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旅にまつわる人生の名言の数々、聞くと思わず旅に出たくなる

旅にまつわる人生の名言

「旅」というフレーズに、不思議とワクワクしませんか。

旅は人生にたとえられることがあり、旅は人生の縮図ともいわれています。有史以来、多くの先人たちが旅を続けた歴史があり、様々な偉業を成し遂げてきました。もちろん、不本意な旅の結末を迎えた人たちもいたでしょう。

確かに旅に不安はつきものですが、旅に興味があるならば、勇気をもって1歩踏み込んでみよう。先人たちが残した旅の名言に耳を傾ければ、勇気が湧いてくるし、時には背中を強く押してくれる。

本記事では、思わず旅に出たくなる先人たちの名言を紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 旅に興味がある
  • 旅に出ようか迷っている
  • 旅の名言を知りたい

さぁ、旅へ出かけよう

自転車で旅をする

いつの時代にも旅好きの人たちはいるものです。旅を続けて豊かな人生を築いた人たちの言葉は、いつまでも心に残るものが多く、自分の人生にインパクトを与えてくれたりします。

なぜ先人たちが、その言葉を語ったのか、いったい何に情熱を傾けていたのか、言葉の節々から分かるというものだ。そんな言葉は、私たちに一歩前へ歩き出す勇気をくれる。モヤモヤしていた心の葛藤が晴れていく。夢を叶えるためのキッカケになる。

思想家・哲学者・作家・企業家・冒険家など彼らが残した言葉は、今もなお私たちの心に訴えかけるものがあります。

瀬戸内海の風景

「いつしか旅をしたいな」といった願望だけで人生を終わらせずに、今一度、自分の人生を見つめなおしてみよう。

これから旅へ出る人、今は旅を終えた人、旅に関心が薄い人に対してこの言葉を送りたい。さぁ、旅へ出かけよう。

【自転車旅に関する話】

旅の手段は色々あるけれど、自転車旅はとても魅力的ですね。そこで下記記事では、自転車旅に関する話を紹介します。

旅の名言を紹介

人生は旅である(松尾芭蕉)

山陰地方の風景

松尾芭蕉といえば、江戸時代に活躍した俳人で「俳聖」と呼ばれ、現在の俳句の基礎を築いた偉大な人物です。

日本人ならば知らない人はいないでしょう。そんな彼は俳人だけでなく、旅人としても有名だ。代表的な紀行文には「奥の細道」がある。

彼は人生の大半を旅に費やしました。そんな彼が生きた時代は、現代のように公共交通機関やコンビニなど旅に便利な移動手段や施設などがなく、治安も決してよいとはいえなかったでしょう。

それでも全国各地へ旅を通して、俳句に向き合い続けた松尾芭蕉だからこそ「人生は旅である」の言葉に深い意味を見出せます。自分がやりたいことを最後までやり続けた精神には、感服しますね。

旅の過程にこそ意味がある(スティーブ・ジョブズ)

三都半島の景色(その2)

スティーブ・ジョブズは、Apple社の創始者の一人として世界的に知られています。

Apple社の製品には、iPhoneやiPad、Macなどがあり、時代の最先端を歩んでいるといってもよいだろう。そんな製品は、日常だけでなく旅にもとても役立ってくれる。

旅に出かける際に、何かしらの目標や目的を掲げたりするものだ。そうすれば、目的を達成した時の充実感や達成感は格別になる。また、旅の道中に出合う苦難にも立ち向かえる覚悟ができるでしょう。

しかし、彼はこういいます。「旅の過程にこそ意味がある」と。たとえ目的がなくても大丈夫。大事なのは、旅の過程で得た小さな経験の積み重ねだ。うん、確かにその言葉には、うなずけるものがありますね。

【旅の移動手段に関する話】

旅の移動手段には、徒歩や自転車、車、飛行機など色々ありますね。下記記事では、旅の移動に役立つ様々な乗り物について紹介します。

千里の道も一歩から(老子)

採石場が見える道

老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者であり、後に生まれた「道教」は彼を始祖に置いています。彼と荘子の教えの総称である「老荘思想」は、人生に多大な影響を与えてくれる。

この思想は、不自然で作為的な行いをせず、自然体でいれば、この世が治まるという考えなので、共感する人も多いだろう。一言で表現をするならば、「自然のままであれ」ということ。うん、実にシンプルで分かりやすい。

そんな彼の言葉の一つ「千里の道も一歩から」は、何気によく聞く言葉だし、私自身もよく使っている。たとえ千里(3,900Km)もある遠い道のりも、まず第一歩を踏み出して始まるものだ。その一歩一歩の積み重なりが、目的の達成につながります。

何かを成し遂げたいならば、まずその一歩を踏み出す勇気を持つことが大事ですね。これは、旅を含めた人生全般に当てはまります。

【自転車旅で野宿】

自転車旅のスタイル次第では、キャンプ場で野宿する機会が多いものですね。下記記事では、野宿やテントに関する話を紹介します。

僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる(高村光太郎)

麓から見た竹田城跡

高村光太郎(たかむら こうたろう)は、大正・昭和時代に活躍した彫刻家ですね。また、詩人としても知られており、著者には「智恵子抄」「道程」などがあります。

そんな彼が残した言葉には「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」というものがある。まさに旅人に相応し状況を、表しているのではないだろうか。

先の見えない山道や周囲に全く人気がしない道を歩いていくのは、何かと不安に駆られるものだ。その道の先には、何もないのかも知れないし、今歩いている道が正しいのか疑問に思うこともあるだろう。特に一人旅をしていると、決断に迫られる場面は結構多い。

だけど、忘れてはならない。自分で進む道は、自分で切り開くものだ。それは旅だけでなく人生も変わりません。漠然と不安を感じている時に、この言葉を聞くと、前へ進むともしびになってくれるでしょう。

長生きするものは多くを知る、旅をしたものはそれ以上を知る(アラブの諺)

テント村

アラブ人の諺(ことわざ)の1つには、「長生きするものは多くを知る、旅をしたものはそれ以上を知る」というものがあり、思わず膝を打って納得できる言葉ではないだろうか。

年齢を重ねた人は、その長い人生において様々な経験を積み重ね、たくさんの物事を知っていたりします。それに加えて、旅をしたならば、より広い世界を知り得るだろう。

旅へ出なければ、決して手に入らないものはかなり多い。それは知識であったり、スキルであったり、人脈であったり多岐にわたる。

人生をより豊かに彩るためには、一つの所で満足してはいけません。たとえ若輩者であっても、旅を続け深い経験を繰り返していると、己の価値観や生き方をしっかり見定められます。

「そのうち」なんて当てにならないな、今がその時さ(スナフキン)

松江市の市街地の風景

スナフキンといえば、トーベ・ヤンソン作「ムーミン」に登場する妖精ですね。愛用のハーモニカを片手に、色々な場所を旅して回ります。旅の道中では、詩や曲を作ったり、釣りをしたり自分が今したいことをする。

数々の名言を残している彼から『「そのうち」なんて当てにならないな、今がその時さ』の言葉を紹介しよう。

たとえ興味があることでも「後でいいや」なんて思う機会は、普段の生活では多いものです。もちろん、それは旅の道中にもいえます。その理由として、時間が作れなかったり、経済的な事情があったり、一歩踏み込む勇気を持てなかったりと人それぞれですね。

もし、軽い決断で先延ばしにしていると、みすみすチャンスを逃してしまうかも。先のことなんて誰に分からないのだから、「そのうち」なんて言わずに、思い立ったが吉日。やるなら今でしょう。

曲がり角の先に何があるかは分からない、でも最高のものがあると信じているの(アン・シャーリー)

サイクリングを楽しむ

アン・シャーリーは、カナダの作家ルーシー・モード・モンゴメリの長編小説「赤毛のアン」の主人公です。

児童文学として有名なので、子供の頃に触れた機会が多いだろう。また、昔にアニメ「世界名作劇場」で放送されていたので、見ている方もそれなりに多いと思う。実は私もその一人ですよ。

想像力豊かでお喋り好きな女の子が繰り広げる日常に、ワクワクしたものだ。そんな彼女の名言には「曲がり角の先に何があるかは分からない、でも最高のものがあると信じているの」というものがある。

実に何事にも前向きなアンの真っ直ぐな言葉は、旅の道中に不安に駆られることがあっても勇気を持つことができる。それは、たとえれば雨雲に覆われた心中に差し込む一条の光の存在のようなものだろう。

先のことは分からないけど未来を信じ、常に前へ進み続ける意思を持ち続けたいですね。

あちこち旅をしてまわっても、自分から逃げることはできない(ヘミングウェイ)

瀬戸内海の景色

アーネスト・ヘミングウェイは、アメリカ出身の小説家ですね。

彼の書いた小説は、冒険的な生活や一般的なイメージとともに、多くの人たちのライフスタイルに多大な影響を与えました。代表的な作品には、「老人と海」「武器よさらば」「日はまた昇る」などがあります。

よく旅をする目的に「自分探し」というものがありますが、たとえどこへ行こうと自分自身から逃げ出すことはできません。

見知らぬ町や遠く離れた異国などへ足を運んでみても、自分を形作ってきたのは、誰でもなく、いつでも自分なのです。それゆえ、最大の敵は自分自身といえる一面があるだろう。

本当の自分は常に私たちの心の中におり、旅を通じて様々な経験をしていると、その心に気付かされる機会が多い。本当の自分と向き合うことで、初めて自分探しの目的を達成できるのです。

まとめ

旅する自転車

旅に出たからといって、何もしなければ、自己成長はしません。様々な経験をすることで、始めて人生に何かしらの影響を与えてくれます。

「人生を豊かにしたい」「自分を変えたい」と思っているのならば、積極的に行動し人生を謳歌しよう。それは必ずしも旅に限った話ではありませんが、どうせなら旅へ出て自分の知らない世界を見て歩き、見分を広めたいですね。

本記事で紹介した思わず旅に出たくなる名言が、あなたの迷いを断ち切るキッカケとなれば幸いです。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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