※本サイトはアフィリエイト広告を利用しPRしています。
自転車・旅グッズ

キャットアイのテールライト「リフレックスオート」のレビュー

キャットアイのテールライト「リフレックスオート」のレビュー

自転車に取り付けるテールライトは、各メーカーから様々な製品が販売されています。

その中の1つとして、キャットアイ(CATEYE)から「リフレックスオート(TL-LD570R)」が販売されている。

このリフレックスオートは、照度センサーと振動センサーを内蔵しているため、暗い場所で振動を受けると自動的に点灯してくれる優れもの。もちろん明るい場所へ出れば、自動消灯してくれる。

それに加え、JIS規格に適合するリフレクターも兼ね備えた安心安全なその性能は、ナイトライドに大活躍。

本記事では、私が7年以上愛用している「リフレックスオート」をレビューします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • キャットアイ(CATEYE)の「リフレックスオート(TL-LD570R)」について知りたい
  • テールライトの購入を考えている。

キャットアイ(CATEYE) リフレックスオートの紹介

リフレックスオート(TL-LD570R)
リフレックスオート(TL-LD570R)

株式会社キャットアイは、大阪市に本社をおく自転車用品のメーカーです。

特に自転車用リフレクターでは、国内シェア70%もあるという。なので、このメーカー製のライトを使用している方は、多いでしょう。

キャットアイが手掛けるテールライトは、大小様々なものがありますが、そのどれもが品質に優れており、リフレックスオートの性能の素晴らしを実感しています。

そこで、リフレックスオートの特徴を以下にまとめました。

  • 夜間走行時に自動的に点灯する(周囲が明るいと点灯しない)
  • 振動静止後でも約50秒間は発光を持続する
  • JIS規格を始めアメリカ・イギリスなどの基準をクリアー済み
  • レッドLEDを5つ使用、その内1つはハイパワー
  • ワイドアングルリフレクターを搭載

また、主な仕様は下表に示します。

サイズ81.4×44.3×30.3mm
重量66.8g (本体・乾電池のみ)
電源単4形乾電池2本 (アルカリ乾電池推奨)
※二次電池(充電式電池)は、動作保証対象外
使用時間点灯:約30時間
点滅:約100時間
ラピットモード:約60時間
ロングライフモード:約120時間
パルスモード:約30時間
防水性能S1(JIS D0203に基づくS1の防滴性能)
取付バンド径約φ21.5~31.8mm

あらかじめシートポストへの取り付けに使うクランプと、リアキャリアへの取り付けに使うリアラックブラケットが付属している。

しかし、サドルバッグに取り付けるためのクリップは付属されていません。なので、別途購入する必要があります。

リフレックスオートは、こんな人が使うとよい

ロードバイク

そもそもテールライトの役割りは、夜間走行時に車のドライバーなどから、自転車の存在を気付いてもらうためですね。

特にリフレックスオートは、ライトとリフレクター(反射板)を兼ねており、たとえ電池切れになっても、そのままリフレクターとして使用できる。

そういう点を踏まえると、自転車に乗っている全員に使えるといえますが、特に以下の条件に1つでも当てはまる人に向いています。

  • 自転車旅やロングライドをする機会が多い
  • 自転車にリアキャリアを付けている
  • 大型のテールライトでも気にならない(大型なので視認性はすこぶるよい)

自転車旅やロングライドでは、昼間でもトンネルへ突入する機会が多いですね。薄暗いトンネルも少なくなく、そんな時、自動的に点灯してくれるのは実にありがたい。

シートポストにリフレックスオートを取り付けたロードバイク
リフレックスオートをシートポストに取り付けた

もし電池の容量が気になるならば、普段はリフレクターとして使い、夜間のみにライトとして使う方法もある。その場合は、トンネル内に入る前に、手動でライトを付ける必要がありますが、その作業が苦にならないのであれば、十分運用できます。

テールライトとしては、大型の部類に入るため、敬遠する人も少なくありません。大型だからこそ、多くの人に認識される可能性が高いですよ。

旅する自転車
リフレックスオートをキャリアに取り付けた

ロードバイクのシートポストに取り付けると、その大きさから不格好に見えたりしますが、リアキャリに取り付ける分には、違和感を全く感じません。

ちなみに、私はロードバイクにサドルバッグを装着しない時は、シートポストにリフレックスオートを取り付けており、その性能の高さを実感しています。

リフレックスオートのレビュー

ロードバイク

リフレックスオートは、結論からいえば「明るさよし、機能よし、使い勝手よし」の三拍子がそろっている優れた製品です。

単4電池2本しか使っていないにも関わらず、長時間の点灯が可能なのは素晴らしいですが、この製品より明るい製品は普通にあります。

けれど、十分な明るさは確保しているため、特に気にする必要はないですね。それよりも、後方180度に光が広がるため、被視認性がすこぶる良いのが魅力的。

後方を走る車のドライバーに、「ここに自転車がいるよ」と最大限のアピールをしてくれます。

リフレックスオート
リフレックスオートはサイズが大きい

また、リフレクターとしても非常に優秀。さすがは各国の安全基準に満たしているものといえる。ライトとしてだけでなく、リフレクターオンリーで使用しても十分使えます。

なので、たとえ走行中に電池が切れたとしても、安全性が損なわれることはありません。

特に便利なのが自動点灯の機能。照度センサーと振動センサーのおかげで、昼間にトンネルに突入しても勝手に点灯してくれる。

トンネル内では、車が自転車を追い越すのが難しい場面が多い。そのせいもあって、背後がとても気になりますね。だからこそ、アピールが重要となる。

昼間のトンネルでは、ライトをつけない車もわりと多いので、心強いですよ。ちなみに、自転車の静止状態が、50秒続けば自動的に消灯します。

リフレックスオート(後ろ側)

そのため、コンビニなどで休憩していると、自動的に消灯する機会がけっこう多い。それにUSBによる充電コードを使った充電ではなく、乾電池だという点も見逃せません。

私はサイクリング時に、予備の乾電池を常に持っていますが、もし予備の電池がなくなってもコンビニやスーパーなどへ立ち寄れば、簡単に電池を手に入れられる。

充電式と電池式のどちらが良いのかについては、賛否両論があるため割愛しますが、個人的にリフレックスオートは、乾電池式にして正解だったと思います。

自転車旅をしていれば、突然降り出した雨の中を走るときもある。防水性に関しても特に問題はなかったですね。尚、大雨の中を長時間走ったことは無いので、どこまで防水性があるのかは未知数です。

リフレックスオートは使い勝手がよい

リフレックスオートのスイッチ
本体側の出っ張りがスイッチ

リフレックスオートの使い方は、1つのスイッチを押すだけなので、説明書を読まなくても直感的に分かりました。

スイッチを長押しすると点灯し、その後スイッチを押すたびにモードが切り替わります。点灯または点滅している時に、スイッチを長押しすると消灯する。

尚、消灯時のモードが記録されるので、その後振動を受けて再点灯しても、記録されたモードのまま自動点灯してくれるのはありがたい。

ブラケット
ブラケット

また、リフレックスオートは、ブラケットから直ぐに取り外しが可能だ。レールになっている部分に奥まで滑りこませれば、爪がカチンとかかり固定される。

レバーを後方に倒すと、ロックが解除される仕組みです。そのため、自転車を複数所有しているのならば、使いまわしが容易となる。

さらに自転車へサドルバッグを取り付ける時はサドルバッグに固定し、そうではない時はシートポストに取り付ける使い方が簡単にできます。

オルトリーブのサドルバック2
オルトリーブのサドルバック2に、リフレックスオートを取り付けた

ちなみに私が使っているサドルバッグは、オルトリーブのサドルバッグ2。別売りのアタッチメントを購入して、サドルバッグにリフレックスオートを取り付けられるようにしました。くわしくは、こちらの記事で紹介します。

リフレックスオートが向いていない使い方

トンネル

私自身は困ったことがないのですが、もし昼間もずっと点灯させる使い方をするのならば難しい。たとえば、以下のような使用方法ならば、リフレックスオートは止めた方が無難です。

  • トンネル内は明るい照明が付いているけど、後方を走る車にアピールしたい
  • 見通しの悪い山道なので、ライトをつけてアピールしたい
  • 昼間でも雨で見通しが悪いので、ライトを常に付けておきたい

残念ですが、リフレックスオートの照度センサーが、作動するレベルまで暗くならなければ点灯しません。

キャットアイでは、自動点灯と手動点灯を切り替えられる製品も販売されているので、そのような製品を使うとよいでしょう。

リフレックスオートを使う際の注意点

リフレックスオートの蓋を開く

リフレックスオートを使う際の注意点は、蓋(赤いリフレクターの部分)が走行中に取れる可能性があることです。

私も1度だけ、取れた経験がありますね。この蓋を取って中の電池交換を行うわけですが、本体に蓋を取り付ける際、蓋にある溝とのかみ合わせが悪いとか、本体側のゴムパッキンの劣化などで取れやすくなるのかも知れない。(真相は不明)

リフレックスオートの本体の中
本体周辺はゴムパッキンで囲んでいる

実は、私はリフレックスオートを2つ持っていて、所有する自転車にそれぞれ付けています。今まで片方の製品にしかこの現象が発生していません。

もしこの現象が気になるならば、対処した方が精神衛生上よいでしょう。

具体的な対処方法は以下の通り。

  • 蓋と本体を輪ゴムで巻く
  • 蓋と本体をビニールテープでとめる

私はビニールテープでとめています。一時期輪ゴムでとめていたのですが、なぜか気が付くとなくなっているので止めました。それ以降、走行中に蓋が外れたことがありません。

ちなみに、今まで蓋が外れていない方の製品は、特に何も対処してないですね。

かりに蓋が外れてなくしたとしても、キャットアイのサポートに連絡すれば、有料で蓋が届きます。

まとめ

ロードバイク

本記事では、キャットアイのテールライト「リフレックスオート(TL-LD570R)」について紹介しました。

リフレックスオートは、ライトだけでなく、リフレクターとしても使用できるため、電池が切れても安全性を損なわないのは魅力的です。

また、テールライトとして大型ですが、裏をかえせば、それだけ多くの人に認識される可能性が高くなる。「明るさよし、機能よし、使い勝手よし」の三拍子がそろう優れもの。

もし、ライト兼リフレクターのテールライトをお探しならば、このリフレックスオートを使ってみてはいかがですか。

タイトルとURLをコピーしました