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旅の体験談

一日で見て回れる、倉吉市のおすすめ観光スポット4選

旧国鉄倉吉線廃線跡地の風景

鳥取県と言えば「鳥取砂丘」を一番始めに思い浮かべる人も多いでしょう。

鳥取県の魅力は、当たり前のことですが、砂丘だけではありません。

鳥取県の中部に位置する倉吉市へ足を運ぶと、幻想的な竹林を始め、赤瓦や白壁土蔵のレトロな町並みや日本唯一の梨の博物館など沢山の見所があります。

そこで何日も観光に時間が取れない方のために、一日で見て回れる観光スポットを4つ選びました。

本記事では、倉吉市でおすすめする観光スポットを紹介することで、旅の手助けをします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 鳥取県へ旅行や旅をする予定である
  • 倉吉市のおすすめ観光スポットに興味がある
  • 一日で倉吉市の観光スポットを見て回りたい

倉吉市の観光について

倉吉白壁土蔵群

鳥取県倉吉市は、室町時代に打吹城の城下町として栄え、江戸時代には陣屋を中心に武家屋敷が建てられました。特に古くは江戸時代から建てられた、赤瓦が特徴的な商家や白壁土蔵群が織りなす町並みは、素晴らしいの一言です。

市街地にそびえる立つ打吹山には、「天女の羽衣伝説」があったり、南部に目を向けると、古くから湯治場と知られている関金温泉があります。そのため、一日で倉吉市の全ての観光スポットを見て周るには、本来ならば時間が足りません。

しかし、見て周るところを厳選し、一つ一つの観光スポットでじっくり過せば、高い満足度を得られる。

観光スポット間の移動は車やバス、タクシーでも構いませんが、個人的なおすすめは「自転車+徒歩」です。自転車で町中や郊外の自然に触れ合いながら、倉吉市の魅力を体感してみませんか。

本記事で紹介する観光スポットは、以下の4つなります。

倉吉市の観光スポット4選

  1. 旧国鉄倉吉線廃線跡
  2. 倉吉白壁土蔵群
  3. なしっこ館(鳥取二十世紀梨記念館)
  4. 満正寺

旧国鉄倉吉線廃線跡以外は、倉吉市の市街地に点在しているため比較的距離感が近いですが、廃線跡は市街地より少し離れているため、無理に自転車で訪れる必要はありません。

ちなみに、私は全て「自転車+徒歩」で倉吉市の観光スポットを見て周り、満足度の高い旅ができました。

【倉吉市周辺の観光スポットを紹介】

倉吉市以外で、鳥取県内の観光スポットを下記記事で紹介します。尚、紹介するのは、倉吉市周辺なので、機会があれば、合わせて訪れてみては如何でしょうか。

幻想的な竹林の景色、旧国鉄倉吉線廃線跡を歩く

大山が見える風景
真中の方に映っている白い山が大山

倉吉市の玄関先であるJR倉吉駅から旧国鉄倉吉線廃線跡へ向かう道中は、倉吉市の自然を満喫できます。

市街地から離れるほど、田園風景や中国地方最高峰の大山(だいせん)が見て取れ、テンションが上がりますね。

尚、廃線跡へ向かう途中で立ち寄って欲しい所が、倉吉市役所関金庁舎です。関金庁舎では、廃線跡の情報やマップが手に入ります。

廃線跡へは、直接車やバイクで訪れることができないため、少し離れた所にある駐車場に車をとめて、そこからは、徒歩で向かわなければなりません。

自転車の場合は、直接廃線跡へ向かえますが、車同様駐車場に駐輪して、歩いた方が無難です。

マップには、駐車場の位置や廃線路へ向かう道の注意点などが記載されていました。

駐車場までは、ほぼ一本道のため道に迷う事は少ないと思いますが、念のためマップを手に入れておきましょう。

残されたレールの景色

駐車場へ到着後、少し歩くと、廃棄されたレールが見えてきました。

廃棄されたレール

レールの上を歩きながら、泰久寺駅(たいきゅうじえき)跡へ向かいましょう。

周辺には、田園風景が広がり、田舎特有ののんびりした雰囲気が漂います。

泰久寺駅跡には、当時のホームも残されており、駅名標のレプリカもありました。

泰久寺駅跡の景色
旧泰久寺駅の駅名標

尚、泰久寺駅跡はフォットスポットにもなっているので、思い思いの写真を撮影してみましょう。

泰久寺駅跡にある廃線を奥へ歩いて行くと、頭上を覆うような竹林が見えてきます。

その竹林と廃線が織りなす光景は、思わず「おー!」と感嘆するほど魅力的です。

竹林に囲まれ廃線跡
線路跡と竹林の景色

竹林の中へ入ると、木々の隙間から陽光が降り注ぎ、更に幻想的な雰囲気を醸し出しますね。

インスタ映えスポットとして知られており、この風景ならば日本一の廃線跡と言われるのもうなずけます。

尚、レールの上を歩きながら奥へ向かうと、山守トンネルが見えてきますので、そこで折り返しましょう。

どうしてもトンネルの中へ入りたい場合は、ツアーやウォーキングオープンデーに参加する必要があります。

JR倉吉駅から旧国鉄倉吉線廃線跡までは、約17kmですので、サイクリングを楽しみながら訪れてみませんか。

尚、旧国鉄倉吉線廃線跡の詳細については、下記関連記事で紹介します。

ノスタルジックを感じる倉吉白壁土蔵群を観光

倉吉白壁土蔵群の景色

倉吉市を代表する観光スポットが倉吉白壁土蔵群(くらよししらかべどぞうぐん)です。

1998年には、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、多くの観光客が訪れます。山陰地方で良く見かける赤瓦屋根の建物や白壁土蔵の景観美は、見る物に強い印象を与えますね。

まずは、倉吉白壁土蔵群観光案内所へ立ち寄り、町歩きに便利なパンフレットを入手して下さい。パンフレットを見れば、散策ルートや営業している店などが一目瞭然です。

散策ルートにもよりますが、所要時間は40分~120分程度を見ておきましょう。

白壁土蔵が織りなす景色を見ていると、ノスタルジックを感じますね。また、古い建屋や商家を改造してお店を営業している「赤瓦」がありますので、立ち寄ってみては如何でしょうか。

赤瓦一号館
赤瓦一号館

尚、「赤瓦」は2022年6月現在、一号館から十八号館まであり、店によって特色は様々です。

赤瓦一号館は、赤瓦の旗艦店であり、1階は地元の特産物などのおみやげ物を販売、2階では地元の工芸品が並んでいます。

その他にも倉吉淀屋や豊田家住宅など、倉吉を代表した豪商の邸宅の中へ入って見学ができますので、お見逃しなく。

倉吉淀屋
倉吉淀屋
豊田家住宅
豊田家住宅

尚、倉吉白壁土蔵群の詳細については、下記関連記事で紹介します。

梨のことなら「なしっこ館」に全ておまかせ!

なしっこ館
なしっこ館

なしっこ館(鳥取二十世紀梨記念館)は、梨をテーマにした日本唯一の博物です。

館内には、日本だけでなく世界中の梨の情報や梨の栽培技術、農具、梨のアートギャラリー、バーチャル梨園、シアター、二十世紀梨の栽培ジオラマなど楽しめるエリアが盛り沢山でした。

特にリアルなロボットによる芝居「二十世紀梨ものがたり劇場」は、鳥取県が二十世紀梨の一大産地になるまでについて語りますので、興味のある方は見学していきましょう。

日本と世界の梨の展示ブース

館内の中央ホールへ足を踏み入れた途端に現れる、二十世紀梨の巨木には目を見張ります。

梨の巨木
下から見た梨の巨木
梨の巨木の根っ子

この巨木は、すでに樹齢70年以上も経過しており、かつてこの1本の木から、4,000個の梨の実が取れていたと言うから驚きです。(通常の梨の木では700個程度)

なしっこ館へ訪れたら、是非、梨の食べ比べにチャレンジして見て下さい。

一年中美味しい3品種の梨を無料で試食できます。

私が訪れた日に出された梨の品種は「愛宕(あたご)」「王秋(おうしゅう)」「新雪(しんせつ)」でした。

梨の食べ比べ

試食してみると品種により、香りや甘み、食感の違いがはっきりと分かり驚きますよ。

試食では、それぞれの梨が二切れづつでしたので、少しだけ残念でしたが、もし気に入った梨があれば、品種によっては、なしっこ館で購入できます。

屋外には「梨ガーテン」があり、オオナシやヤマナシなど様々な品種の梨が栽培されていました。

梨ガーデン

こちらの梨の木を良く見て下さい。なんと赤いテープが貼られている四ヶ所は、接ぎ木になっており、4種類の梨(愛宕、王秋、親雪、晩三吉(おくさんきち))が実ります。

不思議な梨の木

こんな梨の木があるなんて驚きですね。

館内の入口前には、梨に関わる土産物(生梨、ケーキ、ジュース、ジャムなど)が沢山ありますので、お土産に買って帰っては如何でしょうか。

尚、なしっこ館の詳細については、下記関連記事で紹介します。

占い好きは必見、満正寺の秘伝の星占術

満正寺
満正寺

満正寺(まんしょうじ)は、倉吉市のパワースポットの一つとして知られています。

特に境内にある直径8mの巨大星占盤「九曜星占盤」は目を見張りますね。

この星占盤は、古来より伝わる秘伝の星占術を現代風にアレンジしたものだそうです。

九曜星占盤
九曜星占盤

満正寺の星占いは、生年月日からあなたの星を算出し、性格や運勢を占います。

また、巨大星占盤を使用して自分と相手の星との距離感から、恋愛・対人・人間関係の相性が分かるなんて実に凄いですね。

境内の案内板には、占い方法が書かれたパンフレットがありますので良く確認して占いましょう。

良く分からない場合は、寺務所で住職に確認すると良いです。

占いが好きな人に取っては大変魅力的な満正寺。

余り占いに興味がない人も満正寺で自分の星について、一度占ってみては如何でしょうか。

尚、満正寺の詳細については、下記関連記事で紹介します。

【番外編】倉吉市と「ひなビタ♪」の町との姉妹連携

ひなピタ♪

「ひなビタ♪」をご存じですか。

「ひなビタ♪」とは、コナミデジタルエンタテインメントにより、2012年11月14日より開始されたWeb連動型音楽配信企画です。

物語の舞台となるのは、架空の町「倉野川市」であり、その風景が倉吉市に似ていると言うことで話題になりました。

そのことがきっかけで、2016年4月1日に倉吉市と倉野川市は、姉妹都市提携を結んでいます。

そのため、倉吉市の町中には、「ひなビタ♪」のキャラクターが描かれたパネルが設置されていますので、「ひなビタ♪」を応援している方、そうでない方も探してみては如何でしょうか。

「ひなピタ♪」のキャラクター(霜月 凛)
霜月 凛
「ひなピタ♪」のキャラクター(春日 咲子)
春日 咲子

町中だけでなく、倉吉淀屋や豊田家住宅の邸宅内にも設置されていました。

「ひなピタ♪」のキャラクター(和泉 一舞)
和泉 一舞
「ひなピタ♪」のキャラクター(和泉 一舞)
霜月 凛

倉吉線鉄道記念館の中にも設置されており、広範囲にパネルがあるみたいです。

「ひなピタ♪」のキャラクター(芽兎 めう)
芽兎 めう

尚、パネルはキャラクター単独だけでなく、ユニットのパネルもありました。

「ひなピタ♪」のキャラクター
赤瓦一号館で発見

後日、調べてみましたが酒造や楽器屋、食事処、倉吉駅、劇場など至るどころにパネルがあるようなので、全部コンプリートするのは結構大変そうです。

【アニメ・漫画のキャラクターあれこれ】

世界に誇る日本文化の一つには、アニメや漫画がありますね。旅をしていると、アニメ・漫画のキャラクターのパネルを良く見かけますので、下記記事で紹介します。

まとめ

本記事では、一日で見て周れる倉吉市の観光スポットを紹介しました。

以下に今回紹介した観光スポットをまとめます。

  1. 旧国鉄倉吉線廃線跡
  2. 倉吉白壁土蔵群
  3. なしっこ館(鳥取二十世紀梨記念館)
  4. 満正寺

今回紹介した以外にも打吹公園や円形劇場くらよしフィギュアミュージアムなどまだまだ見所は沢山ありますので、時間が取れる方は、2~3泊ほどしながら、じっくり観光してみては如何でしょうか。

【サイクリストの管理人の一言】

自転車を趣味にしてみませんか。自転車を趣味にすることで様々なメリットがあります。知らない土地をサイクリングしながら観光してみましょう。下記記事では、自転車を趣味にすることについてお話します。

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