旅行先でちょっとした移動に便利なのがレンタサイクルですね。
観光地では、レンタサイクルを取り扱っているお店が多い。特に都会と違って田舎になるほど電車やバスの運行本数が少なく、1時間待ちというのは普通にあり得ます。
のんびり田舎を満喫するのであれば、待ち時間も楽しめるというものですが、そうでなければ効率的に移動したいと考える方が大半だろう。
なので、そのニーズを満たすレンタサイクルが重宝します。
しかし、いきなり当日に自転車を借りてしまうと、旅行のスケジュールが台無しになることもあるので気を付けたい。
本記事では、旅行先でレンタサイクルを万全に活用する方法を説明します。
レンタサイクルのメリットとは
景色の良いところを旅行していると、周囲をもっと見て回りたいと思うものですね。
たとえば、澄んだ湖の畔でのんびり過ごすしていれば、湖の周辺には何があるのだろうか気になる人も多いだろう。
湖の周囲の距離が短いのであれば徒歩で十分なのですが、そうでなければ歩くのが億劫になり二の足を踏む人も多いはず。
そんな時、自転車があれば気軽に楽に移動できるので、レンタサイクルの需要は高いです。
それに自転車があれば、より気の向くままに行動できるのも魅力的。そんなレンタサイクルの様々なメリットを以下にまとめました。
- 交通手段にしばられず行動範囲が広がる
- 旅情をより満喫できる
- 移動手段として安い
- 徒歩と比べて圧倒的に疲れない
くわしくは、下記関連記事で紹介します。
旅行の計画にレンタサイクルを組み込む
旅行先では、ふらりと立ち寄った場所でたまたま見つけたレンタサイクル店で、自転車を借りるパターンが多いのではないでしょうか。
それはそれで楽しい思い出になるので全然アリなのですが、あまり余裕のない計画ではのんびりとサイクリングを楽しむ気持ちが起きないものです。
また、自転車に乗ってゆっくりと観光したいのだけど、時間の余裕が取れない機会も多いだろう。
なので、あらかじめ旅行の計画には、自転車での観光を取り入れおきたい。
自転車を旅行中の移動手段に組み込むのは、車や電車などと比べて多くの移動時間がかかるため、わざわざ計画時に組み込まないのが普通です。
しかし、こう考えてみてはいかがですか。自転車は車や電車と違い目的地まで移動する手段だけでなく、移動中にその土地の空気を直接肌で感じ取りながら過ごせる機会が多い。つまり、それだけより深い旅情を感じるものです。
旅行の計画に行きたいところを詰め込むのをさけて、自転車で移動しても時間的な余裕がとれる計画を立てた方が、かえって満足度が高くなる可能性があります。
せっかく日常を離れて旅行をするのだから観光地を巡るだけでなく、その土地の魅力を味わいたいですね。
【旅行に関する話】
せっかく旅行に出かけたのに、つまらなければガッカリしませんか。下記記事では、旅行に関する話を紹介します。
旅行先にレンタサイクルがあるのか事前に調べる
旅の計画を立てる際、自転車を利用するのを決めたのであれば、旅行先にレンタサイクルがあるのか気になるものです。
多くの観光地では、レンタサイクルのサービスを提供するお店があり、人気の観光地になると、たくさんのお店で提供していますね。
なので、レンタサイクル店を見つけるのはそれほど難しくはありませんが、当日現地でお店を見つけて借りるなんて出来るだけ避けるのが無難です。
というのは、全く下調べをしていなければ、どんな自転車が借りられるのか分からないですし、手続きの方法も分からないでしょう。
特に自分が使いたい時間にレンタル可能な自転車がないとなれば目も当てられません。
観光エリアの情報や所要時間なども事前に調べておいて、余裕を持って行動したいですね。
また、旅行先へ向かうに当たり電車やバスを利用する人も多いです。
すると、到着後の駅やバス停からレンタサイクル店まで距離があると結構歩かなくてはならず、それだけでも時間がかかります。
10分程度であれば許容できたりするものですが、30分以上もかかるのであれば困りますね。そんなことにならないためにも貸出場所の確認は大事となる。
事前に調べられるものや準備できるものは先に済ませて置くのが吉。せっかくの旅行なのですから、旅行中に無駄な時間はできるだけ省きたいものです。
レンタサイクルは事前に予約する
旅の計画をしっかりと立てたとしても、当日現地で予定通りに自転車が借りられなければ台無しです。
なので、事前に予約しておきたい。特にGWやお盆など大型連休になると、レンタサイクルの利用は集中するので、当日全て貸出済みになる可能性はゼロではありません。
事前予約しておけば、当日まで本当に借りられるのか不安にさいまれることがなくなるものだ。それが、精神的に余裕を与えます。
レンタサイクルのサービスを提供しているお店では、必ずしも事前予約ができるとは限らないので気を付けよう。
観光案内所などが運営しているレンタサイクルでは、予約できないケースが多い。その代わりリーズナブルな料金で借りられるのは魅力的といえる。
また、ホテルや旅館などでは、レンタサイクルのサービスを提供するところもあるので利用してみてはいかがですか。無料で借りられることもあるので、宿泊予定のホテルや旅館に確認してみよう。
近年、電動アシスト自転車のレンタサイクルも増えており人気が高い。旅行先の地域によっては、アップダウンが多かったりするので、そんな時に電動アシスト自転車であれば、体の負担を軽くしてくれます。
レンタサイクル店によっては、多くの自転車を保有していますが、電動アシスト自転車の保有台数が少ない場合も考えられるので、事前に予約しておきたいですね。
自転車を借りる際の注意点
自転車を借りる際の注意点を以下にまとめました。
- レンタサイクルの貸出と返却時間
- レンタサイクルの乗り捨ての有無
- レンタサイクルのレンタル料金
それぞれについて説明します。
レンタサイクルの貸出と返却時間
レンタサイクル店によって貸出と返却時間は様々です。なので、いつからレンタルが可能なのか事前に調べておこう。
多くのお店では、9:00や10:00から貸出を開始しているので、その時間にお店に到着するように調整したいものです。また、返却時間は16:00や17:00など夕方が多い。
せっかく旅行へ出かけたのだから、日暮れまで色々と見て回りたい気持ちは分かるのですが、時間ギリギリに返却する計画を立てていると、返却時間を過ぎてしまうかも。なので、余裕をみて返却時間の1時間前までには返しておく計画を立てておこう。
もし当日返却できなければ、延滞料金が1日分余計にかかるケースがあるので気を付けたい。それよりも夜間返却がNGであったならば、翌朝の返却となるほうが問題が大きいものだ。
翌日のスケジュールが圧迫してしまう恐れがあるため、そんなことにならないためにも貸出と返却時間をしっかりと把握して、余裕をもって行動して下さいね。
レンタサイクルの乗り捨ての有無
一般的なレンタサイクルは、貸出と同じ場所に自転車を返却します。なので、移動の往復にかかる時間を想定しておかなければなりません。
近年、同一自治体や近隣自治体の複数の拠点に乗り捨て可能な観光用のレンタサイクルも増えており、ますます利便性が高まってきました。
そのようなレンタサイクルを活用すると、移動範囲がより広がるのでありがたい。また、往路は自転車で復路はバスや電車を利用するといった使い方ができるので便利です。
レンタサイクルのレンタル料金
レンタル料金はレンタサイクル店によって異なっていますが、1日レンタルしたとしても1,000~2,000円ぐらいですね。
安いところでは、数時間で数百円といったところもあり、リーズナブルな料金のため気軽にお借りできます。
高機能な電動アシスト自転車やクロスバイク、ロードバイクなどのスポーツ向け自転車をレンタルするならば、ママチャリと比べて料金が割高になるところが多いので事前に確認しておこう。
費用が気になるのであれば、レンタカーを借りる料金や公共交通機関を乗り継ぐ費用と比較して判断すると良いでしょう。
まとめ
本記事では、旅行先でレンタサイクルを万全に活用する方法を説明しました。
説明した方法を以下にまとめます。
- 旅行の計画にレンタサイクルを組み込む
- 旅行先にレンタサイクルがあるのか事前に調べる
- レンタサイクルは事前に予約する
ようするに、事前にレンタサイクルのマネジメントが大事ということです。
旅行先では積極的にレンタサイクルを活用して、旅情をより味わいましょう。