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自転車・旅グッズ

オーストリッチの輪行袋「SL-100」は軽量で使い勝手がよい

オーストリッチの輪行袋「SL-100」は軽量で使い勝手がよい

ロードバイクやクロスバイクなどで遠くへ移動する際には、電車や飛行機などの公共交通機関を使うことがありますね。

そのような場合に使用するのが輪行袋です。この輪行袋にロードバイクを入れれば、電車などに持ち運びができるので大変便利。公共交通機関を使うことで、飛躍的に行動範囲が広がります。

各メーカーが色々な輪行袋を販売しており、その中でもオーストリッチの輪行袋「SL-100」が軽量コンパクトで使い勝手が抜群ですよ。

輪行袋を選ぶのに迷ったら、この輪行袋を選んでおけば失敗はありません。

本記事では、私が5年以上も愛用している輪行袋「SL-100」について紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 輪行袋の購入を考えている
  • オーストリッチの輪行袋「SL-100」の使い勝手を知りたい

輪行袋「SL-100」はどんな製品

オーストリッチの輪行袋「SL-100」
オーストリッチの輪行袋「SL-100」

輪行袋「SL-100」は、ロードバイクで輪行する人にとっては、定番の輪行袋ですね。

私も様々な輪行袋を使ってきましたが、SL-100は何と言っても軽量でコンパクトなのが魅力的です。そのため愛用しているサイクリストも多いでしょう。

外袋を含めた合計重量は約260gと軽く、袋単体でも約200gしかありません。

個人的には、軽いのが正義のロードバイクにおいては、これ以上の輪行袋を求める必要性はないと思っています。

SL-100は以下の物が付属されており、輪行袋に縦向きに自転車を収納するためには、別売りのエンド金具が必要ですね。

SL-100の付属品
  • 輪行袋
  • 外袋
  • タイヤ固定用のベルクロ 3本
  • 肩掛け紐(ショルダーベルト)

【別売り】エンド金具(芯棒含む)

ほつれ防止のためリップストップ加工がされており、一般的なロードバイク(560mm程度)やクロスバイクであれば問題なく収納できます。

ただし、ロードバイクにキャリアやフェンダー、スタンドなどを装着している場合は、それらを取り外さないと、輪行袋に入れるのは無理ですね。

ロードバイク

27.5インチや29インチのマウンテンバイクは、サイズによっては入らない場合もあるので、その場合は大型の輪行袋を使うとよいでしょう。

このSL-100を使う場合は、基本的にエンド金具を装着して、自転車を立てて収納する方法がおすすめ。エンド金具を使用せずに、横向きでも使用できるのですがおすすめはしません。

縦向きに収納することで、横向きと比べて少ないスペースで電車などに乗せることができるので、置く場所によっては比較的邪魔にならないですね。

サイズH1,100 × W950 × D250mm
重量200g
材質レオナWリップ66ナイロン
カラーブラック
SL-100のスペック

どんな人が「SL-100」を使うのに向いているのか

ロードバイク

SL-100は、ロードバイクやクロスバイクでロングライドを行う人にとても重宝します。

たとえば出発時に遠く離れた場所へ移動したり、またサイクリングの帰路に使うシチュエーションが最も多いでしょう。

それ以外にも、サイクリング中にメカトラブルなどで走行不能となった場合に、輪行袋があれば最寄り駅から輪行で帰路につけますね。

これらは輪行袋全般にいえますが、SL-100ほどコンパクトで軽量であれば、持ち運びがしやすい。大型の輪行袋と比べて、そのメリットは計り知れないです。

持ち運び方については後述しますが、普段から常備して走ることが苦も無くできるため、ロングライドを行う際には是非持っていきたいアイテムといえます。

輪行袋「SL-100」のレビュー

輪行袋

SL-100は、その使い勝手の良さからよく考えられて設計されているのが分かる輪行袋です。

巾着式の輪行袋であり、自転車を入れる以外の余裕スペースがあまりないため、初めて使う人はスムーズに自転車を収納できないかも。

けれどそれは使い続けていれば慣れてきますので、だれでも簡単に収納できるようになります。

特に巾着の口紐は、電車などの手すりに結べるので、自転車を倒させない働きをしてくれますよ。これ結構重要なポイントです。

SL-100の口紐
SL-100の口紐

輪行袋の素材は、レオナWリップ66ナイロンという聞きなれないものであり、かなり薄いですね。そのため、上級者向けの輪行袋なんだとか。

実際、私は5年の間に少なくとも50回以上は使用してきましたが、耐久性に問題を感じることはありませんでした。なので、普通に使う分にはそこまで神経質になる必要はないでしょう。

先ほどから何度も触れていますが、SL-100は布地の薄さのおかげで、コンパクトに折りたためるため携帯性が抜群によいです。耐久性もあるので、定番の輪行袋といわれる理由にも納得できます。

ロードバイク
SL-100はオルトリーブのサドルバック2にスッポリ入る

肩掛け紐の長さを調整すれば、安定して持ち運びができるので駅のホーム内を担いで歩くのも苦にならないですよ。ただし、長さの調整が上手くできていないと、肩にズッシリ自転車の重さがのしかかり辛いかな。

フロントフォーク用の前輪用のクリックは、別途購入できますが、自転車を縦向きに収納するので特に必要ありません。

また、ドロップハンドルにヘルメットのあご紐を通して固定し、ヘルメット自体を輪行袋の中へ入れるほどのスペースの余裕はあります。

自転車とヘルメットを収納した輪行袋「SL-100」
自転車とヘルメットを収納した輪行袋「SL-100」

尚、フレームなどに傷をつけないようにするため、フレームカバーやチェーンカバーを付けるのはお好みで。

個人的には、それらは必要ないと考えています。私も初めの内はフレームカバーをつけていましたが、なくても特に大きな問題にならないことが分かったため今では付けていません。

傷が付くのがどうしても気になる方は、カバーをしておいた方が無難でしょう。

そんな私もスプロケットのギザギザの歯がフレームに直接干渉しないようにするために、スプロケットには保護カバーを付けていますね。

輪行袋の収納時には、エンド金具(芯棒含む)とベルクロ3本、肩掛け紐、スプロケットの保護カバーを輪行袋でくるみ込んで外袋へ入れるため、必要な付属品を1つにまとめておけます。

これ意外に大事ですよ。輪行に必要なものをまとめておけるので管理が楽ですね。

縦型の輪行袋として、私はこれ以上の輪行袋は必要ないと考えているので、今後も使い続けていきます。

エンド金具の性能は、グラグラしないでしっかり固まることが大事です。また、クイックリリースの場合、ロードバイクのリアは130mm、マウンテンバイクは135mmになるので、それぞれのサイズに合ったものを使いましょう。

輪行袋「SL-100」の運び方

SL-100のようなコンパクトに収納できる輪行袋では、様々な持ち運び方ができるようになります。

そこで、主な持ち運び方を以下にまとめました。

  • サドルバッグに入れる
  • ボトルゲージに入れる
  • サドルレールに取り付ける
  • サイクルジャージのポケットに入れる

それぞれについて説明します。

サドルバッグに入れる

オルトリーブのサドルバック2
オルトリーブのサドルバック2

SL-100をサドルバックに入れるには、サドルバックにはそれなりの大きさが必要となります。そのため、収納スペースが少ない小さなサドルバックは使えません。

私はオルトリーブのサドルバック2を使っており容量は4.1Lと大容量ですね。そのため、SL-100だけでなく、自転車旅では着替え1式なども入れています。

サドルバックを使うならば、輪行袋専用にするのはもったいない。ちょっとした弁当や携帯食も合わせて収納できるサイズのものがお勧めです。

ボトルゲージに入れる

ボトルゲージに輪行袋を入れる

ボトルゲージが2本あるならば、それぞれにボトルとSL-100を入れて持ち運べます。

SL-100は、ボトルゲージに簡単に挿入できますが、スッポリ入れるのではなく圧入のようになるイメージですね。

すると、ボトルゲージは意外にしっかりSL-100を固定してくれて、走っていてもゲージから落ちる心配はありません。

ゲージからSL-100を取り出す時は、少し力を入れるだけで簡単に引っこ抜けます。

サドルレールに取り付ける

サドルレールに輪行袋を取り付ける

SL-100の外袋についているベルトをサドルレールに通して、ワンタッチで固定できますよ。取り外す時もワンタッチなのでお手軽です。

当たり前ですが、この方法だとサドルバックを取り付けれません。

夏場のサイクリングなどで、全てのボトルゲージにボトルを入れておくようなシチュエーションでは、役立つ方法ですね。

サイクルジャージのポケットに入れる

サイクルジャージ
サイクルジャージ

SL-100は軽量でコンパクトなため、サイクルジャージのポケットに入れて持ち運べます。

輪行袋としてはコンパクトですが、それなりの大きさがあるため、ジャージのポケットに入れて持ち運ぶのは邪魔くさく感じるので、個人的にはお勧めしません。

どうしても自転車で持ち運ぶことができない場合に、この方法を使ってみては如何でしょうか。

「SL-100」を使う際の注意点

ロードバイク

SL-100は普通に使う分には、特に問題はありませんが、布地が薄いのでどこかにひっかけたりすると破けてしまうかも知れません。

また、外袋がタイトな作りなので、スムーズに輪行袋を収納するのは結構難しいですよ。私は今でこそスムーズに作業ができますが、当初はこの作業に一番時間がかかりました。

実はスムーズに入れるためには、ちょとしたコツがあります。それは、輪行袋を折り曲げたり、丸めたりする際には完全に空気を抜くことです。これができていないと、外袋に綺麗に収納できないですね。

まとめ

ロードバイクを輪行袋に入れた状態

本記事では、オーストリッチの輪行袋「SL-100」を紹介しました。

最期にもう一度、本記事で説明した内容を以下にまとめます。

  • 軽量コンパクトで使い勝手が抜群によい
  • 巾着の口紐は、電車などの手すりに結べて、自転車の転倒防止に役立つ
  • 使っている布地はとても薄いが、普通に使う分には耐久性に問題はない
  • 収納時はともてコンパクトになり軽量なため、以下の方法で持ち運びが可能
    • サドルバッグに入れる
    • ボトルゲージに入れる
    • サドルレールに取り付ける
    • サイクルジャージのポケットに入れる
  • 布地が薄いため、どこかにひっかけたりすると破けてしまう可能性がある
  • 外袋がタイトな作りなので、慣れていなければ、スムーズに輪行袋を収納するのは結構難しい

もしあなたが縦型の輪行袋を求めているならば、オーストリッチの輪行袋「SL-100」の購入を検討してみては如何でしょうか。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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