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自転車旅で写真撮影を楽しむ、ためになる撮影方法や構図を解説

自転車旅で写真撮影を楽しむ

旅のお供として写真撮影を楽しむ人は多いですね。

自転車旅においても印象に残った場所や絶景、観光スポットなど様々な場面で写真を撮ったりします。

ある意味「写真撮影のために自転車旅を続けている」と言えるかも。

自転車のペダルを漕いで、丁度良いペースで流れゆく風景や町並みを眺めながら、気に入った場所で立ち止まる。

そしてカメラを構えて、その一瞬を撮影するのは実に面白い。自転車旅と写真撮影の相性がとても良いことを感じます。

旅先で印象に残った場面を写真に残せば、後日に写真を見ただけで当時の楽しい思い出が蘇りますね。

本記事では、自転車旅を続けながら写真撮影を楽しむために、ためになる撮影方法や構図を解説します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 自転車旅が好き
  • 写真を撮るのが好き
  • 自転車旅で効果的な写真撮影の仕方や注意点を知りたい

自転車旅と写真撮影は相性がとても良い

小豆島オリーブ公園周辺からの景色

私は自転車旅を始めた当初は、それほど写真撮影をしてはいませんでした。今では、旅に出れば1日で500~1,000枚は写真を撮っていたりします。

それほど自転車旅に出かけ、感動する風景や珍しい建築物・創作品など心揺さぶられるものに出会うことが多くなったからです。

旅をする手段は、車やバイク、電車、徒歩など様々な手段がありますが、車やバイクより遅くて徒歩より速い自転車は、私にとって丁度良い。そう感じる人は、私以外にも多いでしょう。

流れゆく景色を、五感をフルに使って撮影するのに自転車は最適だと思っています。

伊根の舟屋の眺め

絶景はもとより、例え何気ない道や知らない土地へ至る道でも必ずどこかへつながるストーリー性がある。

坂を越えた先に見える碧い海や沢山の家が立ち並ぶ壮大な景色など、何でも絵になってしまうのが自転車旅ではないでしょうか。

自分の力で辿り着くからこそ、多くのシャッターチャンスに恵まれるのでしょう。

自分の感性の赴くまま写真撮影を楽しむだけでも構いませんが、出来れば最高の1枚を残したいもの。

そのためには、ある程度の撮影技術は必要になります。

何も難しく考えることではなく、ちょっとした知識があれば誰にでも実践できますよ。

自転車で川沿いの道を走る

カメラのズーム機能や望遠レンズにより遠くの物を大きくクッキリ撮影したり、ローアングルによる撮影も良いでしょう。

特に重要なのは構図ですね。

主な基本的な構図には、以下のようなものがありますが、撮影時に構図を少しだけでも意識すれば写真の見栄えがグッと上がります。

写真撮影の基本的な構図
  • 日の丸構図
  • 三分割構図
  • 二分割構図
  • 対角線構図
  • 放射構図
  • 曲線構図
  • S字構図

それぞれの構図については、後でくわしく説明します。

これらの構図は、掛け合わせることで、より効果的な1枚を撮れたりできますね。(例:日の丸×三分割構図)

尚、これらの構図は、本格的なカメラでなくてもスマホでも十分活用できるものばかり。旅で撮影した写真は、自転車旅をより鮮やかにしてくれる必要なツールであると感じます。

走る季節や時間、気分によっても見え方が変わり、決して同じ写真は二度と撮れない。いつまでも記憶に残り続ける最高の1枚を撮れば、思わずガッツポーズをしたくなるもの。

自転車旅へ出かけて写真撮影を楽しみましょう。

自転車旅で使えるカメラとは

立雲峡テラスからの眺め

自転車旅の道具は、普段の旅行とは少し異なります。

それは自転車を使って旅を続けるため使う道具を選ばざる得ないからです。

そのため写真撮影のツールには、「軽量」「コンパクト」「頑丈」「使いやすい」「写真映りが良い」を求めてしまいます。

全ての要素が満たされる最高のカメラがあれば良いのですが、現実には何かを得るには何かを捨てなければなりません。どこまで自分が納得できるのか悩ましいですね。

個人的には、旅の道中でスナップショットを気軽にできることから、軽量小型で広角からズームまでこなし、綺麗な写真が撮れる高級コンパクトデジタルカメラ(高級コンデジ)がベストであると考えています。

ちなみに私が愛用しているカメラは、ソニーの高級コンデジRX100M7ですね。(レビュー記事はこちら

尚、最高の画質を求めるならば、一眼レフカメラがベストですよ。カメラの重量を気にしない(又は許容できる)のならば、一眼レフカメラやミラーレスカメラも選択肢に入れると良いでしょう。

スナップ撮影に優れた高級コンデジをこちらで紹介します。

【自転車旅に関する話】

自転車旅は様々な魅力があり、カメラを片手に思い出を残しましょう。下記記事では、自転車旅に関する話を紹介します。

ズーム機能や望遠レンズを活用

立神岩

写真は大きく分けると「肉眼で見えている写真」と「肉眼を越えた写真」に分かれます。

肉眼で見えている写真とは、ピントや構図など実際に自分の目で見えている光景のため、多くの人に親近感を持ってもらえますね。

平凡な1枚になる可能性も高いですが、それでも以下にような内容を伝えることができます。

  • 実際に見えたそのままの景色を伝える
  • その場の雰囲気や臨場感を伝える

私も実際に撮っている多くの写真がこれに該当しますね。

女木島の風景

肉眼を越えた写真を撮る場合に重宝するのがズーム機能やパノラマ撮影機能です。

また、一眼レフカメラやミラーレスカメラのようにレンズ交換式の場合は、望遠レンズや超広角レンズを使いましょう。

私たちが普段見えている景色とは、全く違った姿を演出してくれます。

そんな景色を納めた写真には、以下のような効果がありますね。

肉眼を越えた写真の効果
  • 被写体にストーリー性を持たせる
  • 被写体を大きく見せたり、奥行きを演出できる
  • 特別感のある1枚を創造できる

ズーム機能や望遠レンズを使用することで、切り取る空間が狭くなり、撮る人の視点や発想など個性がより顕著に現れます。

迫力ある龍の彫刻

だからこそ万人には撮れない最高の1枚になる可能性があり、見る側には新鮮さを与えるのです。

更に撮った写真を後日見返すと、当時の様子を強く思い出すことができますね。

自分の個性を出すためにも、ズーム機能や望遠レンズを積極的に活用しましょう。

ローアングルで撮影する

ロードバイク

自転車旅は、大人が行う趣味の一つですね。

子供でもできない訳ではありませんが、体力や費用、知識など大人と比べて不利な面は否めません。

大人になると普段、150cm~180cm程度の視線から見える景色に慣れてしまっており、低い視線から見える景色は新鮮に映ります。

つまり、小さな子供が見えている景色は、大人にとって特別なものなのです。

そのため、腰をかがめて被写体を撮影したり、時には地面スレスレまでカメラを下げて撮影すれば、それだけでドラマチックな1枚が撮れますよ。

菜の花畑

撮影する時に少し工夫すれば、誰もがお手軽にできるので、試さないのは実にもったいない。

是非、ローアングルの写真撮影にチャレンジして下さい。

ただし1つ撮影時に注意があります。

良い写真を撮るためのために、あまりにも背を低くして撮影する姿は、周りから見るととにかく怪しい。

そんな撮影をする時は、周辺に気を配りながら行なうのが無難でしょう。

【花畑の紹介】

花畑の撮影では、腰を落として花びらの高さで撮影するのがポイントです。花の美しさや可愛さなどがより引き立ちますね。下記記事では、旅先で訪れた花畑を紹介します。

構図を考えて撮影する

写真の構図は、簡単なように見えて奥深い。

写真映りを良くするためには、様々な構図があり、写真を撮る時に構図を考えながら撮っていると自然に撮影技術が上達していきます。

これから解説する構図は、基本的なものばかりですが、いずれも手軽に実践で使えてカメラを選びません。

写真撮影はある意味戦いであり、武器(技術)は沢山持っているに越したことはないので、写真本などで勉強することをお勧めします。

日の丸構図

日の丸構図の実例
日の丸構図の実例

日の丸構図は、被写体を写真の真中において強調する手法です。

見せたい物が真中にドンとあるため、誰もが一番最初に目に付きやすいですね。

そのため、素直に見せたいものを見せる場合に適しています。

簡単に撮影できるため、平凡な写真になりがちですが、後述に解説する三分割構図や二分割構図などを取り入れて撮影すれば、特徴的な1枚になりますよ。

三分割構図

三分割構図の実例
三分割構図の実例

三分割構図とは、写真を縦横三分割にすることで、絵画的な1枚を撮れる手法です。

自転車旅を続けていると、絵になる風景に出会うことが多く、三分割構図が適用できることが多いですね。

分割に用いたラインや交点上に被写体を持ってくると、より被写体が目立ちます。

二分割構図

二分割構図の実例
二分割構図の実例

二分割構図とは、写真を縦横二分割にすることで、バランスの取れた撮影ができる手法です。

二分割する際、どちらかに特徴的な被写体があれば、まとまりが良くなりますね。

本実例では、水平線がクッキリ分かれた風景であり、気持ちが良い構図になっています。

対角線構図

対角線構図の実例
対角線構図の実例

対角線構図は、斜めのラインでダイナミックな動きや奥行き、遠近感を見せるのに適しています。

特に対角線を意識して被写体を配置すると、バランスが良くなりますね。

尚、無理やり対角線構図にしようとすると、違和感だらけの斜め構図になるので注意が必要です。

放射構図

放射構図の実例
放射構図の実例

放射構図は、ある一点から放射線状に伸びていく手法で写真に遠近感が生まれます。

奥行きや広がりを表すのに効果的な構図であり、手前にあるものほど大きく、奥になるほど小さくなるという見え方で、空間をより広く感じることができますね。

背景の放射線を意識すれば、被写体をより引き立たせることも可能です。

曲線構図

曲線構図の実例
曲線構図の実例

曲線構図は、写真の中に曲線のラインを取り入れる手法です。

ゆったりとした柔らかい印象を与える1枚が撮れますね。

被写体の曲線ラインに沿って奥行きを出すと実に良い仕上がりになります。

また、必要に応じて曲線を追った先に何かポイントになるもの入れることで、より一層ストーリー性が高まるでしょう。

S字構図

S字構図の実例
S字構図の実例

S字構図は、写真の中にS字のような曲線を取り入れる手法です。

斜めに曲線を配置すると動きがあるように見えるため、バランスが取れますよ。

S字構図にすれば、自然に奥の方に目線が行きやすくなるので被写体をどこに置くのかポイントになります。

愛車(自転車)の撮影、拘り過ぎに注意

愛車(自転車)の撮影
しまなみ海道のサイクリストの聖地碑前で撮影

自転車旅をしていると、自転車を主役にして写真を撮ることがそれなりに多いです。

撮影時に「私の自転車は、何てカッコ良いだろう」と思ったりするもの。(笑)

気持ちは良く分かりますが、撮影し過ぎには気を付けた方が良いですよ。

なぜなら、あまりにも愛車(自転車)の撮影に拘り過ぎていると、1日のトータルで愛車撮影の時間だけで数時間取られたりすることも。

そうなってくると、旅のスケジュールにも影響が出てしまう可能性が大きいです。

全く愛車を撮らないのは寂しいので、ほどほどにしておきましょう。

後から愛車の写真を見返したと時に「あの時は、こんな装備で走っていたんだ」と思い出に浸れます。

まとめ

見事な紅葉の景色

写真はカメラやスマホがあれば簡単に取れますが、色々と奥深いです。

まずは自分が感じたまま写真を撮ってみては如何でしょうか。

そして、写真を撮る際にどんな風に写真を撮れば視覚的にどのような効果を与えるのかが分かってくると、より撮影が面白くなりますよ。

ズーム機能や望遠レンズを活用したり、ローアングルで撮影してみましょう。

また、構図を考えながら撮影し続けていると、いつのまにか撮影技術が上達しています。

自転車旅では、今まで見たことの無い景色に出会うことが多く、シャッターチャンスの連続です。

いつまでも記憶に残る1枚を撮り続けましょう。

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