サイクリングや自転車旅へ出かける際、サイドバックを使っている人は多いですね。
初めて遠出する時は、何を持っていこうか試行錯誤している内に、「今使っているサドルバックに荷物が入るかな」といった心配をするかも知れません。
そんな便利なサドルバックは、各メーカーから様々なものが販売されており、小容量や大容量のサイズがある。
それに、防水機能が付いていたり、テールライトが取付け可能なものもあり、どれを選べば良いのか迷いますね。
本記事では、おすすめのサドルバックを小容量と大容量別に分けて紹介します。
サドルバックのメリットとは
サドルバックは、自転車のサドル下に取り付けてアイテムを収納するバックです。
1L程度の小容量のものから、4Lも越える大容量のものまで様々なバックがあり、容量が多いほど収納できるアイテムが多くなる。
そこで、サドルバックを使用する主なメリットを、以下にまとめました。
- バッグのサイズしだいで大きな荷物も運べる
- アイテムを安全に仕舞える
- 荷物を運ぶためにリュックを背負う必要がない
アイテムをポケットに仕舞っておけば、走行中に落としてしまう可能性があります。また、リュックに荷物を入れて運んでいると、走りに影響を与えるものです。
特に重い荷物を背負ったまま、長時間走っていれば、肩や腰が痛くなりますね。なので、できるだけ荷物は、自転車に取り付けたバックに入れて運ぶのをおすすめします。
サドルバックの選び方
サドルバックを選ぶポイントを、以下にまとめました。
- 容量やサイズの確認
- シートポストの突き出しの有無
- バッグの固定方法
- 防水性の有無
- テールライトを取り付けられるか
- バッグが後輪に接触しないか
- 太ももに接触しないか
くわしくは、下記関連記事で紹介します。
小容量のサドルバックを紹介
オルトリーブ マイクロ2
ロールクロージャータイプの軽量な小型防水サドルバッグ
すっきりとしたフォルムなため、ロードバイクに取り付けてもスマートさを感じます。
サドルレールに固定具を取り付けるアタッチメント式のため、ワンプッシュでバッグの脱着が簡単にできる。
予備チューブや少量の荷物を入れるのに適したサイズ感ですよ。口が大きく開くので、荷物の取り出しやすいバックを探している方におすすめです。
容量 | 0.5L |
重量 | 120g |
サイズ | 7×12×12cm |
取付方法 | アタッチメント |
防水機能 | ◎ |
テールライト取付可 | × |
モンベル ドライサドルバッグ
気密性が高く、高い防水性を誇る反射板の付いたバッグ
日本で有名なアウトドアメーカー「mont-bell(モンベル)」のサドルバックです。
出し入れ口を3回折り返してバックルを留める方式のため、気密性が高いですね。
また、完全防水ではありませんが、高い防水性を保つため、中に入れた荷物を濡らしたくない収納に適しています。
ライトを反射して光るプリントが施されており、視認性が高いですよ。
容量 | 0.5L(S) |
重量 | 145g(S) |
サイズ | 8×6×14cm(S) |
取付方法 | アタッチメント |
防水機能 | 〇(完全防水ではない) |
テールライト取付可 | × |
ロックブロス サドルバッグ
ライトを搭載しているので抜群の視認性を誇る
定番カラーのブラックの本体に、蛍光カラーのライトが搭載されます。
中には3つのメッシュポケットとリモコンポケットがある。付属のリモコンをつなげばライトを点灯できるため、夜間走行時に後続車へアピールできて視認性が高いですね。
点灯パターンは、常灯・低速点滅・高速点滅の3種類。雨などの万が一に備えて、防水カバーが付属しています。
容量 | 1L |
重量 | 178g |
サイズ | 10×10.5×21cm |
取付方法 | ベルト |
防水機能 | 〇(防水カバーが付属) |
テールライト取付可 | 〇 |
トピーク エアロウェッジパック
軽量コンパクトでほとんどのサドルレールに対応
人気ブランド「トピーク」のサドルバッグです。ほとんどのサドルレールに対応した「ストラップマウント」着脱システムを採用。そのため、取り外しも簡単ですよ。
容量は0.98Lですが、本体を引き伸ばすことで1.3Lまで拡張できる。また、縦開きのため、荷物が落ちにくい特徴があります。
予備チューブ2本、タイヤレバー、Co2ボンベ、カギなど必要な携帯道具が一通り入るため、日帰りのサイクリングには、十分なサイズ感ですね。
容量 | 0.98~1.31L(M) |
重量 | 130g(M) |
サイズ | 11×12×20cm(M) |
取付方法 | ベルト |
防水機能 | △ |
テールライト取付可 | 〇 |
ビーブイ 自転車サドルバッグ
軽量コンパクトだけど見かけ以上の収納力
容量を拡張する機能が付いているため、見かけ以上の収納力があります。また、丈夫な作りで汚れにくく水に強い。なので雨の日でも安心ですよ。
反射テープとテールライトハンガーが付いているため、夜の走行も安心。耐久性に優れており、長く愛用できます。
容量 | 0.7~1.0L(M) |
重量 | 120g(M) |
サイズ | 10×10×17cm(M) |
取付方法 | ベルト |
防水機能 | 〇 |
テールライト取付可 | 〇 |
ゴリックス サドルバッグ(GX-SB32)
容量600~800ml以下のボトルの収納が可能なバッグ
バッグに珍しくボトルホルダーが付いている。そこには容量600~800ml以下のボトルを収納できるため、ボトルゲージが1つ空けれます。そのため、スぺースを有効に使えますね。
また、本体の素材は、PU防水素材を使用しているので高い防水性を誇ります。だけど完全防水ではないため、長時間の雨には気を付けるように。
ロードバイクやママチャリ、マウンテンバイク、折りたたみ自転車など多くの自転車に対応可能です。
容量 | 1.5L |
重量 | 250g |
サイズ | 11×8.5×21cm |
取付方法 | アタッチメント |
防水機能 | 〇(完全防水ではない) |
テールライト取付可 | 〇 |
大容量のサドルバックを紹介
オルトリーブ サドルバッグ2
完全防水を誇る扱いやすい優秀なバッグ
ORTLIEB(オルトリーブ)は、ドイツに拠点を置く有名なバッグブランドです。高い防水機能を持つ自転車用バッグを作ることで知られています。
独自の3D溶接技術で、機能性と耐久性を両立しており、バックの開け閉めは、「ロールクロージャー」タイプを採用。
荷物を入れてバックに余りがあれば、そのぶんだけ巻いてベルトに固定すればよいため、とても扱いやすいです。
このバックについては、こちらのレビュー記事でくわしく紹介します。
容量 | 4.1L |
重量 | 260g |
サイズ | 14×21×28cm |
取付方法 | アタッチメント |
防水機能 | ◎ |
テールライト取付可 | 〇 |
R250 防水サドルバッグ スモール
高い防水レベルを誇る大容量バッグ
R250(アールニーゴーマル)の防水サドルバックシリーズの中でもほぼ最小モデルです。そのため、身長165cm以下の方のロードバイクでも取り付けられる。
型くずれがしにくいように芯材を多く使用しており、ロールアップの留口は、荷物の量によって容積の変更が可能です。
重たいものを入れると揺れるため、1kg以下位がおすすめ。また、ダンシングなどでバイクを振ると、構造上の都合により、多少バッグが揺れますね。
容量 | 5~10L |
重量 | 360g |
サイズ | 12×14×33~44cm |
取付方法 | ベルト |
防水機能 | ◎ |
テールライト取付可 | 〇 |
オーストリッチ スマートイージーパック
ボディバッグとして使用できるユーザビリティの高さが魅力
シートポストが低めの日本人に合わせて設計されたバッグです。
サドル下のシートポストに、ベルトを巻いて装着するタイプであり、サドルから後方に向かうほど上向きな形状をしているため、タイヤに当たる心配がありません。
インナーバッグを取り出しファスナーを開ければ、奥の荷物の出し入れも簡単ですよ。また、インナーバッグは単体で担ぐことができます。
なので自転車を降りた後の持ち運びに、両手がフリーになるのが魅力的ですね。
容量 | 7L |
重量 | 490g |
サイズ | 13×12×53cm |
取付方法 | ベルト |
防水機能 | △ |
テールライト取付可 | × |
ブラックバーン サドルバッグ
ロングライドや自転車旅に活躍する防水性に優れたバッグ
荷物に合わせて容量を簡単に変更が可能であり、ほとんどの自転車に取り付け可能です。
バッグの中に防水バックがベルトで固定されている形で、中の防水バックを簡単に取り外せる。そのため、持ち運びもしやすいですよ。
また、外側のバッグはハーネスのように使用できるので、防水バッグの代わりに様々な物が入れられます。
容量 | 11L |
重量 | 500g |
サイズ | 18.5×16.5×46cm |
取付方法 | ベルト |
防水機能 | ◎ |
テールライト取付可 | × |
まとめ
サドルバックを自転車に取り付ければ、色々なアイテムを収納できます。
バッグの容量によっては、パンク修理セットだけでなく、輪行袋やキャンプ道具、服などかさばるものも収納可能です。
普段のサイクリングやロングライド、自転車旅などシチュエーションに合わせて適するサドルバックを選びましょう。