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絶景・観光スポット紹介

福を呼び込む700匹の招き猫、岡山の招き猫美術館を訪ねて

金色の巨大招き猫

福を呼ぶことができる招き猫。

その歴史は古く、江戸時代の町人文化から誕生したと言われています。

その愛らしい姿で福を手招いてくれる縁起物は瞬く間に全国へ広がっていきました。

ご存じでしょうか、招き猫にもいろいろと種類があるのです。

今回は、岡山県岡山市にある大小様々な700匹の招き猫を展示している美術館へお邪魔します。

招き猫たちの福を呼び込むパワーにあやかりたい物です。

この美術館では、招き猫の展示だけではなく、招き猫や関連グッズの販売を行っています。

それらの中からお気に入りのグッズが見つかるかも知れません。

それでは、招き猫美術館の紹介と体験した事についてお話します。

坂の上にある招き猫美術館へ訪ねよう

右手を上げている、左手を上げている招き猫の違いとは

知っている人も多いと思いますが、招き猫は右手又は左手を上げている物が存在します。

これには意味と性別がある事をご存じでしょうか。

左手を上げている招き猫はメスです。商売繁盛や良縁などの福を呼び込むとされています。経営者や商売をしている人、恋愛や結婚相手を見つけたい人にはピッタリですね。

右手を上げている招き猫はオスです。金運や幸運の福を呼び込むとされています。財宝の発見や宝くじに当たる確率が上がるかもしれませんね。(笑)

両手を上げている招き猫も存在します。

性別はわかりません。

両手を上げているということで、金運や良縁にも恵まれますね。

これは人によって解釈が異なり、欲張り過ぎだと敬遠する人もいます。

私の家にも招き猫がありますが、両手を上げています。

尚、私は決して欲張りではありませんよ。(笑)

【博物館あれこれ】

今回訪れた招き猫美術館のように日本全国には、様々な美術館や博物館があり、興味深く楽しめますね。私が旅の道中で訪れた博物館を下記記事で紹介します。

まさしく壮観!700匹の招き猫たち

入口の階段を上るとお庭には招き猫たちが歓迎してくれていたのです。

その姿に「いらっしゃい」と言っているように思えました。(笑)

3匹の小さな招き猫が並んで「おいでませ~」と歓迎しているような気がします。

おじいちゃんの招き猫でしょうか。

「よ~こそ、遠い所へ来てくれましたのじゃ。」そんな声が聞こえるのでした。

お庭を散策した後で、館内へ入りましょう。

私はこの美術館へ訪れる前に近所にある金山寺へ参拝に行っており、その際、金山寺拝観料と招き猫美術館の入館料がセットになった共通券を購入していたのです。

この共通券を職員へ渡します。

また、職員へ店内の写真撮影と撮った写真をブログへ公開することについて了解を頂きました。

入口からいろいろな招き猫が展示されています。

例えば、この招き猫は「考える猫」ですね。(笑)

この美術館には約700体の招き猫を展示しています。

日本で初めて招き猫を専門に扱った美術館として、近所にある金山寺の境内にて1994年に開館しました。

今の場所は、1999年に古民家をリフォームして移転したのです。

岡山市の市街地から少し離れていますが、猫好きにはたまらない場所ですね。

奥の方へ歩いて行くと、この美術館オリジナルの「白のLucky Cat」と「黒のLucky Cat」がありました。

まずは「白のLucky Cat」へ福が来るようにお祈りします。

続いて「黒のLucky Cat」へお祈りをしました。

どちらの招き猫もキュートですね。

猫の目の中で何かが動いているオブジェもあります。

招き猫の貼り絵も見ることができます。

楽しいですね。

2階へ上がってみましょう。

2階へ上がる階段はゆっくりと静かに上がらないと猫が起きてしまうので注意が必要です。(笑)

2階の床には変わった招き猫?が寝そべっていたのです。

これは何だろうと思っていると、近くの柱に貼られていたポスターを見て謎が解決します。

この招き猫のとなりで同じポーズをすると、幸せが訪れるそうです。

早速、床の上に座って試してみました。

これできっと幸せが訪れますね。(喜)

正面には様々な招き猫がたくさん置かれています。

特に一目でこいつがボスだと分かる金色の招き猫がいるのです。

他の招き猫とは金色だけにオーラが違います。

このボスは重さが100kgもあり「金福」と呼ばれているそうです。

凄い福を呼んでくれそうですね。

その他にも丸くなって眠っている招き猫がいました。

優しそうに目を細めて微笑んでいる招き猫もいます。

体内が光って笑っている招き猫もいます。

珍しい木彫りの招き猫たちもいるのです。

この招き猫は何だかスケベそうですね。

この猫の周りにはたくさんのお賽銭がありました。(笑)

2階を一通り眺めた後で、1階へ戻ったのです。

そこには、招き猫の歴史を記しているパネルが設置されていました。

勉強になります。

また、レゴブロックで作られた招き猫を発見しました。

良くできていますね。

この美術館はそれほど大きくはありませんが、焼物、木彫り、石、紙など様々ないろんな招き猫を見学することができます。

また、館内にあるショップスペースには、招き猫やストラップ、福札、ポストカード、クッキーなどオリジナル商品がずらりと並んでいるのです。

お土産や贈り物に喜ばれるに違いありません。

いろんな色の招き猫があります。

病除けの招き猫です。病除けのため、コロナを防いでくれるかも知れませんね。

おみくじもあります。周りにいるたくさんの小さな招き猫たちが福を呼び込む姿がプリティです。

【招き猫あれこれ】

旅を続けていると至るどころで招き猫を目撃します。とある博物館で飾ってあったり、土産物に置いてあったり人気者ですね。私が旅の道中で目撃した招き猫を下記記事で紹介します。

招き猫と風水の関係

だいたいの招き猫の手の位置は耳の少し下か、耳の辺りまで上げていますね。

中には頭を越えて手を上げている招き猫もいます。

手を大きく上げることで、より大きな福を招いてくれるそうです。

今では招き猫に風水の考えを取り入れていて、色や置き場所の方角により運気に影響を及ぼしますね。

招き猫の意味を知り、置く場所にも気を使いましょう。

風水を考えると下記のようになります。

  • 金色:金運上昇(西方向)
  • 銀色:満願成就、才能開花(北西方向)
  • 白色:開運招福(北西方向)
  • 黄色:良縁金運(西方向)
  • 青色:交通安全学業成就(北東方向)
  • 黒色:厄除け魔除け家内安全(北南西方向)
  • 赤色:病み避け無病息災健康長寿(東方向)
  • 緑色:家内安全交通安全(南方向)
  • 桃色:恋愛成就(東南西方向)

置く場所は、リビングや食卓のように人が集まる場所が良いです。

しかし、玄関には置かない方が良いとされています。

玄関に置くと、招き猫が運を吸い取ってしまい、家の中まで持ってきてくれないそうですね。

別館の「ラッキーキャッツハウス」へ行って見よう

この美術館の外には別館として「ラッキーキャッツハウス」があります。

ここでは、招き猫の絵付け体験ができます。(要予約)

立ち寄ってみましょう。

「ラッキーキャッツハウス」の名前が書かれている壁には、ロボットの猫が腰かけていました。

その姿を見て少しビックリしたのです。

ロボット猫といえば、直ぐに思いつくのがドラエモンですね。

このロボット猫はドラエモンとは全くに似ておらずオリジナリティがあり、良くできていました。

まじまじとロボット猫を眺めた後で、「ラッキーキャッツハウス」へ向かいます。

その建物の入口には猫耳が生えた門がありました。(笑)

建物の中へ入る前にお庭を散策すると、赤い屋根の下で佇んでいる招き猫を発見したのです。

その他にも頭の上にお賽銭を乗せた招き猫もいました。

一通りお庭の散策を終えた後で、建物の中へ入ったのです。

そこには、山猫文庫のフロアがありました。

壁一面に猫に関する絵本があり、小さなお子さんには喜ばれると思います。

奥の部屋には、招き猫の絵付け体験を行うフロアへ続いていました。

ここで世界で一つだけのオリジナル招き猫を作ってみるのは楽しそうです。

このフロアには、作家が作った物も多いらしく、可愛らしい作品を見ていると招き猫の作品イメージが膨らみますね。

壁面には愛くるしい猫の写真が飾られています。どれも可愛いですね。

一通りフロアの中を見学した後で、外へ出ました。

そして、外には猫の姿をした木が生えていたのです。

猫の姿と言われなければ気が付きにくいですが、猫だと言われるとそのように見えます。(笑)

招き猫美術館の基本情報とアクセス

住所岡山市北区金山寺865-1
電話番号086-228-3301
営業時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
定休日水曜日(水曜日がお正月・祝日・お盆の場合は開館)
入館料一般で600円、小・中学生で300円
耳より情報①金山寺拝観料と招き猫美術館の入館料がセットになった共通券を1,000円で販売。尚、共通券は小学生までの場合500円で販売。
耳より情報②2月22日は猫の日と言うことで無料

【アクセス】

  • JR岡山駅からタクシーで約20分
  • 最寄り駅の備前原駅からでは、タクシーで約9分

備前原駅から徒歩で向かう事ができますが、上り道が続くため結構たいへんです。タクシーを利用した方が良いでしょう。

招き猫美術館の駐車場

車で招き猫美術館を訪れる場合は、この美術館に隣接して駐車場がありますので、そこへ駐車すると良いでしょう。

普通車では10台ほど駐車できますね。

猫耳がトレードマークの駐車場なので直ぐに分かると思います。(笑)

また、道を挟んで向こう側にも普通車ならば20台ほど駐車できる広場がありました。

まとめ

それにしても楽しい美術館でした。

招き猫を見ているだけでも楽しいですが、招き猫の歴史などについても解説していて面白く見学できます。

招き猫に興味がある方、ない方でもお近くにくる機会があれば是非立ち寄って欲しいスポットです。

多くの福を招き寄せて、ハッピーな気持ちになるでしょう。

【サイクリストの管理人からの一言】

今回紹介した招き猫美術館ですが、自転車で訪ねると急坂を上った先にあるため、それなりに大変でした。自転車で坂道を楽に上るためにはコツがあり、電動アシスト自転車を使えば余裕で上れるでしょう。下記記事で自転車の運転技術と電動アシスト付きの自転車のことについてお伝えします。

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