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旅の体験談

香川県丸亀市で訪れたい、定番から穴場までの観光スポットを紹介

丸亀市のシンボル「丸亀城」

丸亀市は、香川県で高松市に次ぐ第二の都市であり、魅力的な観光スポットが沢山あります。

旧丸亀藩の城下町として栄えた歴史があり、丸亀市のシンボルと言えば現存12天守の一つに数えられている丸亀城ですね。

それ以外にも中津万象園や讃岐富士(飯野山)など楽しめる観光スポットは多いです。

また、今でも全国的に有名な金毘羅詣りは、かつて丸亀市から金毘羅街道を歩いて向かうのが主流でした。

本記事では、丸亀市の定番から穴場まで「丸亀市に来たら訪れたい」観光スポットについて紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 丸亀市の観光スポットを知りたい
  • 丸亀市で訪れるべき観光スポットに興味がある
  • 香川県へ旅行する予定がある

丸亀市とは

丸亀市の市街地
丸亀市街の風景

丸亀市は、香川県の海岸線側ほぼ中央部に位置する中・西讃地方の中心都市です。

風光明媚な瀬戸内海国立公園に接し、平坦な田園地帯が広がっていたりします。

また、平野部には香川県に多く見られる数多くのため池があり、中部には南北に一級河川の土器川が流れていますね。

かつて旧丸亀藩の城下町であったことから、中心部には象徴となる丸亀城があり、日本国内で作られているうちわの生産量が90%を誇るうちわ大国です。

先人にならい、丸亀から金毘羅街道(丸亀街道)を歩き、金刀比羅宮へ向かってみませんか。

きっと、先人が残した信仰の伊吹を感じられるでしょう。

本記事では、丸亀市の以下の観光スポットについて紹介します。

丸亀市の主な観光スポット

  1. 丸亀城
  2. 中津万象園
  3. 飯野山(讃岐富士)
  4. 田潮八幡神社
  5. 金毘羅街道(丸亀街道)
  6. うちわの港ミュージアム

丸亀のシンボル「丸亀城」

丸亀城の石垣
丸亀城

丸亀城の外観は、四層に積み重なり合った石垣が美しく、思わず見とれてしまいます。

尚、石垣の高さは、なんと60m以上に達している訳ですから、そのスケールの大きさに驚きを禁じ得ません。

特に美しく曲線を描いている姿は、当時の職人たちの技術力の高さに舌を巻く思いです。

扇の勾配

この美しい曲線の高石垣を「扇の勾配」と呼んでおり、これを見るだけでも一見の価値はありますね。

また、天守自体は、石垣の大きさに比べて小さいですが、外見の白漆喰が美しいです。

日本中に作られた城の内、今も現存している「現存十二天守」の一つに数えられており、大変貴重なのでじっくり見学していきましょう。

丸亀城の天守

尚、丸亀城の詳細については、下記関連記事で紹介します。

丸亀城

  • 住所 香川県丸亀市一番丁
  • 電話番号 0877-25-3881(丸亀城内観光案内所)
  • 営業時間
    • 天守 9:00~16:30(入館は16:00まで)
    • 大手一の門 10:00~16:00
  • 定休日
    • 天守 無休
    • 大手一の門 雨天時
  • 料金 天守 大人200円 小人(小中学生)100円
    • 団体割引、障害者割引あり
  • 無料駐車場あり

【建造物の機能美】

丸亀城の石垣のように、人間が作り上げた建造物には、機能美が溢れる物がありますね。旅先でそのような建造物へ訪れたりしますので、下記記事で紹介します。

香川の二大名園の一つ「中津万象園」

中津万象園
中津万象園

中津万象園(なかづばんしょうえん)は、香川県を代表する庭園の一つであり、近江八景をなぞらえて配置された島々を橋で結んだ池泉回遊式の大名庭園です。

15,000坪の園内には、約1,500本にも上る松が植えられており、丸亀二代目藩主の京極高豊(きょうごくたかとよ)候により、丸亀藩中津別館として築庭されました。

こちらの写真を見て下さい。朱色の邀月橋(ようげつばし)が周りの景観とマッチしており、青空の下良く映えます。

中津万象園の景色

橋の全長は30mもあり、園内では一番目を引きますね。

その色鮮やさは、緑多い園内において良いアクセントになっていました。

尚、この橋以外にも朱色の橋は園内に数基ありますが、ここまで長い橋はありません。

こちらは「日本名松100選」にも選ばれている樹齢600年の「千代の傘松」です。

千代の傘松

この見事な枝ぶりが何とも言えないですね。

近江から移植した松を300年かけて傘型に仕立てた物で、多くの職人により手入れされています。

庭園の西端には、当時の殿様が庶民の参拝を認めた「石投げ地蔵尊」がありました。

石投げ地蔵

このお地蔵様への参拝方法は、他に類を見ないですね。

なんと、白い石に願い事を書いて、お地蔵様へ向けて投げ入れるのです。

間違ってもお地蔵様へ石をぶつけないように。

長寿や豊作、子作りなど十種の福徳があると言われています。

尚、中津万象園の詳細については、下記関連記事をお読み下さい。

中津万象園

  • 住所 香川県丸亀市中津町25-1
  • 電話番号 0877-23-6326
  • 営業時間 9:30~17:00(最終受付 16:30)
  • 定休日 水曜、年末
  • 料金 大人700円、子供(小中学生)300円 ※障害者割引有り
  • 無料駐車場あり(普通車100台、バス30台)

香川県を代表する美しい山「飯野山」

飯野山
飯野山

飯野山は標高422mもあり、丸亀市と坂出市を跨がる讃岐平野のほぼ中央に座しています。

その外観は、まるでおむすびのような形をしている事から讃岐富士とも呼ばれ、地元住民に親しまれていますね。

この飯野山の登山ルートとして、「飯野町ルート、飯山町ルート、坂出ルート」がありますが、登山初心者ならば「飯野町ルート」がお勧めです。

登山道は良く整備されており、歩き易く、所々でこちらのような眼下の景色を楽しめます。

飯野山からの景色
6合目からの景色

道中の所々では、足場が悪い部分もありますので、動きやすい服装と靴を準備しましょう。

悪路

こちらは頂上にあった石碑です。

飯野山の石碑

飯野山は、新日本百名山の一つだと言う事が分かりました。

新日本百名山とは、登山家の岩崎元郎さんが、中高年が登り易い山として選定した日本の百山だそうです。

実際に登ってみたところ、確かに登りやすかったですね。

頂上からパノラマ絶景は見られませんが、展望台がありますので、お見逃しなく。

飯野山の展望台

展望台からは、眼下に讃岐平野を一望できます。(喜)

飯野山から見た景色

飯野町ルートでは、登山口から山頂まで約1時間あれば登れて良い運動になりますね。

天気の良い日に飯野山でハイキングを楽しんでみませんか。

飯野山の登山レポートについて、下記記事で紹介します。

飯野山(讃岐富士)

  • 住所 香川県丸亀市飯野町東二25-7

力士像が可愛い、田潮八幡神社

田潮八幡神社の鳥居
田潮八幡神社

丸亀市には、相撲と縁がある「田潮八幡神社(たしおはちまんじんじゃ)」があります。

鳥居をくぐり抜け、参道を歩いて行くと拝殿へ到着しました。

田潮八幡神社の拝殿

この拝殿の上の方を見てみると、何と可愛らしいお相撲さんが一人は腕で支え、もう一人は肩で支えているではないですか。

力士像

全く珍しい物を見ましたね。

更に上の方を見てみると、軍配の彫刻が見て取れます。

軍配の彫刻

お相撲さんたちを後ろから見てみると、まわし姿が実に決まっています。(喜)

力士像の後ろ姿

拝殿の外観を眺めた後は、中へ入ってみましょう。

すると、普段余りお目にすることがない珍しい狛犬がいたため、思わずロックオンしてしまいました。(笑)

漆喰の狛犬

この狛犬は漆喰で作られているようで、じっと見ていると、何だかエキゾチックな感じがしませんか。

また、拝殿内には年代物の絵馬が飾られており、実に見応えがあります。

こちらの絵馬は「龍 VS 狛犬」でしょうか。

絵馬

こちらの絵馬は火事を表しているようです。火事の絵馬なんて珍しいですね。

火事の絵馬

燃えているのはお城かな? 昔にあった本当の出来事かも知れません。

参拝した後で、境内を歩いてみると、一箇所に狛犬たちが集まっている姿を目撃!

集まっている狛犬たち

その表情は何だか怒って見えたり、悲しんでいるように見えるのは私だけでしょうか。

実はこれらの狛犬は、引退した狛犬たちなのです。

引退した理由は、2012年に心ない者により、破損してしまったため泣く泣く引退するはめに。

全く酷いですね。(怒)

尚、狛犬たちは既に修復済みのようでした。

田潮八幡神社では、見開きの御朱印を貰えます。

その御朱印には、力士と軍配が描かれたレア物なので、御朱印を集めてる人は忘れずに授かりましょう。

田潮八幡神社

  • 住所 香川県丸亀市土器町東5-562
  • 電話番号 0877-22-5384

金刀比羅宮(こんぴらさん)へ続く金毘羅街道

こんぴら街道の風景
金毘羅街道の風景

「一生に一度は、こんぴらさんへ」と言われた江戸時代中期以降には、金毘羅詣りが盛んに行われました。

そのため、日本全国には金毘羅街道が整備されており、その中でも最も栄えたのが丸亀から金刀比羅宮のある琴平まで続く丸亀街道です。

丸亀街道の起点は2つありますが、その内の一つはこちらの太助灯籠(たすけとうろう)ですね。

太助灯籠
太助灯籠

この太助灯籠の直ぐ近くには、みなと公園があり、復元された金毘羅船が展示されていました。

金毘羅船

かつて日本全国から金毘羅船に乗り込み、丸亀湊(みなと)を目指したのでしょう。

丸亀街道には、当時の参拝客が利用した道標や石燈籠、丁石が残されており、面白い発見ができたりします。

例えば、こちらの石燈籠の竿の部分を見て下さい。

百四十丁石燈籠

そこには「百四十丁」と刻まれており、丁石を兼ねていたことが分かります。

また、こちらの石燈籠の竿には「東 高松」「西いよ こんそうじ せんつうじ」「南 金毘羅」「北 丸亀」と刻まれており、道標を兼ねている訳です。

一理屋の燈籠と丁石

丸亀街道の道中、石燈籠や丁石、道標などを探しながら金刀比羅宮を目指すのは、ゲーム感覚でワクワクしませんか。

終盤には、高さ27mもある高灯籠(たかとうろう)を見つけ、その大きさにビックリ!

高灯籠

旅の良い思い出になりました。

あえて電車や車で直接、金刀比羅宮へ向かわず、徒歩やサイクリングで丸亀街道を進み、先人が残した足跡を追いかけてみましょう。

金毘羅街道

金毘羅街道(丸亀街道)の道順や見所を記載したパンフレットは、JR丸亀駅構内にある丸亀市観光案内所で入手できます。

【丸亀市観光案内所】

  • 住所 香川県丸亀市新町6-3-50(JR丸亀駅)
  • 電話番号 0877-22-0331
  • 営業時間 9:00~17:30
  • 定休日 無休

伝統的工芸品「丸亀うちわ」を紹介するミュージアム

うちわの港ミュージアム
うちわの港ミュージアム

丸亀市は、江戸時代から作れて続けてきた「丸亀うちわ」の歴史と伝統があります。

今では全国シェア90%を誇り、うちわの生産地として他の追随を許しません。

伝統工芸品である「丸亀うちわ」の魅力を紹介しているのが「うちわの港ミュージアム」です。

館内を歩いていくと、うちわの骨が織りなす美しい通路があり、思わず見とれてしまいました。

うちわの骨が織りなす通路

たくさんの骨組みが合わさる事で、見事な景観を醸し出していますね。

普段、うちわの骨組みのみを見る機会がないため、その美しさは新鮮です。

うちわの骨組み

また、館内には大小様々な丸亀うちわを展示しているため、お気に入りを探してみませんか。

丸亀うちわ

尚、丸亀うちわは展示だけでなく、館内で販売もされています。

更に職人によるうちわ作りの実演や自分でうちわ作りを体験できたりしますので、色々な楽しみ方ができますね。

是非、世界で一つだけのオリジナルうちわを作ってみましょう。

尚、うちわの港ミュージアムについては、下記関連記事で詳しく紹介します。

うちわの港ミュージアム

  • 住所 香川県丸亀市港町307-15
  • 電話番号 0877-24-7055
  • 営業時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
  • 料金 無料
  • 無料駐車場あり(普通車50台、大型バス駐車可)

まとめ

丸亀市には、丸亀城を始め中津万象園や飯野山など数々の見所が点在しています。

今回紹介したのは、丸亀ならではの観光スポットであり、これら全てを1日で見て周るのは実にもったいないです。

そのため、ホテルや旅館などで1~2泊しながらゆっくり見て周ることをお勧めします。

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