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旅の体験談

宮島の弥山で登山にチャレンジ、山頂から大聖院コースを歩く旅

弥山山頂

瀬戸内海に浮かぶ、古来より神様の島として知られる厳島(宮島)。

宮島の最高峰である「弥山(みせん)」は、約1200年前に弘法大師・空海により、開基されたという伝説が残る宮島信仰の聖地です。そんな弥山の山頂を目指し、登山にチャレンジしました。

山頂からの眺望は、初代内閣総理大臣・伊藤博文が「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と言わしめるほどの景色が広がっていたのです。

本記事では、ロープウェイで移動後に山頂まで登り、その後、大聖院コースで下山した登山の様子をお届けします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 登山に興味がある
  • 宮島の弥山へ登山する予定
  • 弥山の登山コースの様子(見どころ)を知りたい

今回チャレンジした「弥山」の登山コースの説明

大聖院コースの風景
大聖院コースの風景

宮島の中央には、標高535mの「弥山(みせん)」がそびえ立ち、豊かな自然を体感できます。

特に原始的植物や温暖地帯の植物、針葉樹などの北部温帯植物など様々な植物の分布が見られ、主な登山道には「紅葉谷コース」「大聖院コース」「大元公園コース」が整備されている。

今回私が選んだ登山コースは、以下の通り。

  1. ロープウェイを乗り継いで獅子岩駅まで移動
  2. 弥山山頂まで登山
  3. 大聖院コースを歩いて下山

道中では、展望台や「弥山本堂・霊火堂・三鬼堂」などのパワースポットへ足を運びながら、登山を満喫しました。

尚、弥山山頂まで登山する際、魅力ある見どころの詳細については、下記関連記事で紹介します。

宮島桟橋から紅葉谷公園へ向かう

日本三景に選ばれている「安芸の宮島」には、平安時代に平清盛が築いた厳島神社が鎮座しています。

世界遺産として、そのネームバリューは日本だけでなく世界へ轟いており、国内外から毎年多くの観光客が訪れる観光スポットとして有名ですね。

その厳島神社の背後にそびえ立つ「弥山(みせん)」を登山するのが本日のミッションだ。

宮島桟橋前の広場
宮島桟橋前の広場

私が今いる場所は、宮島桟橋前の広場。すでに時刻は8:40頃ですが、この時間帯で観光客が多すぎ。さすがは宮島といったところだろうか。

ロープウェイ乗り場までは、徒歩で約25分ほどかかるので結構離れている。車があれば便利だけど、宮島の観光スポットの多くは、車両通行禁止区域です。たとえば、メインの表参道商店街では、10時から17時30分まで一般自動車は通行できません。

また、島内にはあちこちにシカが闊歩しているので、危ないですよ。結局、歩くのが小回りが利いて一番安全といえる。

商店街
商店街

商店街を歩いていると、まだ朝が早いためか、シャッターが閉まっている店舗が多い。その後、しばらく宮島観光に時間を費やした後で、ロープウェイ乗り場のある紅葉谷公園へ向かった次第です。

商店街を抜けて、しばらく歩いていると、宮島ロープウェイの門が見えてきた。

宮島ロープウェイの門

門を通過し、うぐいす歩道を歩いていると、ロープウェイの案内板を発見。案内板の指示に従い進めば、紅葉谷公園へ入ります。名前の通り紅葉が、とても綺麗なことで知られている公園なので、シーズン中に訪れるのがベストでしょう。

紅葉谷公園でシカと遭遇
紅葉谷公園でシカと遭遇

本日何度目かになるシカを発見。宮島ではシカとの遭遇率が高いので、驚くことではありません。私の前を歩いていた観光客がシカに近づきますが、その姿は実に堂々としている。本当に宮島のシカは人慣れしています。

ちなみに、紅葉谷公園は紅葉谷コースに含まれており、園内は奥へ進むほど坂道となっていますが、全然大したことないので安心して下さいね。普段運動をしていない人でも余裕で歩けるだろう。

紅葉谷公園の風景(その1)
紅葉谷公園の風景(その2)

園内でランチを提供している「もみぢ荘」を横目で眺めて通り過ぎ、しばらくすると紅葉谷橋へ到着。

紅葉谷橋
紅葉谷橋

ここまでくれば、ロープウェイ乗り場となる紅葉谷駅まであと少し。

その後、約1分ほど歩くと紅葉谷駅が見えてきました。

ロープウェイ乗って獅子岩駅へ向かう

宮島ロープウェイ紅葉谷駅
宮島ロープウェイ紅葉谷駅

弥山山頂へ向かう方法は、ロープウェイを乗り継いで山頂近くまで移動後に、登山するのが一般的です。といことで、私もご多分に漏れずロープウェイを利用します。

紅葉谷駅から出発するロープウェイは、約10分かけて榧谷駅(かやたにえき)へ到着。1分おきに出発するので、ほとんど待ち時間がないのは嬉しいですね。

ロープウェイからの景色

高度が上がるにつれ、窓から見える宮島の景色が広がりをみせ、テンションが上がる上がる。気付いたときには、榧谷駅へ到着していました。

榧谷駅
榧谷駅

榧谷駅から獅子岩駅までは、15分おきにロープウェイが運行しているのですが、待ち時間なしで乗れてラッキー。今度は乗車時間が約4分と短いですが、再び空中散歩を楽しめます。

ロープウェイからの景色

1959年(昭和34年)4月に開業した宮島ロープウェイですが、もし開業していなければ、麓から弥山山頂へ登ろうとする観光客は、ほとんどいなかったのではないでしょうかね。

そんな風に思っていたのですが、その認識が数時間後に覆るとは、この時は思いもしていませんでした。

獅子岩駅
獅子岩駅

標高430mに築いた獅子岩駅へロープウェイが到着すると、早速足を運んだ場所が「獅子岩展望台」です。駅から約2分ほど歩いたところにある絶景スポットで、私が訪れたときは、多くの観光客で賑わっていましたね。

獅子岩展望台
獅子岩展望台

眼下には、厳島海峡や大奈佐美島、江田島、能美島など安芸灘の島々が広がる景色に大興奮!

獅子岩展望台からの眺望
獅子岩の文字が刻まれた石
獅子岩展望台からの景色

それに加え、人が多かった窮屈なロープウェイから降りて、空が開けた山の上の開放感がたまらない。そんな状態で絶景をみてくつろげば、「山頂へ登山?別にいいよね。」となっても不思議はないかな。

実際、私は数年前に宮島へ観光に来た時は、山頂まで往復する時間がなかったことと、この景色に満足してここでUターンしたことを思い出していました。

それほど、ロープウェイから見る景色と獅子岩展望台の眺望だけでも、弥山へ登る価値は十分に高いといえます。

登山の開始、弥山山頂を目指す

獅子岩駅から頂上へ向かう山道の入口
登山道の入口

弥山山頂周辺の案内図を確認すると、獅子岩駅から山頂までは約30分ほどかかることが分かりました。また、20分ほど歩くと、かつて弘法大使が修行したという弥山本堂へ辿り着く。まずは、そこを目指そう。

登山道の始めは、下り基調で楽に歩けますが、途中からずっと登り坂が続く。登山なので当たり前か。

しばらくすると、弥山原始林の石碑と説明板を発見。なるほど、原始林の貴重さをアピールしています。

弥山原始林の石碑
弥山原始林の石碑

この原生林は、標高に応じてさまざまな木々を観察できて、代表的なものにはヤブツバキ、マツブサ、ツガなどがあり、一万年以上前から変わらぬ営みを作り上げているとか。

その植物の多様性は日本の縮図といわれているそうだ。そんな奇跡のような景観は、「弥山原始林」として世界遺産に指定されていますね。

弥山山道

世界遺産の舞台となる登山道では、お堂やお地蔵様などがたくさん見つかります。

個人的に黙々と登山するより、史跡など貴重なものや面白そうなものを発見するのが楽しいかな。そうすれば、幾分かは疲れを忘れるというものだ。

霊火堂
霊火堂
弥山本堂
弥山本堂
三鬼堂
三鬼堂

そして、ついに開けた場所へ到着。そこには、弥山本堂や霊火堂(れいかどう)があり、少し離れたところに三鬼堂(さんきどう)がありました。これらは、すべて大聖院の堂宇ですね。弥山のパワースポットとして知られており、特に霊火堂の「消えずの火」は超有名。

消えずの火
消えずの火

なんと、1200年以上経過した今でも燃え続けていて、消えずの火で沸かしたお湯は霊水になり、「万病に効く」「幸福になる」というご利益があるといいます。これらのお堂については、こちらの記事で紹介するので悪しからず。

周囲には、たくさんのお地蔵様が見て取れる。その中にはユニークなお姿も拝見できるので、隅々まで見ていきたい。

お地蔵様

おっ、赤い帽子にグラサンをかけたお地蔵様。その姿はイカすぜ。

グラサンをかけたお地蔵様

こちらは「ねがい地蔵・ごめんね地蔵」という。願いや懺悔の気持ちを託されたお地蔵様なんだそうだ。少し首を傾けた仕草が可愛いいので、個人的に気に入りました。

ねがい地蔵・ごめんね地蔵
ねがい地蔵・ごめんね地蔵

霊火堂などを後にして、そのまま登り続けていると、観音堂と文殊堂を発見。このお堂の足元には、たくさん石が積まれている。

観音堂と文殊堂
観音堂と文殊堂
石積み
石積み

これはあれでしょう、自分の穢れをそこに置いて祓い清める行為なんだろうな。または、願掛けとしての石積みでしょうね。神社仏閣や聖地と呼ばれる場所では、見かけたりするものです。

山頂へ近づくにつれ、多くの巨石が現れてきました。

巨石群
巨石群
巨石群の風景
巨石群からの眺め

これらの巨石群は、花崗岩が風化してできたものです。大小様々な奇岩怪石が織りなす景観は、まさに山岳信仰の場所として相応しい。

ダイナミックな巨石は見ごたえがあるので、じっくり見物していきますよ。

岩の間から展望台が見える

おっ、岩の間から展望台が見える、それが山頂に設置された弥山展望台です。

こうして、ついに弥山山頂へ辿り着きました。

【神社仏閣巡りに役立つ話】

登山中でも神社仏閣巡りをする機会は多いですね。下記記事では、神社仏閣巡りに役立つ話を紹介します。

弥山山頂からのパノラマ絶景に大興奮

弥山展望台
弥山展望台

3階建ての弥山展望台は、休憩所も兼任しており、多くの観光客であふれていました。さすがは人気スポットですね。

1階には、トレイがあるので下山前に済ませておきたい。自動販売機などは設置されていないため、飲料は買えまないのが残念かな。道中で飲料が買えるのは、獅子岩駅と霊火堂しかないので気をつけよう。

さて、どんな景色を楽しめるのか、早速3階へ移動します。

弥山展望台3階
弥山展望台3階

そこは360度の圧巻のパノラマ絶景が広がり、対岸の廿日市市や広島市までを一望できるビュースポット。そんな景色を見れば疲れなんて吹き飛びますよ。

弥山展望台の眺望(その2)
弥山展望台の眺望(その1)
弥山展望台からの眺め
弥山展望台の風景

苦労して訪れたので分、感動もその分大きく、テンションが爆上がり。思わず「よっしゃ!!」の声とともに、ガッツポーズ。さすが伊藤博文がべた褒めする景色に、拍手喝采を送りたい。

標高535mからの眺めは、ずっと見ていたい景色。周囲には、古代信仰の磐座(いわくら)が見て取れる。

弥山山頂

そして忘れてならないのは、登頂の記念だ。弥山山頂の到着地点を撮影してご満悦。そして、しばらく休憩を取りました。

弥山山頂
弥山山頂

展望台の2階は休憩所となっており、とにかく床の幅が広く、寝転んでも余裕の広さがあるのが良いですね。

ここまで登ってきたら「すごく疲れた・・・バタン!!」と倒れこむ人を数人見かけ、「気持ちは分かるぞ」と心の中で呼びかける。

弥山展望台2階
弥山展望台2階

床には、広島県産材のヒノキが使用されているんだとか。それに手触りもよいですね。そこへ座り込むと、疲れのあまり、お尻に根が生えてしまって動けなくなるような感じがしました。(笑)

さて、大聖院コースで下山しようと考えていたのですが、どこから下山すればよいのか分からない。ということで、1階にある案内所へGo。

そこでスタッフにお話しを聞くと、登山道について丁寧に説明して頂きました。ありがとうございます。

大聖院コースは見どころ多し

弥山山頂にある階段
弥山山頂にある階段

山頂周辺にある巨石群の裏側で、階段を見つけました。この階段、初見では分かりずらいな。スタッフに話を聞いていなければ、見過ごしていたかも。それでは、階段を下りて、麓へ向けて出発します。

大聖院コースは、古くから弥山参道とも呼ばれており、コース沿いには丁石や石仏が多くみられる。それに何といっても2,000段以上の石段がすごすぎるでしょう。これを麓から登るというのは、私の精神衛生上よろしくないので考えない。(笑)

石段

今大事なのは、急斜面に築かれた石段を1歩1歩降りること。整備された石段のため歩きやすいけど、振動が足腰に伝わるので、長時間歩くのはきつくなると思う。しばらく歩くと、仁王門が見えてきました。

仁王門
仁王門

ついつい見てしまう筋肉粒々の仁王様(金剛力士像)。お寺によって、造形が違い筋肉のボリュームも違っていて面白い。

コースの分岐点
コースの分岐点

この仁王門の前は、奥の院方面・大元公園方面・大聖院方面の分岐点でなっている。もちろん大聖院方面へ向けて下山しますよ。

しばらく鬱蒼とした森の中を歩いていく。昼間は良いけど、夜には歩きたくない。そんなことを考えながら進んでいれば、突然、空が開け石畳みの道が続くではないですか。

それがこちらの「遊女石畳道」ですね。

遊女石畳道
遊女石畳道

今ある石畳道は移設されたもので、昔、遊女が寄進して作ったといわれている。石畳道を歩いていくと、とても大きなゴツゴツとした岩肌がみえてきた。

「あれは、なんだ?」と思い、近付いてみると、その迫力満点な風景にビックリ!

白糸川1号砂防堰堤
白糸川1号砂防堰堤
白糸川1号砂防堰堤の風景
白糸川

その正体は「白糸川1号砂防堰堤」ですよ。危ないので、堰堤内に足を踏み入れないように。少し遠くから見物しよう。

幕岩
幕岩

堰堤を通り過ぎて歩いていると、今度は驚異的な大きさの一枚岩が見えてきた。これが幕岩だろう。その長さは150m以上もあるという代物。人工物の堰堤もすごかったが、大自然が創り上げたものは、それを上回る。やはり自然は偉大だ。

賽の河原
賽の河原

堰堤と幕岩の興奮が冷めないうちに、大きな岩の下に洞窟ができた場所へ辿り着く。洞窟内には、たくさんのお地蔵様が集まっていました。ここは「賽の河原」と呼ばれている場所ですね。

賽の河原にいるお地蔵様たち

その昔は、岩谷大師ともいわれていたそうです。手を合わせておこう。ここまで、道中にポツンと1体づつ立っているお地蔵様を何度も見かけたので、一同に集まっているのは、弥山本堂以来かな。

そのまま下ると、広場へ辿り着きました。ここは中堂跡なのですが、今は何もなくベンチが設置されているだけの場所。

中堂跡
中堂跡

その姿にもの悲しさを感じるのは、私だけでしょうかね。ここまでくれば、大聖院コースも残り半分ですよ。

ほぼ6丁目となる場所には、里見茶屋がありました。

里見茶屋
里見茶屋

昔は本当に茶屋があったそうですが、今は広場になっている中央に大きな東屋があり、山頂からここまでの道中で、一番休憩に適した場所です。そのためか、観光客の多いこと。

ちなみに、私は大聖院コースを下山中に50~60人ほどの観光客に出会いました。平日の昼間にこの人数は正直驚きましたね。観光客のほとんどが外国人が占めていましたが、わざわざ日本まで海を越えてくるだけあって、バイタリティが実にすごい。素直に感心していた次第です。

白糸の滝へ向かう道
白糸の滝へ向かう道

里見茶屋から少し歩くと、白糸の滝へ向かう分岐点へ辿り着く。早く下山したいのは山々ですが、この時は0.1秒で白糸の滝に行くことを決断。

せっかくここまで来たならば、足を運ばないという選択肢は、私の中にはありません。

しかし、結果的に滝を見ることは、叶わなかった。(シクシク)

白糸の滝
白糸の滝

どうやら長く大雨の後でないと、滝の流量が少なすぎるみたい。

気を取り直して下っていくと、滝宮神社を見つけます。つづいて滝不動堂もありました。

滝宮神社
滝宮神社
滝不動堂
滝不動堂

ここまでくれば、麓まであと少し。最後まで油断せずに行こう。

すると、またしても堰堤が現れる。その名は「白糸川2号砂防堰堤」といいます。

白糸川2号砂防堰堤
白糸川2号砂防堰堤

1号があったので、絶対に2号以上があると思っていました。1号同様迫力がすごいけど、1号を見た後なので、少しインパクトにかけるかな。

あっ、シカだ。紅葉谷公園以来の再会。ずいぶん昔のことのように感じるのはなぜ?

山道を歩くシカ

すでに石段ではなく、普通の坂道になっていたため、歩くスピードが知らぬ間に加速しており、そんな折に見つけたのが懺悔地蔵堂ですよ。

懺悔地蔵堂
懺悔地蔵堂

特に懺悔することはないのでスルーすることに。きっと、名前通り、懺悔することで心の救済が図れるのだろうと思います。

鳥居

そして、鳥居をくぐり抜けて無事麓へ辿り着きました。

直ぐ近くには、大聖院の山門が見えますので、時間がある方は、大聖院へ足を運んでみてはいかがですか。

山頂から麓まで約1時間30分ほど歩き、結構疲れましたね。ということで、その後は食事処を探しに行くのですが、それはまた別のお話です。

宮島の基本情報とアクセス

住所広島県廿日市市宮島町
電話番号0829-44-2011(宮島観光協会)

【宮島ロープウェイ紅葉谷駅までのアクセス】

  • 宮島口旅客ターミナルからフェリー(約10分)にのって宮島へ上陸後、徒歩約25分
    • JR宮島口駅から宮島口旅客ターミナルまで徒歩約4分
    • 広島電鉄・広電宮島口駅から宮島口旅客ターミナルまで徒歩約1分
  • 山陽自動車道「廿日市IC」か「大野IC」から車で約15分ほどで宮島口へ到着

まとめ(感想)

宮島の浜辺

無事、弥山の登山を終えての感想は、登るだけでなく、下山も結構体力を使うということを再認識しました。

普段から登山に慣れ親しんでいる人ならば、それほど苦も無く登れると思いますが、運動不足ぎみの人には、結構ツライと思う。なので、そのような人は、ロープウェイで移動後に獅子岩展望台で景色を楽しんで帰路につくのが無難でしょう。

獅子岩駅からは、山頂へ近づくと周囲が開け、瀬戸内海の景色を望める。また、巨石群が織りなす景観が素晴らしい。また、約2,200段の石段が続く大聖院コースは、道中に巨石やお堂、お地蔵様、堰堤、滝などがあり、見ごたえがありますね。

時間や体力がある方は、復路だけでも山頂から麓まで登山道を歩いて下山すれば、心地よい疲労感が漂う中、一生に残る旅のよい思い出になると思います。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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