
躍動するウサギの銅像

湖側から数えて2番目のウサギを、西を向いて優しく触れば幸せが訪れるという。

更にシジミをお供えすれば、効果のアップが図れるそうですよ。

こちらのウサギは、夕日を眺めながら何を思っているのでしょうか。

夕日を眺めるウサギ

ウサギ以外にも様々なアート作品が設置されており、見ているだけで楽しいですね。

夕日とアート作品(その1)
夕日とアート作品(その2)
夕日とアート作品(その3)

ちなみに岸公園は、宍道湖の岸にある公園と思われがちですが、床几山に開設した岸運動場が前身です。

岸運動場は1955年に松徳女学院へ売却された後で、10年後の1965年に宍道湖畔の埋立地に岸公園が造成されました。

広々とした芝生は開放感があり、アート作品と共に沈みゆく夕日を堪能しましょう。

宍道湖の夕日
宍道湖の夕日
湖畔から眺める夕日

島根県立美術館

  • 住所 島根県松江市袖師町1-5
  • 電話番号 0852-55-4700
  • 営業時間【10月~2月】10:00~18:30 【3月~9月】10:00~日没後30分
  • 定休日 火曜日、年末年始(12/28~1/1)
  • 駐車場有り(230台)・・・3時間まで無料
  • コレクション展の料金は一般300円、大学生200円、小中高生は無料
  • 20名以上で団体割引き有り

【アート作品の紹介】

旅を続けていると野外のアート作品を見かけることが多いですね。下記記事では、そんなアート作品を紹介します。

とるぱ

階段のような形状をしたテラス席

「とるぱ」は、宍道湖の夕日を楽しむために整備された代表的な夕日スポットです。

夕日が見やすいように設計されており、湖畔の幹線道路沿いにあります。

幅広い階段のような形状をしたコンクリートのテラス席が整備されていますので、座りながら夕景を楽しみましょう。

特に宍道湖唯一の島である嫁ヶ島(よめがしま)越しの夕日は、素晴らしいの一言。

嫁ヶ島と夕日
嫁ヶ島と夕日

沈みゆく宍道湖の夕日と嫁ヶ島のシルエットは、多くの人を魅了するでしょう。

是非様々な角度から嫁ヶ島と夕日のコラボをお楽しみ下さい。

また、湖畔には袖師地蔵さまもいらっしゃるので、夕日と一緒に撮影するのも良いかも。

袖師地蔵さま
袖師地蔵さま

「とるぱ」から少し北側へ歩けば岸公園へつながっているのも嬉しいですね。

ちなみに「とるぱ」の命名は、「夕日を撮るパーキング」を略したものだよ。

とるぱ

  • 住所 島根県松江市袖師町5
  • 電話番号 0852-27-5843(松江市観光協会)
  • 無料駐車場有り(普通車21台、大型2台、障碍者用1台)

白潟公園

白潟公園
白潟公園

白潟公園(しらかたこうえん)は、宍道湖大橋の南詰から島根県立美術館まで続く、宍道湖沿いに位置する長細い公園です。

松林が美しく和情緒のある公園のため、犬の散歩やデートスポットに使われています。

特に高さが6mもある「青柳楼の大燈籠」の存在感は半端ないですよ。

青柳楼の大燈籠
青柳楼の大燈籠

この大灯篭は、日が暮れ始めると明かりが灯り、夕景との景色は良く出来た絵画そのもの。

大燈籠と夕景

ベンチやトイレなども整備されていますので、ベンチに座りながら夕日を眺めましょう。

また、宍道湖に関連するマメ知識が記載されたパネルが点在していますよ。

春には桜が咲き誇るお花見スポットとして、多くの松江市民に親しまれています。

宍道湖と調和する美しい街並みは、「水の都松江」を象徴する景色と言えるでしょう。

白潟公園から眺める夕日

白潟公園

  • 住所 島根県松江市灘町233-1
  • 電話番号 0852-27-5843(松江市観光協会)
  • 無料駐車場有り(普通車10台)

サンセットクルーズ「はくちょう号」

宍道湖観光遊覧船「はくちょう」
宍道湖観光遊覧船「はくちょう」

宍道湖を陸地からだけでなく、船上から眺めてみませんか。

宍道湖観光遊覧船「はくちょう」では、最終便のみ夕暮れの時間に合わせて出航し、約1時間のクルージングを楽しめます。

船上で真っ赤に染まる宍道湖を眺めながら、優雅なひと時を過ごしましょう。

船は途中で旋回するため、座る位置を気にしなくても大丈夫。

宍道湖唯一の島である嫁ヶ島の真横を通りますので、間近で嫁ヶ島を見られるのは嬉しいですね。

ガイドによる宍道湖にまつわる逸話などに耳を傾けながら、夕日クルージングを楽しみましょう。

宍道湖観光遊覧船「はくちょう」

  • 住所 【第一乗船場】松江市東朝日町150-7 【第二乗船場】松江市伊勢宮町
  • 電話番号 0852-24-3218(白鳥観光有限会社)
  • 運行時間 9:30~サンセットクルーズ 90分間隔で出航
  • 料金 大人1,500円 小人750円 ※15名以上で団体割引有り
  • 無料駐車場有り(普通車約30台)
  • ※日没時に合わせて夕日コースを運航

【クルージングと島旅】

クルージングを行うと、海上から様々な景色を堪能できますよ。それも旅の醍醐味の一つですね。下記記事では、クルージングの様子や島旅の魅力と注意点を紹介します。

宍道湖のアクセス

宍道湖のアクセス手段として鉄道や飛行機、高速バスがあります。

まずは鉄道ですが、最寄り駅はJR松江駅または松江しんじ湖温泉です。

関東・四国・九州・近畿地方から訪れる場合は、岡山駅まで新幹線で向い、そこから特急「やくも」に乗り換えて松江駅を目指しましょう。

もし東京から向かわれる場合は、松江駅へ停車する寝台列車「サンライズ出雲」がおすすめ。

2022年9月時点の時刻表で調べてみると、東京駅を21:50に発車して、翌日9:29に到着することが分かりました。

JR松江駅
JR松江駅

飛行機では、最寄りの空港は出雲空港(出雲縁結び空港)になります。

東京(羽田)や大阪(伊丹)、名古屋(小牧)、仙台などの空港から島根県出雲市にある出雲空港へ向かいましょう。

出雲空港
出雲空港

出雲空港からは、連絡バスで松江駅や松江しんじ湖温泉駅へ向かえます。

尚、出雲空港から約20kmほど西へ向かえば、縁結びで有名な出雲大社がありますので、合わせて訪れるのも良いですね。

出雲大社から約5分ほど歩けば、出雲大社駅がありますので、この駅からサイクルトレイン「一畑電車」へ乗って、松江しんじ湖温泉駅まで移動しましょう。

松江しんじ湖温泉駅
松江しんじ湖温泉駅

最期に高速バスですが、東京や大阪、名古屋などから松江駅へ出発するバスが出ています。

鉄道や飛行機と比べて、旅費を安くできますが、長距離移動となるため人によっては疲れるかも。

それでも交通費を抑えられるのは、大きなメリットです。

まとめ

宍道湖の夕日
宍道湖の夕日

松江市へ訪れる機会があれば、一日の終わりに宍道湖の夕日を眺めてみませんか。

沈みゆく美しい夕日を眺めていると、言葉にならない感動を覚えます。

今回紹介した宍道湖の夕日スポットを以下にもう一度まとめました。

  • 島根県立美術館と岸公園
  • とるぱ
  • 白潟公園
  • サンセットクルーズ「はくちょう号」

定番のスポットばかりですが、定番のため外れがなく、誰しもが満足を覚えることは間違いありません。

一人や家族連れ、カップルで訪れて明日は今日より良い一日になることを沈みゆく夕日に願いましょう。

宍道湖で最高の夕日を眺めて、今日一日のハイライトを飾ってみて下さい。

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