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絶景・観光スポット紹介

四国水族館の見どころ紹介、イルカショーや神秘的な蒼の世界に大興奮

四国水族館

あなたは様々な海の生き物を見たくなった場合、どこへ行きますか。

大抵の人は「水族館」と答えるでしょう。日本全国には、たくさんの水族館があり、水族館ごとに個性が違っていますね。

香川県には、瀬戸大橋のたもとに四国最大級の四国水族館があります。四国の名を冠する通り、四国を意識した瀬戸内海や太平洋など「四国水景」をテーマにしている。

光と影が織りなす水槽の演出は実に見事。生き生きした魚たちを間近で観察できます。またダイナミックなイルカショーや、愛らしいカワウソや愛嬌のあるアシカも魅力的。

子供から大人まで楽しめる、ワクワクした演出は嬉しいですね。

本記事では、神秘の蒼の世界を実現した四国水族館の見どころを紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 四国水族館の見どころを知りたい
  • 水族館が好き

四国水族館とは

四国水族館
四国水族館

四国水族館は、全国初のAIを使った解説システムなど、最新技術を取り入れた次世代の水族館です。

2020年6月1日、香川県綾歌郡宇多津町にオープンしました。「水と生命の物語を巡る」をコンセプトに四国水景をテーマにしています。

館内は多面性に満ちた水景を演出している。それは、世界最大の暖流や黒潮が流れる太平洋、穏やかで美しい瀬戸内海、四万十川などの清流などがあり実に面白い。

約400種、14,000点もの生きものたちが展示されていますので、見応え抜群ですよ。

2階建ての建物の中は、太平洋ゾーンや瀬戸内ゾーンなど、その特徴に合わせて6つのゾーンに区切られている。また、ゾーンの中にある水槽には、それぞれ「〇〇の景」で表現されています。

また、レストランで飲食したり、ミュージアムショップではお土産を購入できる。1人でもカップルやご家族でも楽しめる四国最大級の水族館です。

【見所①】神秘の蒼の世界を実現した水槽演出

綿津見の景
綿津見の景

四国水族館の見どころは色々ありますが、絶対に見逃せないのは、1階奥にある一際大きな水槽です。

この水槽は「綿津見の景」といいます。水槽の大きさは幅11m、高さ5.5m、水量650㎥もある四国内の水族館で最大ですよ。

光と影が良く調和されており、悠々自適に泳いでいる魚たちに目を奪われますね。

綿津見の景(その1)
綿津見の景(その2)
綿津見の景(その3)

特に光の演出が素晴らしい。幻想的な光景に思わず「おおー」と言葉が漏れました。

館内の水槽は、額縁をイメージしています。なので「美術館のような水族館」ともいわれているとか。確かに綿津見の景は、動く美術品といっても差し支えありません。

四国水族館では、水槽に入れた魚類の魅せ方に特徴がありますね。

実は、壁に水槽を埋め込むのではなく、間接照明や色使いなどのデザイン性を重視している。また、水槽の形も様々であり、通路も広く歩きやすい。

四国水族館の館内

館内全体の雰囲気が実にいいです。

また、通路の所どころに置かれている手書きの説明板に注目して下さい。飼育員さんの生き物の魅力をもって知って欲しいという思いが伝わってきますね。

魚の説明板

イラストだけでなく、面白く解説が書かれているので勉強になります。魚を鑑賞する際には、ぜひじっくり読んでもらいたい。

こちらは、鳴門海峡をイメージした「渦潮の景」です。

渦潮の景
渦潮の景

遊覧船で、渦潮を上から見ることはあっても、渦潮の下を見る機会はありません。ぜひ渦潮の下では、いったいどんな魚が泳いでいるのかしっかり確認してみましょう。

色んな角度から水槽の中で泳ぐ魚たちを眺めて、記憶に残る写真を撮ってみてはいかがですか。

【カメラに関する話】

素早く動く生き物をしっかり撮影したいならば、できるだけ性能の優れたカメラを使いたいもの。下記記事では、カメラに関する話を紹介します。

太平洋ゾーンとクラゲゾーン

大平洋ゾーン
大平洋ゾーン

1階入口近くには「太平洋ゾーン」があります。

このゾーンでは、愛媛県、高知県、徳島県南部の太平洋海域に生息する魚たちが展示されており、知っている魚や初めて見る魚に目を輝かせていた次第です。

様々な水槽を見て回っていると、水槽の中に岩や水草があるのが見て取れる。

大平洋ゾーンの魚たち(その1)

実は水槽の岩は「擬岩」とよばれる装飾品。一般的に水族館では、本物の岩を使わないそうですよ。

何でも本物を使うと重さや劣化などデメリットがあるといいます。この擬岩の配置の仕方1つで、雰囲気がガラリと変わるという。

なので、水槽の中で泳ぐ魚たちの魅力を最大に引き出すためにも、擬岩のデザインや配置は非常に重要になります。

大平洋ゾーンの魚たち(その2)
大平洋ゾーンの魚たち(その3)

個人的には、クラゲゾーンがお気に入り。

アカクラゲやタコクラゲ、カブトクラゲ、アマクサクラゲなど様々なクラゲの遊泳に興奮しました。

その姿がとても綺麗で印象的なため、カメラを押す指がとまりません。(笑)

そんなクラゲが織りなす遊泳写真をダイジェストで紹介。

クラゲ(その1)
クラゲ(その2)
クラゲ(その3)

うん、実にすばらしい。どの水族館でもクラゲの美しい姿は人気が高いですね。

瀬戸内ゾーン

瀬戸内ゾーン
瀬戸内ゾーン

瀬戸内ゾーンでは、香川県から愛媛県に広がる瀬戸内海に生息する魚たちに出会えます。瀬戸内海は水深が浅く、約400種もの魚類が生息していますね。

水槽の中には、見慣れた魚もいれば、知らない魚もいる。このゾーンで瀬戸内海の魅力を感じ取りましょう。

こちらの水槽では、海藻の中で優雅に泳いでいるアマモを発見。

アマモ
アマモ

こいつはカブトガニ!! 生きた化石です。

カブトガニ
カブトガニ

岡山県笠岡市には、日本で唯一のカブトガニの博物館がある。興味がある方は訪ねてみよう。

こちらの写真をよく見て下さい。何かが擬態しているぞ。(笑)

擬態している海の生き物

「トビハゼ、可愛い♪♪♪」

トビハゼ
トビハゼ

うん、非常にテンションが上がりました。(笑)

【見所②】躍動感にあふれるイルカショー

イルカ

イルカプールでは、イルカたちによるショーパフォーマンスを見学できます。四国水族館に限った話ではないですが、どの水族館でもイルカショーは人気イベントですね。

職員が1匹ずつイルカの自己紹介をしながら、イルカがジャンプをしたり、ボールを投げたり、水面をバックに移動したり様々な芸を披露しました。

イルカショー

特に複数のイルカが一斉にジャンプをしたり、ジャンプしている最中に回転したりする圧巻のパフォーマンスに写真を撮るのを忘れて大興奮。

後から動画で撮影していれば良かったと後悔しましたが、記憶に残っているため十分かな。(強がりです)

瀬戸内海を背景にして、力強くジャンプするイルカの姿が見られるのは、ここだけではないでしょうか。

飛び跳ねるイルカ

基本的に11時、13時、15時頃に開催されるイルカショー。夏季限定ですが、夕暮れの時間帯にもイルカショーを行なっている。

瀬戸内海の夕日とイルカのパフォーマンスを同時に楽しめるのは嬉しいですね。

また、イルカショーだけでなく、四国水族館の入り口を通ってすぐ左のイルカホールにも足を運びましょう。ここでは、水中で泳ぐイルカを見学できます。

【見所③】愛らしいペンギンやアシカ

水遊ゾーン
水遊ゾーン

1階外には水游ゾーンがあり、ここではケープペンギンやカリフォルニアアシカが飼育されています。

そこでは、ペンギンの群れが楽しそうに遊んでいました。

陸地の様子は、隔てるガラスが無い状態なので、足音まで聞こえるくらいまで近づけますよ。なので、陸地や水中での姿を色々な角度から眺めてみましょう。

ペンギンの群れ

スイスイと泳ぐ愛らしい姿にメロメロです。

ペンギンが泳いでいる
泳ぐペンギン

「エスケープペンギン」というイベントも開催されているそうですが、いつどこで開催されるか分からないという。

このイベントでは、突然館内のどこかにペンギンが現れるそうですよ。うん、このようなサプライズは大歓迎ですね。

残念ながら、私はこのイベントに遭遇しなかったのですが、ペンギンの隣りのブースでは、アシカがいて丁度ショーを始めるところでした。

職員の合図に答えて、アシカが職員の投げたボールを突き返すなどの芸を披露する。また、前足を身振り手振りで動かす姿は、愛嬌たっぷりで目が離せません。

芸をするアザラシ
アザラシ

凛々しく、優しい目をしていますね。

アザラシの優しい目

アシカの微笑ましいショーに拍手喝采を送りました。

ペンギンは1日1回、アシカは1日に2回のフィーディングタイムがあり、飼育員からごはんを貰う様子を見ることができます。

「早くごはんをちょうだい!」とうったいかけるような眼差しを楽しめるので、ごはんタイムを狙って足を運んでみるのもよいですね。

【動物など生き物の見学(3)】

珍しい鳥を見学したり、触れ合ったりできる観光スポットを、下記記事で紹介します。

【見所④】四万十の怪魚など淡水魚や川の生き物たち

アカメ
アカメ

淡水ゾーンでは、四国の河川をテーマにしており、淡水魚や川の生き物たちに出会えます。特に日本の周辺のみに目撃される幻の魚「アカメ」は一押しですよ。

アカメの名前の由来は、目が赤いからです。これは毛細血管が発達した反射板に光が反射して、血液の赤色が光って見えるから。

光を当てなくても見る角度によっては、赤く光ってるように見えるそうです。

主な生息地は宮崎県と高知県で、高知県にある最後の清流「四万十川」に生息しているため、「四万十の怪魚」という。うん、よいネーミングだ。

残念ながら私には、あまり目が赤く見えませんでしたね。

その他の魚は、金魚やオイカワ、カワムツ、メダカなどを見ることができます。

金魚
金魚

魚以外には、カワウソがいました。ぜひ会いに行ってあげて下さい。

かつて日本にもニホンカワウソが生息していましたが、乱獲や生息環境の変化により絶滅してしまいました。

そのニホンカワウソが最後にいた場所が、四国地域だったそうです。

ここ四国水族館では、種類は異なりますがコツメカワウソが元気よく遊んでいる姿を見学できますよ。

コツメカワウソ
コツメカワウソ

2頭のカワウソがじゃれ合う様子は微笑ましい。かつての景色の再現を目指し、自然や生き物の大切さを伝えています。

そんなカワウソの様子を眺めていると、いつの間にか仲良くお昼寝です。めちゃくちゃ可愛いですね。

お昼寝中のカワウソ

その姿を見続けて、心が十分に癒されました。(喜)

【見所⑤】竜宮城をイメージした電脳の宴

竜宮の景の入口

香川県三豊市には、昔話に出てくる浦島太郎の伝説が言い伝えられています。浦島太郎の話に出てくる竜宮城は有名ですね。

この四国水族館の2階では、竜宮城をイメージした「竜宮の景」をアート展示により表現している。

入口から海の回廊をイメージした廊下を歩くと、今までと違った雰囲気が漂うフロアへ辿り着きました。

竜宮の景(その1)

色鮮やかな光が使われており、まるで龍宮御殿のよう。ゆらゆらときらめく不思議な空間にうっとりです。

壁面には、コンピュータで作成されたCGが、立体物に映し出されています。本当に綺麗ですね。CGで描かれた魚たちが優雅にフロア内を泳いでいる姿に目が釘付けです。

竜宮の景(その2)
CGで描かれた魚たち
CGで描かれた魚たち(その2)

「竜宮の景」のような斬新な演出により、新しい水族館の楽しみ方を発見しました。

今後の水族館では、このような演出が増えるかも知れませんね。

四国水族館にある飲食店

キッチンせとうち
キッチンせとうち

館内には、レストランや軽食コーナーが用意されています。

2階のデッキには、レストラン「キッチンせとうち」があり、瀬戸内海を眺めながら食事ができる。入口で食券を買い、自由に席を選ぶスタイルです。

また、レストランの外にはテーブル席があるので、天気が良い日は外で食事をするのも良いですね。

テーブル席

香川県といえば、やはり讃岐うどんでしょう。なので色々なうどんのメニューがありますよ。

また、香川県はオリーブの生産も盛んなため、オリーブオイルの搾りかすを牛の餌として与えた「オリーブ牛」も食べられる。

ちなみに私が食べたのは、ラーメンとチャーハンでした。

レストラン以外にも軽食コーナー「オリーブ」があります。

軽食コーナー「オリーブ」
軽食コーナー「オリーブ」

ハンバーガーやドリンク、ソフトクリームなどの飲食店ですね。

飲食店の案内板

目玉商品は、シャークバーガー。サメの肉を使ったフィッシュバーガーで、白身魚のような味わいを楽しめます。

サメだけでなく、牛肉を使ったハンバーガーもあるので悪しからず。

四国水族館の基本情報とアクセス

住所香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4
電話番号0877-49-4590
営業時間9:00~18:00(最終入館は17:30)
GWや7月、8月は閉館時刻が延びる期間あり
定休日年中無休
※冬季に2日ほどメンテナンス休館あり
入館料大人(高校生16歳以上)2,400円
小中学生 1,300円
幼児(3歳以上)600円
3歳未満 無料
※20名以上で団体割引あり

【アクセス】

  • JR宇多津駅からタクシーで約5分
  • JR坂出駅からタクシーで約15分
  • 瀬戸中央自動車道「坂出IC」から車で約10分

四国水族館の駐車場

四国水族館の周辺には、水族館のオープンに合わせて整備された有料の駐車場が複数あります。(駐輪場は四国水族館の建物の直ぐ隣にありました。)

尚、GWや夏休み期間などの繁忙期は、臨時駐車場(約450台)を別途用意するそうです。

  • 四国水族館駐車場:223台(料金は600円)
  • 水族館第一駐車場:330台(料金は600円)
  • アットパーク水族館P:70台(料金は600円)
  • 宇多津水族館駐車場:148台(料金は600円)
  • ゴールドタワー有料駐車場:約100台(料金は600円)

この他には、四国水族館の隣にある宇多津臨海公園の無料駐車場が利用できます。(54台駐車可能)

また、宇多津駅周辺に一般駐車場が数件あります。

まとめ

四国水族館

四国水族館は、四国水景をテーマにした四国最大級のは水族館です。

神秘の蒼の世界を実現した水槽の演出は実に見事であり、イルカやペンギン、アシカなど癒しの空間が広がっている。

装飾やイラストなども含めたデザイン性を意識しており、館内を歩き回りながらとても楽しめました。

そのため、気づいた時には2時間以上も時間が経過していた次第です。今度訪れる時は、もう少し時間の余裕がある時に訪れたいですね。

子供から大人まで楽しめる水族館なので、お近くへ訪れる機会があれば、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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