複数の趣味を掛け合わせることで、今まで以上に楽しくなるのが趣味の世界です。
自転車を趣味にしている人にとって、相性の良い趣味はカフェ巡りや読書など色々ありますが、特に相性抜群と言えばカメラではないでしょうか。
サイクリングの道中に、あなたの感性に訴える場面をカメラで撮影してみよう。後からカメラで撮った写真を眺めると、その時の情景が鮮明に思い出せます。
本記事では、自転車とカメラ趣味の相性抜群な理由についてお伝えすることで、趣味を掛け合わせた時の奥深さを味わえます。
自転車とカメラ趣味は相性抜群です
自転車に乗ってサイクリングへ出かけると、普段お目にかかれないような絶景を目の当たりにすることがあります。
そんな時に、自分が見た光景を思い出に残そうとカメラで記念撮影をする人は多いでしょう。
それだけでも十分楽しめますが、もっとカメラを極めてみませんか。
自転車だけでなくカメラにも力を入れると、更に自転車旅やサイクリングの思い出はより鮮明になり、一生記憶に残ったりするものです。
サイクリングのお供にカメラを携えて、山や海の絶景や海辺の道、朝の空気、穏やかな日常、都会の喧噪、平穏な田舎道、昼の気だるさ、古い町並み、知らない土地などをカメラに収めてみましょう。
カメラの腕が上達すると、ただの風景が作品に昇華され、旅の思い出がより色鮮やかな物として残りますね。
そこで、自転車とカメラ趣味を掛け合わせた場合のメリットについて、以下にまとめました。
それぞれについて説明します。
【メリット①】感動した場面を残せる
普段の生活では体験できない感動した場面に立ち会うと、その時感じた光景は鮮明に記憶に残ります。
しかし残念ながら人間は時が経つにつれ、忘れていく生き物です。個人差はありますが、こればかりは生き物である以上仕方がないですね。
しかし、カメラを使って感動した場面を記録に残せば、例え数十年経過した後でも写真を見ることで、当時の情景を事細かに思い出すでしょう。
カメラの腕が上達すればするほど、写真の構図や光加減などに拘り、常に感動を呼び起こす写真を生みだすことができるようになります。
【メリット②】思わぬ発見や驚きの出来事が見つかる
写真を撮るのは、その時の思い出を写真に残すためですね。
「サイクリングや旅の思い出にとりあえず記念に写真を撮っておこう」と考えている人が多いのではないでしょうか。
その考え自体は否定する気はありませんが、できれば自分の感性に従って、サイクリングの道中では、気になったところを撮影してみましょう。
日常の出来事や目の前の光景を一瞬の内に写真撮影する技法をスナップショットと言いますが、これをサイクリングの最中で行ない、記録を十分に残して置くと、後から写真を見返した時に、思わぬ発見や驚きの出来事などを見つけ、カメラの面白さや奥深さを体感できます。
旅やサイクリングの道中にスナップショットばかりしていると、遅々として先へ進まず、時間ばかりが経過する羽目に陥ったりしますので注意して下さいね。
【メリット③】サイクリングの思い出を残せる
サイクリングで目的地へ辿り着いた後で、記念撮影をすることは良くあることです。
また、サイクリングの道中で偶然見つけた絶景や珍しい光景に思わずシャッターを切ったりしますね。
後から撮影した写真を見て、当時の楽しかったことを思い出して「あれからもう5年も経過しているのか」なんて思い出に浸ることになるかも。そんな楽しみ方ができますよ。
【珍しい光景の紹介】
旅を続けていると、珍しい光景に出会えたりしますので、下記記事で紹介します。
【メリット④】他人へシェアできる
日本国内では、至るどころで道路が整備されており、車でスムーズに移動ができるようになっています。
そのため、車で移動する人が多く、目的地へ到着後にカメラで記念撮影をすることが一般的でしょう。
しかし、自転車は普段車が行けないようなところまで行けたりするため、多くの人が見たことの無い風景を撮影する機会に出会えたりします。
そのような写真を他人へシェアすることで、絶好の情報提供になる可能性が高いです。
特に現代では、インターネットやSNSが発達しているため、撮った写真をそのままシェアすることも簡単にできます。
【メリット⑤】気軽に立ち止まって写真が撮れる
車と違って自転車は、気軽に停車できるのも魅力の一つです。
もちろん停車する時は、周辺の安全を確認した上で行うのは言うまでもありません。
この気軽に停車できると言うのは、シンプルながら非常に高いメリットであり、直ぐにカメラを使えるように準備していれば、ストレスなく写真撮影ができます。
この「ストップ アンド ショット」の一連の流れをスムーズにできるようになれば、サイクリングの道中で気に入ったスポットや気になった物に対して、まるで息をするがの如く撮影できるようになれるでしょう。
【メリット⑥】普段の日常がより楽しくなる
自転車は車より遅く、徒歩より早く進める乗り物です。
時速15km/h~25km/hぐらいのスピードでゆっくり走っていれば、車に乗っていれば見逃してしまうような景色も「へぇ、こんなところがあったんだ」と言う風に気付けたりすることは良くありますね。
普段からカメラで写真撮影をしていると、自然に被写体を探すようになってくるので、より周りの景色に敏感になり、楽しみが増えます。
そういった点では徒歩の方が、よりゆっくりと周りの景色を堪能できますが、残念ながらスピードが遅すぎるため、遠くへ移動することは困難ですね。
丁度良いスピードで移動しながら、周りの風景を楽しむことができるのも自転車のメリットの一つですよ。
【ゆっくりサイクリングしよう】
ロードバイクなどのスポーツ系自転車は、30km/h前後の高速で走ることができますが、ゆっくり走ることにもメリットは多々あります。下記記事では、ゆっくり走ることについてお話します。
【メリット⑦】自分の成長を残せる
自転車に乗り続けていると、体力や持久力が付いてきたり、運転技術の向上により、今まで行けなかった標高の高い山や峠などへ行けれるようになります。
また、一日で100km以上を走れるようになってくるでしょう。
そうなってくると、明らかに自分の成長に気が付きます。
カメラを趣味にして、普段から自分に関わる写真を撮っていれば、自分の成長を見返すことができますね。
記録に収めることで、自分の成長の変化が客観的に良く分かり、生涯の思い出として残せます。
【メリット⑧】自分の自転車により愛着が湧く
多くのサイクリストにとっては、自転車は相棒と言っても過言ではありません。
そのため、サイクリングへ出かけた時は、カメラで記念撮影するときに自転車と一緒に撮ることも多いですね。
また、風景を撮影する時に、相棒(自転車)を交えて撮影することも多いでしょう。
そのような行為を行なっている内に、ますます自分の自転車に愛着が湧いてきます。
【自転車旅へ出かけよう】
愛着のある自転車で旅に出かけてみませんか。自転車旅を通じてたくさんのことを学べますね。下記記事では、自転車旅についてお話します。
サイクリングには、どのようなカメラを持って行くと良いのか
世の中には様々なカメラがあり、サイクリングへ持って行くカメラは、どんな種類が良いかと問われると明確な答えはありません。
それは、人によって取りたい写真が異なるからです。
また、カメラの種類によっては、機能が異なっているため、自分が何を重視するかで選んだ方が後悔しないでしょう。
尚、カメラは大きく分けるとフィルムカメラとデジタルカメラに分かれますが、基本的に写真を永久保存できる上に加工も容易なデジタルカメラの方が扱いやすいですね。
主なデジタルカメラの種類については、以下に挙げます。
- 一眼レフカメラ
- ミラーレスカメラ
- 高級コンパクトカメラ
- コンパクトカメラ
- スマートフォン(スマホ)
私個人の考えでは、サイクリングの道中でスナップショットを気軽にできることを重視するため、軽量小型で広角からズームまでこなし、綺麗な写真が撮れる高級コンパクトカメラがベストであると考えています。ちなみに高級コンデジのおすすめをこちらで紹介しますね。
尚、カメラの重量を気にしない(又は許容できる)人であれば、一眼レフカメラやミラーレスカメラを選ぶことで、素晴らしく画質の良い写真が撮れる。
近年では、スマホのカメラの性能も良くなってきていますが、イメージセンサーの大きさなど専用のカメラには及ばない領域です。
そのため、しっかりと写真撮影を行なうためには、カメラを一台持って置くと良いでしょう。
ちなみに私が使用しているカメラは、ソニーのサイバーショットDSC-RX100M7(レビュー記事はこちら)です。高級コンパクトカメラにしては、価格が高価だけど性能はピカイチですね。
サイクリングのお供にカメラを持って行こう
自転車は単体でも楽しめる趣味ですが、更にカメラ趣味を掛け合わせることで、その楽しさは数倍に膨れ上がります。
サイクリングとカメラを通じて様々なメリットを享受できるため、この組み合わせの素晴らしさについて、多くの人に知ってもらいたいです。
常にサイクリングのお供にカメラを持参して、思い出に残る写真をたくさん取り続けましょう。