ロードバイクやクロスバイクなど自転車に取り付けられるフレームバッグ。
各メーカーから様々なサイズや種類が販売されており、バリエーションも豊富です。
フレームバッグは、サイクリングする際、必要なアイテムをコンパクトに収納できるのが魅力的。また、走行に与える影響が少ない便利な自転車用バッグですね。
そのため、愛用している方も多いのではないでしょうか。もし新しく購入しようか考えているのならば、本記事を参考にしてもらえれば幸いです。
本記事では、小型・中型・大型タイプに分けて、おすすめのフレームバッグをそれぞれ紹介します。
フレームバッグの選ぶポイント
フレームバッグを購入する際、一番重要になるのが、所有する自転車に取り付けできるかですね。どんなに機能性に優れたバッグでも、自転車に装着できなければ意味がありません。
フレームバッグは、大きく分けて「小型・中型・大型」の3タイプに分かれる。それぞれの容量の目安は以下の通りです。
タイプ | 容量 | コメント |
---|---|---|
小型 | 1.5L | ちょっとした小物や補給食を入れる使い方が便利 |
中型 | 3~5L | 普段のサイクリングやロングライド、自転車旅などあらゆるシチュエーションで利用できる |
大型 | 6~15L | フレーム全体を覆うほどの大きさ、自転車旅やキャンプライドで活躍する |
サイズや容量以外にも確認すべき内容がありますので、フレームバッグを選ぶポイントを以下にまとめました。(くわしくは、こちらの記事で紹介)
- フレームサイズの確認
- 収納できるアイテムの容量
- 防水性の有無
- 出し入れのしやすさ
これらのポイントをよく考えて、あなたのサイクリングのスタイルに合ったものを選びましょう。
小型・中型・大型タイプ別にフレームバッグを紹介します。
小型タイプのフレームバッグの紹介
SKS レーサーエッジ
耐水性のある生地と両サイドに止水ジッパーを採用したコンパクトなバッグ
SKSは、2021年に創業100年を迎えた、ドイツのバイクアクセサリーのメーカーです。ヨーロッパの自転車の歴史と共に生まれ、機能性に富み様々な製品を販売しています。
わずか容量0.6Lのコンパクトサイズのバッグは、スマートな外見のため、ロードバイクなどスポーティーなバイクによく似合う。
内側にメッシュポケットとサブポケットが付いており、両サイドの止水ジッパーは、広く開閉できるため、荷物の出し入れが簡単です。
尚、このバッグのレビュー記事をこちらで紹介します。
容量 | 0.6L |
サイズ | L25×H9×W4cm |
重量 | 124g |
カラー | ブラック |
GORIX 防水サイクルフレームバッグ GX-FB43
高い防水性を誇り、荷物が入っても形状が崩れにくい
ペダリングの邪魔にならない横幅で、フレーム形状にあわせて柔軟にベルトの位置を調整できます。
表面にTPUコーティングを施し、防水レベルはIPX4。高防水3層生地を採用しているので、水や汚れに強いですね。中にはPPボードが入っており、荷物が入っても形状が崩れにくい。
また、夜間走行にも安心の反射ロゴが描かれています。
容量 | 1.8L |
サイズ | L40×H12.5×W6cm |
重量 | 390g |
カラー | ブラック |
ZEFAL Zフレームパック
使い勝手がよいスリム&ロングなデザイン
フランスの自転車パーツブランド「ゼファール」から生まれたフレームバッグです。
スリム&ロングなデザインは、大きさ・重さ・使い勝手の3拍子がそろっている。開け口が大きい横開きのため、長さのある工具の出し入れも簡単です。
内部には、仕切り付きのメッシュポケットがついているため、鍵や小物もすっきり整理できる。125gと軽量なバッグは、降車時に持ち運びを苦にしません。
容量 | 1.3L |
サイズ | L27×H10×W8cm |
重量 | 125g |
カラー | ブラック |
ロックブロス 自転車フレームバッグ
スポンジクッションで荷物を保護
風の抵抗を最小限に抑えるスリムなデザインは、コンパクトサイズのため、ペダリングの邪魔をしません。
耐久性のある素材を使用しており、5mmのスポンジ中層を挟んだ3層構造は、収納するスマホや小物などをクッションで保護します。
ラインデザインは、光を反射するリフレクターの効果あり。夜間走行時にサイドからの視認性を高めますね。
容量 | 1.2L |
サイズ | L26×H15×W5cm |
重量 | 163g |
カラー | ブラック、ブラック&ブルー、ブラック&レッド、US |
中型タイプのフレームバッグの紹介
トピーク ミッドローダー
飲み物や貴重品の持ち運びが可能な大容量バッグ
台湾を拠点にした自転車用アクセサリーブランド「トピーク」のフレームバッグです。トピークの製品は、多機能で高品質、さらに信頼性が高いため自転車愛好家からの支持も厚いですね。
耐久性や撥水性、耐退色性の高い素材が使われたバッグは、3Lと大容量。そのため、たくさんの荷物を持ち運びたい場合におすすめします。
カラーはブラックとグリーンの2種類。自転車のフレームカラーに合わせて選びましょう。
容量 | 3L |
サイズ | L37.5×H12×W6cm |
重量 | 152g |
カラー | ブラック、グリーン |
ロックブロス フレームバッグ
大容量でスタイリッシュなデザインの防水バッグ
シームレス技術による隙間なしの全防水フレームバッグは、バッグの中の荷物を雨から守ります。ただし、長い時間の大雨には注意が必要。
スリムな形状なため、ペダリングの邪魔になりにくいのが特徴ですね。また、容量は3L・4L・8Lの3種類から選べるのは素晴らしい。
側面に設置されたジッパーのため、荷物の取り出しに便利な設計です。バッグの固定に使うベルトは、通す場所を変更できるので、自転車に合わせて取り付けられます。
容量 | 3L(S新型) 5L(S) 8L(L) |
サイズ | L40×H12.5×W6cm(S新型) L30×H19×W6cm(S) L40×H23×W6cm(L) |
重量 | 195g(S新型) 180g(S) 276g(L) |
カラー | ブラック |
R250 フレームインナーバッグ
スリムな形状のデザインで走行中にサッと荷物を取り出せる
全体に反発力の高いクッション素材を使用しています。そのため、型崩れがしにくいですね。止水ジッパーを採用しているので、少しの雨ならば問題ではありません。
予備バッテリーを入れた際、コードを通す穴がある。防水性を重視するならば、ビニールテープで塞いでおこう。
両サイドには、リフレクターテープを取り付け済み。夜間走行時に車などから視認性は良好です。
容量 | ー |
サイズ | L43×H6~10×W4~5.5cm |
重量 | 160g |
カラー | ブラック |
オルトリーブ フレームパッグ
高い防水・防塵性能をもつドイツ製のバッグ
オルトリーブは、完全防水機能をもつ自転車専用バッグを製造しているドイツのメーカです。
細長いデザインは、ボトルケージに干渉しない設計。トップチューブに固定するループは、車体に合わせて変更可能ですよ。
防水・防塵性能はIP67。それに加え防水性の高いタイジップジッパーを搭載。絶対濡らしたくないスマホやモバイルバッテリーなどを入れるのに適しています。
容量 | 4L |
サイズ | L50×H13×W6cm |
重量 | 200g |
カラー | ブラック |
大型タイプのフレームバッグの紹介
ブラックバーン アウトポストフレームバッグ ラージ
アドベンチャーライドに適する大型バッグ
大きなサイズとは裏腹に、長時間のライドでもストレスを感じさせないフレームバッグです。
6.95Lと大容量のため、スマホや財布、小物、補給食はもちろんのこと、着替えまで収納できる。ハイドレーションホース用の穴が空いているので、水分補給も効率的。高い防水性を誇り、内部の仕切りと外部には、収納ポケットが付いています。
1週間ほどの自転車旅や、ロングライドに大活躍するバッグですね。
容量 | 6.95L |
サイズ | L48×H16×W6.5cm |
重量 | 400g |
カラー | ブラック |
GORIX 高防水トライアングルバッグ 8L
完全100%防水で8Lの大容量バッグ
自転車のフレームに綺麗にハマるトライアングルバッグ。シンプルなデザインで、様々なフレームに合うベルト穴が複数あります。
また、スマホやペットボトル、ウェア、補給食などをしっかり収納できる8Lの大容量は、実にスゴイですね。
夜間に反射するリフレクターの役割をもったロゴは、安全性アップに貢献。IPX6の完全防水仕様なので、急な雨でも安心感が半端ないです。
容量 | 8L |
サイズ | L39×H11~23×W6cm |
重量 | 440g |
カラー | グレー |
まとめ
本記事では、小型・中型・大型タイプ別にフレームバッグを紹介しました。
フレームバッグは、必要なアイテムをコンパクトに収納できる優れもの。また、走行に与える影響が少ないのが嬉しいですね。
各メーカーから様々なフレームバッグが発売されていますので、自分の走りのスタイルにあったものを選びましょう。