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ロードバイクで使うビンディングシューズの失敗しない選び方

ビンディングシューズの失敗しない選び方

ロードバイクの走りに慣れてきたならば、ビンディングシューズを使って、ワンランク上の走りを体感してみませんか。

ビンディングシューズは、ビンディングペダルとともに使うことで、足とペダルをつなぐことができる。その結果、効率的なペダリングが可能となり、スニーカーなど普通の靴とは比較にならないほど本格的なライディングを楽しめます。

そのためには、快適な走りをサポートしてくれる、ビンディングシューズの選び方を知っておきたい。

本記事では、ビンディングシューズの購入時に見るべきポイントを説明することで、失敗しない選び方を学べます。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • ビンディングシューズの選び方を知りたい
  • ロードバイクの初心者である

ロードバイクでビンディングシューズを使う理由

ロードバイクで走る

ロードバイクは、ママチャリと比べて圧倒的に軽い走りができる自転車です。また、長距離をいかに早く走れるのかに特化した設計思想のため、時速30kmのスピードを普通に出せますね。

そのような走りを実現するためには、効率の良いペダリングが必要不可欠となる。それは、シューズとペダルが連動することで、ペダルを踏む力と引き上げる力の両方が効果的に使われ、スピードを維持したり、疲労の軽減につながります。

その結果、固定していない状態よりも、明かに違いが体感できるため、多くのサイクリストはロードバイクの走りに慣れてくると、ビンディングシューズの導入を考えてしまうのは一般的な流れでしょう。

特により高いパフォーマンスを発揮したい方にこそ、ビンディングシューズとビンディングペダルの導入をおすすめします。

ビンディングシューズの購入時に見るべきポイント

ビンディングシューズ

ビンディングシューズは、適合するペダル・クリートの種類によって分かれており、「SPD-SL用」と「SPD用」の2種類があります。

一般的にペダルとクリートはセット販売されていて、適合していないシューズは使用できません。どちらの種類にも一長一短があるので、用途によって決めよう。その他にも、留め具、サイズなど確認すべき点は多いです。

そこで、ビンディングシューズの購入時に見るべきポイントを以下にまとめました。

  • 用途により「SPD-SL」か「SPD」を選ぶ
  • 留め具の種類を確認
  • サイズと重量の確認
  • ソールの素材を確認

それぞれについて説明します。

用途により「SPD-SL」か「SPD」を選ぶ

SPD-SL用のシューズは、ロードバイク向きで、本格的なレースなどの競技で活躍できます。競技に参加しない方でも、スピードを重視したり、ロングライドなどでロードバイクに乗っている時間が長いのであれば、このタイプのシューズを選んでおけば後悔しないでしょう。

クリートは、三角形状の3つの穴が空いており、3つのボルトで固定するタイプ。固定力に優れソールが固く、足の力がペダルにダイレクトに伝わるのが特徴です。

けれど、靴底からクリートが大きくはみ出しているため、歩行には向いていないですよ。なので、サイクリング中に歩く機会が多いのであれば、スニーカーや運動靴など歩きやすい靴を別途用意しておこう。

SPD用のシューズは、サイクリングだけでなく、道中の観光などを目的にする際に選びたい。

また、山道などを歩くことを考慮しているマウンテンバイク向けのシューズであり、乗降頻度の高い乗り方をするならば、使い勝手が非常に良いですね。クリートがアウトソール内に埋まっているので、普通の靴のように歩きやすいでよ。

クリートには、2つの穴が空いており、2つのボルトで固定するタイプ。SPD-SLと比べて固定力が弱く、ペダリング時の快適性が劣ります。けれど、ペダルから外しやすく、立ちこけを回避できる可能性が高まるため、初心者におすすめ。

スニーカータイプやトレッキングタイプなどデザインも豊富なので、好みや用途に合わせて選べるのは嬉しいですね。

ここまでの説明した内容をまとめると、以下のような用途で「SPD-SL」か「SPD」用のシューズを選ぶと良いでしょう。

  • SPD-SL:スピードや長距離走行(ロングライド)を重視する
  • SPD  :サイクリングと観光を重視する

留め具の種類を確認

ビンディングシューズの留め具

留め具を使用して、足の締め付け具合を調節し、ビンディングシューズと足をフィットさせます。

主な留め具は、以下の通りです。

  • ベルクロ
  • バックル
  • ダイヤル

それぞれに特徴があり、人によって扱いやすいと感じる留め具は違っているので、自分の使いやすい留め具を選ぼう。それぞれについて説明します。

ベルクロ

ベルクロタイプは、マジックテープで留めるタイプのものです。他の留め具と比べて、簡単に締め付け具合を調節できるのはポイントが高いですね。

誰しもが簡単に調節できるうえ、紐のように遊んでしまうこともないので、初心者に使いやすい。ただし、長時間のライドでは、緩みやすい傾向があります。

紐タイプは、締め具合によって微妙な調整がしやすいため、フィット感が高いです。スニーカーに近い感覚で履きこなせ、見た目はカジュアルでおしゃれなのも好ましい。

着脱に時間がかかったり、紐が余り過ぎると自転車に巻き込まれるリスクがあるので、気をつけて下さいね。

バックル

バックルタイプは、ラチェット式のバックルで留めるので、ベルクロや紐タイプと比べて、しっかり固定できます。

ベルクロとの併用が多く、足首近くのベルクロにバックルを搭載したタイプが一般的。締め付ける力が強いのですが、走行中に締め付け具合の調節は難しいかな。

ダイヤル

ダイヤルタイプは、ワイヤーをダイヤルで締め上げることで締め付け具合を調節します。各メーカーのハイエンドモデルに採用されることが多く、ベルクロとの併用も多い。プロレーサーに愛用者が多いけど、もちろんホビーレーサーもwelcome。

操作はダイヤルを回すだけで、簡単に細かな締め付け具合の調節ができるうえ、脱着が容易で緩みにくいのが特徴です。2つのダイヤルがついているモデルでは、さらにフィット感は高まります。

サイズと重量の確認

ビンディングシューズを履いて歩く

ビンディングシューズのサイズ選びは、入念に行いたい。というのも、普通の靴と違って、つま先が余るようなサイズ感ならば、走行中にシューズの中で足が動いてしまう可能性があり、ペダリングに影響が出てしまうからですね。

なので、試着してフィット感を確かめるのが一番ですよ。素足のサイズを測定し、インソールと足長がピッタリ合うくらいが理想的。

通販で購入するならば、サドルに座った状態で素足のサイズを測り、シューズのサイズ表と照らし合わせて決めよう。そしてシューズが送られてきた後で、もしサイズが合わなければ、交換対応してくれる店舗を選びたいものです。

サイクリング

サイズだけでなく、シューズの重量にも注目したい。足元が軽量になればなるほど、軽快な走り心地を感じやすく、足への負担が軽減されやすいくなる。

具体的にいうと、SPD-SL用のシューズならば、片足あたり230g以下を目安にしたい。そうすれば、その軽さの影響に驚くだろう。SPD用のシューズは、片足あたり350g以下を目安するのが無難です。

【ペダルに関する話】

シューズを選ぶにはペダルの存在が欠かせません。そこで、ペダルに関する話を、下記記事で紹介します。

ソールの素材を確認

ビンディングシューズを履く

ソールの素材は、主にナイロンとカーボンがあります。エントリーモデルには、ナイロン製が多く、ハイエンドモデルになればカーボン製のものが多い。

ナイロン製は、あらかじめ初心者が履くことを想定しており、耐久力に優れている。カーボン製は、軽量で硬さがあるので、ペダリングの効率がナイロン製と比べて良いですね。

その他には、ラバー製のソールもありますが、こちらは普段履き用として使いたい。

ソールは、硬めのものほど高額になる傾向で、固すぎると足に合わなくなるため、バランスの良いものを選ぼう。

【ペダリングに役立つ話】

ビンディングシューズを履いて、ペダリングの上達を目指そう。下記記事では、ペダリングに関する話を紹介します。

自分に合った予算内でビンディングシューズを探そう

サイクリングを楽しむ

ビンディングシューズの相場は、約1万円~約5万円ぐらいです。ハイエンドモデルほど軽量になり、メーカーごとにフィット感を高める様々な工夫を施しています。

このフィット感が一番大事な部分なので、予算内で自分の足にピッタリ合うものを選びたい。

使っている素材やサイズ・重量により、履き心地やペダリングのしやすが全然違ってくるので、初めてビンディングシューズを買うならば、実店舗で店員にアドバイスをもらいながら選ぶのをおすすめします。

【フラットペダルに関する話】

ビンディングシューズ・ペダルを知る上でも、フラットペダルについて良く知っておきたいですね。下記記事では、フラットペダルに関する話を紹介します。

まとめ

ビンディングシューズを履いて走行中

本記事では、ロードバイクで使うビンディングシューズの選び方を説明しました。最後にもう一度、ビンディングシューズの選ぶポイントを以下にまとめます。

  • 用途により「SPD-SL」か「SPD」を選ぶ
  • 留め具の種類を確認
  • サイズと重量の確認
  • ソールの素材を確認

ビンディングシューズとビンディングペダルはセットで使うことで、軽快なペダリングと走行時の疲労軽減につながります。

自分の足にフィットし、ニーズを満たしてくれる一品をぜひ選びましょう。

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