※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
お役立ち情報

サイクリングコースの決め方や考え方のコツ、注意点とは

サイクリングコースの決め方や考え方のコツ、注意点とは

街乗りで始めたクロスバイクやロードバイクなどに乗り慣れてくると、無性にサイクリングへ出かけたくなるものです。サイクリングコースは自由に決めてよいのだけど、この自由が反対に足かせとなり、何から決めてしまえばよいのか悩んでいませんか。

そうなると、いつも走り慣れたコースを中心に考えたりするものですね。別にそれが悪いわけではありませんが、どうせなら新しいコースを開拓したいじゃないですか。

やみくもにコースを考えていては、つまらないサイクリングになってしまう可能性はゼロではありません。

本記事では、サイクリングコースの決め方や考え方のコツ、注意点について説明します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • サイクリングに慣れていない
  • サイクリングに興味がある
  • サイクリングコースの決め方や考え方を知りたい

サイクリングコースの考え方、まずは「目的」を決める

SIMANAMIモニュメント

自転車は、ただ走るだけでも楽しい乗り物です。なので、サイクリングを始めた当初は、特に目的を決めずに思うままに走るだけでも満足してしまうことが多いもの。

あてもなく走ることで、偶然に新たな発見をするのは楽しいですね。けれど、慣れくると次第に物足りなくなってくるでしょう。また、目的のない行動に意味を見出せない方も一定数いるのも確かです。

サイクリングを長く続けていくためには、モチベーションを保つ必要があります。そのためには、やはり「目的」をしっかり定めるのが重要となる。

伯方・大島大橋の景色(その1)

そこで、以下のような「走る目的」を決めると、常にモチベーションを保てたまま、サイクリングを漫喫できます。

  • 観光スポットを巡る
  • 絶景スポットを巡る
  • その土地の名物や郷土料理などを食べにいく
  • 行ったことがない場所を走る

走る目的は、1つだけでなく複数あった方が、様々な楽しみ方ができます。

目的が決まれば、自ずとサイクリング中に立ち寄りたいスポット(目的地)が決まってくる。そうすると、自然に新しいコースを開拓することにつながりますね。

ロードバイク

気を付けて欲しいのは、目的地を決めてもそこへ向かうまでのコースを安易に決めてしまうと、残念な結果になることも多い。満足度の高いサイクリングコースを考えるのは、簡単なように思えて実はけっこう難しいものです。なので、コースのプランニング方法を覚えよう。(コースの決め方については、後述します。)

それでは、「走る目的」についてくわしく説明します。

【自転車事故の備え】

サイクリング中に事故にあう可能性はゼロではありません。なので事前に備えておきたいものです。下記記事では、自転車事故の備えに関連する話を紹介します。

観光スポットを巡る

選鉱場跡は立入禁止

自分の興味のある観光スポットやイベントについて、情報を集めよう。

行きたい都道府県や市町村を決めたならば、その場所を中心に旅行誌などで調べると、おすすめの観光スポットがまとめて紹介されていることが多く、とても参考になります。さらにインターネットを使えば、ピンポイントでより深く調べられる。

そもそも、人によって興味の対象は異なっています。たとえば、お城や神社仏閣、古い町並み、公園、テーマパークなど行きたい場所は無数にあるでしょう。情報化社会の現代では、事前に観光スポットについて、ある程度調べ上げるのは、それほど難しくありません。

ペンギンのお散歩

観光スポットをお手軽に調べる方法として、Googleマップや地図を活用すると便利です。Googleマップから興味ある観光スポットを見つけ、くわしく調べてみると、思いもかけない情報をゲットできることもある。

また、現地の観光協会などで穴場の観光スポットの話を聞いて、急遽訪れてみるのも面白いですね。

絶景スポットを巡る

余部地区の景色

先ほどの「観光スポットを巡る」で説明した内容で絶景スポットも簡単に調べられます。

なので、どのような絶景を見たいのかまずは決めてみよう。「海がみたい」「山の頂上から見下ろしたい」「展望台から景色を眺めたい」「滝がみたい」「紅葉がみたい」のような感じで十分ですよ。

後は、行きたい都道府県や市町村でそれらの場所を探すだけですね。

神庭の滝

絶景スポットは、天候や季節により見え方が違ってくる場合が多いので、その当たりは注意が必要です。

コースを決める際には、絶景スポットへ向かうアクセス方法も重要になってくる。場所によっては、自転車ではとても行けなかったりするので、そのような場合は、諦めるか車や電車など自転車以外の乗り物で向かう方法を検討しよう。

【レンタカーの利用】

旅の道中に自転車では、時間的な都合などで行きたい場所へ行けないこともある。そこで、レンタカーを使ってみてはいかがですか。下記記事では、レンタカーに関する話を紹介します。

その土地の名物や郷土料理などを食べにいく

お好み焼き

その土地の名物や郷土料理、B級グルメ、自分の好きな好物などを食べるためにサイクリングする方は、とても多いですね。

たとえば、香川県では「うどん巡り」を行なったり、大阪府では「タコ焼き屋巡り」を行なう方も多いでしょう。

また、美味しい刺身や海鮮丼を食べたいために、山中からわざわざ遠回りしてまで港町へ訪れることも良くあります。

漁港

個人差はありますが、それほど食にかける情熱は大きいもの。「疲れる思いをしてまで、自転車で遠く離れたお店に行かなくても良いのでは」と思う方も多いでしょうが、そんなふうに理屈で考えてはNGかな。

そんなことは、サイクリストも十分に分かり切ってはいるのですが、私たちは「いいわけ」が欲しいだけ。サイクリストにとって、走る理由さえあれば何でもよいのですよ。登山愛好者が、なんだかんだ理由をつけて、山を登るのと同じ理由に近いものを感じますね。

行ったことがない場所を走る

吹屋ふるさと村

行き慣れたコースは安心感がありますが、何度も同じコースばかり走っていると、飽きてしまいます。

多少コースを変更したとしても、しばらく経てば代わり映えがしなくなり、当初の新鮮な気持ちがなくなってしまう。だからこそ、今まで行ったことがない場所でサイクリングをしてみよう。

知らない土地へ行くのは、何かと不安が付きまといますが、行けば意外になんとかなる。

その際、道の駅やコンビニなど事前に補給できる場所は、ピックアップしておくように。いざという時に補給ができないのは、堪えますよ。

道の駅みかわ

いつも走っている地元では感じられない新鮮な驚きや、スリルを感じたり新たな発見をしたりするのはとても面白い。

知らない土地をサイクリングして、新しいコースを開拓している内に、土地勘が身につき、また一歩サイクリストとして成長を遂げていきます。

【輪行のすすめ】

電車や飛行機など公共交通機関で輪行すれば、自転車の行動範囲は広がりますね。下記記事では、輪行に関する話を紹介します。

サイクリングコースの決め方

ロードバイク

サイクリングは、人それぞれ自由に楽しめる趣味ですね。どこを走るのか、どこへ向かうのか、走行する時間帯など自由に決めていきます。

よりサイクリングを漫喫するためには、ある程度のコース情報は事前に知っておきたいもの。落石などの危険があるコースは避けたり、景色のよいコースを選択したいものですね。

特に初めてサイクリングするならば、サイクリングロードが最適といえます。基本的に信号が少なく、車の通行がないので安心感が半端ないですよ。

小豆島の風景

Googleマップを使えば、コースの状態を前もって確認できます。なので、これを使わない手はありません。

絶景・観光スポットを始め、道の駅やコンビニ、商店などの休憩スポットも簡単に調べることができる。特にストリートビューが便利。路面の状態や道幅、ある程度の交通量が一目瞭然ですね。

目的地までのコースも分かるので、コースを決める時は存分に活用しましょう。

Googleマップだけでもコースの作成はできるのですが、利便性を考えると自転車用アプリを使った方が簡単です。

たとえば「Garmin Connect(ガーミンコネクト)」や「Strava(ストラバ)」が優秀ですよ。

Googleマップで得たコース情報を参考にしながら、自転車用アプリでコースを作り、地図表示に対応したサイクルコンピュータにアップロードすれば、道に迷うことなくサイクリングを楽しめますね。

具体的なコースの作成手順については、下記関連記事で紹介します。

コースプランニングのポイント

コースを作成する際、以下を考慮すると楽に走れます。

  • 交通量の少ない道を走る
  • 幹線道路や工事現場など車の交通量の多い道は避ける
  • 荒れた路面の道は避ける
  • 川沿いの道を走る
  • できるだけトンネルは避ける
  • 道の駅やコンビニなどトイレ休憩や補給ができる場所を含める

基本的にサイクリングで走るコースは、車の通過が少ない道を選びましょう。特に都市部では、車の往来や信号が多く走りにくいので、できるだけスルーしたいものですね。

また、幹線道路や工事現場、倉庫、配送センターの近くなどはトラックなど大型車両が通過することが多く、自転車の傍を走られるのは、かなりストレスになる。このような道も避けるに越したことはありません。

また、荒れた路面が続く道は、パンクの要因になるので、避けた方が無難です。

のどかな田舎の風景

長距離を走るならば、コース内に川沿いの道を含めておきたい。山でなければ川沿いの道は、平坦路が多いため、総じては楽に走れます。ただし、道によっては車の往来が多いところもあり、注意が必要ですね。

山道や海岸線を走る際、長いトンネルが合ったりしますが、トンネル内で自転車の傍をトラックなど大型車両が通り抜けるのは、恐怖を感じます。なので、できるだけトンネルを避けるコースを選ぼう。どうしてもトンネル内を通過しなければならないのならば、歩道を徐行するのが安全です。

お城がみえる道

最期に必ず考慮したいのは、道の駅やコンビニなどトイレ休憩や補給ができる場所をコース上に含めること。実際のサイクリングでは、当日たまたま見つけたコンビニなどで休憩したりすることも多いですが、事前に休憩できる場所を抑えておくと、安心感が全く違ってくる。

特にかなり疲れている状態では、休憩場所まであと何Km走れば良いのか分からないのは、精神的につらいものがあります。

なので、自分の走るペースを考慮して、休憩場所を前もって探しておきましょう。

ペース配分は控えめにする

ロードバイク

10kmも走らないのならば、特に気にする必要はありませんが、長距離を走るならば、ペース配分が大事になります。

たとえ時速25kmで巡行できたとしても、信号による立ち止まりや休憩時間を考慮して1時間あたり15~20kmペースで走るのが丁度よいでしょう。

特に夏場や冬場では、快適にサイクリングができる春秋と比べて、思った以上にペースが落ちたりするものです。また、その日の風の向きや強さによっては、大幅な巡行速度の低下が見込まれます。なので、余裕をもった計画をたてましょう。

サイクリングコース決めの注意点

浜坂道路
高速道路の入口

自転車は、道路交通法で「軽車両」に分類されており、基本的に車道の左側を通行しなければいけません。車やバイクと同じように道路標識の内容や一時停止、信号などを守る必要があります。

高速道路は、自転車が通行できない道ですね。なので、あらかじめコース作成時に回避するようにしよう。

歩行者・自転車通行禁止の標識
歩行者と自転車通行禁止の標識

Googleマップを見れば、高速道路は分かりやすいですが、自転車が走れない道には、地図だけでは分かりずらい道もある。

それが、交通量の多いバイパスや大きな河川に架かる大きな橋ですね。

実際、サイクリング中に、これらの場所では、自転車の通行禁止の標識が立っているのをよく見かけます。なので、これらの道は避けて、コース作成段階から迂回路を走るようにしておこう。

尚、橋に関しては歩道があれば、歩道を走ることで通過できたりするので、Googleマップのストリートビューを使って事前に確認するとよいです。

私有地の道
私有地の道

その他にもGoogleマップでは、わからない私有地の道などがあります。これは現地で初めて気づくパターンが多い。私有地なので勝手に通行できないのは、いうまでもありません。

まとめ

とうろん台

サイクリングコースを自分だけで探して決めるのは、それなりに難しく、いつものコースを走りがちになります。

けれど、しっかり目的を持って、Googleマップや他のサイクリストの意見、ブログなどで情報を取得し整理していくと、素晴らしいコースを開拓できたりするものですね。

サイクリングを漫喫するためにも、車の交通量が多い道や高速道路など自転車で通行できない道を避けて、安全なコースを選びましょう。

そして、お気に入りのコースが増えていけば、より自転車ライフが楽しくなります。



日本ブログ村、人気ブログランキングへ参加しています。
記事を読んで頂いて、良かったらクリックして頂けると励みになります。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 自転車ブログへ   国内旅行ランキング




本記事を読んで頂きありがとうございました。
日本ブログ村、人気ブログランキングへ参加しています。

良かったらクリックして頂けると励みになります。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 自転車ブログへ   国内旅行ランキング


管理人
この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

当ブログのURL:https://tabirin2021.com
ここをクリックすると当ブログの説明と管理人のプロフィールを紹介します。

こーさんをフォローする
たびりん ~ふるさと探訪記~
タイトルとURLをコピーしました