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検討・考察・経験

自転車旅の行動範囲を広げる輪行のおすすめ、4つのメリットを紹介

自転車旅の行動範囲を広げる輪行のおすすめ、4つのメリットを紹介

「輪行」という言葉をご存じですか。

ロードバイクやクロスバイクなどスポーツ系の自転車へ乗っている人は、聞いたことがある人も多いでしょう。

輪行とは、自転車を電車や飛行機などの公共交通機関へのせて、街から街へ移動することを言います。この輪行を活用すれば、自転車旅の行動範囲が飛躍的に広がり、遠い場所がより身近に感じられる。

日本全国至るところが活動範囲となり、自転車旅がより楽しい物に進化します。

ロードバイクへ乗り続けていれば、いずれ輪行したくなる。それほど輪行には魅力がありますよ。

本記事では、輪行のメリットをくわしく説明します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 輪行に興味がある
  • 輪行をすると、どんなメリットがあるのか知りたい

輪行に必要な道具とメリットとは

輪行袋
輪行袋

輪行のメリットを説明する前に、輪行するために必要な道具をお話します。

基本的に各メーカーから販売されている自転車を入れる専用の袋いわゆる「輪行袋」があれば、誰でも輪行が可能です。

輪行袋には、縦型と横型の2種類がありますが、縦型を使う場合は「リアのエンド金具」が必須ですよ。

更に輪行袋に入れた自転車の傷防止のために、スプロケットガードやチェーンカバー、フレームカバー、フロントのエンド金具があれば万全といえるでしょう。

個人的には、縦型の輪行袋を使うならば、傷防止のアイテムはスプロケットガードだけで十分と思います。

電車が走る

輪行のメリットは、輪行せずに旅を続ける場合と比較すれば、より顕著にわかる。

そこで、公共交通機関を利用しないで、自転車旅を続けて行くことを想像してみて下さい。

たとえば東京都に住んでいる人が、自転車で憧れの富士山へ登った後で、大阪府へ行こうとします。

東京都と大阪府の距離は約500kmもあり、自転車で旅を続けて行くとすれば、1日100km走っても5日はかかる計算になりますね。

これに山梨県で富士山を登れば、プラス1日で計6日はかかる。それに日数がかかると言うことは、それだけ宿泊費や食費がかさみますよ。また、体にかかる疲労もバカになりません。

輪行袋
縦型の輪行袋にロードバイクを収納した状態

輪行すれば、東京都から山梨県まで電車で移動して、富士山に登った後1泊します。翌日、電車で大阪府へ向かえば2日しかかかりませんね。

6日間旅を続けて行くのは、時間や費用がある人にとっては有意義ですが、現代人は何かと時間が足りない人が多い。

輪行すれば、時間を大幅に短縮できて、憧れの富士山にも登れる。当初の目的をより手短に達成できるのです。

このことにより、輪行を交える自転車旅のメリットを以下にまとめました。

輪行のメリット
  • 効率的に行動範囲が広がる
  • 寄り道もリタイヤも自由になる
  • 心に余裕が持てる
  • 疲労の軽減ができる

それぞれについて説明します。

【メリット①】効率的に行動範囲が広がる

川沿いの道

人によって1日かけて自転車で移動できる距離は変わってきます。1日で100kmを走れる人がいれば、200kmも走れる人もいる。

自走しなくても、輪行すれば1日で移動距離を大幅に伸ばせますね。人によって使える時間や体力は異なるので、輪行を交える自転車旅はとても効率的です。

昔、私は岐阜県岐阜市から自走で京都市へ移動した後で、輪行で広島県尾道市までいっきに移動して、しまなみ海道を渡りました。輪行を使えばこのような労力がないワープもどきが可能ですよ。

また、公共交通機関を利用するため、日本全国どこでも旅のスタート(又はゴール)にできる。見知らぬ町へ降り立ち、そこから旅を始めるのは、とても新鮮でワクワクします。

旅の計画を立てる際、輪行を考慮すれば行動範囲の制限がなくなり、より自由な旅の計画を考えられますので積極的に活用しましょう。

【メリット②】寄り道もリタイヤも自由になる

ロードバイク

自転車旅を続けていると、道中に旅の計画を少しずつ変えたりします。

旅の道中では、興味がある出来事に遭遇すると寄り道するのは、ある意味旅人の習性ですよ。(笑)

寄り道が影響して、どうしても立ち寄りたいスポット(イベントなど)へ時間的に間に合わない場合は、公共交通機関を使いましょう。

また、トラブルにより自転車旅が続けられなくなった時に、自走しか手段がなければ途方に暮れてしまいます。そういう時に輪行ができると大助かりです。

自走以外の移動手段しか持っていなければ、たとえ時間的に困っても最後まで走りきるしか手段がありません。

輪行はロスした時間を取り戻したり、移動距離を短縮できます。そのため、寄り道やリタイヤも気軽にできますね。

【メリット③】心に余裕が持てる

ロードバイク

自転車旅において最も大事なのは「旅を楽しむ」ことです。

人は時間に余裕がなくなると、どうしても焦ってしまいます。そんな心では旅を楽しめるはずがありません。

輪行はロスした時間を取り戻したり、時間の短縮に役立つことは、先ほど説明しました。

輪行という手段があれば、寄り道をしたり、トラブルが起きてリタイヤする事になっても普通に帰ってこれる。

また、輪行するしないはともかく、常に輪行ができる準備が整っていると安心感を感じますね。その安心感が、心に余裕を生むのです。

【自転車の楽しみ方あれこれ】

心に余裕が無いと何をやっても楽しくないですね。下記記事では自転車(ロードバイクなど)の楽しみ方について紹介しますので、心に余裕を持って楽しみましょう。

【メリット④】疲労の軽減ができる

電車

先ほど輪行のメリットに「心に余裕がもてる」を説明しました。心に余裕がないということは、精神が不安定な状態ですね。

そんな状態のまま自転車で走り続けて行れば、体に与える疲労度は想像以上に大きいです。長距離・長時間走る自転車旅では、リラックスして旅を楽しみながら走るのが大事。

また、公共交通機関に乗っている間は、休憩しているので疲労回復に役立ちます。

輪行は旅の自由度に影響を与える

輪行

輪行とは、公共交通機関に自転車をのせて移動することですが、それが意味するところ大きいです。

輪行ができる・できないによって、自転車旅の自由度が天地も開きがありますね。

輪行という手段がなければ、常に自転車で自走しなければならず、時にはそれが苦行になることも。つねに輪行という選択肢があるのは実に心強い。

電車や飛行機、船、タクシーなどあらゆる手段で輪行ができるので、日本だけでなく世界中どこへだって行けます。

自転車旅の初心者は、ぜひ輪行を体験しよう

自転車で川沿いの道を走る

自転車旅の初心者が、いきなり100kmを越える距離を走ると挫折する可能性は高いです。

「100km走破」といった明確な目標を持つのは素晴らしいですが、十分な体力や経験がない初心者の内は、ハードルが高い目標を設定してはいけません。

初心者が自転車旅で挫折を味わうと、そのまま自転車から遠ざかってしまう可能性があります。

輪行という手段があれば、旅の最中に辛くなったら公共交通機関を使って帰ったり、目的地の最寄りまで移動もできる。

自転車旅は、レースなどの競技ではないので、無理をする必要は全くありません。自分の体力や経験に合った自転車旅を楽しみましょう。

まとめ

自転車の展示室

本記事では、輪行のメリットについて説明しました。

最後にもう一度、輪行のメリットを以下にまとめます。

  • 効率的に行動範囲が広がる
  • 寄り道もリタイヤも自由になる
  • 心に余裕が持てる
  • 疲労の軽減ができる

自転車旅に輪行を交えると、行動範囲が飛躍的に広くなる。日本だけでなく世界中全てが活動範囲に含まれ、自転車旅をより漫喫できるでしょう。

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