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旅の体験談

「天空の鳥居」で有名な高屋神社(香川)の行き方や景色など見所を紹介

天空の鳥居

近年、雑誌やテレビなどメディアに取り上げられ、「天空の鳥居」のフレーズで一躍有名となった高屋神社(たかやじんじゃ)。雄大な瀬戸内海と観音寺市街を一望できるフォトジェニックスポットとして、高い人気を誇ります。

高屋神社では「天空の鳥居から望むパノラマ絶景」「270段の石段が織りなす天空の階段の景観」「磐座から望む景色」など様々な眺望を楽しめる。

稲積山の頂上に佇む本宮を目指し、自家用車・バイク・自転車・シャトルバス・徒歩など様々な移動手段を使って訪れよう。

本記事では、香川県のパワースポットの1つである「高屋神社」の行き方や見どころを紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 天空の鳥居から絶景を見てみたい
  • 高屋神社の行き方や見どころを知りたい
  • 神社仏閣やパワースポットに興味がある

高屋神社とは

高屋神社
高屋神社(本宮)

高屋神社(たかやじんじゃ)は、香川県観音寺市にそびえ立つ、標高404mの稲積(いなづみ)山に鎮座しています。

平安時代に編纂された延喜式によれば、「讃岐国刈田郡高屋神社」とあり、古くから信仰が篤いことを伺いしれますね。また、稲積山の山頂にあることから、「稲積神社(いなづみじんじゃ)」とも呼ばれている。そのため、地元では親しみを込めて「稲積さん」とも呼んでいるそうですよ。

山頂にあるのは「本宮」です。その他にも山の中腹には「中宮」があり、麓には「下宮」があるので、足を運んでみよう。

高屋神社の絵馬

毎年4月第2土曜日、日曜日の2日間にわたり、春の例大祭「高屋まつり」が開催される。そこでは「ちょうさ」という太鼓台と獅子舞が奉納されるのでお見逃しなく。さらに桜の花びらの散り方を見て、その年の豊凶を占うという。実に興味深いと思いませんか。

「絶景のパワーポイント天空の鳥居からの眺め」で四国八十八景69番に選ばれており、全国から多くの観光客が訪れる人気スポットになっています。

高屋神社のご祭神・ご利益

高屋神社(本宮)
高屋神社(本宮)

高屋神社に祀られているご祭神は、以下の通りです。

  • 邇々杵命(ににぎのみこと)
  • 保食命(うけもちのみこと)
  • 咲夜比女命(さくやひめのみこと)

邇々杵命は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫に当たる神様ですね。降臨の際に稲作を地上にもたらしたといわれています。保食命は、食物を司る神様ですよ。咲夜比女命は、日本神話で最も美しい誉れ高い女神様。霊峰・富士山に祀られていることで知られている。

ご利益には「金運・商売繁盛・海上安全・交通安全・安産祈願・五穀豊穣」など幅広いお願いを受け付けてくれますね。

「天空の鳥居」高屋神社の行き方(アクセス方法)と所要時間

高屋神社の本宮は、稲積山の頂上にあるため、自分や同行する人の体調や天候などから最適なアクセス方法を選ぼう。

主な移動手段には、自家用車・バイク・自転車・シャトルバス・徒歩などがある。最も楽な移動手段は、シャトルバスですね。それぞれの移動手段による行き方について説明します。

自家用車・バイク・自転車で行く

高屋神社(本宮)へ向かう道

シャトルバスの運行時間外であれば通行できますが、道幅が狭く脱輪や交通事故が多い道なので、運転には十分気を付けよう。

対向車が来たらすれ違えないところが多いので、運転に自信がない方や大きめの車では行かない方が無難です。「不動の滝カントリーパーク」を目印にすれば迷うことなく進めます。道の途中には、分岐がありますが看板があるので、指示された方向へ進むように。

狭い道

ちなみに、自転車で本格的なヒルクライムを楽しめますが、特に帰路はスピードを出さないように気を付けたい。スピードを落とし、対向車と衝突リスクを回避しよう。

自転車の車種は、劇坂が続くのでE-Bikeがおすすめです。

三豊市
三豊市

道中、高度が上がるに従い眼下には、三豊市を遠くまで見渡せる。とても良い景色なので自転車やバイクを停車する際には、周囲に気を配ろう。

分岐前にある看板
分岐前にある看板

道なりに劇坂を上り続けていると、頂上付近でまた分岐がありますが、そこにも看板があるので、指示された方向へ進めば、本宮の駐車場へ辿り着けます。

駐車場から約150mほど歩くと、お目当ての「天空の鳥居」へ到着。そこまで急坂を歩くので、動きやすい服装を着ていこう。

麓から駐車場まで所要時間は、車やバイクであれば片道約15分ほどです。

  • 高松自動車道「大野原IC」から車で約40分
  • 高松自動車道「さぬき豊中IC」から車で約30分

シャトルバスで行く

シャトルバスの時刻表
シャトルバスの時刻表

琴弾公園内にある有明グラウンド前駐車場から高屋神社(本宮)まで、シャトルバスが直行しています。運行スケジュールは以下の通り。

  • 運行する曜日 土曜日・日曜日・祝日
  • 時間帯 9:00~17:30まで1時間に1~2便
  • 高屋神社へ向かう最終時刻は16:00
  • 高屋神社から有明グラウンドへ向かう最終時刻は17:00

詳細な運行時間については、観音寺市の公式ホームページで最新情報をご確認下さいね。また、その日の気象によりシャトルバスの運行が中止されたり、制限される場合もあるので、利用する際には合わせて確認しよう。

一般車両の通行禁止の案内

先ほども触れましたが、シャトルバスの運行時間帯は、全ての一般車両(自転車も含む)は運行が禁止されています。

料金は片道でも往復でも同じ料金となる。

  • 大人(中学生以上):1,500円
  • 小人・障害者手帳をお持ちの方:700円
  • 未就学児(大人1人につき1人のみ):無料
    • 未就学児は2人目からは1人につき700円

本宮の駐車場へ辿り着いた後、約150mほど歩くと「天空の鳥居」が見えてきます。そこまで急坂を歩くので、動きやすい服装を着ていこう。

シャトルバスの所要時間は、片道約25分ほどです。

  • 高松自動車道「大野原IC」から車で有明グラウンドまで約12分
  • 高松自動車道「さぬき豊中IC」から車で有明グラウンドまで約15分

有明グラウンドには、無料駐車場があります。(普通車 60台)

徒歩で行く

高屋神社(本宮)へ向かう登山道
高屋神社(本宮)へ向かう登山道

徒歩で本宮へ向かう場合は、まずは下宮へ訪れよう。下宮の駐車場から本宮につながる約1.5kmほどの登山道が整備されています。

登山道は、かなりの急勾配な険しい山道が続くので、だめならば無理せず引き返す判断が大事になる。さらに途中から未舗装となるのでスニーカーや運動靴、登山靴を履いておきたい。特に雨が降った後は、滑りやすくなっているので気を付けよう。

石段から「天空の鳥居」を見上げる
石段から「天空の鳥居」を見上げる

また、道幅が狭かったり、石がゴロゴロしていて、最後に270段の石段を登る。見上げれば「天空の鳥居」の鮮明な姿が見えくるので、テンションが上がるだろう。ここまで来たら頂上まであと少し。最後まで油断せず登ろう。

登山道を歩く際には、飲み物を忘れないように気をつけて下さいね。

高屋神社(下宮)の参道
高屋神社(下宮)の参道

ちなみに外宮は小高い丘の上にあるので、そこへ向かう参道は短い距離だけど劇坂になっている。なので、徒歩や自転車で向かうと、それなりにキツイですよ。

稲積山山頂をカメラのズーム機能を使い撮影
稲積山山頂をカメラのズーム機能を使い撮影

参道からは、稲積山山頂に小さな「天空の鳥居」が見て取れますね。

下宮の駐車場から本宮まで徒歩の所要時間は、片道約30~50分ほどです。

  • 高松自動車道「大野原IC」から車で下宮まで約18分
  • 高松自動車道「さぬき豊中IC」から車で下宮まで約20分
  • JR観音寺駅から「観音寺市のりあいバス五郷高室線」に乗って、下車後に下宮まで徒歩約10分
    • フリー乗降制度なので運転手に「高屋神社へ行く」と告げると、近くの県道に停車してくれます。
  • JR観音寺駅から「三豊市コミュニティバス仁尾線」に乗って、室本で下車後、下宮まで徒歩約10分

下宮には、無料駐車場があります。

高屋神社の見どころ紹介

高屋神社の見どころは、代名詞である「天空の鳥居」以外にも色々あります。絶景からご利益まで高屋神社を味わい尽くそう。

天空の鳥居から望むパノラマ絶景

天空の鳥居
天空の鳥居

高屋神社の一番の魅力は、幻想的な絶景が見られることですね。季節や天候、時間帯により様々な表情を見せてくれるので楽しいですよ。

鳥居が建つ場所からは、眼下に銭形砂絵で有名な有明浜の海岸線が伸びており、観音寺市街と穏やかな瀬戸内海が広がっています。天気が良ければ、遠くに西日本最高峰・石鎚山が見えることもある。

青空の下、神々しい太陽を背に「天空の鳥居」越しに見える絶景は、思わず目を奪われてしまうだろう。夕方になれば海に沈みゆく夕日と、オレンジ色に染まる鳥居が美しくよく映える。記憶に残る壮大な景色をしっかり目に焼き付けよう。

それでは、天空の鳥居の景色をダイジェストで紹介。

「天空の鳥居」の景色(その1)
「天空の鳥居」の景色(その2)
「天空の鳥居」の景色(その3)
「天空の鳥居」の石柱
観音寺市街

天空の鳥居は、フォトジェニックスポットとしても超優秀。創意工夫してカメラで自分だけの1枚を撮りたいものですね。

かつて本宮には、ハイカーがたまに来る程度だったそうで、この絶景は知る人ぞ知る存在でした。けれど、2017年頃あたりからSNSを通じて、天空の鳥居が紹介され、広く認識されるようになりました。

そして、今では「天空の鳥居=高屋神社」として観音寺市の公式サイトにも紹介されており、多くの観光客が訪れています。

【カメラと双眼鏡に関する話】

天空の鳥居で記憶に残る1枚を撮ろう。また、遠くをよく見るには双眼鏡があると便利です。そこで下記記事では、カメラと双眼鏡に関する話を紹介します。

270段の石段が織りなす「天空の階段」の景観

天空の階段
天空の階段

高屋神社以外にも「天空の鳥居」と呼ばれる場所がありますが、ここでは「天空の石段」がセットになっているのが素晴らしい。それが、より幻想的な光景を創りだしています。

鳥居の下側をのぞき込むと、足がすくむような急角度の石段が見て取れる。高所恐怖症の人は、のぞかないほうが精神的によいと思うかな。

ゆるぎ岩
ゆるぎ岩
天空の石段(その1)
ゆるぎ岩

270段の石段の途中には、「ゆるぎ岩」と呼ばれる大きな岩がある。階段の中央にどっしりと鎮座し、神様をお守りしています。

私は後から知ったのですが、実はこの岩は、指で押すと動くけど、落ちない岩なんだとか。く~、どのような感触なのか試してみたかった・・・次の機会の楽しみにとっておこう。

ゆるぎ岩のある場所から視線を上に向けると、急勾配の先に天空の鳥居がそびえ立つ。まるでその光景は、天国へ続く階段のようだ。

そんな神秘的な雰囲気を醸し出しているのが「天空の石段」の魅力でしょう。

磐座(仁尾方面展望所)から望む景色

磐座
磐座

駐車場から本宮へ向かう途中の脇道を歩くと、大きな岩がたくさんある場所へ辿り着きます。そこは磐座(いわくら)ですね。

磐座とは一言で表せば、神様が天下る岩のこと。基本的には巨石が多い。

実はこの場所からは、天空の鳥居と違って、北側を見渡せる隠れスポットになっている。父母ヶ浜で有名な仁尾方面や荘内半島などの景色を楽しもう。

磐座から望む景色
磐座から望む景色

残念ながら展望台としては整備されていないので、足元には注意して歩くように。自然の岩肌がむき出しの地形ですよ。

仁尾方面展望所と書かれた案内板があり、小さな道ができているので初見でも分かりやすい。天空の鳥居へ向かう前に立ち寄ろう。

金運のパワースポット

高屋神社(本宮)
高屋神社(本宮)

先ほども触れましたが、高屋神社は金運や商売繁盛などのご利益があるパワースポットです。ここへくるまでに急坂を歩くので、息が乱れているかも知れません。

そんな場合は1、2回深い深呼吸をして、息を整え心を落ち着かせよう。そして、静かな気持ちで参拝すると良いですね。

金運スポットの案内
高屋神社の境内
狛犬

本殿周辺はそれほど広くはないので、見て回るだけならば所要時間は5分もあれば十分といえる。

けれど、せかせかしながら見物するのはもったいない。気になったところや、ピンときたところで立ち止まり、じっくりと見て回りましょう。

お守りや御朱印を授かれる自動販売機

東屋と自動販売機

天空の鳥居の近くには東屋があり、そこには面白い自動販売機があります。ラインナップを確認すると、お守りや御朱印があるじゃないですか。

日本には数多くの神社がありますが、自動販売機で御朱印などが授かれるのは珍しいといえる。

高屋神社では本宮・下宮に人は駐在しておらず、参拝者が多いということで、自動販売機が設置されたのであろう。

高屋神社の御朱印

もし、自動販売機に御朱印が補充されていなければ、稲積山の麓にある加麻良神社へ訪ねて下さいね。

加麻良神社の社務所は、人が常駐しているわけではないですが、そこで高屋神社の御朱印を授かれます。訪れるならば、一度連絡を入れた方が確実ですね。

ちなみに、自動販売機には、普通の飲み物も売られているのでご心配なく。

加麻良神社

  • 住所 香川県観音寺市流岡町820-1
  • 電話番号 0875-25-0034

下宮には御本殿の遥拝所がある

御本殿の遥拝所
御本殿の遥拝所

本宮へ行く時間や体力がない方は、下宮へ足を運ぼう。境内には御本殿の遥拝所があります。

ここで祈願すれば、ご利益を授かれる。もちろん下宮にも社殿がありますので参拝していきましょう。

高屋神社(下宮)
高屋神社(下宮)

下宮は徒歩で本宮へ行く際の起点となる場所です。駐車場はそれなりに広いので、ここで車を駐車していきたい。また、飲み物を買い忘れていたならば、自動販売機があるので、購入するのを忘れずに。

結城友奈は勇者であるのキャラクターが描かれた自動販売機

自動販売機のデザインは、可愛いキャラクターなので癒されます。彼女たちは、観音寺市を舞台にしたアニメ「結城友奈は勇者である」の登場人物をデフォルメされて描かれた姿ですよ。

高屋神社(本宮)の基本情報とアクセスマップ

高屋神社のアクセスマップ
高屋神社のアクセスマップ
住所香川県観音寺市高屋町2800
電話番号0875-24-2150(観音寺市観光協会)

高屋神社(本宮)の駐車場

高屋神社本宮駐車場
高屋神社本宮駐車場

高屋神社の本宮には無料駐車場があります。(普通車 約25台)

駐車場から参道を歩いて約5分ほどで本宮へ到着しますね。

まとめ

高屋神社の鳥居

稲積山山頂に鎮座する高屋神社の本宮には、「天空の鳥居」と呼ばれるフォトジェニックスポットがあります。思わず息を飲むほどの瀬戸内海と観音寺市街の絶景を楽しもう。

自家用車・バイク・自転車・シャトルバス・徒歩など様々な移動手段を使って訪れますが、一番楽な方法はシャトルバスかな。しかし、あえて徒歩や自転車で苦労して向かえば、喜びもひとしおです。

また、高屋神社は金運のパワースポットとして名高い。高屋神社の周辺には、銭形砂絵や金刀比羅宮(こんぴらさん)など数多くの金運スポットがあるので、一緒に足を運んでみてはいかがですか。

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