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旅の体験談

奇岩・奇峰にビックリ、岡山にある日本の五大渓谷「豪渓」を観光

清らかな水が流れる渓谷で、新緑や紅葉を楽しみながら散策してみませんか。

岡山県内には、日本の五大渓谷の一つに数えられている「豪渓」があります。豪渓は多くの奇岩・奇峰の景勝地であり、断崖絶壁の光景には圧倒的されますね。

岡山県内でも有名な紅葉スポットであり、紅葉の季節には、毎年多くの観光客が訪れます。また、紅葉だけでなく新緑も素晴らしいですよ。

本記事では、サイクリングしながら新緑の豪渓を巡ります。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 様々な渓谷に興味がある
  • 豪渓へ行ってみたい
  • 新緑の豪渓を知りたい
  • 日本の五大渓谷に興味がある

初夏の豪渓を巡る

豪渓へ向かおう

豪渓へ向かうには、県道57号線を使います。

県道57号線は、北は吉備中央町、南は総社市に跨っておりますが、岡山市から向かう場合は、総社市方面から向かう南ルートが近いです。

具体的には、国道180号線を使って途中から県道57号線へ分岐するルートですね。

豪渓へ向かうルート

© OpenStreetMap contributors

もし、紅葉の季節に豪渓へ車で訪れる場合は、毎年車が渋滞していますが、豪渓入口付近の駐車場へ入るために必ず南側ルートから向かいましょう。

紅葉の季節以外では、北ルート、南ルートどちらから向かっても問題ないよ。

新緑の季節、私は自転車のペダルを軽やかにまわし、総社方面の南ルートから豪渓を目指していました。

道なりに進んでいると、沿岸には「池田小学校ライスカレー」と書かれた旗が風になびいているのを目撃します。

「へぇー、こんな所に店があったんだ。気が付かなかったな」と立ち寄りたい気持ちになりましたが、まだ昼食を取るには時間的が早すぎます。

また、紅葉の季節に豪渓へ訪れる予定なので、その時に立ち寄ることにしました。

池田小道の駅
池田小道の駅

後日、この店について調べてみると、「池田小道の駅」と呼ばれており、地元農家が持ち寄る新鮮な野菜を市場価格より2~3割安くして販売しているそうです。

また、米や野菜以外にも花や手作りの雑貨なども取りそろえています。

池田地区の住民有志が地域活性化のために開きました。

池田小道の駅

  • 住所 岡山県総社市槙谷3333-2
  • 電話番号 0866-95-9100
  • 営業時間 9:00~15:00
  • 定休日 火曜日
  • 駐車場 普通車 約20台

「池田小道の駅」の前を通過して先へ進みます。

しばらく進んでいると、紅葉の季節に交通整理をしている所が見えてきました。

紅葉の季節になると、多くの観光客が豪渓へ訪れます。

豪渓の駐車場はそれほど広くはないことが原因の一つだと思いますが、豪渓へ近づくにつれて酷い渋滞になりますね。

豪渓の近くにある住宅地の前は道幅は狭く、普通車同士がすれ違うことができますが余り余裕はありません。

この道は一方通行ではないため、渋滞になると自転車でも中々先へ進めなくなります。

住宅前を通過していると、沿岸に「豪渓」を示す石柱を目にしました。ついに豪渓へ辿り着いたのです。

新緑の豪渓

新緑の季節に豪渓へ訪れると、観光客はほとんど見かけないため、閑散としていて静かで落ち着きます。

紅葉の時期には、いつも満杯になっている駐車場ですね。

中国自然歩道の説明です。岡山県内には5つのルートに大別されていて、その内1つに豪渓が組み込まれています。

豪渓は、岡山県内ではとても有名な紅葉の名所です。

紅葉の季節には多くの人が訪れます。

全長600mの渓谷であり、長い年月の風化や水の流れにより浸食されてできた奇岩・奇峰を眺めることができる景勝地です。

日本五大渓谷の一つに数えらおり、1923年に国の名勝に指定されました。

奥へ進んで行くと、新緑がとてもまぶしく空気が良いです。

若葉の紅葉も悪くないですね。紅葉は赤い物だと決めつけてはいけません。(笑)

豪渓に流れる槇谷川では、清涼感たっぷりの水辺散策も楽しめます。

時折流れるそよ風が心地良く感じますね。

気分爽快な森林浴を楽しみましょう。

豪渓散策の拠点

新緑の中を散策していると休憩所のある広場へ到着しました。

豪渓散策の拠点として申し分ないです。

尚、東屋の近くには、トイレも完備しているのも見逃せないポイントですね。

11月1日から11月30日の期間限定になりますが、観光案内所が開かれます。

この観光案内所では、おでんなどの軽食を食べることができますね。

また、この休憩所で辺りの風景を眺めながらお弁当などを食べるのも気持ち良さそうです。

それに何と言っても、休憩所の目の前には、見事な奇峰が顔を覗かせています。

新緑に映える奇峰の光景に思わずビックリしますね。

過去紅葉の季節に撮影した写真がこちら。青空の下、奇峰が良く映えています。

奇岩・奇峰を眺めて

道路の散策中は、時折忘れた頃に車と出くわしたりしますので、気を付けましょう。

尚、道幅は狭くなっているので「車一台+α」ほどの広さしかありません。

今回は立ち寄らないですが、この豪渓には「豪渓寺」というお寺があります。

先ほどの訪れた休憩所の近くにありますね。

ここでは、天柱山一帯に鎖の行場や梯子の行場が作られおり、修験道となっていたそうです。

また、この辺りは海抜330mの天柱山や剣峰、雲梯峰(うんていほう)など奇岩・怪岩がそびえ立っています。

渓谷を潤す槇谷川とこれらの奇岩・怪岩などの岩石美により、独特の景観を醸し出していますね。

大きな岩が見えます。

遠くの方には、新緑に囲まれた展望台が見えますね。あの展望台へ行ってみたいです。

しかし残念ながら、展望台は落石などで危ないため立入禁止となっています。

一体どのような絶景を眺めれるのか考えただけでもワクワクしますね。

落石の標識を発見。

路肩を歩く時は、落石があるかも知れないため注意しよう。

散策の途中で上を見上げると「天柱」の文字が目に飛び込んでくる。

この「天柱」の文字は、享和元年(1801年)に備前国和気郡の医師で書家であった武元登々庵が書いて、石工2人が14日かけて刻んだそうです。

奥へ進んで行くと、槇谷川には多くの奇岩・怪岩を見ることができます。

太古の昔、川の激流により、花崗岩が削れらてゆき、多くの奇岩・怪岩が誕生しました。

そのような岩を、ゆっくりと散策しながら眺めるのも楽しいですね。

また、周辺には奇峰がそびえ立ち見る物を驚かせます。

見事な断崖絶壁に目が釘付けで、これだけを見るために豪渓へ訪れるのも十分有りですね。

散策の折り返し地点、見返橋

見返下橋
見返下橋

奇岩や奇峰を眺めながら奥の方へ歩いて行くと、2つの朱色の橋が見えてきました。

手間にあるのが「見返下橋」で、奥にあるのが「見返橋」です。

この見返橋を渡っている時に「後ろを振り返ってはいけない」という言い伝えがあるそうですが、出自は不明です。

見返橋
見返橋

豪渓の散策コースはこの見返橋までですね。

新緑と奇岩を楽しむ分には、この先の吉備中央町を目指しても良いですが、紅葉が楽しめるのはこの見返橋までです。

【美麗な橋、珍しい橋の紹介】

日本国内には、独特な橋や珍しい橋、美麗な橋など面白い橋がたくさんありますね。旅の道中で目撃したそのような橋を下記記事で紹介します。

吉備中央町へ向かってみよう

見返橋の周辺にも奇岩が集まっています。

見返橋を渡って奥へ進んで行くと、まだまだ奇岩や絶壁を楽しめますね。

しばらくの間、奥へ進んでいると吉備中央町へ入りました。

道幅が2車線へ広がっています。

奥へ進むほど奇岩は余り見かけなくなりました。

この槇谷川沿いの道は県道57号線であり、総社賀陽線と呼ばれています。

2003年の大雨で土砂崩れが起きた時は通行止めとなっていましたが、2011年4月に通行可能になりました。

通行止めになっていた期間は約8年であり、復活するには長い年月が必要だったのです。

周りには住宅地が見えてきました。

水田には水が張り、稲の苗が植えられています。

この時期、日本のいろんな所で見られる光景の一つですね。

この稲作の景色を見ると、なぜか安心感を感じます。不思議ですね。

この頃には、既に渓谷から離れてしまい、人々が暮らす集落へ到着しました。

豪渓の基本情報とアクセス

住所岡山県総社市槇谷
電話番号080-6345-9132(豪渓観光案内所)
豪渓観光案内所の営業期間11/1~11/30の期間のみ営業
豪渓観光案内所の営業時間9:00~16:00

【アクセス】

  • JR総社駅からタクシーで約30分
  • JR豪渓駅からタクシーで約20分
  • 総社ICから車で約45分

豪渓の駐車場

左手の広いエリアが駐車場です。

南側ルート(総社方面)から訪れた場合、豪渓の入口付近には、無料駐車場があります。(普通車40台、バス3台)

その他に、豪渓観光案内所の付近には、普通車が7台ほど駐車できるスペースがあります。

尚、紅葉の時期には、人通りが多いためこの場所で車を駐車するのはお勧めしません。

まとめ

岡山県総社市槇谷に位置する豪渓。

国に名勝指定されている渓谷であり、岡山県を代表する景勝地の一つです。

長年の風化浸食された奇岩や断崖絶壁の奇峰も連なるようにそびえ立っています。

豪渓をゆっくりと散策しながら周辺を眺めてみて下さい。

きっと、気分がリフレッシュされて清々しい自分に気が付くはずです。

【自然の神秘あれこれ】

豪渓の景観のように悠久の時間を掛けて造られていくのは、まさに自然の神秘ですね。そのような景色を旅の道中で目撃しましたので、下記記事で紹介します。

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