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旅の体験談

香川の「しろとり動物園」で遊ぼう、自由すぎる動物との触れ合い

しろとり動物園の案内

自由すぎる動物園として知られている「しろとり動物園」。

一体何が自由なのでしょうか。

この動物園では、動物たちとの触れ合いやエサやりができたり、猛獣を間近で見ることもできますよ。

「それなら普通の動物園なのでは?」と思われたあなた。

この動物園には、他の動物園とは一味違う、とてもユニークな点があるのです。

それは、他の動物園と比べて人と動物との距離が近く、何より動物たちが自由にのびのび過ごしているからでしょう。

そのため、動物好きな人はもちろんのこと、そうでない人でも楽しめるかも。

本記事では、「自由すぎる」を中心にしろとり動物園を紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 動物が好き
  • 自由すぎる動物園に興味がある
  • しろとり動物園について知りたい

しろとり動物園はどんなところ?

しろとり動物園にあったパネル

しろとり動物園は、香川県東かがわ市の山の中にひっそり佇んでいます。

園内には約70種類の動物が飼育されており、自然豊かに囲まれているためなのか、園内はのんびりとした雰囲気があふれていますね。

そのためなのか、園で働く人や飼育されている動物たちは、どこかノホホンとした印象があるかも。

そんな環境だからこそ、アットホームな動物園として、地域で愛されています。

TVなどのメディアに紹介され、たちまち人気を博し、香川県内はもとより全国でも癒し系の動物園として知られるようになりました。

しろとり動物園
しろとり動物園

園内には、小動物が放し飼いにされており、見ているだけでも楽しい。

ウサギやハムスターなどの小動物に触れ合えることはもちろん、ゾウの長い鼻に触ったり、馬の背中に乗ったりもできます。

また、日本国内では希少なホワイトタイガーが飼育されており、赤ちゃんが誕生すれば、名物の抱っこ会が開催されるのは嬉しいですね。

更にステージでは、毎日数回、動物たちのパフォーマンスショーが行われていますのでお見逃しなく。

駐車場から自由すぎる、犬のお出迎え

しろとり動物園では、かなりの数の動物が放し飼いになっており、それは園内に留まらず駐車場にも現れるそうです。

聞くところによると、ウサギや孔雀などが駐車場を散歩しているという。

運が良ければ駐車場へ到着早々、孔雀が闊歩する姿が目に留まり、テンションが上がるかも。

残念ながら、私が訪れた時はいませんでした。

こればかりは、孔雀の気分次第なので仕方がありません。

駐車場にはなぜか犬小屋があり、鎖につながれ飼育された中型犬がいます。

犬

入場する前から動物と触れ合えますよ。

犬との触れ合いで満足して帰らないように。(笑)

こんな動物園は他にみないですね。

動物たちに自由に触れ合える

モルモット
モルモット

園内に入ると、とにかく多くの動物たちと触れ合えます。

ウサギやモルモット、ヒヨコなどは実際に抱っこしたり、触れたりできる。

動物の暖かな体温を感じることができるので、小さな子供に大人気。

ヒヨコ
ヒヨコ

動物たちへ触れ合う際は、両手で優しく手のひらに乗せて上げるようにするのがポイントです。

間違っても片手で握るなどしてはいけません。

優しく接することが動物と仲良くなる秘訣ですね。

小動物との触れ合い方

基本的に猛獣以外は、自由に触れ合えることができるのが、この園のスタイル。

園内には大きなケージが設置されており、その中で多種多様の動物たちが、我が物顔でゲージ内を歩き回っていました。

げっ歯類では最も大きいカピバラを始め、ペンギン、ペリカン、ヤギ、ハイエナ、カワウソ、ミーヤキャットなど普段あまり見かけることのない動物との出会いは嬉しいもの。

園内を歩き回って、動物たちを間近で見て回りましょう。

カピバラ
カピバラ
ハイエナ
ハイエナ

【水族館の紹介】

しろとり動物園では、ペンギンやカワウソなど水辺の生き物も見かけます。そんな動物たちを良く見かけるのが水族館ですね。下記記事では、旅先で訪れた水族館を紹介します。

園内を自由に跳び回るウサギを見守る

園内を跳び回るウサギ
園内を跳び回るウサギ

園内を見て回っていると、ウサギが自由に飛び跳ねている光景が目に留まりました。

十分な距離を取って、そっと後をついていきましょう。

尚、後を追いかけまわしたりするのは絶対にNGです。

ウサギに過度なストレスを与えてしまいます。

園内には沢山のウサギが放たれているようで、至るどころで見かけました。

まさに「自由すぎる動物園」と言われるのも納得のいくものですね。

ウサギ
ウサギ

自由に駆け回るウサギは、トラの檻の手前まで来ることも。

ウサギとトラの奇跡のツーショット。

そんなシュールすぎる光景は実際見てみたいかも。

本来自然界では有り得ないでしょう。

そのような景色を見られる可能性があるのがスゴイですね。

仲間と一緒に園内を駆け巡るウサギたちは、どこか楽しそう。

園内を駆け巡るウサギたち

身を隠そうとしているウサギもいました。(笑)

身を隠すウサギ

そんなウサギたちの日常を、そっと見守ってみませんか。

【ウサギの楽園】

大久野島は、ウサギの楽園と呼ばれるほど多くの野生のウサギが生息していますね。島をサイクリングしながらウサギと触れ合ってみましょう。下記記事では、大久野島について紹介します。

エサやりが自由にできる

動物のエサ売り

園内では、自由に動物のエサやりができます。

その際、動物のエサは園内で買いましょう。エサの値段は100円から600円。

「水鳥のエサ」「野菜スティック」「犬、ネコのエサ」「ヒヨコのエサ」「野菜・果物のエサバケツ」などがありますよ。

尚、エサの持ち込みは禁止されているので注意するように。

動物のエサやりは、初めは少しビックリするかも知れませんが尻込みせず、次々にエサをあげていると慣れてくるものです。

あらゆる動物と触れ合い、エサをあげまくってみて下さい。

きっと、動物たちも嬉しがりますよ。

例えば、ゾウへエサをポイッと投げれば、長い鼻を上手に使ってキャッチすることも。

ゾウ
ゾウ

尚、キリンは決められた時間の中で、係員さんの監視の元でエサをあげれるようです。

キリン
キリン

エサをもらうことに慣れている動物たちは、人が近づくと「ご飯ちょうだい!」とアピールし、フェンスに近づいてきますね。

こちらはケヅメリクガメです。

ケヅメリクガメ
ケヅメリクガメ

世界で3番目に甲羅が大きいと言われています。

私が訪れた時は、丁度食事時だったみたいで、親子で一緒に食事している姿は微笑ましかったです。

動物へ触れ合っている最中、絶対に噛まれないという保証はありませんので、気を付けましょう。

トラなどの猛獣を間近で見られる

寝ているトラ
寝ているトラ

しろとり動物園は、トラの飼育頭数が日本一です。

しかも日本では、30頭ほどしかいないホワイトタイガーを9頭飼育しているため、全国的に珍しい。

ホワイトタイガーだけでなく、茶色のベンガルトラも沢山いて、迫力あるトラが沢山見られます。

また、百獣の王「ライオン」もいるので圧巻の迫力が期待できますよ。

私もワクワクして訪れたのですが、時間帯が悪かったのかトラもライオンもお眠タイム。

寝ているライオン
寝ているライオン

肩透かしをくらってしまいました。(笑)

しかし、これはこれで貴重な姿を見られたので良しとしましょう。(後で目覚めたトラやライオンもしっかり見物しました。)

通常の動物園であれば、分厚いアクリル板を挟んで遠くで見ることが多い猛獣たちですが、ここではフェンス越し1m以内で見られます。

あまりにも近いため、猛獣たちの匂いが分かるかも。

また、しろとり動物園の売りの一つとして、トラやライオン、ホワイトタイガーに赤ちゃんがいればイベントで抱っこできる。

1日の回数限定のイベントですが、もしイベントに参加できたならば超ラッキー。

長い人生でそんな機会が訪れることは、ほとんどないでしょう。

更にイベントでトラやライオン、ホワイトタイガーを犬のように散歩ができるという。

このような信じられないような体験ができるのは、しろとり動物園だけではないでしょうか。

まさに「自由すぎる動物園」ですね。

学習発表会へ参加しよう

動物たちの学習発表会
学習発表会の様子

しろとり動物園では、「学習発表会」という名称で、1日に数回動物のパフォーマンスショーが開催されています。

ステージの上でスタッフの掛け声に従い、動き回る動物たちの姿は見ものです。

ステージ前の席に座れば、より間近でシャッターチャンスの瞬間が訪れますよ。

是非、愛くるしい動物たちのハレの姿を堪能しましょう。

動物たちとの触れ合いで注意すること

しろとり動物園は、自由なスタイルを重んじています。

自由には、常に自己責任が付きまとうことを、肝に銘じていなければいけません。

もし動物たちにより危害をうけた場合、スタッフで応急処置はしてくれますが、損害の賠償は一切の責任を負わないそうです。

これについては、入園されるお客様に対する注意事項として明記されていました。

お客様に対する注意事項
お客様に対する注意事項

ある意味自由の代償と言えなくはないですが、本来自然界で自由に生活を営む動物に触れ合うというのは、そういうものですね。

それでも自由に動物たちと触れ合える機会は貴重そのもの。

気を付けながら、動物たちとの時間を楽しみましょう。

しろとり動物園の基本情報とアクセス

住所香川県東かがわ市松原2111
電話番号0879-25-0998
営業時間9:30〜17:00(入園は16:00まで)
※季節により時間が若干異なる場合があります。
休園日無休
入園料大人(中学生以上)1,500円
小人(3歳以上)700円
30名以上で団体割引有り、障害者割引有り

【アクセス】

  • JR讃岐白鳥駅からタクシーで約10分
  • 高松自動車道「引田IC」から車で約10分

しろとり動物園の駐車場

しろとり動物園には、無料駐車場があります。(普通車約150台)

尚、駐車場内には、ウサギや孔雀などが散歩したりしているので注意しましょう。

まとめ

ミーヤキャット
ミーヤキャット

しろとり動物園は、まさに「自由すぎる」と言われているだけあり、他の動物園と一味違っていました。

動物たちと身近に触れ合えるアットホーム的な癒しの動物園で、良い意味でゆるい感じが好印象。

園内を駆け巡るウサギを見守るのも良いし、動物のエサやりなどがほとんど自由にできます。

動物好きな人ならば、色々な意味で楽しめる動物園ですね。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

当ブログのURL:https://tabirin2021.com
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