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一生に一度は訪れたい、香川のこんぴらさんをお参りしよう

江戸時代には一生に一度はこんぴらさん参りと言われ、現代においても大人気の「こんぴらさん」。

香川県仲多度郡琴平町に鎮座する「こんぴらさん」には、毎年全国から約300万人の参拝客が訪れます。

こんぴらさんの愛称で親しまれていますが、金刀比羅宮が正式名称です。

こんぴらさんの特徴は、何と言っても本宮まで続く785段の長い階段でしょう。

また、奥宮まで行くとなれば1,368段と非常に長いです。

階段を上るのは大変ですが、上った後の達成感も「こんぴらさん」の魅力の一つになっています。

本記事では、魅力あふれる「こんぴらさん」こと金毘羅宮についてお伝えします。

こんぴらさんの歴史

こんぴらさんの歴史はいろいろな諸説がありますが、特に有力なのが江戸時代の書物に書かれていた「この山の鎮座すでに三千年にちかづく」の記述より、中世以降に建てられたとされています。

確実に言える事は、1868年に「金毘羅大権現」から「金刀比羅宮」と改称した事ですね。

こんぴらさんの正式名称は金毘羅宮ですが、香川県の琴平町にある金毘羅宮は、全国約600社もある金毘羅宮の総本山です。

金毘羅宮には、ご祭神として大物主命(おおものぬしのみこと)と崇徳天皇(すとくてんのう)が祀られていて、古くから海の神様、航海の神様として知られています。

ご利益には、農業守護や商売繁盛、金運、縁結びなど様々な効用がありますね。

香川のこんぴらさん、観光しながらお参りしよう

表参道を歩いて

こんぴらさんの表参道には、数多くの飲食店や土産屋、宿泊場所などが並んでいます。

それを眺めながら歩いているだけでも楽しいひと時を過せますね。

例えば、このお店では木のおもちゃや雑貨などを販売されているようです。

こちらでは、杉の木でできた十二支のお面がありました。お面の裏面には神社で祈祷して頂いた紙で作ったお守りシールが貼られています。

これは十二支や言霊の御朱印帳ですね。私は言霊の御朱印帳は初めて見ました。

周辺には立派な建物が建っていて見ごたえがあります。

こんぴらさんへ訪れた日がたまたま寅の日だったようで、無料で手相を診断して頂けました。

その結果は、何と「強運だが凶運の持ち主」であり、芸能人で言うと明石家さんまさんやマツコ・デラックスさんと同じカテゴリーに入るそうです。

また、ストレスが溜まっており、金運が強いと診断して頂きました。

なかなか当たっているような気がしますね。

本宮までは階段を上って進むため、至るどころで杖の貸し出しを行っています。(有料です)

しばらく歩いて進んでいると、目の前には階段が見えてきました。

階段を1歩1歩確実に踏みしめて、ゆっくりと進みましょう。

本宮までは785段の階段があり、片道30分~40分ほどで上れます。

コロナの影響で参拝時間の開始が9時(普段は6時から)に変更された影響のためかはわかりませんが、まだ閉まっているお店が多かったですね。(本宮で参拝した後で通過した時には、多くの店が開いていました。)

100段に到着です。記念に写真を撮りました。(笑)

表参道を経由して四国を歩いて一周する自然道路(四国のみち)へつながっているようです。

お遍路さんが利用するのでしょうか。

実際、四国を旅しているとよくお遍路さんを見かけます。

立派な鳥居です。

近くには、備前焼で出来た狛犬が護っていました。

これは、重要有形民俗文化財に指定されている灯明堂です。

目の前には立派な門が見えてきました。あれは、こんぴらさんの大門ですね。

2020年1月までは、こんぴらさんの名物として表参道から大門まで参拝客を山籠に乗せて進む「石段かご」が営業されていましたが、かごの担ぎ手の高齢化及び後継者もいないため廃業となってしまいました。

名物が一つなくなり残念な事ですが、担ぎ手の人たちは本当にお疲れさまでした。

大門をくぐる抜ける前に、少し寄り道します。

この銅像の人は、こんぴらさんの礎を築いた宮司の琴陵宥常(ことおかひろつね)さんです。

琴陵宥常さんは、日本水難救済会の創立者でもあります。

その他には、太平洋戦争後の瀬戸内海及び日本近海にばら撒いた機雷の除去作業で殉職した人々の石碑が建てられていました。

来た道を戻り、階段を上ると大門へ到着しました。

大門まで365段の階段を上ってきたため、少し疲れましたね。

ここまで上ってきたら、是非振り返って眼下の景色を見てみて下さい。

絶景のご褒美があります。(嬉)

境内へ入り本宮へ向かおう

大門をくぐり抜けると、境内へ入ります。

境内に入って直ぐに見えるのが、参道の両側で大きな笠の下でお店を出している人たちです。

このお店の人たちは「五人百姓」と呼ばれ、境内で唯一営業を許されています。

このお店で売られているのは、「加美代飴」(かみよあめ)という名前の飴ですね。

試食品を一つ頂きました。砂糖と水飴で作られたべっこう飴で控えめな甘さが程よいです。

ここからしばらく歩き易い石畳の道が続きます。

「笑顔でしあわせ、こんぴらさん!!」のキャチコピーが秀逸ですね。

境内には様々な建物が建てられており、参拝以外にもいろいろと楽しませてくれます。

この建物は「金刀比羅宮宝物館」です。

この宝物館では、こんぴらさんが所有する様々な宝物を展示しています。(有料施設です)

こちらの建物は「金比羅宮表書院」です。

表書院では、重要文化財に指定されている円山応挙(まるやまおうきょ)の障壁画や「虎之間」の襖絵が見学できます。

他にも高橋由一館や火雷社、祓戸社(はらえどしゃ)などがあります。

私が最も目を引いたのが「旭社」です。

昔、初めてこんぴらさんへお参りに来た時に、この旭社を金毘羅宮本宮と勘違いしてしまいました。(笑)

それほどの存在感と荘厳な雰囲気を放っているのです。

この旭社は、1837年に建てられ重要文化財に指定されています。

カメラをズームして見てみると、その迫力はより一層引き立ちますね。

この旭社までくると、すでに628段の階段を上った事になります。

本宮まであと少しですね。

周辺には「カフェ&レストラン神椿」があるので疲れたら休憩しましょう。

賢木門をくぐり抜け、最後の階段を上ります。

そして、遂に本宮へ到着しました。

達成感が半端ないです。

こぶしを握り締めて、思わずガッツポーズを取りました。(笑)

本宮への参拝と展望台からの光景

早速、本宮へ参拝しましょう。

手前の階段を上り、願いを込めて祈りを捧げます。

参拝後、周辺を散策すると「こんぴら狗みくじ」がありますね。

授与所には、和三盆が売れていました。疲れ時には甘い砂糖菓子を食べるのはGoodです。

これは「幸福の黄色いお守り」ですね。

このお守りには、鬱金(うこん)で染めた絹糸が使用されています。

鬱金は昔から薬用や虫除け、魔除けなどに使用されてきました。

この事から、病気や災いから身を守り、健康と幸せを願う気持ちが込められていますね。

コロナの影響で御朱印は、事前に用意されていた物を頂くようになっています。

コロナが収まれば、再び御朱印帳へ直接記入してもらえるようになるでしょう。

この建物は「絵馬殿」です。

いろんな船にまつわる絵馬が奉納されており、航海の安全祈願をする場所ですね。

本宮の隣にある展望台からは、琴平町を含む讃岐平野が一望できます。

その光景に思わず「おー」と声を上げてしまいました。

おむすびの形をした讃岐富士(飯野山)が見えますね。

先日、この讃岐富士を登山してきました。

下記記事で讃岐富士の登山について紹介しています。

この奥の道を進むと奥宮へ続きます。残り583段の階段が待ち構えていますね。

今回は奥宮には行きませんでしたが、またの機会に訪れて見たいと思います。

奥宮だけで手に入れる事ができる天狗のお守りがありますので、興味がある人は是非奥宮まで頑張りましょう。

神馬を見よう

境内にある広場には、神様がお乗りになる神馬がお住まいになっています。

2頭の神馬がおり、お名前は「月琴号」と「ルーチェ号」です。

優しい顔付きの白い馬を見ていると癒されますね。

この神馬がお住まいになる広場には、今治造船から奉納された黄金のプロペラがありました。

直径6m、重さが19.2トンもあり、その巨大さは目の見張る物があります。

船の航海安全を「海の神様」へ願うために奉納されたそうです。

この広場の両端にそれぞれアフリカ像とこんぴら狗の銅像と設置されていました。

江戸時代には、主人にかわって代参していた犬がいたそうです。

首に巻いた袋には、初穂料と道中の食料を入れて旅の人にこの犬を託して代参を続けていました。

いつの頃からか、この犬の事は「こんぴら狗」と呼ぶれるようになったそうです。

それにしても犬に代参させる事を思いつく発想が凄いし、犬もきちんと代参していた事も驚きですね。

「カフェ&レストラン神椿」での出来事

神馬がお住まいになっている周辺に「カフェ&レストラン神椿」があります。

この神椿では、コース料理やシーフードカレー、オムライス、桃のパフェ、ドリンクなどの飲食を楽しむ事ができますね。

お店の中は広く、外の木々の新緑を直接見渡せるため解放感があります。

テーブル席に座って休憩していると、小鳥たちが飛んできてテーブルの上に着地しました。

人に慣れているのか、小鳥は目が合っても逃げません。

店員から「ヒマワリの種をあげると近寄ってきますよ」と言われ、ひまわりの種を頂きました。

手のひらにヒマワリの種を載せて、しばらく待つと小鳥が次々と集まってきます。

小鳥が小さいくちばしでヒマワリの種を咥える姿は、とても可愛いですね。(喜)

しばらくの間、小鳥たちへヒマワリの種を提供しながら和んでいました。

金陵の郷の見学

表参道には、こんぴらさんのお神酒を作っている「金陵の郷」がありました。

見学ができるようなので、立ち寄ってみましょう。

大きな酒瓶のモニュメントがあり、瓶から桝へ酒?が流れていますが、流れ終わった酒?は手動で瓶へ戻すのでしょうか。少し気になりますね。(笑)

酒瓶のモニュメントがあるフロアの先は、広場へつながっており、広場の中央には立派な楠が育っています。

釣瓶井戸から酒作りで使用していた水を汲み取る仕組みです。立派な物ですね。

館内へ入ってみましょう。

職員へ館内の写真撮影と撮った写真をブログへ公開する事について了承を頂きました。

酒作りには様々な工程があり、たくさんの人たちが従事しています。

マネキン人形を使った説明は、非常にリアルで作業工程の雰囲気が良く分かりました。

多くの人たちの手により金陵の酒はでき上がります。

その他にもお酒やお酒を飲むのに使用する道具などが展示されていました。

これはお酒の名前です。カッコいい名前が多いですね。

お酒好きの人、そうでない人でも楽しめる施設です。

無料で見学できるので、こんぴらさんへ参拝に来た時は、是非見学して見て下さい。

讃岐うどんを食べよう

香川県は別名「うどん県」と呼ばれていますね。

こんぴらさんの表参道には、たくさんの飲食店が並んでいて、その中には讃岐うどんを提供しているお店が数件あります。

うどん屋の中には、自分で手打ちうどんを打つ事できるお店(中野うどん学校)もありますので、興味がある人は立ち寄ってみましょう。

私は「手打ちうどん てんてこ舞」というお店へ入りました。

讃岐うどんのモチモチ感と出汁が良く合っていて美味しく頂く事ができました。

【サイクリストの管理人からの一言】

うどん県で有名な食べ物と言えば、言わずと知れた「讃岐うどん」ですね。自転車の楽しみ方は様々であり、グルメを堪能したり絶景を眺めたり人それぞれです。自転車の楽しみ方について下記記事で紹介します。

こんぴらさんの基本情報とアクセス

住所香川県仲多度郡琴平町892-1
電話番号0877-75-2121(金毘羅宮 社務所)
参拝時間4月~9月 6:00~18:00
10月~3月 6:00~17:00
※コロナの影響により当面の間は、9:00~16:00
定休日無休
料金無料

金刀比羅宮宝物館・金比羅宮表書院高橋由一館

それぞれの施設は境内にあります。

  • 開館時間は9:00~16:00、休館日はありません。
  • 料金は大人800円、高校生・大学生400円、中学生以下は無料です。

【アクセス】

  • JR琴平駅から表参道入口まで徒歩10分
  • 琴電琴平駅から表参道入口まで徒歩5分
  • 善通寺ICから車で約15分

こんぴらさんの駐車場

こんぴらさんへは多くの参拝客が訪れるため、周辺には複数の有料駐車場があります。

また、お土産屋により、決まった金額以上の商品を購入すると駐車料金が無料になるところ(つるや旅館の売店、お土産さんのナカノヤ本店など)がありますね。

以下に駐車場の一部を紹介します。

駐車場名収容台数料金備考
タイムズ琴平こんぴら前121台月曜~金曜:300円/60分(当日1日最大料金は500円)

土・日・祝日:500円/60分(当日1日最大料金は800円)
バス2台駐車可能です。
バス駐車料金:当日限り1回1,000円
(24時以降は料金追加されます。)
ナイスパーキング琴平町5台100円/60分

【最大料金】
昼時(8:00~18:00)300円
夜時(18:00~翌8:00)300円
特定日の料金はオールタイムで100円/20分になります。
ナイスパーキング琴平第213台 100円/60分

【最大料金】
昼時(8:00~18:00)400円
夜時(18:00~翌8:00)300円
特定日の料金はオールタイムで100円/15分になります。
ナイスパーキング琴平第35台 100円/60分

【最大料金】
昼時(8:00~18:00)300円
夜時(18:00~翌8:00)300円
特定日の料金はオールタイムで100円/20分になります。

上表で示している特定日とは「①年末年始(12/30~1/7)②GW(4/28~5/6)③お盆(8/12~8/16)④金刀比羅宮例大祭の日(10/10、10/11)」の事です。

まとめ

過去に何度もこんぴらさんへ訪れていますが、やはり楽しいですね。

魅力的な場所であるため、今後も何度でもこんぴらさんへ訪れる事でしょう。

785段の長い階段を上った後の達成感と本宮近くの展望台からの絶景には心が躍ります。

昔から多くの人々に親しまれてきた「こんぴらさん」。

是非、自分の足でチャレンジして見て下さい。

きっとその魅力にはまる事になるでしょう。

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