
世の中にはいろいろな自転車が溢れています。
誰しもが一度は、自転車を購入するためにお店へ行った時、どの自転車を選べば良いのか迷った経験あると思います。
また、全てをこなせる自転車が欲しいと夢見たことがあるのではないでしょうか。
本当に買い物や休日のサイクリング、旅のお供、山登りなどが出来る万能自転車が必要なのでしょうか。
自転車は種類によって役割が異なります。
そのためには、目的や用途別に正しく選ぶ必要があります。
本記事では、正しい自転車の選び方についてお答えします。
目的や用途別に合った自転車を選びましょう
自転車を購入する場合は、以下の目的や用途別に考えてみることが大切です。
- 通勤・通学で使用する
- 買い物に使用する
- サイクリングを楽しむために使用する
- 山道やオフロードを楽しむために使用する
- 坂道が多い地域で使用する
- お子様を乗せて使用する
- 旅行のお供に使用する
- 快適な自転車旅に使用する
これらの目的や用途別から選んだ自転車で、自分の身長に適したサイズの物を選びましょう。
更に気に入ったデザインや好きな色の自転車を選べばとても愛着が深まります。
自転車を大切に取り扱い、素敵な自転車ライフを過ごしましょう。
自転車選びに大切なこと
自転車を購入する場合、とても大事なことが4つあります。
この4つを満たす自転車を購入することで、その自転車は長く大切に扱えます。
1つ目は、目的や用途別に選ぶことです。
これが出来ていないと、せっかく購入した自転車を使わなくなる可能性が非常に高いです。
使われなくなった自転車は、その内忘れられて放置されるか、または捨てられる運命が待っています。
悲しいことですね。
2つ目は、自分の身長に適したサイズの自転車を選ぶことです。
自転車には必ず適応する身長の範囲が存在します。
適応していないサイズの自転車は、乗りづらいです。
また、そのような自転車に乗り続けていればケガをする可能性が高く、危ないためやめましょう。
3つ目は、自分のお気に入りのデザインや好きな色を選ぶことです。
目的や用途にあった機能最優先のみで選ぶだけではなく、デザインや色も考慮することが重要です。
自分のお気に入りの自転車を使っている内にとても愛着が深くなるでしょう。
そのような自転車は長く大切に扱います。
4つ目は、極端に安い自転車は購入しないことです。
自転車の種類により相場は異なりますが、極端に安い自転車を購入すると、後から大変な目にあうことが多いです。
極端に安い自転車は品質が悪いため、長く乗り続けることが困難だからです。
私の経験では1万円以下のシティーサイクルを購入した時でした、半年もたたず故障してしまい、自転車屋に修理依頼をお願いしたところ、修理が出来ないと断られた経験があります。
悲しかったですね。(涙)
目的や用途別に自転車の種類を考える
通勤・通学で使用する
ほぼ毎日使用する自転車であるため、乗り心地が良く、丈夫で長持ちすることが重要です。

カバンなどの荷物を入れるカゴや、雨の日に使用することも考えて泥除けが付いている自転車を選べば快適性はより向上します。
これらのことから、最適な自転車の種類は、シティーサイクル(ママチャリ)、クロスバイク、ミニベロ、電動アシスト自転車がお勧めです。
買い物に使用する
買い物自転車は、主に自宅近くのスーパーやコンビニなどへ行く時に使用しますね。

大きめなカゴが付いていたり、乗り降りしやすい自転車が用途に合っています。
また、泥除けがあれば、路面に落ちている泥や小石などから自転車を守ってくれます。
これらのことから、最適な自転車の種類は、シティーサイクル(ママチャリ)、電動アシスト自転車がお勧めです。
サイクリングを楽しむために使用する
自転車の車体が軽く、長時間乗っていても快適な自転車を選びましょう。
また、サイクリングでは長い距離を走ることが多いため、長距離走行が出来るタイプを選ぶことが重要となります。

これらのことから、最適な自転車の種類は、クロスバイク、ロードバイク、グラベルロード、E-Bikeがお勧めです。
山道やオフロードを楽しむために使用する
山の中のように未舗装なところでも楽しく走れる自転車を選びましょう。

太めのタイヤを装着した自転車は、荒れた路面や砂利道、石畳などを走っていてもパンクはしにくいです。
また、サスペンションが付いている場合は、振動を良く吸収してくれるため快適に走行できます。
これらのことから、最適な自転車の種類は、マウンテンバイク、グラベルロード、E-Bike(マウンテバイク用)がお勧めです。
坂道が多い地域で使用する
お住まいの地域によっては、坂道が多いところがあるでしょう。

坂道で最も活躍してくれる自転車と言えば、電動アシスト自転車を想像する人が多いと思います。
その他には、車体が軽く、坂道でもペダルの踏み込みがし易い自転車が使い勝手が良いです。
これらのことから、最適な自転車の種類は、電動アシスト自転車、E-Bike、クロスバイクがお勧めです。
お子様を乗せて使用する
お子様を乗せて使用する自転車と言えば、チャイルドシートが装着されている子供乗せ自転車の一択でしょう。
今では電動アシスト付きの子供乗せ自転車が各メーカーから販売されていますね。
電動アシストの力により、体力に不安な人でも快適に走行できます。
旅行のお供に使用する
旅行のスタイルにより、選択する自転車は異なってきます。
電車で移動後、ぶらりと街中などを散歩する目的ならば、折り畳み自転車が使い勝手が良いです。
車で移動後にサイクリングを楽しむのでしたら、クロスバイクやロードバイクがお勧めです。
旅行の内容により、扱う自転車は千差万別です。
快適な自転車旅に使用する
旅に使用する自転車では、荷物を載せて長距離・長時間を快適に過ごせることが重要です。
乗せる荷物の重量によっては、快適さが天と地ほど離れます。
それらに最適な自転車の種類は、ランドナー、ロードバイク、クロスバイク、E-Bikeをお勧めします。
自転車の種類を紹介
自転車の種類はたくさんあるため、この記事で紹介するのは一部となります。
先ほどお話しました、目的や用途別にお勧めした自転車についてお話します。
種類 | 特徴 |
---|---|
シティーサイクル | 日本の自転車では、最も一般的な日常生活用の自転車です。通称「ママチャリ」とも呼ばれています。 |
クロスバイク | ロードバイクとマウンテンバイクの良いとこ取りをしたスポーツバイクのことです。そのため、快適でラフな道でも気にせずに走れる走行性能を持っています。 |
ロードバイク | 主に舗装された道路で長時間・長距離を走れるよう設計されています。更に高速走行することが可能であり、軽量で細いタイヤとドロップハンドルが特徴です。 |
グラベルロード | 主に砂利道や舗装路両方で走れるオールラウンドなロードバイクです。ロードバイクより太いタイヤを使用している場合が多いです。 |
ミニベロ | 普段使いに便利な小径車輪の自転車です。タイヤ径が小さいため、交差点や信号などで頻繁に停止や走行を繰り返すことに適しています。 |
電動アシスト自転車 | モーターを使用して人力を補助する自転車です。日本では道路交通法により、モーターの補助は24km/hを越えると受けられない仕組みとなっています。 |
E-Bike | 電動アシストを装着したスポーツタイプの自転車です。バッテリーが大きいため長距離移動に優れています。車体の種類からクロスバイク、マウンテンバイク、ロードバイク用があります。 また、日本では道路交通法により、モーターの補助は24km/hを越えると受けられない仕組みとなっています。 |
子供乗せ自転車 | 子供を乗せるためフレームの剛性や重心の低さ、安全面について考えて設計されています。チャイルドシートを装着しているのが特徴です。今では電動アシスト付きの子供乗せ自転車が各メーカーから販売されています。 |
折り畳み自転車 | フレームなどを折り畳むことで車体を小さくすることができます。そのため、持ち運びや保管するのに優れています。 |
ランドナー | サイクリングや旅を行うための専用自転車です。大量の荷物を載せたり、悪路を走ることが出来る堅牢な構造をしています。 |
正しく自転車を選び、素敵な自転車ライフを送ろう
自転車は種類によって役割が異なります。
自転車を購入する場合は、目的や用途別に考えて、自分の身長に適したサイズの物を選びましょう。
更に、お気に入りのデザインや好きな色の自転車を選べばとても愛着が深まります。
また、極端に安い自転車は品質が余り良くないため購入しない方が良いです。
自転車を大切に取り扱い、素敵な自転車ライフを過ごしましょう。
【自転車旅やサイクリングの紹介】
自転車を購入し終えたら、実際に自転車旅やサイクリングへ出かけてみましょう。それらで得られた体験談やお勧めするスポットを下記記事で紹介します。