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旅の体験談

サイクリングのすすめ、岡山の紅葉の名所「豪渓」を漫喫

豪渓の景色

毎年、紅葉の時期になると多くの人は、色鮮やかに染まった綺麗な景色を眺めるために紅葉狩りへ出かけますね。

岡山県内で有名な紅葉狩りスポットの一つとして「豪渓」があります。

清らかな水が流れる渓谷で、紅葉を楽しみながら散策してみませんか。

紅葉の時期になると、豪渓へ至る道は、毎年多くの観光客の車が渋滞することで知られています。

そこで、自転車でサイクリングしながら豪渓へ訪ねてみましょう。

本記事では、サイクリングしながら豪渓へ向かう道中や豪渓の景色について紹介し、豪渓の魅力をお伝えします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 豪渓について知りたい
  • 紅葉の時期の豪渓に興味がある
  • サイクリングで豪渓へ行きたい

豪渓とは

豪渓は、岡山県の三大河川の一つである高梁川の支流の槇谷川上流に位置し、県内で紅葉の名所としてその名を知られています。

豪渓の石柱

また、紅葉だけでなく、「天柱」の文字を刻んだ天柱峰を始め様々な奇岩・奇峰群は見応えがあり、一年を通し楽しめる絶景スポットです。

その美しい景観は、国の名勝に指定されており、日本の五大渓谷の一つに数えられています。

尚、新緑の時期に豪渓へ訪れ、豪渓が織りなす奇岩・奇峰などの景色について下記記事で詳しく紹介していますので、本記事と合わせてご覧になって下さい。

サイクリングのスタートは総社駅が最適

豪渓へサイクリングで向かうためのスタート地点としては、JR総社駅が最適ではないでしょうか。

総社駅

JR総社駅から豪渓までの距離は約13kmであり、サイクリストにとっては、短く感じる距離ですが、往復すると約26kmとなり、それなりに走りごたえはあります。

普段から余り自転車へ乗らない人でも片道13km程度ならば約1時間程度で目的地の豪渓へ辿り着きますね。

サイクリングを通して、総社市の自然に触れながら豪渓へ向かう道中も楽しみましょう。

JR総社駅

住所 岡山県総社市駅前1丁目1

  • JR岡山駅からJR総社駅までの所要時間は、伯備線を使用して約30分前後です。
  • JR総社駅は、広大なレンゲ畑を堪能できる吉備路サイクリングロードの玄関口になっています。

豪渓への最寄り駅は、JR豪渓駅です。この駅については後述します。

レンタサイクルについて

レンタサイクル荒木

自分の自転車を持ち込めない場合は、総社駅前にある「吉備路レンタサイクル(レンタサイクル荒木)」でレンタサイクルをお借りしましょう。

豪渓までの道のりは、ほぼ平坦路です。

豪渓へ近づくにつれ若干上り基調になっていきますが、シティーサイクル(ママチャリ)でもそれほど疲れることなく走れる勾配ですね。

気分爽快にサイクリングを楽しむためには、クロスバイクをレンタルすることをお勧めします。

吉備路レンタサイクル(レンタサイクル荒木)

住所 岡山県総社市駅前2丁目-1-5

電話番号 0866-92-0233

営業時間 9:00~18:00(冬季11月~2月は17:00まで)

休業日 年末年始

※車の預かり可能(台数制限有り)

レンタル料金及び注意事項

  • レンタル料金は2時間500円(以降1時間増すごとに200円追加、1日の上限1,100円)
  • 乗り捨て(別の場所へ返却)する場合は、一律1,100円
  • 子供乗せ自転車は、上記のルールに一人当たり300円加算
  • クロスバイクのレンタル料金は一律2,200円で、荒木レンタのみ発着可能。乗り捨て不可
  • レンタルの手続きの際には、身分証のご提示が必要
  • 日をまたぐ貸し出しの場合は、翌日の10:00までに返却。上記料金に500円加算。以降1時間増すごとに200円追加

豪渓まで道中をゆっくり走り漫喫しよう

国道180線までの合流ルート

JR総社駅から豪渓へ向かうにあたり、景色の良い高梁川沿いを走るのが良いですね。

そのためには、まずは高梁川に架かっている総社大橋まで走りましょう。

こちらの地図で示したように、総社駅から西へ約1kmほど走れば総社大橋へ到着します。

© OpenStreetMap contributors

総社大橋へ到着したら橋を渡らずに、右折して北上しましょう。

総社大橋

こちらの地図で示した赤ラインのように、川沿いを走ります。

© OpenStreetMap contributors

車は通らない道なので、周りの風景を眺めながらゆっくりと走ると良いでしょう。

私がサイクリングした日は、河川敷で少年たちが野球の試合をしていました。

野球少年の家族と思われる人たちが、道端に椅子を掛けて野球観戦をしていましたので、私もほんの少しだけ観戦した次第です。

サイクリングの道中には、思わぬ楽しみが溢れています。

しばらく道なりに走っていると、遠くには湛井堰(たたいぜき)が見えてきますので、そこへ向かいましょう。

湛井堰前へ到着すると、隣には国道180号線が開通しています。

湛井堰

総社大橋を渡っても豪渓へは行ける

もし総社大橋を渡った場合でも県道278号線を走っていると、国道180号線へ合流します。県道278号線は、それなりに車の往来があるため、車道を走り慣れていない人は余りお勧めしません。

雄大な高梁川を横目に歩道を走ろう

国道180号線には、自転車と歩行者がすれ違うことができるほどの広い歩道がありますので、この歩道を走り豪渓を目指しましょう。

歩道がある道路

国道180号線は、車の往来が多い車道であり、道幅も広くはないため、歩道を走るのをお勧めします。

尚、ロードバイクなどでスピードを出して走りたい場合は、車道を走る方が爽快感を感じますね。

岡山三大河川の一つである高梁川の景色は、雄大さを感じずにいられません。

紅葉の時期には、川面に渡り鳥であるカモの群れを見ることができます。

先ほどお話した総社大橋を渡った後で、県道278号線を走り国道180号線へ合流するコースを選んだ場合は、こちらのコースのように高梁川の流れを間近で見ることができないですね。

しばらく歩道を走り、最初に見つけた信号(明治橋)を右折すると、県道57号線に入ります。

豪渓へ向かうルート

© OpenStreetMap contributors

豪渓へ向かうためには、県道57号線を走りましょう。

豪渓へ続く道の眺め

信号(明治橋)を渡って直ぐに目に飛び込んでくるのは、鮮やかな色彩で描かれたひまわりの絵です。

このヒマワリの絵は、2018年(平成30年)にこの辺り一面で大被害となった西日本豪雨の復興シンボルとして、岡山県立倉敷まきび支援学校から贈られた作品ですね。

そのような背景を知っていると、この絵に込められた「皆と一緒に明るく元気に過せますように」と言う願いがヒシヒシと伝わってきます。

のどかな田舎道が続きますので、ゆっくりと自転車のペダルを漕いで進みましょう。

綺麗な黄色の葉が茂るイチョウの木を目撃したりして、テンションが上がったりしますね。(笑)

高梁川の支流である槙谷川沿いを北上していけば、豪渓へ辿りつけます。

道中には「池田小道の駅」がありますので、疲れていたらここで休憩していくと良いでしょう。

この「池田小道の駅」については後述します。

紅葉の時期は車が渋滞する

紅葉の時期に豪渓へ向かうと必ずと言っていいほど車の渋滞へ巻き込まれます。もはや風物詩ですね。

私が訪れた日は、車の渋滞が2~3kmほど合ったと思います。

交通整理の職員も忙しそうに仕事をしていました。

自転車の良いところは、渋滞で立ち往生している車を横目にスイスイと先へ進めることです。

尚、対向車線の豪渓方面から車が来たりしますので、注意して進みましょう。

住宅地前の道は、普通車同士がギリギリすれ違えれる程度の道幅のため、交通整理により車は停車していませんね。

豪渓の駐車場は余り広くなく、車が出て行かないことには、新たに車を駐車することができないため、渋滞時間は長めになるのでしょう。

自転車の場合は、渋滞に関係なく比較的スムーズに豪渓へ辿り着くことができました。

尚、交通状況により、自転車でもしばらく止まって待っていなければならない時もあります。

【紅葉スポットあれこれ】

旅先では、様々な紅葉スポットへ訪れたりしますので、下記記事で紹介します。

圧巻の紅葉に感動、豪渓を漫喫

自転車の場合は、駐車場の隅っこに駐輪しても良いですが、それよりこの先にある休憩所で駐輪した方がスペース的に余裕があります。

自転車を降りて、紅葉を眺めながら歩いて行きましょう。

流石は紅葉の名所として名高い豪渓です。青空の下に赤い紅葉が良く映えています。

こちらの写真を見てわかるように、しっかりと色づいたもみじは実に見応えがありますね。

11月のみ開いている豪渓観光案内所です。

豪渓観光案内所

私が訪れた時は無人であり、特に軽食などの販売もされていませんでした。

これもコロナ渦の影響ですね。

この案内所の隣りには、東屋やトイレがありますので、東屋の近くで自転車を駐輪すると良いでしょう。

案内所の直ぐ近くにある豪渓寺へ立ち寄ろうとしたのですが、あいにくと関係者以外は立入禁止となっていて残念でした。

豪渓は紅葉だけでなく、奇岩や怪岩などの岩石美による独特の景観を醸し出しています。

これらの奇岩は、太古の昔に川の激流によって花崗岩が削れら誕生しました。

迫力ある奇峰の光景も豪渓の魅力の一つですね。

豪渓の景色

また、「天柱」の文字が刻まれた岩がありますのでお見逃しなく。

駐車場から約800mほど北上すると、見返橋へ到着しました。

この橋が紅葉スポットの折り返し地点となります。

折り返し後も、じっくりと紅葉を堪能しましょう。

豪渓

住所 岡山県総社市槇谷

電話番号 080-6345-9132(豪渓観光案内所)

豪渓観光案内所の営業期間 11/1~11/30の期間のみ営業

豪渓観光案内所の営業時間 9:00~16:00

豪渓へ向かう道中に出会う「池田小道の駅」

豪渓へ向かう道中に見かける「池田小道の駅」です。

店外に立てられていたのぼり旗には「むかしなつかしい 池田小学校ライスカレー」と書かれており、一際興味を持ちました。

この小道の駅は、池田地区の住民有志が地域活性化のために開いた経緯があります。

店外及び店内には、地元農家が持ち寄る新鮮な野菜が所狭しと並んでいました。

空き缶を利用して作られた風鈴が良いですね。個人的にはこのような工作物は大好きです。

こちらが店内の様子です。農作物だけでなく、日常品や雑貨なども販売しています。

池田小学校のライスカレーを発見。

てっきり、こちらのお店でカレーが食べられると思っていたのですが、カレーライスの提供はしていませんでした。

尚、カレーを購入して自宅で美味しく頂いたのは言うまでもありません。

2020年(令和2年)7月から毎週土曜日に手作り弁当を販売しています。

池田小道の駅

住所 岡山県総社市槙谷3333-2

電話番号 0866-95-9100

営業時間 9:00~15:00

定休日 火曜日

駐車場 普通車 約20台

【道の駅あれこれ】

池田小道の駅のように、旅先では立ち寄って休憩できる道の駅は貴重ですね。下記記事では、そんな道の駅について紹介します。

最寄り駅「豪渓駅」について

豪渓の最寄り駅は、JR豪渓駅になります。

豪渓駅

この豪渓駅から豪渓への距離は約8kmであり、JR総社駅から豪渓へ向かうのに比べ5kmほど短いです。

雄大な高梁川の景色などを眺めてサイクリングを楽しむ方をおすすめしますが、走行距離が短い方が良いと考えるのならば豪渓駅からスタートしても良いですね。

周辺には、レンタサイクルはありませんので、輪行などで自転車を運び込む必要があります。

JR豪渓駅

住所 岡山県総社市宍粟362-2

  • JR岡山駅からJR豪渓駅までの所要時間は、伯備線を使用して約40分前後です。

豪渓のアクセス及び駐車場

豪渓へのアクセス及び駐車場については、下記記事をご覧になって下さい。

まとめ

岡山県内でも屈指の紅葉スポットである豪渓。

また、国に名勝指定されている渓谷であり、岡山県を代表する景勝地の一つになっています。

紅葉の時期は、車が渋滞しますのでサイクリングしながら豪渓を堪能してみませんか。

総社市の自然に触れ合いながら、ゆっくりとサイクリングを楽しみましょう。

【サイクリストの管理人からの一言】

綺麗な景色を眺めながら自転車に乗ってただ走るだけでも楽しいですね。ロードバイクなどのスポーツ系自転車でサイクリングを楽しんでみませんか。下記記事では、ロードバイクを始めるきっかけや楽しみ方について紹介します。

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