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旅の体験談

坂の上の雲ミュージアムと秋山兄弟生誕地の見所、名作の世界を体感

正岡子規と一緒に撮影

司馬遼太郎先生が、執筆した数多くの長編歴史小説の1つに「坂の上の雲」という作品があります。

この小説では、明治維新により近代国家に成長していく明治日本を描いており、その姿に共感を覚え、数多くのファンを獲得しました。

愛媛県松山市出身の実在した3人の人物にスポットライトを当て、物語が語られており、激動の明治時代を生き抜く姿勢は、令和の今の時代にも通じるところがあるでしょう。

この作品のファンの方が必見となる博物館が「坂の上の雲ミュージアム」です。(例えファンの方でなくても、面白く見て回れます。)

本記事では、坂の上の雲ミュージアム見所と、主人公の秋山兄弟の生誕地について紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 小説「坂の上の雲」のファンの方
  • 坂の上の雲ミュージアムの見所を知りたい
  • 秋山兄弟生誕地の見所を知りたい

坂の上の雲ミュージアムはどんな所

坂の上の雲ミュージアムの館内の様子

司馬遼太郎先生の小説「坂の上の雲」をテーマにした博物館が「坂の上の雲ミュージアム」です。

「坂の上の雲」は、1968年から1972年まで産経新聞の夕刊で連載されました。

明治日本が日清戦争を経て、祖国の存亡をかけて大国ロシアと戦い、勝利するまでを描いてます。

ただの歴史小説ではなく、激動の時代を生き抜いた松山出身の青年3名(秋山好古、秋山真之、正岡子規)の視点から語られるストーリがとても魅力的。

そのため、多くのファンがいる作品ですね。(私もそうです。)

坂の上の雲ミュージアム
坂の上の雲ミュージアムの入口

坂の上の雲ミュージアムでは、秋山兄弟と正岡子規の関係を織り交ぜながら明治日本の様子を学べますよ。

また、当時の松山市の様子が展示されているのも歴史を知る上で、とても素晴らしい。

展示ブースは、多種多様で見応えがあり、カフェもあるのでゆっくり過ごせますね。

坂の上の雲ミュージアムの見所を5つに絞り紹介します。

【見所①】期間ごとに変わる魅力的な企画展

企画展(日本海海戦-運命の海-)
企画展(日本海海戦-運命の海-)

本館では、期間ごとに様々な企画展が催されます。

私が訪れた日は、「日本海海戦-運命の海-」について展示されており、日露戦争の勝利を決定づけた海戦を取り扱っていました。

1905年(明治38年)5月27日、28日に日本の連合艦隊とロシアのバルチック艦隊の戦いについて簡潔にまとめられており、よく知らない方でもしっかり学べますよ。

戦力が圧倒的に劣る日本は、当時世界最強と謡われていたバルチック艦隊相手に、どのように立ち向かったのか、このくだりを聞くだけでも興味津々になりませんか。

小説「坂の上の雲」で執筆された「運命の海」の章を軸に説明なされており、手に汗握る展開は見応えがありました。

こちらは、当時連合艦隊の旗艦であった戦艦「三笠」の艦橋に並んだ海軍軍人の人々。

東郷平八郎提督と戦艦「三笠」
東郷平八郎提督と戦艦「三笠」

中央には、連合艦隊司令長官として、実働部隊のトップであった東郷平八郎提督の姿が描かれています。

東郷提督の右隣りには、秋山真之参謀が描かれており、作戦計画書?を読んでいるのでしょうか。

左上に描かれた黄・黒・赤・青の4色の旗は、Z旗と呼ばれ「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」の意味があるという。

まさに日本の存亡をかけて日本海海戦に挑んだ証ですね。

また、展示フロアには、戦艦「三笠」の模型もあり、作品のファンならばとても嬉しい。

戦艦「三笠」の模型
戦艦「三笠」の模型

尚、このような模型は数は少ないですが、様々なフロアで見かけました。

毎回どのような企画展が催されるのか、非常に楽しみですね。

名作の世界を、様々な資料で展示しており、ファンならば立ち寄らない訳には行きません。

2003年に「文藝春秋」が60人の識者に「日本を見つめ直す最良の歴史書は何か」というアンケートをしたところ、「坂の上の雲」がトップだったそうです。

【博物館あれこれその1

坂の上の雲ミュージアムのような博物館では、新しい発見や知っていることを更に深く学べたりできますね。下記記事では、旅先で訪れた博物館を紹介します。

【見所②】「空中階段」など見事な建築デザイン

坂の上の雲ミュージアムの入口へ続く通路

本館の設計を手掛けたのは、世界的に有名な建築家の安藤忠雄さんです。

周囲の自然環境に配慮しながら、松山城周辺の歴史や文化を意識してデザインされたといいます。

外観は、とても目を引く一面のガラス。

坂の上の雲ミュージアムの外観
坂の上の雲ミュージアムの外観

ガラス張りではなく、ガラスカーテンウォールとなっているところが印象的です。

内観では「空中階段」と呼ばれる構造が面白いですよ。

空中階段
空中階段

空中階段は、階段を支える柱がなく、両端のみで支えている。

まるで吊り橋のような珍しい階段です。こんなの見たことがありません。

緻密な設計で支柱がなくとも維持できるなんて実に凄いですね。

各階は、緩やかなスロープでつながっており、スロープ横にも多くの展示品が見られます。

【凄い建築物】

本記事で紹介した「空中階段」のように、旅を続けていると素晴らしい建築物を見かけることがありますので、下記記事で紹介します。

【見所③】産経新聞に連載されていた当時の「坂の上の雲」の物語

3階から4階につながる壁一面には、当時産経新聞の夕刊に連載されていた小説「坂の上の雲」の全ての記事が展示されています。

1,296回にわたる連載量が凄まじく、一見の価値がありますよ。(写真撮影がOKなのか分からなかったので、残念ながら撮影していません。)

本館へ訪れたら、是非見てもらいたい。

私は、初めて「坂の上の雲」を読んだのは文庫で一気に読了しましたが、当時新聞で読んでいた方は、毎日続きが読みたくてウズウズしていたに違いありません。

今で言えば、週刊漫画誌の作品を一刻も早く続きが読みたいと思う、ファンの心境と全く同じですね。

それにしても、4年半に渡り、ほぼ毎日連載を続けていた司馬先生のタフさには驚かされます。

【見所④】本ミュージアムの展示コーナーと撮影可能な展示物

ポーツマス会議の様子
ポーツマス会議の様子

展示コーナーでは、小説「坂の上の雲」に描かれた明治日本について、分かりやすよう年表で紹介しています。

秋山好古、真之兄弟と正岡子規の生き様を中心に、近代国家へ歩み始めた明治日本を知るには持って来いですね。

多くの資料と映像で楽しく学べますよ。

デジタルミュージアムもあり、ミュージアムの展示・収蔵している資料を詳しく確認できます。

タッチパネル式なので、簡単に操作ができるのもありがたい。

こちらは、2階にあった正岡子規の人形。

正岡子規と一緒に撮影
正岡子規と一緒に撮影してみよう

机の前で執筆中の子規と一緒に記念撮影をしても良いそうなので、本館へ訪れた記念に1枚撮ってみては如何でしょうか。

また、窓からは国の指定重要文化財に指定されているフランス風洋館「萬翠荘(ばんすいそう)」が良く見えます。

萬翠荘
萬翠荘

うん、あのような洋館で暮らしてみると楽しそう。(笑)

撮影がOKな展示品には、軍艦「春日」や日露戦争を終結させたポーツマス会議の様子などがありました。

軍艦「春日」
軍艦「春日」

視覚的に確かめられる展示品の数々は、写真におさめたいと思うもの。

特に「坂の上の雲」ファンならば見逃せませんね。

【見所⑤】無料の休憩スペースでカフェを楽しめる

2階には休憩できるミュージアムカフェがあります。

このカフェは、愛媛県産の栗を使ったロールケーキがお勧め。

コーヒーや紅茶、清見タンゴールなどのドリンクと一緒にケーキを楽しみながらほっと一息ついてみては如何でしょうか。

癒しのカフェタイムを満喫しましょう。

ミュージアムカフェ

  • 営業時間 10:00~17:00(ラストオーダーは16:30)
  • 無料で利用できる松山フリーWi-FiとEhime Free Wi-Fiサービスを提供中

【注意事項】坂の上の雲ミュージアムの見学時に守るべきこと

坂の上の雲ミュージアムを見学する際、以下について注意しましょう。

注意事項
  • 館内は全域禁煙(喫煙場所なし)
  • 展示品の撮影は禁止(ただし、建築や風景の撮影はOKで、一部の展示品は撮影可能)
  • 全館飲食禁止(2階ミュージアムカフェを除く)
  • ペットの立ち入り禁止(盲導犬・介助犬を除く)
  • 携帯電話の使用など、見学の妨げになる行為はNG

秋山兄弟生誕地の見所を紹介

秋山兄弟の生誕地
秋山兄弟の生誕地

坂の上の雲ミュージアムから約5分ほど歩いたところには、秋山兄弟の生誕地があります。

生家は、1945年(昭和20年)の7月の松山大空襲により焼失しましたが、残されていた写真や子孫の証言を頼りにしながら、ほぼ原型の形で復元しました。

秋山兄弟の生家
秋山兄弟の生家

見所は生家もそうですが、秋山兄弟の銅像は外せません。

敷地内には、秋山好古が馬に乗った立派な銅像がありますよ。

秋山好古の像
秋山好古の像

さすがは、日本騎兵の父と呼ばれるだけあって様になっていまね。

好古の銅像から少し離れたところには、真之の銅像もあります。

秋山真之の銅像
秋山真之の銅像

兄弟の銅像が、見つめ合うように配置されているのがポイントです。

真之が好古を見つめるまなざしには「尊敬」を感じ、好古が真之を見るまなざしには、弟に対する「温情」を感じ取れますね。

生家の屋内は、かつて好古が住んでいた様子を忠実に再現しているという。

秋山兄弟の生家の様子(その1)
秋山兄弟の生家の様子(その1)
秋山兄弟の生家の様子(その2)
秋山兄弟の生家の様子(その2)

この生家の隣りには、武道場がありますので立ち寄ってみては如何ですか。

武道場
武道場

秋山兄弟ゆかりの地で、門下生たちが柔道や合気道の練習に励んでいるそうですよ。

実は、この真之の銅像を触れると頭が良くなり、あらゆる試験に合格するという噂があります。

これは、真之が「目的に対して、細心の注意を払って準備を行ない、効率よく努力する」という人物だったから、それにあやかろうとしているのでしょう。

秋山兄弟生誕地

  • 住所 愛媛県松山市歩行町2-3-6
  • 電話番号 089-943-2747(公益財団法人 常盤同郷会)
  • 営業時間 10:00~17:00(入館16:30まで)
  • 休館日
    • 月曜日(祝日および振替休日の場合は翌日)
    • 年末年始(12/29~1/3)
  • 料金 大人300円、高校生以下無料
  • 20名以上で団体割引きあり(大人250円/人)

坂の上の雲ミュージアムの基本情報とアクセス

住所愛媛県松山市一番町三丁目20番地
電話番号089-915-2600
営業時間9:00~18:30(入館18:00まで)
定休日月曜日(休日の場合は開館)
入館料一般400円
高齢者200円
高校生200円
中学生以下無料

【アクセス】

  • JR松山駅から「道後温泉行き」市内電車で「大街道」へ下車後、徒歩約2分
  • 松山自動車道「松山IC」から車で約30分

坂の上の雲ミュージアムの駐車場

坂の上の雲ミュージアムには、一般来館者用の駐車場はありません。

しかし、車椅子使用者の駐車スペース(5台)はありますので、ご利用の際には「坂の上の雲ミュージアム」へご連絡ください。

本館前には、自転車や2輪車を駐車できるスペースがあります。

車の場合は、約8分ほど歩いたところにある有料の「松山市役所前地下駐車場」を利用しましょう。(普通車:289台)

まとめ

坂の上の雲ミュージアムの館内の通路

坂の上の雲ミュージアムは、小説「坂の上の雲」ファンにとってとても満足のいく博物館です。

たとえファンでなくても、明治日本が近代国家に成長していく過程がよく分かり色々勉強になります。

まだ1度もこの小説を読んでいない方は、実にもったいない。

令和の今の時代だからこそ、激動の時代を生き抜いた先人の知恵や思いに触れてみれば、すごく良い刺激を受け取れるでしょう。

周辺には、松山市の観光スポットが集中していますので、松山城や萬翠荘などと共に足を運ぶことをお勧めします。

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