※本サイトはアフィリエイト広告を利用しPRしています。
旅の体験談

海の京都へ向けてサイクリング、天橋立を目指す旅(豊岡市→宮津市)

天橋立へ向かう道

天橋立と言えば、古くから日本三景の一つに数えられている日本を代表する景勝地です。

京都府宮津市に位置し、京都府の北部にある海に面していますね。

今回の旅は、兵庫県豊岡市から京都府宮津市へ向けて旅を続けます。

その道中では、コウノトリに会えたり、稲作発祥の地「月の輪田」を目撃しました。

全長約3.6kmもある天橋立をサイクリングしながら、美しい白浜と約5,000本もある松並木の圧巻の景色を堪能しましょう。

本記事では、兵庫県豊岡市から京都府宮津市へ向けて旅した様子をお届けします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 旅やサイクリングが好き
  • 天橋立を観光してみたい

コウノトリの郷公園へ行こう

旅のスタートは、昨日宿泊したこちらの豊岡スカイホテル。

豊岡スカイホテル
豊岡スカイホテル

客室は広く、自転車を部屋の中へ入れてもOKなところはGoodです。

昨日は、快適に一夜を過せてお世話になりました。

本日も晴天であり、まさに旅日和。

川に鉄橋が架かっている風景

まずは、昨日訪れたけど、休園日で中へ入れなったコウノトリの郷公園にリベンジです。

ちなみに、昨日の旅のレポートについては、下記関連記事で紹介します。

旅を続けていると、訪れた観光地などが定休日や臨時休業などで中へ入れない所謂「旅人あるある」に遭遇しますね。

その時のガックリ感は、慣れることはありません。

そんな時、いかに早く気持ちの切り替えができるのかが重要。

性格によるところもありますが、旅の経験を積むことで気持ちの整理は上手くなる。

すると、旅の際中だけでなく、日常生活で嫌な出来事があったとしても、気持ちの切り替えが早くできたりしますよ。

コウノトリの郷公園の営業開始は、9:00からでしたが、少し早く到着した次第です。

コウノトリの郷公園へ向かう道
奥に見えるのが「コウノトリの郷公園」

そのことが思わぬ出会いを引き寄せました。

駐車場で周りの景色を眺めたりして過ごしていると、突然物々しい荷物を積んだ原チャリが現れたのです。

その原チャリがこちら。

バイク

原チャリの後方には、日本一周中を掲げたプレートを発見。

日本一周中をアピールしている看板

久しぶりに出会った日本一周している人との出会いに、テンションが上がります。

そして話を聞いてみると、なんと資金ゼロ円で働きながら旅をしているという。

これには驚きました。私だったら流石に資金ゼロ円で旅するなんて不安すぎますね。

Twitter(ツイッター)で旅の様子を報告しているそうなので、応援してあげて下さい。

MA-SHIさん、旅の話を色々聞かせて頂きありがとうございました。

話し込んでいると、とうに9:00を過ぎており、慌ててコウノトリの郷公園の中へ向かった次第です。

旅を続けていると、このような思わぬ出会いは結構あるのも旅の魅了と言えますね。(翌日、伊根の舟屋で有名な京都府の伊根町で、車で日本横断をしている方と出会ったのは、また別のお話。)

コウノトリの郷公園の見学

コウノトリの郷公園は、公開エリアと非公開エリアに分かれており、公開エリアにある観察広場でコウノトリに出会えます。

そこには、数羽のコウノトリが放し飼いにされており、間近で見学できました。

コウノトリ
コウノトリ

観察広場の周辺は、金網で覆われていますので、コウノトリへ近づくことは出来ませんが、その姿を見られただけでも十分です。

こちらは、コウノトリ文化館。

コウノトリ文化館
コウノトリ文化館

この文化館では、コウノトリのはく製や野生復帰の解説パネルが並んでおり、楽しくコウノトリについて深く学べますよ。

コウノトリは、かつて日本中どこにでも見られたありふれた鳥でした。

しかし、明治時代にコウノトリが乱獲されたり、農薬の使用によりコウノトリの餌生物が壊滅した影響で個体数を減らし、1971年に野生のコウノトリは日本からいなくなってしまった歴史があります。

仲良しのコウノトリ

1985年(昭和60年)に兵庫県がソビエト連邦(今のロシア)から、野生の幼鳥6羽をもらい、この6羽を飼育して、つがいを作ってヒナを増やしていきました。

今では、希少動物であり国の特別天然記念物として保護されているコウノトリ。

そんなコウノトリを飼育して増やし続ける努力をしているところが、コウノトリの郷公園です。

コウノトリを間近で見られる施設は、ここをおいて他にはないでしょう。

尚、コウノトリの郷公園について、下記関連記事で紹介します。

コウノトリの郷公園

住所 兵庫県豊岡市祥雲寺128

電話番号 0796-23-5666

営業時間 9:00~17:00

料金 無料

定休日

  • 月曜日(休日に当たるときはその翌日)
  • 年末年始(12/28~1/4)

久美浜湾沿岸にある久美浜町の風景

国道178号を走っていると、あっという間に京都府京丹後市へ入りました。

京丹後市へ入る道

県から県へ、町から町へ移動していると、その土地により独特な雰囲気があったりしますね。

例えば、山陰地方を旅していれば、特徴的な赤褐色の石州瓦の住宅が良く見られたり、愛媛県を旅していればミカンが育つ段々畑を良く見かけたりします。

京丹後市では、どんな発見があるのでしょうか。

こちらは、京丹後市久美浜町の玄関口となる京都丹後鉄道の久美浜駅。

久美浜駅
久美浜駅

その面構えに何やら風格を感じます。

実は、久美浜代官所陣屋地内にあった久美浜県庁舎の正面玄関棟を模して造られたとか。

本格的な和風建築物ですね。

驚くポイントは建物だけでなく、明治時代にあった久美浜県。

久美浜県の範囲は、丹波・丹後・但馬・播州・美作(今の京都府北部、兵庫県西部、岡山県東北部)に及んでおり、4年ほどしか存在しなかった短命県です。

この久美浜町には、かつて京都で一番とうたわれた豪商の稲葉本家住宅がありました。

稲葉本家住宅
稲葉本家住宅

稲葉本家住宅の中へ入って見学したかったのですが、時間の都合上諦めざるを得ません。

元々昨日に見学する予定であったコウノトリの郷公園へ朝訪れ、約2時間近く滞在していたため、旅の計画にそれほど余裕がないのです。

気持ちを切り替えて、久美浜町の町並みを見学していました。

久美浜町を町並み

すると、味のある外観をした旅館を発見。まとう雰囲気も良さげです。

味のある旅館

趣のある建築物をみると、嬉しくなりますね。

川沿いの道をゆっくり走りながら、かつての県庁所在地に触れ合います。

久美浜町の風景

久美浜町には、日本海側に広がる久美浜湾があり、山陰海岸国立公園に含まれていますね。

その久美浜湾の景色がこちら。

久美浜湾の景色
久美浜湾の景色(一際高い山が「かぶと山」)
かぶと山が見える道

一際高く見える山は、かぶと山でしょう。

聞くところによると、かぶと山の山頂には展望台があり、久美浜湾と日本海、その間に横たわる小天橋が一望できる景勝地だという。

今度訪れる機会があれば、足を運んでみたいですね。

【町並みあれこれ】

旅の道中では、様々な町へ立ち寄り、その町並みの見事さに感嘆したりしますね。下記記事では、そんな町並みを紹介します。

稲作発祥の地「月の輪田」

県道482号を宮津市へ向かって走っていると、京丹後市峰山町二箇へ入りました。

水田が広がる景色の中で、見つけたのがこちらの「月の輪田(つきのわでん)」。

月の輪田
月の輪田

のぼり旗に書かれた「稲作発祥の地」に興味を持ちました。

月の輪田の石碑の前には、阪神タイガースの帽子をかぶった人形がいて、ユーモラスを感じますね。

月の輪田(拡大)

「丹後旧事記(たんごくじき)」によると、食物の女神様である豊受大神(とようけのおおかみ)が、苗代の清水戸(せいすいど)に浸した籾(もみ)をまいて稲作を行った場所という。

その田んぼの形が三日月型であったため、月の輪田と呼ばれたとか。

しかし、1967年(昭和42年)の耕地整理により、今ではその形は四角になっています。

また、神代の伝承地と同位置ではありません。

水田の風景

月の輪田から約500mほど離れたところには、こちらの「清水戸(せいすいど)」がありました。

清水戸
清水戸

豊受大神が籾を浸した場所ですね。

湧き水は、少しだけ白濁していましたが、透明さを損なうものではありません。

少しだけ白濁した湧き水

確かに自宅で米を洗うと水は白濁するので、この白濁さもある意味納得です。

古歌に「いざなぎや種をひたする清水戸 五穀初まる これ苗代」と詠われていることから、昔から語り継がれてきたことが伺い知れますね。

海の京都、宮津市へ向かおう

月の輪田から南東方向へ走っていると、京丹後市大宮町の町中へ入りました。

町中の道路

この大宮町の町中で発見したのが、こちらの建築物。

旧口大野村役場の庁舎
旧口大野村役場の庁舎

この建築物は、大宮町になる前の口大野(くちおおの)村役場の庁舎だそうです。

この庁舎は、1929年に建てられた洋風建築として、国の登録文化財になっているという。

周りの建屋と比べて明らかに外観が違っており、目立っていました。

また、趣のある古い建屋があったり、きらびやかな駅舎があったりして、町を見て回るのは面白いですね。

古い建屋
京丹後大宮駅
京丹後大宮駅

旅に出かけなければ一生訪れることがない場所は山のようにあり、例え一生かけても日本全国隅々まで訪れるのは困難でしょう。

知らない土地や町を巡ることで、その土地の歴史や文化に触れたり、新たな発見や出会いがあります。

狭い世界で閉じこもることが悪いと言いませんが、旅をして視野が広がれば、自分の可能性を広げることにつながりますよ。

そして、何よりも旅を通じて出来た思い出や経験は、一生の財産です。

【素晴らしい建築物・建造物】

旅を続けていると、一目で凄いと感じる建築物や建造物を目撃することがありますね。下記記事では、そんな建築物や建造物を紹介します。

大宮町の市街地を後にすると、しばらくして与謝野町へ入りました。

与謝野町の風景

与謝野町まで来ればお隣が、天橋立のある宮津市です。

与謝野町には、与謝野町加悦伝統的建造物群保存地区があることを知ってはいましたが、今回の旅はいつもと違って時間的余裕がありません。

進行方法とは、全く反対方向にある保存地区へ向かう余裕がないのです。(いつもなら絶対立ち寄っていましたね。)

残念な気持ちはありましたが、明るい内に天橋立を楽しみたい気持ちが寄り道の思いを断ち切ります。

しばらくすると、宮津市のカントリーサインが見えてきて、宮津市へ入りました。

宮津市へ続く道

阿蘇海の海岸線を走っていると、遠くには天橋立が見えてきて、思わず「よし!!」とガッツポーズ。

本日のメインイベントスポットの到着まであと少しです。

天橋立が見える道

遊歩道を徐行しながら、近づいてくる天橋立に思いを寄せました。

天橋立が見える遊歩道

日本三景の一つ「天橋立」

天橋立は、宮津湾と内海の阿蘇海を南北に分ける砂嘴(さし)でできた砂浜です。

全長は約3.6km、幅は約20~170mもあり、日本で唯一全体が外洋に面さない湾内の砂州であり、大変珍しい。

その砂州には、約5,000本の松並木が茂り、美しい白浜と相まって抜群の景観を誇っています。

美しい白浜と海の景色
美しい海と白浜

天橋立の玄関口となる天橋立駅の周辺には、数多くのお食事処や土産物店が連なっており、レンタサイクルのサービスを行っていました。

レンタサイクル

天橋立では、車の立入が禁止です。

そのため、通行手段は徒歩か自転車になりますが、個人的には自転車がお勧めですね。

松並木を眺めながら、自転車で颯爽と走るのは気持ち良いですよ。

松並木の風景
立派な松の木

尚、天橋立の絶景を高台から眺望できる二大展望所がありますので、立ち寄ることを忘れずに。

これらの展望所は、天橋立から少し離れたところにありますので、自転車での移動が便利です。

南側にある展望所が、天橋立ビューランド。北側が傘松公園になります。

展望所からの眺めがこちら。

天橋立の景色
天橋立ビューランドからの景色
天橋立の景色
傘松公園からの景色

それぞれの展望所で、上体を180度近く折り曲げて股の内側から覗く、所謂「股のぞき」で天橋立を見て下さい。

天と地が逆転して、まさに龍が天に昇るような景色を堪能できますよ。

尚、天橋立については、下記関連記事で詳しく紹介します。

天橋立三社巡り

天橋立は、元々天界と下界を結ぶ架け橋だった伝説があり、天と地・男と女を結ぶことから、恋愛に関して強い力がある所謂パワースポットであるという。

その周辺には、力が強い神社が3つあり、その3つの神社へお詣りすることを「天橋立三社巡り」と言います。

そして、その神社を決められ順番に巡ることで、更なるご利益があるそうです。

その神社とは、以下の3つであり、1→2→3の順番でお詣りしましょう。

天橋立三社巡り

  1. 天橋立神社(あまのはしだてじんじゃ)
  2. 元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)
  3. 眞名井神社(まないじんじゃ)

天橋立神社は、天橋立の松並木の影にひっそりと鎮座していますので、見落とさないように。

天橋立神社
天橋立神社

恋愛成就のパワースポットとして知られており、まずはこの神社へお詣りしましょう。

近くには「日本の名水100選」に選ばれている磯清水の湧き水がありました。

この湧き水が、手水舎の水かわりですね。

磯清水
磯清水

天橋立を渡り終えて、少し北上すると元伊勢籠神社(籠神社)があります。

「元伊勢」の名前がある神社は、全国に沢山ありますが、その中でも格式が高いのがこちらの籠神社。

そのため「伊勢のふるさと」と呼ばれているとか。

元伊勢籠神社
元伊勢籠神社(籠神社)
元伊勢籠神社の風景

尚、「元伊勢」とは、天照大神(あまてらすおおみかみ)が伊勢神宮へ遷る以前に一時的に祀られたという伝承を持つ神社や場所のこと。

特別感満載な称号です。

ご利益には、家内安全や子孫長福、諸業繁栄、開運厄除、病気平癒などがあります。

尚、境内の中は、撮影禁止なので注意しましょう。

撮影禁止の看板

眞名井神社は、元伊勢籠神社の奥宮。

「不純な気持ちでの参拝はお控えください」と注意書きがあるほど力強いパワースポットです。

眞名井神社
眞名井神社
眞名井神社の風景

聞いたところによると、日本最古のパワースポットと呼ばれているとか。

まさに聖域の中の聖域と言って過言ありません。

特に入口に湧き出ている「天の眞名井の水」は霊験あらたかな水です。

天の眞名井の水
天の眞名井の水

尚、「天の真名井」と言うのは霊水につける最高の称号。

この霊水にまつわるご利益を求めて、芸能人やスポーツ選手たちがお忍びで訪れるいう。

流石はパワースポットの水ですね。

眞名井神社のご利益は、縁結びや夫婦和合、家内安全、延命長寿などです。

こちらの神社も元伊勢籠神社同様、境内の中は、撮影禁止なので注意しましょう。

まとめ(本日の旅の終わり)

天橋立を渡り、天橋立三社巡りも終えて、本日の旅の目的は達成できました。

宮津湾を眺めながら、本日の旅を振り返っていた次第です。

宮津湾の景色

コウノトリの郷公園では、日本一周している人と出会いテンションが上がりました。

また、絶滅危惧種であり、今や珍しいコウノトリを間近で見られ、更にテンションがウナギ上りに急上昇。

そんなテンションが高い状態で、旅を続けていると元気が溢れてきますね。

京丹後市峰山町では、稲作発祥の地「月の輪田」を目撃して、宮津市では、旅の目的であった天橋立を渡ることができたのです。

旅に出ていなかったら決して見られていない景色や出会えない人たちは多い。

旅に出たからこそ、そんな景色や人たちと出会えた訳です。

そんな出会いは、いつまでも記憶に残り続けるでしょう。

そんなふうに本日の旅を振り返っていると、また新たな旅へ出かけたくなりました。

これが旅人の性(さが)ですね。(笑)

【周辺の観光スポット】

天橋立の周辺には、伊根の舟屋という有名な観光スポットがありますので、下記記事で紹介します。

タイトルとURLをコピーしました