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サイクリングロードは必ずしも快適とは限らない、メリットとデメリットを紹介

サイクリングロードのメリットとデメリット

自転車を快適に走らせる場所として、サイクリングロードの名前を出す人が多いですね。

国内の至るどころには、数多くのサイクリングロードが整備されており、休日ともなれば多くの人たちに利用されています。

サイクリングロードでは、車が通行しないので、それだけでも車道と比べて快適性が勝っている。けれど、必ずしもメリットだけではなくデメリットもあり、走り方によっては必ずしも快適とは限りません。

そのため、デメリットをよく理解せずに利用していると、ストレスが溜まったり、テンションが下がったりするので気を付けたい。

本記事では、サイクリングロードのメリットとデメリットについて説明します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • ロードバイクの初心者である
  • サイクリングロードを初めて走る
  • サイクリングロードのメリット・デメリットを知りたい

サイクリングロードとはどのような道路

片鉄ロマン街道

サイクリングロードとは、名前に「サイクリング」が冠していることから分かるように自転車専用の道路であり、自転車道とも呼ばれています。

多くのサイクリングロードでは、歩行者もOKなため、現実的には自転車・歩行者用道路と覚えておくと間違いがありません。

そのため、サイクリングだけでなく、自転車通勤・通学を始め、散歩やジョギング、ウォーキングなどで利用している人が多いですね。

サイクリングロードは、主に以下の通りに設置された道路に対して呼ばれています。

  • 日常生活において、自転車を使って安全に移動するために市街地の車道に併設された道路
  • 川沿いや廃線跡など郊外にサイクリングのために独立して設置された道路

サイクリングロードとサイクリングコースの違いとは

弓ヶ浜サイクリングコース

サイクリングロードと名前が似ているサイクリングコースですが、意味合いが違いっているので気を付けたい。

一般的には、サイクリングロードは「道」そのものを表し、サイクリングコースは「経路」や「道順」を表している。つまり、サイクリングコースとは、道路状況や通行区分に関係なく、どこを走るかによって決まります。

ちなみに、日本では車との混在通行区間を含むサイクリングコースを、「自転車道」と呼んでいたりする。こうなると、サイクリングロードとの違いに混乱するのは、仕方がない部分があるのではないだろうか。

サイクリング中に「〇〇〇自転車道」の案内標識を見かけた際、その自転車道を普通に車が走っていると「なぜ?」と感じる人は少なくないと思います。

サイクリングロードのメリット

サイクリングロードを自転車で走るには、様々なメリットがあるので活用していきたいですね。

そこで、主なメリットを以下にまとめました。

  • 車が通行しない
  • 信号がほとんどない
  • 平坦路が多く視界が開けている
  • いざという時に助けを求めやすい

それぞれについて説明します。

車が通行しない

サイクリングロード

冒頭でも触れましたが、基本的にサイクリングロードでは車の通行がありません。つまり、一番怖い車との接触事故を避けれるため、精神的な安心感が半端ないですね。

気持ちに余裕が持てるため、ペダルを回す足取りも軽やかになろうというもの。ロードバイクやクロスバイクなどスポーツ向けの自転車へ初めて乗る方にとっては、良い練習場所になるでしょう。

だからといって、スピードの出しすぎはご法度。サイクリングロードは必ずしも自転車だけが走っているとは限らず、歩行者が多いところもあります。

歩行者側からすれば、猛スピードで走っている自転車は恐怖そのものですよ。歩行者優先の意識を忘れずに徐行して下さいね。

信号がほとんどない

サイクリングを楽しむ

サイクリングロードは、基本的に信号が設置されていないです。必要に応じて設置されているのですが、気にかける機会は少ないだろう。

実際、川沿いのサイクリングロードでは、橋の前に信号があったりするのですが、そこまでに至る道中に全く信号がない状況が普通にあるため、信号待ちのイライラは少ないですね。

つまり、信号がほぼないというのは、ストレスフリーで走れる環境といえます。

また、都市部などの市街地では、信号が連続で続いていたりするため、ストップ・アンド・ゴーの機会が多く、疲れてしまう。それと比べると、サイクリングロードの環境は別世界そのものだ。走行性が高い環境といえます。

これらのことからサイクリングロードは、人気が高いサイクリングスポットです。

平坦路が多く視界が開けている

京奈和自転車道

川沿いのサイクリングロードでは、土手のような少し高い場所で整備されており、平坦路が続くケースが多い。さらに遮蔽物がほぼないところでは、視界が開けています。

このような環境では、周囲の状況をいち早く確認できるため、町中のように車や歩行者との出会い頭の衝突を心配しなくてもよいだろう。

この視野を広く持てるというのは、かなり遠くからでも相手を確認できます。前方に歩行者を見つけたら、早い段階で徐行すれば、お互いに安心ですね。

尚、歩行者が邪魔だからと言って、ベルを鳴らさないように。それは道路交通法ではNG行為ですよ。交通ルールとマナーを守って気持ち良く走りましょう。

いざという時に助けを求めやすい

グループライドの光景

人気の高いサイクリングロードでは、多くのサイクリストがロードバイクやクロスバイクなどで走っている機会が多いです。そのため、緊急時のトラブルに助けを求めやすいですね。

よくあるのが、初心者ではパンク修理の技術をまだ完全に覚えていなかったりすることが多く、パンクトラブルにあうと焦ってしまいます。

おっかなびっくりでパンク修理をするのですが、たまたま通りかかった親切なサイクリストに声をかけてもらえる機会が意外に多いですよ。

そのような経験をしていると、困っているサイクリストに出会った際には、今度は自分から声掛けしたくなるものですね。

サイクリングロードのデメリット

サイクリングロードには、先ほど説明した様々なメリットがあるのですが、反対に数々のデメリットがあります。

そこで、主なデメリットを以下にまとめました。

  • 歩行者が多い場所もある
  • 基本的にスピードを出せない
  • 景色が単調だったりする
  • 路面状態が悪かったりする

それぞれについて説明します。

歩行者が多い場所もある

人通りが多い自転車道

多くのサイクリングロードでは、歩行者がOKです。いくら自転車専用といえども弱者優先の考えにのっとり、サイクリングロードでも歩行者が優先されます。

つまり、歩行者が近くにいる時は徐行するのが当たり前。また、遠くに歩行者を見かけたら、スピードを徐々に落としていこう。歩行者側の視点では、猛スピードで突っ込んでくる自転車はかなり怖い存在ですよ。

特にサイクリングロード内では、歩行者の動きが読みづらいので、いち早く徐行するのをおすすめします。

基本的にスピードを出せない

サイクリングロードをゆっくり走る

サイクリングロードでは、車が走っていないため、ついスピードを出してしまいがちです。気持ちは分からなくはないのですが、基本的にスピードを出すのは控えるように。

ロードバイクであれば、平坦路で時速25km以上を出すなんて難なくこなせますが、突然わき道から歩行者が現れる危険性はゼロではありません。

また、いくら幅広い道だったとしても、歩行者を横切る際に猛スピードを出していると、無用なトラブルに発展するかも知れないですね。

そのような事案が増えてくると、対象のサイクリングロードでは、自転車の走行が禁止になる可能性が十分にあり得ます。

せっかくのサイクリングロードが、危険行為が続いた影響で事実上の廃止となるのは、悲しすぎると思いませんか。

景色が単調だったりする

田舎道

個人差はあるものの単調な景色が続いていると、飽きてくるのが早いですね。サイクリングロードの中には、走りやすい環境が整っていても周囲の風景が変わり映えしないというのは、よくあることです。

特に変化の乏しい海岸線を走っていると、始めの内はテンションが上がっていても、徐々に退屈になってくるだろう。

それが苦痛に感じる人がいれば、反対にさほど気にしない人もいます。

個人的には、のどかな景色が続いたとしても、ぜんぜん気にならない。反対にもっと見てみたいと思うかな。単調に見える景色でも、ちょっとした変化を見つけるのは楽しいものです。

路面状態が悪かったりする

落ち葉が敷き詰められている道

サイクリングロードは、定期的に清掃作業を行なっていたりするのですが、残念ながらいつも路面状態がよいとは限らないです。

たとえば、浜辺に沿うような形で整備されたサイクリングロードでは、砂が風の影響であふれていたりします。また、たくさんの落ち葉や木の枝が路面に広がっていることも少なくありません。

自然が相手なのでどうしようもないため、こればかりは仕方がないと諦めるしかないでしょう。

あえて路面状態が悪いところ駆け抜けていると、パンクやスリップなどのトラブルにあう危険性があるので、徐行や自転車を降りて歩いて通過するなどの対処を行なって下さいね。

特に路面にギャップがあると、ギャップの上を通過の際に転倒するリスクがある。知らない内にそうなると怖いので、スピードの出しすぎには注意しましょう。

ロードバイクの初心者はサイクリングロードを活用しよう

ロードバイク

ロードバイクを始めたばかりであれば、慣れるまでバランス感覚が身に着くのに時間がかかるものですね。

ママチャリと違って前傾姿勢をとったり、特徴的なドロップハンドルの操作や細いタイヤに一抹の不安を感じたりするだろう。

そんな状態では、いきなり車道で乗り始めるなんて、一層怖いですよ。そういう時に活用したいのが、サイクリングロードです。

基本的に車が通行しない環境のため、安心して走行練習ができる。練習する際には、歩行者が少ないところで行いましょう。

また、初めてビンディングペダルを導入する際にも走行練習にサイクリングロードを活用すれば、安心感があります。

まとめ

片鉄ロマン街道の案内板とロードバイク

本記事では、サイクリングロードのメリットとデメリットについて説明しました。

最後にもう一度、説明した内容を以下にまとめます。

  • サイクリングロードのメリット
    • 車が通行しない
    • 信号がほとんどない
    • 平坦路が多く視界が開けている
    • いざという時に助けを求めやすい
  • サイクリングロードのデメリット
    • 歩行者が多い場所もある
    • 基本的にスピードを出せない
    • 景色が単調だったりする
    • 路面状態が悪かったりする

サイクリングロードでは、車道と比べて快適に自転車を走らせますが、自転車だけが走る場所ではなく、散歩やジョギングを楽しんでいる人が多いのも事実です。

そのため、歩行者がいる場所では徐行し、それ以外の場所でも基本的にスピードを抑えて走りましょう。

交通ルールやマナーを守り、安全運転を心がけて下さいね。



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この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

当ブログのURL:https://tabirin2021.com
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