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大人でも自転車で酔うというのは本当か、その原因と対処方法とは

「大人でも自転車で酔うというのは本当か」の紹介サムネ

船やバス、電車などに乗っていると、乗り物酔いをする人がそれなりに多いですね。しかし、大人になって自転車で酔うというのは、あまり聞いたことがありません。

小学生ぐらいまでは、自転車酔いを経験した人でも、大人になって一度も酔ったことが無い人がほとんどでしょう。個人的に気になったので調べてみると、大人でも普通に自転車酔いをするそうです。

「えっ~、本当に?」と興味を持たれた方は、そのまま本記事をお読み下さいね。「知っているよ」という方は回れ右。・・・嘘ですごめんなさい。自転車酔いに興味がある人ならば、誰でもウェルカムです。

本記事では、自転車酔いの原因と対処方法を調べた結果をまとめましたので、ご紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 自転車趣味を楽しんでいる
  • これから自転車趣味を始める予定
  • 自転車酔いの原因と対処方法を知りたい

自転車は酔いにくい乗り物である

自転車

結論からいうと、自転車で酔うのは普通にあります。

ただし、船やバスなど他の乗り物と比べて、圧倒的に酔いにくいだけですね。だからこそ、自転車では酔わないと思っている人が多いのだろう。

話は変わりますが、私は他の人が運転する車やバスへ長時間乗っていると、結構酔いやすいですが、自分で車を運転するときは酔ったことがありません。実はこの話は、自転車が酔いにくい理由と関係があります。

では、なぜ自転車が酔いにくいのか分かりますか。それは自転車が他の乗り物と違って、基本的に自分自身で運転しなければならないことと密接に関わっています。

自転車の運転は、運転者が周囲の状況を判断して、操作しながら調整するため、目や耳から得られる情報と実際の動きのズレが少ない。また、急激な加速や減速が少なく、比較的安定した動きのため、三半規管へ与える刺激が少ないからですね。

そのため、自転車は酔いにくい乗り物といわれています。

自転車酔いの症状

町中で自転車を運転する

自転車酔いに陥ると、どのような症状になるのかを知っておくと、速やかに対処できるので覚えておきたいですね。自転車だけでなく酔いの症状というのは、他の乗り物にも当てはまります。

まずは酔いの前兆として、生あくびが増えたり、なぜか生つばを飲み込むケースが増えてくる。このような症状が出始めたら警戒しておこう。また、突然めまいに襲われることも。こうなると「おかしいな~」と感じるでしょう。

そして次第に頭痛がしたり、冷や汗が止まらなくなってきます。また、胃に不快感を覚えたり、顔面が蒼白になることも。このような症状が出始めたらアウトです。絶対に無理をして運転しないで下さい。速やかに休憩を取るのがベターです。

無理をして運転し続けていると、症状は悪化していき、「嘔吐」を引き起こします。もうここまで来たら、運転するのは辛すぎて絶対に無理。嘔吐を繰り返すと、脱水症状になることがあるので大変危険ですね。

総じて、普段より明らかにいつもと違う状態に陥るので、「なんだかへんだな」と感じたら、運転しないこと。交通事故が起きてからでは遅すぎます。

自転車酔いの原因は「目・耳」の働きに関係あり

乗り物で道路を走る

自転車を含む乗り物酔いの原因は、頭と眼球の位置情報のズレにより、引き起こされることが多いです。

車や電車など他の人が運転で自分の想定していない動きをされると、酔いやすくなってくる。簡単に言えば、頭は右を向いたつもりなのだけど、実際に見ているのは左の景色であれば、脳がバグってしまうそうだ。

通常、自分自身で運転していれば、認識のズレなんて起こらないですね。

また、「目」だけでなく「耳」の働きにも注目。内耳にある三半規管と耳石器(じせきき)にも酔いを起こす原因がひそんでいるのです。

これらは、体のバランスを保つ平衡感覚をつかさどる重要な役割を担っており、乗り物による発進や停止、スピードの変化、進路変更などにより刺激を受けると、その情報を脳に送るという。

慣れない刺激がくり返されてしまうと、情報過多となり、これまた脳がバグることに。その結果、自律神経系が乱れてしまいます。つまり、脳がバグってしまうことで、様々な酔いの症状があらわれるといえるでしょう。

自転車

これらが酔いを引き起こす原因ならば、「自転車ならば、ほぼ大丈夫そうだな」と思うのは早計ですよ。自転車の揺れや傾きにより、脳に誤った情報を送ってしまうと、平衡感覚が狂わされ、脳がバグることがある。

舗装されていないガタガタ道や山道を走るのであれば、人によっては平衡感覚が狂うことは十分に考えられるかな。また、睡眠不足や体調不良ですと、たとえ自分の運転だとしても酔いやすくなります。

乗り物酔いを男女で比べると、女性がやや酔いやすいみたい。一般的に小学校に通う6歳から12歳頃までの学童期に、乗り物酔いのピークがくるそうですね。

たしかに、私の経験でもそんな感じでした。修学旅行で長距離バスへ乗る機会があり、車酔いが酷く片時もエチケット袋が手放せなかったな。そのような、嬉しくない思い出がありますね。

思春期を過ぎる頃には、経験に裏打ちされる学習効果により、次第に乗り物酔いの頻度が減ってきます。しかし、大人でも船など普段から乗り慣れない乗り物に乗れば、酔ってしまうケースが増えてくるので気を付けましょう。

自転車酔いの対処方法

ロードバイクで海に向かって進む

自転車で酔わないためには、様々な対処方法があります。

前提として、睡眠不足でなく体調が万全なこと。空腹や満腹を避けて、リラックスした服装で運転して下さいね。

目からの情報と体の平衡感覚のズレにより、酔いが引き起こされるなら、進行方向をしっかり見れば解消できる。どうですか、簡単でしょ。さらに混雑した場所や揺れが激しい場所を避けて走るのも効果的です。

また、適度に休憩をはさむこと。休憩中に深呼吸を繰り返していると、落ち着いてくるので、自律神経のバランスを整えられます。さらに遠くの景色を眺めることで、視覚と体の動きのズレを強制的に無くすのも良し。

どうしても酔うのであれば、酔い止め薬を飲む手がありますが、自転車ではそこまでするのは稀だと思います。もし薬を飲むのであれば、種類によって効果時間や適切な服用タイミングが違っているので、説明書をよく読んで下さいね。

自転車酔いより、よほど怖いハンガーノックと脱水症状

サイクリングへ出かける

自転車の運転で注意しておきたいのは、ハンガーノックと脱水症状です。

ハンガーノックは、血糖値の低下により引き起こされて、急に体を動かすのが困難になります。いわゆるエネルギー切れですね。空腹を感じる前に、こまめに糖分と水分補給を行なっていれば、ハンガーノックにはなりません。

ハンガーノックに陥ると、始めのうちは空腹感を感じますが、次第にのどが渇いたり、体がだるく疲れやすくなる。そして、さらに酷くなると、体の痺れや強い倦怠感があらわれてきて、意識を失うこともあります。

集中力や判断力の低下を招きやすくなるので、そんな状態で自転車を運転するのは非常に危険ですね。なので、ハンガーノックになったら安全な場所でしばらく休憩すること。その際、すぐに吸収される糖分(スポーツドリンクやエナジージェル、ブドウ糖、砂糖など)を摂取しましょう。

水分補給をする

一方、脱脂症状は体内の水分が不足した状態のこと。暑い場所で運動していたり、発熱などで大量に汗をかくと、体内の水分と電解質が失われるので、脱脂症状になりやすいです。

脱脂症状になると、のどが渇いてきたり、立ちくらみがしたりする。また、腕の関節や背中など身体のどこかに打撲や捻挫といった外傷が原因ではない痛みを感じたりします。

酷くなれば、意識がもうろうとすることがあり、ハンガーノック同様に大変危険な状態ですね。

もし脱脂症状を感じたならば、直射日光を避けて、風通しの良い場所で休憩して下さい。軽度であれば、休憩しながらスポーツドリンクやお茶を少量ずつ摂取して、水分と電解質(特にナトリウム)を体に補給すると改善されます。

ハンガーノックから脱脂症状が引き起こされることがあり、侮れませんよ。どちらの症状にもいえますが、酷い状態であるならば、速やかに医療機関を受診して医師の指示に従って下さいね。

睡眠不足や精神的な不安があると自転車酔いを引き起こす

町中

先ほど少し触れましたが、睡眠不足や体調がすぐれない状態で自転車を運転すると、比較的酔いやすくなります。

また、過去の乗り物酔いの記憶がプレッシャーやストレスとなって、酔いを引き起こす可能性がある。こうなると、トラウマといえるだろうな。

トラウマともなると、速やかな解消は難しい。生活習慣の改善や専門家による心理療法などで、自分自身の心のケアをしっかりと行なわないと改善しません。

少なくとも体調が万全な状態でない時や、リラックスができていないのであれば、自転車の運転は見合わせた方が良いですね。

まとめ

ママチャリ

大人でも自転車酔いは普通にあり得ます。

ただし、様々な条件が整った結果、引き起こされるので、体調が万全であればそれほど恐れる必要はありません。そもそも自分自身で運転する自転車という乗り物は、酔う可能性が著しく低いですね。

もし自転車の運転中に、生あくびばかりするようになったり、めまいがしたり、気分が悪くなってきたならば、すぐに停止して運転をやめること。そして、しっかりと休憩を取りましょう。

また、自転車酔いよりも恐ろしい、ハンガーノックや脱水症状には気を付けて下さい。適切な対処をして、しばらく安静にしていても症状が改善されない場合は、速やかに医療機関を受診するのをおすすめします。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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