※本サイトはアフィリエイト広告を利用しPRしています。
絶景・観光スポット紹介

讃岐富士(飯野山)を登山しよう、初心者でも気軽に楽しめます

飯野山

香川県丸亀市と坂出市を跨がり、讃岐平野のほぼ中央に座す標高422mの飯野山。

おむすびの形をしている事から讃岐富士とも呼ばれ、地元の人たちに親しまれています。

この飯野山には、飯野町ルート、飯山町ルート、坂出ルートと複数の登山ルートがあり、登山初心者である私は、その内の一つ「飯野町ルート」で登山を行いました。

登山道は良く整備されており、気軽に楽しむ事ができます。

山頂へ向こう道中は、讃岐平野を一望できる展望スポットが点在しており、その光景に思わず「おー」と声を上げてしまいました。

本記事では、飯野山の登山で体験した出来事を紹介します。

飯野山の飯野町ルートを紹介

飯野町ルートは、赤線で表示されているルートです。約1時間ぐらいで山頂まで登山できます。

讃岐平野に座するおむすびの形をした飯野山を登山する

飯野山へ向かおう

丸亀市の市街地を抜けると、遠くに飯野山が良く見えるようになりました。

この飯野山へ登山するために向かいましょう。

立派なおむすびの形が特徴的で遠くから良く目立ちます。

この飯野山へ近づくたびに胸の高鳴りが大きくなってきました。

登山初心者の私にとって、久しぶりの登山です。

普段、自転車で山を登る事はありますが、徒歩で上る事は余りありません。

事前に調べたところによると、この飯野山は初心者に対してとても優しく、登山道が整備されているようです。

また、登山道のあちこちに道標があるみたいなので、道に迷う心配がなさそうでした。

これはポイントが高いですね。

飯野山へより近づいてくると、目の前には大きなおむすびの形をした雄姿が大きく映し出されます。

飯野町登山口の案内板がありました。矢印が示す方向へ進みます。

飯野山の説明が書かれた大きなパネルが壁際に設置されており、よいよ登山口へ向けてスタートです。

この大きなパネル横の坂道を駆け上がります。所々に斜度が10%を越えるところがあり、自転車で上るのはそれなりに疲れますね。

しばらく坂道を駆け上がって行くと、飯野山の登山口へ近づいている事がわかります。

丸亀市の観光協会が、飯野山の標高が422mである事から4月22日は讃岐富士の日と決めたそうです。

少し先へ進むと、駐車場が見えてきました。

この駐車場へ自転車を止めて、よいよ登山を開始します。

休憩して準備を整える

駐車場にあった看板に従い、階段を上って行きました。

約3分ほど歩いたでしょうか、前の前が開けた場所には、休憩所が見えてきます。

この休憩所で、トイレを済ませておきましょう。

ここから先は頂上までトイレがありません。(頂上には簡易トイレがありました。)また、水分補給ができる唯一の場所です。

自販機があるので、事前に飲料を用意していない場合は、ここで購入しておきましょう。

少し辺りを散策すると、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪ポストを見つけました。(笑)

本当のところ、このポストはいったい何でしょうか。

登山の際にはハチに注意が必要です。(私はたまたまでしょうか、遭遇しませんでした)

また、野良犬や猫などにエサを与えないで欲しいとお願いが出されています。

私が頂上まで登った時には、数匹の野良猫に遭遇しましたので、それなりの数がいると思われます。

ルールを守って楽しく登山しましょう。

【野生動物あれこれ】

飯野山のように自然溢れるところを訪れると、野生の動物と良く出会いますね。私が旅先で出会った野生動物を下記記事で紹介します。

登山開始!

休憩所で少し小休止をして、飲料をボトルに入れ直しました。

トイレも済ませ準備万全です。

それでは、いざ山頂を目指して歩きましょう。

しばらく歩くと二合目に到着です。木の枝に木札が掛けられていて、その木札に「二合目」と書かれていました。

事前情報通りに道は整備されていて歩き易いです。

段差があるため、ロードバイクで上るのは無理があります。(マウンテンバイクならば、なんとか頂上まで登れると思います。)

三合目へ到着するとベンチがありました。

少し休憩していきましょう。

三合目と書かれた木札にはカッパが描かれていました。何か由来があるのかな。(笑)

頂上まで残り1.6km登る事になりますので、休憩できる所で休むのも大切です。

眼下に広がる光景に満足

4合目までは目の前の道をひたすら歩いていきました。

途中、数人の登山者と出会い軽く挨拶をして別れます。

頂上までに至るまでに十数人の登山者と出会い、挨拶や道について尋ねながら歩いていきました。

話を聞いている内にこの飯野山は、多くの地元の人たちに親しまれている事が良くわかります。

4合目へ到着すると景色が開けてきて、うれしくなりますね。

眼下から讃岐平野が一望できました。(喜)

5合目を素通りして歩いて行きます。

しばらく歩いていると、またしても景色が開けてきます。

この開けた場所が6合目でした。丁度6合目の木札を見た時に、猫が飛び出してきたのです。

「おっ、猫だー」テンションが上がります。

可愛いですが、エサをあげてはいけません。(私はもともとエサを持っていないです)

6合目まで登るとそれなりの高さになっているため、眼下から眺めた光景に思わず「おー」と声を上げました。

遠くの方には讃岐山脈が見えますね。

素晴らしい絶景に大興奮です。

所々で足場が悪い部分もありますが、全体を通して登山初心者に優しい道が続きます。

7合目からの景色も素晴らしいの一言です。

8合目へ到着すると、看板が設置されていて、頂上まで残り約62mの高さを登る事がわかりました。

この看板に書かれていた「おじょもの足跡は何だろう」と疑問に感じましたが、これについては、山頂へ着いた時に判明します。

8合目の木札があった場所から少し歩くと、道の分岐があり、どちらの道でも頂上へ行けるようです。

片方は頂上まで210m、もう片方は410mであるため、210mの方が距離が短いという事は、斜度がきついのではないかと考えました。

そんな事を考えていると、丁度他の登山者が下山してきましたので、この分岐している道について尋ねてみましょう。

こーさん「こんにちは。少し道を教えて下さい。この2つの道ですが、距離が短い道は斜度がきついでしょうか。」

登山者「余りきつくはないよ。」

その後も少しお話した後で別れました。

登山者からの話から、200mしか距離が違わないのならば、410mの方を歩いた方が良いと判断したのです。

そうして、しばらく歩いていると9合目へ到着しました。

全く良い景色です。おむすびの形をした「角山」(すみやま)や遠くには瀬戸内海や瀬戸大橋が見えます。テンションが上がりますね。

9合目まで来たら頂上までもう少し。

きりきり歩いて行きます。

そして、遂に頂上へ辿り着いたのです。

【絶景の紹介】

飯野山のように小高い山や丘などを登って眺める景色は格別ですね。私が旅先で高いところから眺めた絶景を下記記事で紹介します。

飯野山の頂上

残念ながら飯野山の頂上は開けていなくて、景色を楽しむ事はできませんが、いろいろと見所はあります。

この頂上案内図を見てみると薬師堂やおじょもの足跡などがありますね。

頂上を散策してみましょう。

飯野山と彫られた石碑がありました。飯野山は新日本百名山の一つなんですね。

新日本百名山とは、登山家の岩崎元郎さんが、中高年が登り易い山という点を加味して選定した日本の百山だそうです。

薬師堂の前へ立ち止まり、お祈りを捧げました。

薬師堂
薬師堂

薬師堂の隣には、大量の水がペットボトルでストックされています。確かに山の上では、水は大変貴重ですね。

その他にも様々な岩や石仏、石碑などがありました。

これはなぜか私の心が惹かれた石像です。

一通り散策した後でベンチで休憩しました。

飯野山のおじょも伝説

「おじょも」とは讃岐国に伝わる伝説の巨人です。(讃岐の方言で「おじょも」とは巨人の事)

その昔、山を作るのが得意であったおじょもは、日本中を歩き渡り山を作っていたそうです。

ある時、海を渡り讃岐国へやってきました。

丁寧に丁寧に作った山が「飯野山」だと言われています。

また、飯野山と金毘羅さんがある象頭山を跨いでしょんべんしてできたのが、一級河川の土器川だそうです。

飯野山にはその時できたおじょもの足跡が残っています。

おじょもの足跡を探してみましょう。頂上にあった階段を下って行きます。

すると展望台がありました。

展望台から讃岐平野を見渡します。(喜)

振り返ってみると、巨石が並んでいました。

どうやら、この岩に凹んでいる所が「おじょもの足跡」のようです。

おじょもの足跡
おじょもの足跡

その大きさにビックリしますね。

巨石あれこれ

頂上まで登ってきた道中には、巨石を発見する事はありませんでしたが、実は飯野山にはたくさんの巨石があります。

頂上へ到着した後で周辺の散策中に、頂上へ来た道とは違う道を発見していました。

この新しく発見した道は、登山時に歩いた道へつながっているとなぜかはっきりと確信していたため、この道を使って下山します。

その道中には、たくさんの巨石を見る事ができました。

道を下って行くと、思惑通りに8合目で分岐していた道へ辿り着いたのです。

そして、駐車場へ向けて下山していきました。

【巨石・奇岩を眺めよう】

私は自転車旅で巨石や奇岩、奇峰を眺めに訪れたりしており、下記記事で紹介します。

登山の後で温泉はいかがですか

登山の後で入る温泉は格別ですね。

丸亀市には温泉施設があるため、時間的に余裕があれば日帰り入浴していきませんか。

そこで温泉施設を2つ紹介します。

まずは「丸亀ぽかぽか温泉」です。

ここでは、露天風呂や各種マッサージバス、サウナなど20種類のお風呂が楽しめます。

施設名丸亀ぽかぽか温泉
住所香川県丸亀市山北町400-1
電話番号0877-25-1126
営業時間平日 10:00~翌1:00
土日祝 8:00~翌1:00
定休日毎月第3火曜日
料金大人(中学生以上)600円、シニア(65歳以上)500円、
中人(小学生)330円、小人(0歳〜小学生未満)220円
耳より情報毎週水曜ぽかぽかサービスデー
小学生以下 入浴料無料(祝日・GW・お盆・年末年始を除く)
※保護者同伴に限ります。

次に紹介するのが「健康長寿温泉 天然温泉あ・くあ」です。

石貼りで高級感溢れている露天風呂は、源泉掛け流しはもちろんの事、メタケイ酸含有泉の効果で体が温まります。

施設名健康長寿温泉 天然温泉あ・くあ
住所香川県丸亀市郡家町1555-5
電話番号0877-28-2525
営業時間11:00~23:00
木曜日のみ13:00~23:00
受付最終時間は22:30まで
定休日毎月第三木曜日(祝日の場合は翌日になります)
料金大人(中学生以上)630円、子供(小学生)370円、
幼児(3歳以上)270円

飯野山の基本情報とアクセス(飯野町ルート)

住所香川県丸亀市飯野町東二25-7

【アクセス】

  • JR丸亀駅から丸亀コミュニティバス(丸亀東線三谷団地前行)に乗って 「飯野山登山口」で下車(乗車時間:約20分)
  • 坂出ICから車で約10分

飯野山の駐車場(飯野町ルート)

飯野町登山口を登って行くと、普通車が約30~40台ほど駐車できるスペースがあります。

まとめ

登山初心者でも安心して登山ができる飯野山。

登山道も整備されているためサクサク歩けました。

標高は422mとそれほど高くはありませんが、動きやすい服装や飲料など準備をしっかりと整えてチャレンジして見て下さい。

お手軽に登山の楽しみを味わう事ができます。

タイトルとURLをコピーしました