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旅の体験談

山口・岩国白蛇神社で金運アップ、本物の白蛇を鑑賞できるパワースポット

岩国白蛇神社

「白蛇」といえば、金運アップのご利益を授かれる縁起のいい動物として、多くの人々に知られています。

残念ながら白蛇は希少性がとても高く、見かける機会なんてほとんどありません。しかし、山口県岩国市では、天然記念物の「岩国のシロヘビ」として大事に保護されていますね。そして、そんな白蛇を見られる場所の1つが、岩国白蛇神社です。

岩国市では、なぜか300年以上も昔から白蛇が生息しており、地域住民に親しまれている。そんな白蛇は、非常に興味深い存在だと思いませんか。

本記事では、本物の白蛇を鑑賞できるパワースポット「岩国白蛇神社」の魅力を紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 岩国白蛇神社へ行ってみたい
  • 白蛇を見てみたい
  • 神社仏閣に興味がある

岩国白蛇神社とは

岩国白蛇神社の鳥居
岩国白蛇神社の鳥居

岩国白蛇神社は、宮島の厳島神社の御祭神を勧請し、平成時代の2012年に建てられた比較的新しい神社です。

白蛇の保護と信仰に基づき、地域住民の働きにより建立されました。その珍しさからメディアに取り上げられたり、日本で唯一の天然記念物の白蛇が見られる神社として、多くの参拝者が訪れています。

地元の岩国市では、昔から白蛇は幸運を呼ぶ守護神として大切に保護されており、それは今も変わりません。隣接する「白蛇資料館」では、本物の白蛇を鑑賞できますので、ぜひ足を運んでみよう。

また、周辺には有名な日本三名橋の1つ「錦帯橋」があり、この橋を渡った先には、吉香公園(きっこうこうえん)があります。園内にある「岩国シロヘビの館」でも本物の白蛇を鑑賞できますね。

岩国白蛇神社のご祭神・ご利益・所要時間

岩国白蛇神社(拝殿)
岩国白蛇神社(拝殿)

岩国白蛇神社のご祭神は、以下の通りです。

  • 田心姫神(たごりひめのかみ)
  • 市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)
  • 湍津姫神(たぎつひめのかみ)
  • 宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

宗像三女神(田心姫神・湍津姫神・市杵島姫神)は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の誓約により生まれました。日本の重要な海の道を守護する神様たちですね。
特に市杵島姫神は、「弁財天様」として有名です。この弁財天様のお使いとして知られているのが白蛇ですよ。

また、宇迦之御魂神は、宇賀神(蛇神)と呼ばれる神様と同じだといわれており、実に蛇に縁のある神社といえます。

ご利益は「金運・商売繁盛・健康長寿・開運・交通安全」などがありますので、自分だけでなく、家族や友人など大切な人に対してもお祈りすると喜ばれるでしょう。

岩国白蛇神社の境内案内図
境内案内図

こちらは境内の案内図。見て分かるように、境内はこじんまりとしており、ゆっくり見て回っても10~15分もあれば十分です。

ただし、白蛇資料館で白蛇をじっくり鑑賞していると、思った以上に時間が経過しているのかも知れませんね。

境内を隈なく散策、あちこちで見かける白蛇のデザイン

岩国白蛇神社の境内
岩国白蛇神社の境内

岩国白蛇神社の境内には、白蛇をモチーフにしたデザインを至るどころで見かけるので、探してみよう。

鳥居をくぐり抜け、まず最初に向かうところといえば手水舎ですね。そこでよく見かけるものといえば、水を流している龍の像ですが、ここは白蛇にご縁がある場所。

感がいい人ならば、すでにお気づきでしょうが、いるのは蛇の像ですよ。

手水舎
手水舎
蛇の手水舎
蛇の手水舎(拡大)

私なんてこの像を見た瞬間に「蛇口だ!」と心の中でツッコミを入れていました。(笑)

米俵
米俵

この蛇口、よく見てみると米俵に巻き付いてる。その米俵の側面には「福」「幸」「財」の文字がある。何とも縁起が良いではないですか。

そんな蛇口で手を洗い、口をすすぎ身を清めて拝殿でお詣り。

白蛇がデザインされた灯籠
白蛇がデザインされた灯籠

この拝殿前にある灯籠にも注目しよう。たくさんの白蛇がデザインされており、実に面白い。見ているだけも金運UPの予感がするというものだ。

白蛇の飼育場所
白蛇の飼育場所

こちらの金網に覆われている場所は、白蛇の飼育場所です。さて、白蛇がいるかなと探したところ、全然見つからない。どこかに隠れているのかなと思っていたら、「只今、冬眠中です」の看板が目に留まる。ナンテコッタイ!

冬眠中を表す看板

実は10月中旬~3月の間は冬眠しています。けれど暖かい日には、ひょっこり姿を現してくれることもあるそうですよ。

だけどご安心して下さい。隣接する白蛇資料館では、温度管理がされているので白蛇は冬眠しないという。なので、いつでも鑑賞できます。

今津天満宮
今津天満宮

また、境内には今津天満宮がありますので、こちらも参拝していこう。

天満宮なので、ご祭神はいわずと知れた菅原道真公ですね。道真公が太宰府に向かう途中、当地で休息したという伝承に基づいて創建されました。学問の神様として信仰されており、学生や受験生の崇敬を集めています。

ユニークな「へびおみくじ」をお試しあれ

へびおみくじ
へびおみくじ

岩国白蛇神社では、とてもユニークなおみくじを引けます。それが「へびおみくじ」ですね。

板には無数の穴が開いており、その穴からたくさんの白蛇がお顔を出している。その姿が「早く引いてちょうだい!」と訴え掛けているようだ。

紅い目で見つめられると、どれを引こうか迷ってしまいます。間違っても、一度にたくさんのおみくじを引かないように気をつけよう。

へびおみくじの開け方
へびおみくじの開け方

このおみくじは、開け方も独特ですよ。なので、開け方の説明書をしっかり確認。

「なるほど、尻尾からおみくじをとるのか。」この説明書を読まなければ、強引にビリビリ破って開けてしまう方もいるのではないでしょうかね。

ちなみに、蛇の部分は記念に持ち帰って飾るのも良いかも。この風変わりなおみくじで、運試しにチャレンジしてみよう。

白蛇資料館で本物の白蛇を鑑賞しよう

白蛇資料館
白蛇資料館

白蛇資料館は、間近で天然記念物の「岩国のシロヘビ」を見られる貴重な施設です。

資料館の前に立てている箱に志納として100円を入れて、館内へ入ろう。館内や入口前には、可愛いヘビのぬいぐるみやお守りなどたくさんの白蛇グッズが並んでいる

白蛇資料館

館内は、それほど広さはないので、すぐにお目当ての白蛇を発見できます。観察室は、ガラス張りになっており、中は冷暖房が完備されているので、一年中鑑賞できますよ。

あれ、ピクリとも動かない。なぜだ!

白蛇
白蛇

白蛇は、とてもおとなしい性格なので、昼間はとぐろを巻いてジッとしていることが多いとか。

なるほど。習性なのでは仕方がないかな。

おっ、こちらの白蛇は動いている。ちょっとだけ感動。

動いている白蛇

個人的には、蛇は苦手なのですが、白蛇は可愛く感じてしまうから不思議だ。それに、見るからにご利益がありそう。ありがたや、ありがたや。

白蛇について紹介

白蛇は、その名前の通り本当に真っ白。特に赤い目が印象的。世界的にも珍しい蛇で、アオダイショウの突然変異といわれています。

体の色素が生まれつき不足している状態で、そのことを「アルビノ(白子症)」と呼んでいる。アルビノは、ヘビだけでなく、カラスやリス、ゴリラなど様々な動物にもいます。もちろん人間も例外ではありません。

白蛇・モーちゃんの脱皮
白蛇・モーちゃんの脱皮

館内を隈なく見学していると、29歳を迎えた超長生きの白蛇・モーちゃんの脱皮が飾られていました。うん、美しい。財布に入れるとご利益がありそうですね。

こちらは、白蛇の骨格標本と白蛇の卵です。

白蛇の骨格標本と白蛇の卵
白蛇の骨格標本と白蛇の卵

珍しい白蛇や貴重な展示品を見物できて、白蛇の知識も得られる白蛇資料館に大満足!

この機会に白蛇様のお姿を、しっかり目に焼き付けておこう。

岩国白蛇神社の基本情報とアクセス

住所山口県岩国市今津町6丁目4ー2
電話番号0827-30-3333
社務所営業時間9:00~17:00

【アクセス】

  • JR岩国駅から路線バスで約5分
  • 山陽自動車道「岩国IC」から車で約15分

岩国白蛇神社の駐車場

岩国白蛇神社には、無料駐車場が2つあります。

  • 神社の向かいにある駐車場(普通車:12台)
  • 神社の敷地内にある駐車場(普通車:6台)

まとめ

岩国白蛇神社の額

岩国白蛇神社は、本物の白蛇を鑑賞できる貴重なパワースポットです。

岩国の地では、300年以上も昔から白蛇が生息しており、地元住民が今日まで大切に守り続けています。普段私たちが、白蛇を見かける機会はほとんどなく、その貴重な機会を得られるのは、実にありがたいですね。

岩国白蛇神社へ足を運び、白蛇が宿すパワーを体感してはいかがですか。

岩国白蛇神社へ訪れた自転車旅の様子を紹介

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