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ロングライドで100km以上走る際、装備・持ち物を選ぶポイントとは

ロングライドの装備・持ち物を選ぶポイント

ロードバイクやクロスバイクなどの自転車で、100km以上のロングライドをするならば、それ相応の装備と持ち物が必要になります。

そのため、ロングライドの経験が少ない内は、色々と心配したりするものです。「念には念を入れる」という言葉があるように、様々なケースを想定してしまい、必要以上に持ち物が多くなりがちとなる。

それが巡り巡って、いつものライドより体力の消耗が激しくなり、疲労困憊に陥ることも。その結果、ライド半ばにしてリタイアする原因になりかねません。

本記事では、ロングライドで100km以上走る際、装備・持ち物を選ぶポイントを説明します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • ロングライドに挑戦する予定
  • ロングライドで必要な装備や持ち物を選ぶポイントを知りたい

ロングライド時の装備・持ち物を選ぶポイント

ロングライド時のロードバイクの装備

ロングライドは、普段のちょっとしたサイクリングと同じ感覚で「装備や持ち物(=アイテム)」を用意すると失敗することがあります。

一言でロングライドといっても、その内容は千差万別ですね。日帰りであったり、連泊したり、自転車キャンプをしたりなど人によって目的が違うため、適切なアイテムを準備するのは欠かせません。だからといって、何でもかんでもアイテムを持ち込むのは、それも違います。

「アイテムが多い → 重量が増加する → 体力を消耗しやすくなる」という関係から、たとえ100km走り切ったとしても、疲労困憊になったり、そもそも最後まで走り切れずリタイアにつながる結果になるでしょう。

旅する自転車

どんなに便利そうなアイテムでも、使わなければただの重りになりますし、そんなアイテムをずっと持ち運ぶのは、もはや修行ですよ。だからといって、あまり出番のないパンクなどトラブル時の対応アイテムを、蔑ろにするのはやめたほうがよいです。

なので、長距離を走る際には、装備と持ち物の取捨選択が大事になる。そこで、ロングライド時の装備・持ち物を選ぶポイントを以下にまとめました。

  • 荷物は軽量コンパクト
  • 荷物はできるだけ背負わない
  • 装備は使い勝手の良いものを選ぶ
  • パンクなどトラブル対応に備える
  • 夜間走行に備える

それぞれについて説明します。

荷物は軽量コンパクト

沢山のロードバイク

ロングライドの持ち込むアイテムは、できるだけ軽量コンパクトなものを選ぼう。

100km以上の距離ともなると、道中に急坂や劇坂を上らなければならない機会が多くなる。持ち運ぶ荷物が軽いほど軽量化され、ヒルクライムでは大きなアドバンテージを得られます。

たとえば、ロードバイクの重量が10kgで荷物が5kgと6kgでは、トータルの重さは15kgと16kgとなる。たった1kgの差と思うかも知れませんが、坂道ではその差はあまりにも大きく、確実に走りに影響を与えます。そして、距離が長くなればなるほど、疲労の蓄積は、加速度的に大きくなるのです。

サイクリングを楽しむ

また、軽量化だけでなく、できるだけアイテムはコンパクトサイズが好ましい。というのも、バッグにアイテムを入れて持ち運ぶため、サイズが大きくなると、そもそも持ち運ぶこと自体が困難な場合が多いですよ。

軽量コンパクトなアイテムを必要最低限だけそろえれば、より快適なロングライドにつながります。

荷物はできるだけ背負わない

サドルバッグ

ロングライドでは、リュックなどで荷物は身に着けるのではなくて、ロードバイクに荷物を持たせるのが賢明です。

その理由は単純に、身に着けて走ると「疲れる」からですね。短い時間ならともかく、100kmの長距離となれば、平均時速20kmで5時間は走っていることになる。すると、肩や腰にかかる負担は馬鹿になりません。

もちろん個人差はありますが、ダメージは確実に蓄積されていくため、荷物は以下のようなロードバイクに装着できるバッグを使い、ロードバイクに運ばせましょう。

  • サドルバッグ
  • フレームバッグ
  • トップチューブバッグ
  • フロントバッグ
  • ツールケースなど
自転車で旅をする

また、荷物を入れる際には、バッグにぎゅうぎゅう詰めにするのではなく、スペースに余裕をもたせよう。実はこれが、意外に大事なポイントですよ。

たとえば、ライド中にコンビニなどへ立ち寄り、補給食を買い足したときに、バッグのスペースに余裕がなければ運べないといった問題に遭遇することがある。また、ライド中に立ち寄った観光スポットなどで、お土産を買っても運べなく、泣く泣くあきらめた経験をした人もいるのではないでしょうか。

私はいざという時に備えて、ナイロンのナップサックを持参しており、普段はサドルバッグに折りたたんでしまっていますが、いざというときは荷物を入れて背負えて運べるようにしてますね。

アイテムは使い勝手の良いものを選ぶ

自転車にライトやベルを装備する

先ほどアイテムは、軽量コンパクトなものが良いといいました。基本的にその考えが大事ですが、だからといって、極端に軽量コンパクトなアイテムをそろえる必要はありません。

高価なアイテムは、多機能で高性能のものが多く、自転車で使うことを考慮し軽量コンパクトになりがちです。

ロングライドでは、自分の基準で使う機能さえあれば十分ですね。その方がかえって使いやすいといえる。自分が使いずらいものを通い続けるのは、ストレスがたまる要因となり、ハッキリいって逆効果ですよ。また、自分にとって不必要な機能は、まず使うことがなく無駄になるケースが多いでしょう。

性能も大事ですが、それよりも使い勝手を重視した方が、長時間を走るロングライドでは快適性が増します。

パンクなどトラブル対応に備える

パンクに備えて必要なアイテムをツールケースに入れる

ロングライドでは、様々なトラブルに対応できるよう事前にアイテムを備えておきたいですね。

それは、人気のない山道や海岸線、知らない土地を走る機会が多くなるため、トラブルを生じた際、自転車ショップが近くにあるとはか限らないからです。

特に1番多いトラブルである「パンク」に対応するアイテムは必須となる。ここで注意しておきたいのが、備えは多いほど対応できる状況が増えるので、安心感が増しますが、荷物が多くなってしまうということ。

そこで、現地で手に入れやすいものは割り切って、持参しないという考えも大事ですよ。

タイヤ

備えが多すぎても少なすぎてもいけないので、そのバランス感覚がアイテムを選ぶ際、難しいと思う。そこで、トラブル対応に持ち運びたい主なアイテムを紹介します。

トラブル内容主な対応アイテム
パンク予備チューブ
タイヤレバー
携帯ポンプ
タイヤパッチ
バッテリー切れモバイルバッテリー
救急セット絆創膏やガーゼなど
走行不能スマホか携帯電話
身分証明書(マイナンバーカードなど)
輪行袋

上記にあげた中でもトラブルが原因で走れなくなることを想定し、ロードサービスに加入したり、自転車事故に備えて自転車保険に加入しましょう。

夜間走行に備える

夜の道

ロングライドでは、計画的にナイトライドを取り入れる場合があります。夜間は昼間とは、また違った魅力がありますね。

それに当初の計画とは関係なく、意図せず夜間走行をする羽目に陥ることを念頭に入れておきたい。たとえば、ライド先で立ち寄った絶景・観光スポットなどで、思いのほか長時間過ごしたりすると、帰路は途中で夜間になる機会は意外に多いです。

夜間走行するには、フロントライトとテールライト(又はリフレクター)は必須になるので、常に装備しておこう。

また、季節によっては、夜間は冷え込んだりするので、防寒着が欲しいと思う。少なくても風による冷たさや寒さを防いでくれる、防風性に優れたウインドブレーカーは、常に用意しておきたいですね。

ロングライドに役立つアイテムのおすすめを紹介

フロントライト

ロングライドに役立つ主なアイテムを、一言コメントを添えて紹介します。

それぞれのアイテムのおすすめ品については、「こちらの記事で紹介」をクリックすると表示されますので、ご参考になれば幸いです。

アイテム一言コメントおすすめ品の紹介
ヘルメット安全のために必ずかぶろう。いざという時に頭部を護る最後の砦、サイクリングには絶対にかかせまん。こちらの記事で紹介
フロントライト夜間走行の必須品。これがなければ、暗闇では怖くて走れない。こちらの記事で紹介
テールライト夜間走行の必須品。後続の車両に自分の存在をアピールしてくれる優れもの。こちらの記事で紹介
サドルバッグ荷物を背負わずに、ロードバイクで荷物を運べて利便性がとても良い。荷物に応じて大きさを選ぼう。こちらの記事で紹介
フレームバッグフレーム間のスペースに装着して、無駄なく荷物を運べて利便性が良い。荷物に応じて大きさを選ぼう。こちらの記事で紹介
ツールケース予備チューブや携帯工具など、パンク修理などに必要なアイテム一式を入れて使うと便利。こちらの記事で紹介
サイクルコンピューターGPS・地図付きのサイクルコンピューターがおすすめ。距離や速度の把握や、ルートナビに使えるので、ロングライドに欠かせません。こちらの記事で紹介
輪行袋携帯しておくと何かと便利。電車を利用したり、トラブルによる撤退などで役立つ。こちらの記事で紹介
ボトル走行中に水分補給を行うのに欠かせない必須品。夏場は2本以上欲しい。こちらの記事で紹介
バックミラー後ろを振り向かずに、いち早く後方の車や自転車などを見つけられるため便利。こちらの記事で紹介
ベル自転車に乗るなら必須品。使う場面は、道路交通法により定められている。こちらの記事で紹介
自転車を駐車して、そばから離れる際には必ず鍵をかけよう。鍵は2重ロックがおすすめ。こちらの記事で紹介

まとめ

とある自転車道の風景

本記事では、ロングライドで100km以上走る際、装備・持ち物を選ぶポイントについて説明しました。

最後にもう一度、その選ぶポイントを以下にまとめます。

  • 荷物は軽量コンパクト
  • 荷物はできるだけ背負わない
  • 装備は使い勝手の良いものを選ぶ
  • パンクなどトラブル対応に備える
  • 夜間走行に備える

走行距離が100km以上となると、特に安全性の確保と体調管理、トラブル対応などが重要になる。また、装備や持ち物を取捨選択して、最低限必要なアイテムをそろえてチャレンジしましょう。

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