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旅の体験談

大阪を巡る自転車旅、住吉大社や天保山などを訪ねる(堺市→大阪市)

大阪市の風景

大阪には、注目すべきパワースポットが多いですね。その中でも「住吉大社」と「サムハラ神社」は外せません。本日の旅では、これらの神社へお詣りへ伺い、パワーを授かりたいと思います。

その他にも、以前から機会があれば訪れたいと思っていた、シマノ自転車博物館へ足を運ぶことに。そこで一体何を学べるのか、実に楽しみだ。

旅の道中では、大阪版ベタ踏み坂と呼ばれる「なみはや大橋」を歩きながら大阪市街を眺めたり、条件付きですが、日本一低い山で知られる「天保山」の登山へチャレンジしました。

本記事では、大阪府堺市から大阪市まで自転車で旅した様子をお届けします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 自転車旅やサイクリングが好き
  • サイクリングの道中で見聞を広めたり、様々な体験をしたい

ザビエル公園から旅立つ

ザビエル公園
戎公園(ザビエル公園)

本日の旅の開始は、戎公園(えびすこうえん)から始まります。この公園は、一般的にザビエル公園の名称で知られている。

ザビエルといえば、歴史の授業でならった「フランシスコ・ザビエル」のこと。一体どのような関係があるのか気になりますね。

この公園は、ザビエルが堺市へ立ち寄った際、手厚くもてなした豪商日比屋了慶の屋敷跡付近に造られたそうです。そして、公園開設がザビエル来航400年であったことから、ザビエル公園の名称が使われるようになりました。

ザビエル公園の風景
ザビエル公園の風景

これから向かう、シマノ自転車博物館の開館が10:00だったので、しばらくの間、ザビエル公園でゆっくり過ごしていた次第です。

こちらは、園内で見つけた遊具。南蛮船をイメージしたそうだ。

南蛮船をイメージした遊具
南蛮船をイメージした遊具

こちらの作品をみて下さい。ポルトガルの彫刻家ジョルジ・ヴィエイラの作品です。

作品「東と西の接点」
作品「東と西の接点」

その題目は、ずばり 「東と西の接点」という。ヨーロッパの西の果てに位置するポルトガルと、アジアの東の果てに位置する日本との出会いをテーマにしたもの。

うん、残念ながら私にはよくわからない。(笑)

この作品は、1970年(昭和45年)に開催された日本万国博覧会のポルトガル館にて出展されたもので、博覧会終了後にポルトガルから堺市に謹呈されました。

初めて訪れた公園で、色々なものを発見するのは面白いですね。さて、時刻は10:00近くになってきましたので、約1km先にあるシマノ自転車博物館へ向かいます。

【自転車旅に役立つアイテムやサービスの紹介(その1)】

自転車旅を快適に行うために、役立つアイテムはたくさんありますね。下記記事では、そんなアイテムやサービスを紹介します。

シマノ自転車博物館の見学

路面電車

堺市は、政令指定都市なので規模の大きな都市ですね。なので、車の往来が多いだけでなく、路面電車も運行しています。

私は路面電車は、見慣れているのでそれほど珍しくは感じませんが、日本全国で17都市20事業者しかありません。そう聞くと「少ない!」と感じませんか。

それに初めてみる路面電車は、不思議と見入ってしまいます。(笑)

そんな調子で、サビエル公園から東へ向けて進んでいると、シマノ自転車博物館が見えてきました。

シマノ自転車博物館
シマノ自転車博物館

せっかくなので、愛車と一緒に撮影するのは、サイクリストのたしなみです。いや、それは違うかな。

ロードバイク

屋内駐輪場へ自転車を置かせてもらい、早速館内へ入ります。

シマノ自転車博物館は、日本で唯一の自転車博物館。ここでは、自転車が誕生して現代まで続く、数多くの自転車が展示されている。

2階がメインの展示エリアになっており、「はじまり(Aゾーン)」「ひろがり(Bゾーン)」「これから(Cゾーン)」の3つのゾーンに分けて、まるで美術館のように歴代の自転車を展示していました。

シマノ自転車博物館の展示品
シマノ自転車博物館の展示品

特にAゾーンに展示されているのは、自転車の黎明期と発展期に登場した自転車。自転車の誕生からどのような発展を遂げたのかを、実物をみながら学べて面白かったですね。

ドライジーネ(1817年 ドイツ)
ドライジーネ(1817年 ドイツ)自転車の始祖

これは、サイクリストでなくても楽しめますよ。

また、サイクリストならば興奮まちがいなしの、歴代のシマノコンポーネントも展示されている。

コンポーネント
コンポーネント

これは見逃せません。これらの美しいコンポを見て「よし、デュラエースを買うぞ!」と思うかも。そんな場合は、この場から早急に立ち去り、一度深呼吸して落ち着こう。

デュラエースのコンポ一式は、趣味で揃えるには、少しお値段が高すぎる。しかし、魅力があるのは間違いないですね。

ちなみに、展示スペースは、1階・2階・4階です。せっかくの機会なので、じっくり見て回りました。

尚、シマノ自転車博物館については、下記関連記事でくわしく紹介します。

日本遺産・住吉大社へお詣り

町中

シマノ自転車博物館を後にして、次に向かうのは日本遺産・住吉大社(すみよしたいしゃ)です。

進路を北側へとり、路地裏をメイン通路にして突き進む。路地裏では、自転車のスピードを出さず、町の喧騒を体感しながら、ゆっくりペダルを回していました。

しばらくすると、住吉大社の入口へ到着。この辺りは、路面電車が通過しており、駅も近いので、住吉大社はアクセス抜群な環境といえる。

住吉大社の入口
住吉大社の入口

住吉大社は、全国の住吉神社約2,300社をたばねる総本社としても有名です。特に初詣は、年間230万人以上の参拝者が訪れます。

また、全国有数のパワースポットとして知られており、広々とした境内には、反橋や住吉神兎、角鳥居など見どころも多いですね。

まずは、大変珍しい住吉造(すみよしづくり)と呼ばれる古代神殿の建築様式で造られた、4つの本宮へ参拝しました。ちなみに、全ての本宮は国宝ですよ。

住吉大社の本宮
住吉大社の本宮

そして、様々な見どころへ足を運びながら、おもかる石による占い、初辰まいりなどへチャレンジし、パワーを授かっていた次第です。

住吉大社内のパワースポットの中でも、「五所御前(ごしょごぜん)」という場所が、特に人気が高い。ここでは、「五大力」のお守り作りが楽しめる。

玉垣
玉垣

玉垣の中に手を入れて、敷き詰められた無数の小石の中から、「五」「大」「力」とマジックで描かれた小石を探し、お守りを作ります。

小石が見つかるかは運次第。早速、私もチャレンジすると、5分も経たずして3つの小石を発見。こんなに簡単に見つかるとは、拍子抜けですね。

「五大力」のお守りを作る

これも日頃の行ないの結果なのだろうと、前向きにとらえ、授与所で授かったお守り袋(500円要)の中に小石を入れてお守りを完成させました。これにてパワーの受電が完了かな。

さて、私の願いが叶うのか今後にこうご期待!。(願い事は秘密なので悪しからず。)

尚、住吉大社については、下記関連記事でくわしく紹介します。

ビルと海が織りなす大都会の風景

ジョーシン

住吉大社を後にして、北西の方向へ進み海岸通(大阪府道5号大阪港八尾線の一部)を目指します。水面上高さ約47mもある「なみはや大橋」を通過するので、どんな景色が見られるのか楽しみですね。

そんな事を考えていると、目の前にJoshin(ジョーシン)を目撃。すると、頭の中に、あのジョーシンのBGMが流れます。

「JO、JO、JO、Joshin・・・」うん、家電量販店とは思えないカッコイイ曲ですね。個人的に、最近はスーパーと家電量販店ソングにハマっている。(笑)

そのため、町中で見かけると、自然に脳内BGMが流れてしまう。

千本松大橋
千本松大橋

千本松大橋が見えてきた。ループ橋をみると、なぜがワクワクしてしまいます。フロントをインナーに切り替え、リズミカルに上っていきますよ。そして、上りきった先の景色は、素晴らしいの一言。

ループ橋の景色
木津川の景色
木津川の景色

しばらく道なりに進み、海岸通へ合流した後で、なみはや大橋の入口前へ到着しました。

なみはや大橋の歩道
なみはや大橋の歩道

そこには「自転車は下りて渡りましょう」の看板があり、注意喚起しているじゃないですか。橋の上は、横風が吹いて危ないのかなと思ったので、自転車を降りて歩きますよ。

「自転車は降りて渡ろう」の看板

なみはや大橋は、尻無川に架かる全長1.74mの橋で、橋の両端の勾配が6.9%もある。そのため、冒頭でも触れましたが「大阪版ベタ踏み坂」と呼ばれています。

自転車を押して橋の上まで上ると、約100m前方で自転車を押して渡っている人を発見。やはり、この橋を押して渡るのが正解みたい。

橋の上からは、大阪市を一望できる。「海+ビルディング」が織りなす景色に感嘆の声を上げました。

そこで、大都会・大阪と海の景色をダイジェストで紹介します。

なみはや大橋から見る景色(その1)
なみはや大橋から見る景色(その2)
なみはや大橋から見る景色(その3)
なみはや大橋から見る景色(その4)

もちろん、愛車と記念撮影も忘れません。

ロードバイク

ちなみに、この場所は大阪市内の夜景が綺麗に見えることで知られています。

普段、私は自然あふれる絶景スポットへ訪れることが多いのですが、人工的に造られた景観も、実に見応えがある。

天保山大観覧車
天保山大観覧車

そんなことを考えていると、天保山大観覧車が見えてきた。そして、直ぐ近くにある天保山公園へ辿り着きました。

【自転車旅に役立つアイテムやサービスの紹介(その2)】

自転車旅に役立つアイテムやサービスを、下記記事で紹介します。

日本一低い山・天保山へ挑戦

天保山公園の入口前
天保山公園の入口前

天保山公園は、緑豊かで海辺もある憩いの場です。それに何といっても日本一低い山がある。それが天保山(てんぽうざん)だ。

「えっ、日本一引く山は日和山(ひよりやま)でしょう」と思っている人もいるけど、それも正解。実は、何を持って日本一にするかという条件が違います。

単純に標高だけみれば、標高3mの日和山が一番低いですが、二等三角点がある山という条件では、標高4.53mの天保山が一番低くなる。

天保山公園の景色

園内に入り、通行の邪魔にならない場所に自転車を駐輪した後で、園内中央の展望台に向けて階段を上りました。

その後、整備された道を歩いていると、記念碑が見えてくる。記念品の後ろには、山をモチーフにしたキャラクターを発見。

天保山山頂
天保山山頂

そのキャラクターには、「日本一低い山」と書かれたタスキが描かれていました。

山のキャラクター

どうやらいつの間にか、登頂に成功したみたい。しかし、登山をした感覚が全くないですね。(笑)

これで日本一低い山シリーズを3つ制覇。今後も機会があれば、登山活動しますよ。無事登山?できたことだし、休憩を挟みながら園内を散策して過ごしました。

尚、天保山公園については、下記関連記事でくわしく紹介します。

強力なパワースポット「サムハラ神社」を訪ねる

平坦路

天保山公園を後にして、本日最期の立ち寄り先となる「サムハラ神社」へ向かいます。

サムハラ神社といえば、インターネットや口コミで「大阪で絶対に足を運びたい神社」の1つとして有名ですね。

強力なパワースポットとして知られており、本当に困っている人の願いを叶えてくれるという。

自転車のペダルをゆっくり回しながら、大阪の町中を進んでいくと、サムハラ神社へ辿り着きました。

サムハラ神社の入口
サムハラ神社の入口

思っていたより、境内はこじんまりとしており、入口前の鳥居の奥には、拝殿が見えている。

早速参拝へ向かった次第です。このサムハラ神社へお詣りする際、気を付けなければならないことがあります。

サムハラ神社(拝殿)
サムハラ神社(拝殿)

実は、この神社は効果が絶大ですが、邪な気持ちやご利益目的だけで参拝すると、逆効果になってしまう可能性がある。

これは怖いですね。なので、本当に困っている時に清らかな心で参拝しよう。それ以外の時は、神様へ挨拶するつもりで参拝に訪れたい。

参拝を終えて、境内を一通り歩き回った後で、サムハラ神社を後にしました。

尚、サムハラ神社については、下記関連記事でくわしく紹介します。

ゴール・新大阪駅へ向かう

大阪市の風景

大阪市街を自転車でゆっくり駆け抜けます。都市部は信号ばかりが続き、自転車では走りづらい。これは仕方がないですね。

高層ビルが立ち並ぶ大都市の光景は、のどかな田舎の風景とは一線を画している。個人的には、田舎を走る方が落ち着きますので、大都市を走る機会は普段はあまりないかな。たまに走るぐらいが、丁度よいと思っている。

たくさんの人が集まる場所では、面白いものを見かける機会がけっこう多い。

こちらは、とある橋を通過している際中に、見かけた壁に描かれていた四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)です。カッコいいですね。

壁に四神が描かれている

こちらの建物も重厚な雰囲気が実によい。

重厚な雰囲気の建物

この建物の手前にあった郵便ポストも珍しい。

珍しい郵便ポスト

そんな感じで大阪市街を見て回りながら、新大阪駅へ向かっていた次第です。淀川に架かる長柄小橋を渡り、約2kmほど走るとゴールへ到着。

長柄小橋
長柄小橋

こうして本日の旅は終わりを告げました。

まとめ

JR新大阪駅
JR新大阪駅

本日は、大阪でも注目のパワースポットである「住吉大社」と「サムハラ神社」へお詣りに訪れました。まだ他にもお詣りしたい神社仏閣がたくさんあるのですが、それはまたの機会のお楽しみにとっておきます。

その他にも、シマノ自転車博物館の見学や天保山の登山などを行ない、充実した1日を過ごせました。

本日は、都市部のライドだったので、全体的に車の往来が多かった道ばかり走っていた気がします。その当たりが次の機会へ訪れた時の課題ですかね。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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