ポタリングの楽しみ方、自転車でのんびり散歩するのは気持ちが良い

自転車の楽しみ方の一つには、ポタリングがあります。ポタリングとは簡単にいえば、自転車を使って散歩すること。

特に目的地を決めず、ぶらぶらとのんびり地元を自転車で走ってみよう。すると、地元の魅力を再発見したり、新しい出会いがあるかも知れません。

ポタリングは、普段の日常の延長線上にあたる行動なので、自転車旅のような非日常を存分に味わう訳ではありませんが、お手軽に楽しめる。

ポタリングに必要なのは、自転車と自分自身だけですよ。その他の道具は有っても無くても問題ありません。これが、お手軽にできるポタリングの魅力の一つですね。

本記事では、ポタリングの楽しみ方について紹介します。

ポタリングの魅力と楽しみ方、おすすめのライドを紹介

ポタリングの楽しみ方は、人それぞれであり、自転車旅と同じく自由です。

普段から使っている自転車で、地元や地元周辺をのんびり巡ってみよう。普段は気に留めていない出来事に興味を持ったり、忘れていた気持ちを思い出したりします。

また、素敵な出会いや心が躍る新しい発見に気持ちが昂ることもあるでしょう。

ポタリングは自転車旅と違って、長距離や長時間走る必要はないし、何か目的を持って行動する必要もありません。

気の向くまま自転車を使って散歩する、それがポタリングの魅力ですね。

もちろん、計画を立ててポタリングをしても構わない。徒歩で行う散歩と違うところは、自転車を使っているため行動範囲が広く、その行動範囲は、数kmから数十kmに及びます。

自転車のペダルを回して、のんびりしながら自然と戯れてみませんか。気分がスッキリしたり、クヨクヨしていたことが馬鹿らしくなってくるかも。

心のリフレッシュにもポタリングは役に立ちます。ゆる～く、自転車の散歩を楽しみ、日常の延長戦を過しましょう。

ポタリングは、一人で楽しむのも良いし、グループで仲間と一緒に楽しむの良い。

一人でもグループでも楽しめるポタリングの主なライドを以下にまとめました。

それぞれについて説明します。

【楽しみ方①】お花見ライド

日本は春夏秋冬の四季があり、それぞの季節に魅力的な花を咲かせます。

特に春には、日本を代表する花である桜が、至るどころで咲き誇る。桜の名所を巡ったり、自分で新しい桜の名所を探したり、いろいろな楽しみ方ができますね。

桜並木で花びらが舞う桜のトンネルを、自転車で颯爽とくぐり抜けるのは、最高に気分が良い。

桜の他にも、菜の花や藤、ひまわり、紅葉、コスモスなど季節の花を巡るのは心が癒されます。地元や地元周辺をポタリングしていると、意外と知らなった花畑を発見して心が湧きたつことも。

たとえ同じ場所でも季節や時間が異なれば、見えてくるものが違ってくる。そのため、何度でも楽しめます。

【楽しみ方②】名所巡りライド

どこの町へ訪れても、必ず何か一つ以上の名所はあります。

それは、山や海などの自然だったり、神社や寺、博物館、美術館など人の手で作られた物など様々ですね。ポタリングを通じて、それらの名所巡ってみましょう。

大自然の絶景に触れて感動したり、神社や寺の歴史に触れて興味を持つことも。そんな行為を繰り返している内に、より自転車が好きになる。

今週は海を見に行こう、来週は博物館の展示物を見学しようなど、心のワクワクが止まりません。

そうして、素敵な自転車ライフが広がります。

【楽しみ方③】グルメライド

カフェやスイーツ、パン屋など地元や地元周辺で人気のグルメスポットへ出かけみよう。

一人で行っても良いし、仲間と一緒に行けばより楽しめる。ランチを口実にグルメライドを企画して、様々なお店を訪れてみませんか。

ひょっとすると自分の好みのお店に出会えるかも知れません。

たとえば、ラーメンライドを企画して、何件もラーメン屋を訪れて食べ比べをしてみるのも面白い。けれど、グルメライドで気を付けなければならないことが2つあります。

それは、カロリーの取り過ぎです。（カロリーを摂取した分、運動すれば問題は解決します）

もう一つが、お財布の中身ですね。（笑）

定期的にグルメライドを行い、お腹も心も満たしてみませんか。

【楽しみ方④】夕焼けライド

地元にある海辺や河川敷などで、夕焼けを眺めに出かけるライドもおすすめです。

夕暮れに染まる景色はとても綺麗であり、ロマンチックな雰囲気がありますね。

海へ沈む太陽の光景は、感動ものですよ。その光景はしっかり記憶に残るでしょう。

夕焼けライドの注意点は、太陽が完全に沈むと辺りは暗くなるため、フロントライトとテールライトを点灯させるのを忘れずに。夜のライドは、昼間のライドより危険が潜んでいます。

油断せず安全に気を付けて帰宅しましょう。

【楽しみ方⑤】ゆるい冒険ライド

普段住んでいる町でも、知らない場所があったりする。

そんな場所へ訪れると「この道はどこへつながっているのだろう」「へぇー、こんな場所もあったんだ」といったようなワクワク感がありますね。

それは、スケールは小さいけれど冒険ですよ。そんな冒険は子供だけでなく、大人になっても面白い。

私がこのライドを行なう時は、町中で新しく見つけた路地裏に入ったり、分かれ道があった場合は、知らない道を走ったりしている。自分の知らないことを知るのは、やはり楽しいですね。

たとえ短い距離でも疲れたら、公園などで適度に休憩を挟むのも、長く続けていく秘訣です。

ポタリングの服装について

ポタリングを行う服装は自由です。普段着でもサイクリングウェアでもかまいません。

ただし、普段着は動きやすい服装にしましょう。また、走る距離や時間に応じて服装を整えた方が、気持ちよく走れます。

数十kmも走るならば、普段着のままですと、汗でベトベトになり不快になる。なので、サイクリングウェアを着た方が断然良いですね。

最近のサイクリングウェアには、カジュアルな物があるので、必要に応じて購入してみよう。

普段着で走るならば汗対策として、吸湿速乾性に優れたインナーウェアを着るのをおすすめします。

ポタリングの持ち物について

ポタリングに必要な持ち物は、特にありません。

しかし、5km以上も走るのであれば、水分補給のためボトルはあった方が良いです。

また、ポタリングした思い出を残すために、コンパクトカメラなどがあれば、より一層楽しめる。

自転車で巡って興味を持ったことや、感動した景色、心に残った風景などを写真に収め、後日、写真を眺めながら思い出にふけるのは楽しいですね。

それに、撮った写真を知人と共有して、楽しみのおすそ分けをしてみましょう。きっと喜ばれるに違いありません。

まとめ

本記事では、ポタリングの楽しみ方について説明しました。

最後にもう一度、ポタリングで行う主なライドを以下にまとめます。

ポタリングは、自転車に乗れれば誰もが簡単に楽しめます。その楽しみ方は人によって千差万別ですよ。

ちょっとした空き時間でも構わないので、地元やその周辺を自転車で散歩してみませんか。

そこには、新しい発見や出会いがあるかも知れません。のんびり周りの景色を眺めながらポタリングを楽しみましょう。