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島旅のすすめ!自転車で離島を旅する魅力と注意点とは

自転車で離島を旅する魅力と注意点とは

日本は島国ですが、一体どれだけの島々で構成されているか存じですか。

本州・北海道・四国・九州・沖縄本島を除くと、6,847件の離島があることが分かっています。

もちろん、全ての離島に人が住んでいる訳ではありません。

これほどの多くの離島があると言う事は、それだけ多くの独自の文化が築いていたりしますね。

だからこそ、フェリーに乗って離島へ上陸し、自転車で島を巡る所謂「島旅」は、いつもワクワクしてしまうのです。

本記事では、ゆっくり時間が流れる島々を、自転車で旅する魅力や注意点についてお伝えします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 島旅が好き
  • 島旅の魅力や注意点を知りたい
  • 離島をサイクリングして楽しみたい

島旅は魅力がいっぱい、自転車で島旅へ出かけよう

普段日本本土で暮らしていると、中々離島へ行く機会が少ないですね。

特に離島へは、フェリーなどの船に乗って海を渡らなければならないため、それだけでも手間がかかります。

女木島と男木島へ向かうフェリー

しかし、手間をかける価値は十分にありますので、「気が付いていたら、次の島旅の計画を立てていた」なんてことも起こり得るかも。

島旅には、本土とは違った雰囲気や魅力があふれており、サイクリングするには絶好のロケーションです。

自転車で行う主な島旅の魅力について、以下にまとめました。

主な島旅の魅力

  • ゆっくり流れる時間に癒される
  • 海が近く、絶景ロードが続く
  • 車の交通量が少ない
  • 独自の歴史に触れられるスポットが多い
  • 離島への上陸時にワクワクする
  • 島民との触れ合い

また、島旅でサイクリングを満喫するためには、以下の注意点に気を付けるべきです。

主な島旅の注意点

  • フェリーの運航時間
  • 補給場所が少ない
  • アップダウンが多い
  • 日差しや風が強い時もある

必要に応じて衣類や荷物などの準備が必要になったりしますので、事前に万全な準備を整えて島旅へチャレンジして下さい。

島旅は、いつも以上に非日常を味わえますので、ゆっくり島内をサイクリングしていれば、十分に心が癒されるでしょう。

島旅の魅力とは、島旅をお勧めする理由

ゆっくり流れる時間に癒される

島には、本土にあるような大きな繁華街やオフィス街がなく、集落があってもそれほど大きくはありません。

海が見える道路

誰しもが、時間に追われることなく、自然のまま暮らしていたりしますね。

そんな空気感が島全体を包み込み、あたかも時間がゆっくり流れているように感じます。

また、波の音を始め、潮や草木の香りなど自然のありのままの風景が、すこぶる気持ちいい。

そんな場所でサイクリングしていると、心が癒されます。

【島旅の様子とは】

島旅に限った事ではありませんが、旅を続けていると新しい発見に胸が躍りますね。下記記事では、そんな島旅をレポートしました。

海が近く、絶景ロードが続く

当たり前ですが、島は海に囲まれています。

そして、大抵の島の外周部の道路は、良く整備されており、島一周のサイクリングが出来たりしますね。

海岸線の風景

そのため、海と道路の距離が非常に近く、いつでも海を眺めながらサイクリングができたりします。

これは内陸部では味わえない、離島ならではの特権です。

陽光に照らされ、様々な表情を見せてくれる海の景色を楽しみながら、潮風を感じましょう。

海の絶景が続くサイクリングを一度でも満喫すると、何度でも訪れたくなる魅力にあふれています。

モチベーションの保ち方

どこまでも続く海岸線をサイクリングしていると、テンションが上がりますね。サイクリングの趣味を続けるためにもモチベーションの維持は大切です。下記記事では、モチベーションの保ち方についてお話します。

車の交通量が少ない

島は本土と比べて住んでいる人が少ないです。

そのため、車の交通量は圧倒的に少なく、ストレスフリーでサイクリングができたりします。

また、信号も少ないため、島一周をしている時にほとんど信号待ちに合わない事が何度もありました。

島によっては、車に一台もすれ違わないことも。

眼下から眺めた海岸線

車道は、普通車を始め、トラックやバスなどの大型車、バイクといった様々な乗り物が走っており、自転車もこれに加わります。

そのため、全くストレスを感じない事なんて有り得ません。

島のサイクリングでは、この感覚がほとんどない。

これだけでも島旅を続ける価値は、十分にあります。

独自の歴史に触れられるスポットが多い

一度訪れた町を再度訪ねてみると、新しいビルが建っていたり、大きなショッピングモールが出来ていたりして驚いた経験がありませんか。

特に都会では、目まぐるしく景観が変わりますが、島の景観の移り変わりは比較的ゆっくりで穏やかですね。

古き町並み

島によっては、何十年も変わっていないこともあるでしょう。

そのおかげで、歴史的建造物や遺跡、神社仏閣などが当時のまま残っていることが、それなりに多いです。

また、海により閉ざされた空間が影響しているのか、島独自の文化が栄えたりして、島の行事や神事などにその影響が見られます。

このような歴史的な部分に目を向けると、より島旅が楽しくなりますね。

【歴史的建造物がある観光スポット】

歴史的建造物がある観光スポットを訪れるのは、珍しい発見があったりして楽しいですね。下記記事では、そんな観光スポットを紹介します。

離島への上陸時にワクワクする

旅の道中に、県から県を越えた時、何だかワクワクしませんか。

何か新しい事が始る予感がしたりしますね。

これは、海を越えて島へ上陸する島旅にも言えます。

海を越える行為により、日常から非日常に切り替わる事をハッキリ意識するでしょう。

男木島

初めて訪れる島へ向かう時には、色んな事を考えてしまう物です。

多少不安な事があるかも知れませんが、好奇心がそれを上回ります。

特にフェリーで上陸する瞬間のワクワクは、何ども島旅を経験していても薄れる事はありません。

そして、島から離れるために再びフェリーへ乗り込んだ後は、決まって「楽しかった」と思えますね。

島民との触れ合い

人にもよりますが、多くの島民は「のんびりしている人が多いな」と感じました。

また、笑顔で会話する人が多いですね。

私が出会った人たちは、たまたまそうであった可能性がありますが、きっと、そんな人たちが島の良い雰囲気を作っているのでしょう。

そんな人たちと会話していると、楽しい時間を過ごせますね。

島旅で注意すべき事

フェリーの運航時間

離島へ渡る際、ほとんどフェリーを利用することになりますが、必ずフェリーの運航時間を確認して下さい。

電車やバスのように、1時間に数便あることなんて稀ですし、1日に10便以下なんてことも普通にあります。

そのため、行き帰りのフェリーの時間に間に合うよう、時間に余裕を持って行動しましょう。

ちなみにこちらは、瀬戸内海に浮かぶ女木島と男木島へ向かうフェリーの時刻表です。

女木島・男木島行きの時刻表

香川県高松市の高松港から出航するのですが、1日に6本しかないことが分かりますね。

補給場所が少ない

島では人が住んでいる集落には、スーパーやコンビニ、商店などがあったりしますが、それ以外の所には、お店が全くないこともあります。

小豆島の景色

更にスーパーなどの営業時間が短く、本土と比べて早く店を閉めたりする場合が多いので、注意が必要です。

そのため、島で補給できる場所は、事前に調べておきましょう。

何もないのが島の魅力と言えますが、島へ渡る前に多くの補給食を準備したり、ボトルの数を増やしておくと安心できます。

アップダウンが多い

離島は、言うまでもなく海に囲まれていますね。

多くの離島は、その昔、火山活動や海底隆起によって形成されたため、横から見ると内陸部は山が盛り上がっています。

また、海岸線もアップダウンが多いところが多いです。

そのため、集落が多い平野部以外は、少し走りずらいかも。

自然に造られた地形を整備して、道路を造っているため、こればかりは仕方がありません。

日差しや風が強い時もある

決して島に限った話ではありませんが、海に囲まれた島では、特に海風の影響が強いです。

また、日差しを遮る物がないため、暑い時は非常に暑いのも島の特徴でもあります。

逃げ込み先が少ないため、四季や地域に応じた衣類や装備をしっかり整えて、島旅を楽しみましょう。

瀬戸内海の島々の紹介

瀬戸内海には、大小様々な島が700以上も存在しています。

世界的に有名なしななみ海道のように、島々を橋でつないでいる所や、フェリーでしか訪れない島もあったりしますね。

来島海峡大橋

また、人が住んでいる島だけでなく無人島もあります。

瀬戸内海で一番大きな島は淡路島で、二番目に大きな島は小豆島です。

瀬戸内海の特徴として、瀬戸内海式気候が挙げられ、夏冬共に季節風が山地に遮られるため、比較的雨が少なく温暖ですね。

そのため、一年を通し、サイクリングに適していると言えるでしょう。

下記関連記事では、私が旅してきた瀬戸内海の島々について紹介します。

まとめ

島旅には、本土とはまた違った魅力があります。

何もない島もあったりしますが、それはそれで楽しめます。

ゆっくり時間が流れている島をサイクリングしながら、思い思いの時間を過ごしてみませんか。

海を隔てることで、意識的に日常から非日常に切り替わることが実感できます。

折角日本には、数多くの離島が存在していますので、それらの島を訪れないのはもったいないです。

各島ごとにそれぞれ違った魅力があったりしますので、是非島旅を満喫しましょう。

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