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旅の体験談

尾道の千光寺公園の観光、展望台から望む尾道水道の絶景など見所紹介

千光寺公園の風景

尾道市は、広島県の観光スポットとして知られているレトロな港町です。

その代表的な観光スポットとして外せないのは、千光寺公園(せんこうじこうえん)ですね。

千光寺公園では、穏やかな瀬戸内海の絶景を始め、四季折々の花や情緒あふれる尾道の町並みを一望できますよ。

ロープウェイで山頂まで上り、2022年にリニューアルした展望台から尾道水道の風景を堪能しましょう。また、園内には歴史ある千光寺や文学のこみち・猫の細道といった散策ルートなど見どころも盛り沢山。

本記事では、季節を問わず楽しめる尾道の人気スポット「千光寺公園」の見どころを紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 絶景が眺められる公園に興味がある
  • 尾道観光で外せない千光寺公園の見どころを知りたい

尾道のシンボル「千光寺公園」とは

千光寺公園
千光寺公園

千光寺公園(せんこうじこうえん)は、広島県尾道市に位置し、千光寺山の山頂から中腹にかけて広がっています。

標高約144mの山頂には、展望台が設置されており、そこから眺める景色は一見の価値がありますよ。

尾道市街はもとより、瀬戸内海の島々や四国連山が織りなす絶景は、見逃せません。

園内にある千光寺は、806年(大同元年)に創立されました。本堂には、千手観世音菩薩が安置されており、多くの参拝客が訪れます。

千光寺の本堂
千光寺の本堂

特に春の桜景色が大変素晴らしく「さくらの名所100選」に選ばれるほどです。さらにロマンチックな夜景を楽しめるということで「夜景100選」にも選ばれています。

また、2009年には恋人の聖地に認定されました。

そのように季節や時刻を問わずして、こころに残る景色を満喫できる千光寺公園の見所を、5つに絞り紹介します。

【見所①】尾道の町並みを見下ろすロープウェイ

千光寺山ロープウェイ
千光寺山ロープウェイ

千光寺公園の山頂近くまで、車で訪れることができますが、できればロープウェイを利用するのがお勧めです。

千光寺山の麓にある尾道市街からロープウェイが出ており、山頂まで約3分ほどで上りますよ。

短い時間ですが、空の散歩を楽しめる。車窓から日本遺産に認定された尾道の町並みや瀬戸内海の絶景を是非楽しんで下さい。また、ガイドさんの案内があるのも嬉しいですね。

こちらの地図では、ロープウェイ乗り場の場所を確認できます。

ロープウェイが動き出す前までに、車窓の前でスタンバイしておきましょう。

こちらは、車窓から眺めた景色です。どの景色も素晴らしい!

ロープウェイからの眺め(その1)
ロープウェイからの眺め(その1)
ロープウェイからの眺め(その2)
ロープウェイからの眺め(その2)
ロープウェイからの眺め(その3)
尾道大橋

高度が上がるにつれて、見えてくる範囲が広がってきます。

また、ロープウェイの移動中では、別の車両とすれ違うことも。うん、こういうのを見ると、本当に空中を移動している実感を感じて興奮しませんか。(笑)

別の車両とすれ違う
別の車両とすれ違う

あっという間に山頂へ辿り着きますが、山頂駅でも面白い物が見れますよ。

たとえばこちらの2匹の猫の像。駅長の「恋会門(こいえもん)」とガイドの「さくら」がお出迎えしてくれます。

駅長の「恋会門」
恋会門(左)、さくら(右)

この猫の像は、岡山市在住の彫刻家・西岡良和氏が尾道市へ寄贈したそうです。

この像の後ろ側には、ハート型の南京錠が沢山掛けられていました。流石は恋人の聖地ですね。

【見所②】展望台「PEAK」から眺める尾道水道の絶景

展望台「PEAK」
展望台「PEAK」

千光寺公園には、2022年3月29日より一般開放された新展望台「PEAK」があります。

名前の「PEAK」は「頂上」を意味していますよ。尾道市の景観に調和したシンボル空間の形成をテーマに設計したそうです。

実は、私は展望台がリニューアルしていたことを知らなくて、山頂へ辿り着き、初めて新展望台(PEAKのこと)を見て「あれ、すごくお洒落な展望台になっている!」と驚きました。(笑)

旧展望台は円形でしたが、新展望台は、細長い橋のような形状。全長63mもあるという。確かにこの形状ならば真横に伸びている尾道水道に対して平行に歩きながら楽しめます。

展望台「PEAK」の形状
展望台「PEAK」

よくできた設計に感心した次第です。ちなみに設計は、数多くの建築物を手がけている建築設計事務所「AS」とのことでした。

新展望台「PEAK」は、3つの上り方ができますよ。それは「らせん階段・普通の階段・エレベーター」です。

特にらせん階段は、緩やかでとても大きなカーブを描いており、疲れることなく上りやすいですね。

らせん階段
らせん階段

また、エレベーターは、山頂駅と接続しているので、車椅子やベビーカーをご利用されている方も安心して展望台へ上れます。

エレベーター
エレベーター

こちらは展望台からの景色。眼下には、尾道市街や瀬戸内海が織りなす絶景が広がっています。

尾道市街と尾道水道の風景
尾道市街と尾道水道の風景
本州と向島をつなぐ尾道大橋
本州と向島をつなぐ尾道大橋

思わず拍手喝采したくなる景色は、感動ものですよ。

尾道駅周辺と尾道水道の風景
尾道駅周辺と尾道水道の風景
尾道水道を移動する船舶
尾道水道を移動する船舶

特に尾道水道を船舶が通行している姿が印象的。しばらくの間、船舶を目で追いながらボーとするのも楽しいですね。(私がそうでした。)

千光寺公園には、いつまでも眺めていたい景色が広がっています。

【見所③】千光寺のパワースポット巡り

千光寺の景色
千光寺の景色

千光寺の境内には、多くの巨石が見て取れます。特に境内中央にある「玉の岩」には伝説があり、その昔岩の頂きには如意宝珠があって、夜毎に海上を照らしたという。

そのため、この地を玉の浦と呼び、山を大宝山、寺を千光寺と呼んだとか。うん、確かに伝説になぞられえ岩の上には、玉がありますよ。

玉の岩
玉の岩

また、玉の岩の右手側に本堂があり、左手側には龍宮造りの鐘楼がありますね。この鐘楼は除夜の鐘として有名です。

鐘楼

普段は夕方6時頃に鐘の音が鳴り響くという。1996年には、日本の音風景100選に選ばれたとか。

千光寺からも尾道市街や瀬戸内海の絶景が楽しめますね。何でもこの寺の眺望は、我が国随一といわれているといいますよ。確かに素晴らしい景観です。

千光寺からの眺望
千光寺からの眺望

また、面白いことに石鎚山鎖修行が体験できます。石鎚山と言えば、西日本最高峰の霊山ですね。時間に余裕があれば是非体験してみて下さい。

石鎚山鎖修行
石鎚山鎖修行

尚、千光寺については、下記関連記事でくわしく紹介します。

【見所④】文学のこみちで名作の文学碑に触れる

文学のこみち
文学のこみち

千光寺公園へ向かう道は複数ありますが、その中の1つには「文学のこみち」があります。

千光寺山頂から千光寺へ向かう「文学のこみち」は、自然豊かな散歩道ですよ。その名前から想像できるように作家や詩人の文学碑が点在しています。

尾道に縁ある志賀直哉や正岡子規、林芙美子などの作品(詩歌や小説の断片)が、岩に刻まれていました。

こちらは、正岡子規の文学碑。

正岡子規の文学碑
正岡子規の文学碑

この文学碑には、「のどかさや小山つづきに塔二つ」と刻まれています。子規が従軍記者として尾道を通過したときの作品だそうですよ。

こちらは、東海道中膝栗毛の作者として知られている十返舎一九の碑ですね。

十返舎一九の文学碑
十返舎一九の文学碑

「日のかげは青海原を照らしつ、光る孔雀の尾道の沖」と刻まれていました。これは、山陽道漫遊中の作品だとか。

このような文学碑が25個ありますので、1つ1つ確かめながら歩いて行くのは面白い。

尚、文学碑の近くには説明板があるので、たとえ知らない作品があったとしても文学の世界に浸りやすいですね。

こみちには、階段だけでなく、こちらのような岩の中をくぐり抜いて歩くところもあるので、注意して歩きましょう。

岩の中をくぐり抜く道

【文学の触れ合い】

旅先では、文学の触れ合いができる場所へ巡り合うことがありますね。下記記事では、そんな場所を紹介します。

【見所⑤】猫の細道で猫のアート作品を見学

猫の細道
猫の細道

千光寺へ行くロープウェイ乗り場の直ぐ近くには、「猫の細道」と呼ばれる小道が続いています。

その小道では、可愛らしい猫に出会えたり、猫に関するお店があったりして実に楽しい。

招き猫美術館
招き猫美術館

猫好きならば、是非足を運んでみて下さい。

この小道には、アーティストの園山春二先生が生み出した「福石猫」が沢山置かれています。

福石猫
福石猫

1つ1つが違ったデザインをしているので、どのような福石猫があるのか探してみましょう。

また、隠れ猫もいるというので、合わせて探してみるのも楽しいですよ。

尚、猫の細道については、下記関連記事でくわしく紹介します。

千光寺公園のオススメコース

散歩道
散歩道

私がお勧めする千光寺公園の観光コースは、以下の通りです。

千光寺公園の観光を楽しむオススメコース
  1. 千光寺山ロープウェイを使って千光寺公園(山頂)へ向かう
  2. 千光寺公園の散策及び展望台から尾道市街や尾道水道の風景を楽しむ
  3. 千光寺公園から「文学のこみち」を歩き千光寺へ移動
  4. 千光寺でお参りして、境内を見て回る(眼下の眺望もよし)
  5. 千光寺から麓へ向かう道の途中で「猫の細道」へ入る
  6. 「猫の細道」を楽しみながら尾道市街へ向かう

千光寺公園・千光寺・文学のこみち・猫の細道の全てを満喫できますが、所要時間は1時間30分から2時間は見ておきたいところ。

時間に全く余裕がなければ、ロープウェイを使って、千光寺公園の展望台だけでも足を運んでみましょう。

千光寺公園の基本情報とアクセス

住所広島県尾道市西土堂町19-1
電話番号0848-38-9184(尾道市役所 観光課)
ロープウェイの営業時間9:00~17:15
毎時間15分(0分・15分・30分・45分)おきに2駅(山頂駅、山麓駅)を発車
ロープウェイの運賃中学生以上 片道500円、往復700円
小学生以下 片道250円、往復350円
※30名以上で団体割引きあり

【アクセス】

  • JR尾道駅から千光寺ロープウェイ乗り場まで徒歩約15分
  • JR尾道駅より路線バスに乗って「長江口」バス停で下車後、千光寺山ロープウェイ乗り場まで徒歩約3分(バスの乗車時間は約3分)
  • 山陽自動車道「尾道IC」から車で約20分

千光寺公園の駐車場

千光寺公園には、無料の千光寺グラウンド駐車場があります。(車222台)

ただし、この駐車場から山頂までは約10分ほど歩きますね。

千光寺グラウンド駐車場は、ロープウェイ乗り場とは反対方向に位置しています。(ロープウェイ乗り場までの最短距離は、千光寺山を上り下りして約1.3km)

尚、ロープウェイ乗り場の近くには、有料駐車場が数件ありますので、ロープウェイを利用する場合は、そちらの方へ駐車すると良いでしょう。

バイクや自転車で訪れた方は、ロープウェイ乗り場には、駐輪できる場所がありませんので、少し離れたところにある「ゆとり広場」に駐輪しましょう。(無料で駐輪できます。)

ゆとり広場からロープウェイ乗り場までは、徒歩約2分ほどです。

まとめ

ロープウェイからの景色
ロープウェイからの景色

千光寺公園では、全長63mもあるお洒落な展望台から情緒ある尾道の町並みや穏やかな瀬戸内海を一望できます。

山頂までは、歩いて登れますが結構大変かも。ロープウェイを使えばあっという間に辿り着きますよ。

園内を散策しながら、千光寺や文学のこみち、猫の細道など見て回りましょう。

花見や紅葉、初詣など四季折々のイベントも楽しめるので、何度も訪れたくなる魅力が千光寺公園にはあります。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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