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絶景・観光スポット紹介

標高927mの絶景!雲辺寺と周辺の公園へロープウェイで訪れよう

天空のブランコ

四国霊場中最も高い雲辺寺山の山頂に位置する「雲辺寺」。

かつては多くのお遍路さんを泣かせた「遍路泣かせ」の難所でした。

現在では、香川県観音寺市の山奥からロープウェイを使った標高927mの雲辺寺山頂へ辿り着くことができるようになり、大変便利になっています。

この雲辺寺の周辺にある「雲辺寺山頂公園」は、三豊平野や瀬戸内海、観音寺市の全貌をダイナミックに一望できる絶景スポットであり、公園に設置されている天空のブランコに乗って揺られながら眼下の光景を眺める事ができます。

この公園に設置されている天空のブランコやフォトフレームを使って撮影した写真は、とてもインスタ映えするでしょう。

本記事では、雲辺寺や雲辺寺ロープウェイ、雲辺寺山頂公園などについて紹介します。

香川県と徳島県の境界、雲辺寺と雲辺寺山頂公園を巡る

雲辺寺ロープウェイに乗って山頂へ

雲辺寺ロープウェイの建物に入り早速、雲辺寺山の頂上へ向かいます。

入口前にいたウサギたちはマスクをしています。コロナ渦ですのでロープウェイに乗る時は、マスクの着用を忘れてはいけません。

建物の中へ入ると菓子類や雑貨などが販売されているのが目に付きました。入り口前には自動販売機がありましたので、食べ物と飲み物を用意できますね。(尚、山頂付近の公園内にはカフェがあります)

店員から往復分のロープウェイ入場券を購入した後で、ロープウェイへ乗り込み、よいよ山頂へ向かいます。

ロープウェイの窓から見える三豊平野や観音寺市の眺望は素晴らしいの一言です。(嬉)

また、ロープウェイの底面の一部が柵のようになっていて、真下を除くことができます。

窓越しから下を除くとスリリングな感覚を体験できますね。(高所恐怖症の人は怖いかもしれません)

ロープウェイ乗り場がある山麓駅から山頂の駅までは全長約2,600m、高さ660mあります。

この区間を10m/秒の速度でロープウェイはいっきに進み、約7分程で山頂駅へ到着します。

2台のロープウェイを同時に運用しているため、空の上を進んでいる途中でもう1台のロープウェイとすれ違いました。(添乗員のアナウンスより、すれ違うタイミングを逃すことはありません)

短い時間でしたが、空の旅を楽しみながら山頂駅へ到着しました。

山頂は山麓と違って丁度良い気温です。

山麓の温度を確認するのを忘れましたが、聞くところによると山麓との温度差は約7℃ほどあるそうです。

山頂駅を出ると小さな広場があり、たくさんのあじさいが綺麗に咲いているのが見えました。

手のひらの椅子です。シュールですね。(笑)

この雲辺寺山は、香川県と徳島県の県境になっています。

【ロープウェイあれこれ】

自転車旅の道中で、ロープウェイに乗って山頂へ向かうことがありますね。下記記事でロープウェイに乗ったスポットについてお知らせします。

雲辺寺山頂公園から眺める絶景

まずは「雲辺寺山頂公園」へ向かいました。

その道中には綺麗なあじさいが咲き誇ります。

あじさいを眺めながら歩いていると、とある建物の前へ辿り着きました。

「あれ、公園じゃない。道を間違えたかな」と思いましたが、ここまでの道は一本道で間違えようがありません。

建物へ近づき、入口の扉の向こう側には広場があるように見えるため、建物の中へ入り広場へ行ってみました。

「なるほど。ここが雲辺寺山頂公園か」その景色を見て納得がいきました。

奥の方には、天空のブランコが見えます。(ブランコは全部で4つありました)

近寄ってみましょう。

このブランコは木製でできた温かみがあるデザインですね。

ブランコに揺られながら眼下の絶景を楽しむ事ができます。

ブランコをおもいっきり漕いでみれば、空へ向かって飛び立つようなスリルを味わえますね。

尚、このブランコは体重制限があり60kgまでの人が乗れます。(私はアウトです。シクシク)

山頂からは、三豊平野や観音寺市を一望できる絶景パノラマを堪能できて満足しました。

雲で霞んでしまっているのが少し残念です。(快晴だった場合は凄い絶景でしょう)

天空のブランコの他には、木製でできたフォトフレームがありました。

このフォトフレームのデザインは秀逸ですね。(個人的に気に入りました)

フォトフレームの手前にはカメラを置く台座があり、写真撮影の手助けをしてくれます。(天空のブランコ前にも同じ台座がありました。)

フォトフレームの大きさは高さ2m、幅3mほどです。

この枠内で様々なポーズを取って写真を撮ってみましょう。

インスタ映えする見事な一枚が撮れるかも知れません。

この写真は台座を使って撮影していませんが、まるで一枚の絵画のようです。名付けて「霞む平野を望む」です。(笑)

公園内を一通り散策した後で、建屋へ戻りました。

建物内にはカフェがありましたが、私が訪れて日は定休日でした。(泣)

このカフェは「カフェルポ UNPENJI」と言ってパンやケーキ、コーヒー、紅茶などを提供しています。

カフェルポ UNPENJI

  • 営業時間 10:30~16:30(ラストオーダー 15:30)確認要
  • 定休日  火曜、水曜(確認要)

建物内を見学していると「雲辺寺ALL SEASONフォトコンテスト2021」を開催している事を知りました。面白そうですね。

【絶景の紹介】

自転車旅の道中に山など高いところへ上り、眼下に見える絶景に感動したりしますね。下記記事ではそんな絶景を紹介します。

毘沙門展望館へ登ろう

雲辺寺山頂公園から少し歩くと毘沙門天の後ろ姿が見えてきました。

この毘沙門天に下にある建物が毘沙門展望館です。

入館は無料ですので、早速中へ入ってみましょう。

中へ入ると螺旋階段を使って最上階へ上がります。

最上階から外へ出て見ると、香川県側と徳島県側の景色を見ることがでいます。

この写真は徳島県側を撮った物です。山の稜線がつながって見えます。

この写真は香川県側です。山頂駅が見えますね。

しばらくの間、展望館からの景色を楽しんだ後で地上へ戻りました。

机の上にはたくさんのノートが置かれていて、雲辺寺山の山頂へ来た思い出にたくさんの人が記帳していました。(こうゆうノートを読むのは結構楽しいですね。)

この展望館の外へ出て一旦、山頂駅の方向へ戻りましょう。

その道中振り向いてみると、立派な毘沙門天のご尊顔を拝見できました。

雲辺寺となすび

あじさいに囲まれた道を進みながら雲辺寺へ向かいます。

道中には五百羅漢がお出迎えしてくれました。

塔の周りに五百羅漢が集まっている場所がありましたので、立ち寄ってみましょう。

塔の前には入滅を描いたお釈迦様のお姿を拝見できます。

様々な表情や仕草の羅漢様が境内に500体いますので、自分のお気に入りの羅漢様が見つかるかもしれません。

しばらく散策していると、仁王門の前へ到着しました。

この仁王門の周辺には、雲辺寺の境内案内図が設置されているため、それを見ながらどのように周るか考えると良いでしょう。

雲辺寺は四国八十八カ所霊場第66番札所で徳島県側にあります。(霊場としては、香川県側で第1番札所になっています)

約1,200年の歴史があり、789年(延暦8年)に16歳の空海が寺を建立するための木材を求めてこの山へ入ると、霊を感じた事により、一夜にして堂宇を建立したと伝えられています。

807年(大同2年)には嵯峨天皇の勅願により、再び入山した空海によりご本尊の千手観音が刻まれたそうです。

本堂の方へ向かうと「おたのみなす」と彫られた石柱が目に留まりました。

どうやら、「ナスの輪」をくぐり抜けてナスの腰掛へ座りお祈りを捧げるようです。

「親の意見となすびの花は何に一つも徒もない」という諺があるように、なすの花は一つも無駄なく実るため縁起物です。

また、なすは「成す」と同じ語呂ですので、参拝者の努力が報われ願いが叶えられるでしょう。

早速、ナスの腰掛に座ってお祈りを捧げました。

雲辺寺では至るところで「なす」を発見できますね。

例えば、なすのおみくじ。

なすのモニュメント。(男女の厄年が描かれています)

その他にもなすの絵馬やなす守りなど、なす尽くしですね。

本堂の前でも心を込めてお祈りを捧げました。

これはお釈迦様の直弟子である「びんずるさん」です。

別名は「なで仏」と呼ばれ、病気の人がこの像をなでた手で、自分の悪い所をさすると病気が治ると信じられています。

納経所へ向かうと、季節限定(6月下旬~7月下旬)の御朱印がある事がわかりました。

あじさいが鮮やかに描かれた御朱印ですね。(なすも描かれていてポイント高いです)

左側はハンコで、右側はシールです。

大師堂へはたぬきの家族が案内してくれます。(笑)

大師堂でもお祈りを捧げました。

凛々しいですね。

その他にもいろいろと見て周りました。

この「サヌカイト」は近くにあった木槌でたたくと「カンカン」と甲高い音が鳴り響き面白かったです。

雲辺寺ロープウェイの周辺を散策する

山頂駅から山麓駅へ戻り、雲辺寺ロープウェイ乗り場周辺を散策してみましょう。

ロープウェイ乗り場の奥の方には、雲辺寺へ続く山道がありました。

雲辺寺まで約4.2kmで徒歩で約2時間かかるようです。(かなり大変ですね)

昔のお遍路さんはこの山道を登っていたのですね。(凄いです)

山道入口の直ぐ近くには休憩所があります。その隣には、巡拝用品や民芸品を販売しているお店がありました。

そのお店は休憩所とつながっています。

可愛い貯金箱も売られています。

お食事何処やお土産屋もありました。

また、ロープウェイで飼っていると思われるワンちゃんがいます。

ワンちゃんの近くでは猫が寝転んでいました。微笑ましいですね。(笑)

雲辺寺ロープウェイの基本情報とアクセス

住所香川県観音寺市大野原町丸井
電話番号0875-54-4968
営業時間3月~11月 7:20~17:00(上り最終)
12月~2月 8:00~17:00(上り最終)
定期20分毎に運行(毎時 00・20・40分)
スキー場営業期間は最終時間が変わります
定休日無休(点検整備のため運休する場合があります)
料金大人(片道1,200円 往復2,200円)
中・高校生(片道900円 往復1,650円)
小学生(片道600円 往復1,100円)
※小学生未満は乗車券1枚につき1名無料
※団体割引については雲辺寺ロープウェイのホームページでご確認下さい。

ペットは無料で同伴できます。しかし、大型犬および特殊なペットのご乗車について窓口でご確認下さい。

【アクセス】

  • 最寄り駅のJR豊浜駅からタクシーで約15分
  • JR観音寺駅からシャトルバスが出ています。(1日2便で運行。10:10と12:15に出発。)
  • 大野原ICから車で約15分

雲辺寺ロープウェイの駐車場

雲辺寺ロープウェイの駐車場は、ロープウェイの建屋前と建屋から約150m離れた所に広い駐車場があります。(駐車場の隅には電車が保存されています)

普通車が約400台は駐車できるほど広々としているため、大型バスも駐車できますね。

駐車場にあった電車は、鹿児島の阿久根駅で宿泊施設として保存していた寝台客車ブルートレインを移設したそうです。(宿泊施設として利用できるそうです)

まとめ

標高927mから見渡す大パノラマは素晴らしかったです。

三豊平野や瀬戸内海、観音寺市の全貌を一望できる絶景スポットであり、その光景に魅了されてしまいます。

特にあじさいや紅葉の季節に訪れてみるとより一層楽しめますね。



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管理人
この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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