
一人旅による自己成長話を聞いた人は、それなりにいると思います。
自己成長には、男女の性別は関係ありません。
若い内には一人旅を経験しておくと、その後の人生に多大な影響を与えます。

歳を取った後でも成長する事はできますが、若い人に比べて影響は少ないでしょう。
一人旅を続けていると、自分でも気が付かない内に変わっていきます。

自分の身近な人たちから「あなた、変わったな」と言われるね。
精神的に強くなるのは良い事だらけで悪くなる事はありません。
特に自転車で一人旅を続けた場合は、自己成長が顕著です。
本記事では、一人旅に出るとどのように自己成長するのかについてお伝えします。
自転車一人旅は精神的に強くなります
一人旅は、全てが自己責任となるため、自分自身で考え体験する事で、着実に自信がついていきます。
それを繰り返して行う事で、精神的に強くなっていくのです。
自転車による一人旅の場合は、旅の道中は自転車で移動します。

その道中は、必ずしも順風満帆とは限りません。
落車や道に迷ったり、急な天候の変化(ゲリラ豪雨など)など様々なトラブルに合うでしょう。
また、旅の計画・手配など全てを自己責任で対応しなければなりません。
知らない土地で出会った人との触れ合いを通じて、人の優しさに感謝したり、旅を通じて自分の知らない世界を体験できます。

自分の知らなった事を体験し続けていると、貴重な財産になるよ。
様々な経験を得て精神的に大きく育つ事で、以下5つのメリットが手に入ります。
- 自分を信じられる様になる
- 自分の心に素直になれる
- 感謝の気持ちが強まる
- 忍耐力や我慢強さが向上する
- 孤独耐性が付く
旅を始めた当初からいきなり成長する人もいれば、最初の内は全く成長しない人もいますね。
成長速度は人それぞれです。
自転車で一人旅を続けて行くことで、様々な経験を通じて、知らず知らずに自己成長していきます。
なぜ、一人旅で精神的に強くなるのか
一人旅では、基本的に全ての事を一人で対応しなければならないため、精神的に強くならなければ旅を続けて行くことができません。

昔は、旅をするのは命懸けの時代があったよ。現代と違って移動手段は、徒歩で治安も決して良くなかったね。自然災害や疫病の影響は、現代よりひどい有様だよ。

なるほど、まさに旅を続けていくには、命懸けの覚悟が必要だったんだね。それならば、おのずと精神的に強くなるね。
現代の日本国内では、危険な場所(土砂崩れが起きる所、毒ガスが湧いている所など)を避ければ、比較的安全に旅を続けていけます。

街中で怪我などのトラブルが発生した場合は、周りの人に助けを呼ぶ事ができるかも知れませんが、山や峠など人が住んでいない所でトラブルが発生した場合には、自分自身で対応するしかありません。
誰も助けてはくれないのです。
また、旅の計画や手配など必要な事は、自分自身で決めます。
その結果、思わぬ損害(予算オーバーなど)が出たとしても、全ては自己責任です。

一人旅の醍醐味の一つとして、人との触れ合いがありますが、旅先で出会った人は知らない人ばかりですね。
見ず知らずの人から受ける親切は、素直にうれしい物であり、感謝の心が芽生えるでしょう。
人と話すことで、自分の知らない様々な話を知る事ができて、視野が大きく広がったりします。
旅を通じて、様々な経験が自分自身の心を強くしてくれるのです。
精神的に強くなるメリット
自分を信じられる様になる
一人旅では自分自身で考えて、全てを決めて行動していきます。

周りに誰も助けてくれる人がいないと、不安になるのはわかりますが、例え失敗したとしても、それが経験となり次回に生かす事ができていれば問題ありません。

絶対に失敗をしない人は、世の中にはいませんので、失敗からいろいろと学びましょう。大切な事は、同じ失敗を繰り返さない事です。
旅を続けていく内に、自分の行動が結果につながり、徐々に自信がついていきます。
そして、いつの間にか自分の事が信じられるようになっているでしょう。
尚、自信を持つのは良い事ですが、慢心してはいけません。
人に対して感謝する心を忘れず、成長していきましょう。
【自転車旅のモチベーションの保ち方】
人は失敗するとモチベーションが下がる時がありますね。モチベーションが下がり過ぎると何事もやる気が出てこなくなる物です。自転車旅のモチベーションの保ち方について下記記事で紹介します。
自分の心に素直になれる
日常の生活では、他人の意見に流されたり、仕事で束縛されたりした経験がある人は多いでしょう。
また、世間体を気にするあまり、素直になれない事がありませんか。
一人旅を続けて行くと、自分自身の心と向き合う時間がたっぷりと取れます。

自分の心と向き合っている内に、少しずつ自分の事がわかってくるでしょう。
また、旅先で絶景を眺めたり、旅先で出会った人たちと交流を通じて、自分の本当の気持ちに気付く事があります。
例え社会的に成功しても、心が貧しく、自分に正直に生きていないのならば、決して幸せにはなれません。
自分の心に素直になり、正直に生きる事で幸せになります。
感謝の気持ちが強まる
一人旅では、トラブルに直面した場合、一人で対応する事が多いですが、旅先で知らない人に協力してもらう事もあります。

ちょっとした事でも、みず知らずの自分のために協力して頂くと、非常にうれしく感じますね。
そのような経験を積み重ねていく内に、いつしか感謝する気持ちが強くなっていきます。
そうすると、今度は自分がトラブルの現場に遭遇した場合に、自然に見ず知らずの人を助けてしまうでしょう。
このようにして、感謝の好循環がつながっていきます。
人は決して一人では生きていけません。
お互いに感謝する事で、助け合いながら生きていく事ができます。
忍耐力や我慢強さが向上する
一人旅では、全てが計画通りに進むことは稀でしょう。
自分に取ってうれしい事で計画が狂うのは問題ありませんが、反対に嫌な事で計画が狂うのは我慢できないかもしれません。
一人旅は全てが自己責任であるため、嫌は事があったとしても自分で解決するしかありません。
その過程を通じて、忍耐力や我慢強さが身についていきます。

私が過去に自転車旅を続けてる最中に、ペダルを回しているとクランクが折れてしまったのです。
その時は「こんな事もあるんだ」と衝撃を受けました。
クランクが折れてしまっては、自転車に乗っても進みません。
幸い自宅まで数kmの距離でしたので、自転車を押して歩いて帰った記憶があります。
また、旅先で変速機が故障して、フロントギアの切り替えができなくなり、山道を上るのが大変な事もありました。
その結果、計画が狂う事になりましたが仕方がない事です。
いろんなトラブルを経験すると、徐々に忍耐力や我慢強さが身についていきます。
【メンテナンスをしっかりしよう】
自転車のトラブルに合わないようにするためには、定期的にメンテナンスを行ないましょう。下記記事ではメンテナンスに関することについて紹介しています。
孤独耐性が付く
自転車の一人旅では、圧倒的に一人でいる時間が長くなります。
一人でいる状態が続いていくと、その状態に徐々に慣れている自分に気が付くでしょう。
一人旅を続けていくと、自分自身で全て決めて行動できるようになるため、一人でいても特に気になりません。

自分の周りに人がいても自分とつながりが薄いと感じた時に人は孤独を感じるのです。
そういう人は、寂しがり屋や自分の事を認めて欲しい人に多いですね。
自分に自信を持って素直に生きていて、自分で考えて行動や責任が取れる人は、例え人とつながりが薄くても孤独を感じる事はないでしょう。
そういう人は孤独ではなく、孤高の人といえます。
自転車で一人旅を続けて行くと、孤高になる可能性があります。
一人旅を通じて精神的に自己成長しよう
一人旅は自己成長につながります。
しかし、一人旅に出ても何も体験しない、人と触れ合わないのならば、全く成長はしません。
旅に出たならば、自ら積極的に行動して、様々な事にチャレンジして下さい。
たくさんの経験を積む事で、精神的に成長していきます。
【サイクリストの管理人からの一言】
日本は島国であるため、大小様々な有人島が存在しています。それらの島を自転車で旅してみませんか。ゆっくりと流れる時間を感じながら、島の人たちと触れ合っていく内に様々な経験を得るでしょう。下記記事では島旅について紹介します。