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旅の体験談

赤穂御崎・きらきら坂の観光、「海・坂・神社」が調和する景色

きらきら坂

イタリアの町並みを彷彿させるフォトスポット「きらきら坂」をご存じですか。

瀬戸内海を臨む、赤穂市の御崎地区には、小さな海辺の町があり、なだらかな坂道に石畳が敷かれ素敵な空間が広がっています。

きらきら坂と呼ばれるその坂道の周辺には、カフェやショップ、パワースポット、恋人の聖地が集まってますよ。

「海・坂・神社」が調和する見事な景観を眺めていると、自然に笑顔になる。それに、潮風や波の音が心地よく、リフレッシュ効果も抜群ですね。

カメラを片手に、古くから景勝地として知られる赤穂御崎へ訪ねて、ゆっくり見て回りながら満足のいく1枚を撮ってみましょう。

本記事では、赤穂御崎の素敵スポット「きらきら坂」とその周辺の見どころを紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • きらきら坂とその周辺の見どころを知りたい
  • 赤穂御崎の景勝地に興味がある

赤穂御崎の「きらきら坂」とは

きらきら坂
きらきら坂

きらきら坂は、兵庫県赤穂市御崎に位置する伊和都比売(いわつひめ)神社から、海辺へ向かう長さ43.6mの坂道です。

きらきら坂という名称や周辺の風景、お洒落なお店の数々がインスタ映えするとして、若い女性やカップルなどの観光客を呼び寄せていますね。

「きらきら坂」周辺マップ
「きらきら坂」周辺マップ

3年におよぶ舗装工事を経て、2021年3月に完成させました。その際、工事費は1,250万円もかかったそうですよ。

くわしくは後述しますが、イタリアの町並みのように美しく、落ち着いた雰囲気がGoodです。

きらきら坂周辺では、毎月第3日曜日に「御崎マルシェ」が開催されます。地元の野菜から加工品、手作り雑貨、アクセサリーなどのお店が立ち並ぶので、多くの人たちで賑わいますね。

赤穂御崎の風景
赤穂御崎の風景

ここで、きらきら坂のある赤穂御崎について簡単に紹介しましょう。

赤穂御崎は、古くから景勝地として知られており、春は桜が咲き誇り、夏は海水浴やキャンプ、秋・冬には温泉や新鮮な海の幸が魅力的。1年通じて楽しめる人気の観光スポットです。

江戸時代後期の画家・司馬江漢(こうかん)は、「三崎大明神のほこらがある。社は古び、大きな松が巡り、海岸の波は荒く、島が数々見えてよい景色だ」と旅日記に記したほど、抜群の景観を誇ります。

そのような景観のため、「日本百景」や「日本の夕陽百選」に選ばれていますね。

赤穂御崎の風景
赤穂御崎の風景

また、プロポーズにふさわしい「恋人の聖地」ですよ。

更に海岸沿いの遊歩道は、「美しい日本の歩きたくなる道500選」に選ばれており、赤穂温泉は「名湯百選」に選ばれている。

赤穂御崎は、古くから多くの人たちに愛され親しまれている観光スポットです。

【見所①】イタリアの街並みを彷彿させる景色

きらきら坂から見る景色
きらきら坂

駐車場の直ぐ近くには、遊歩道が整備されており、瀬戸内海を臨む抜群のロケーションが広がっています。

遊歩道へ直接向かってもよいのですが、できれば先に周辺にある伊和都比売神社の境内へ立ち寄るのがお勧めですね。

この境内から海へつながる坂道が「きらきら坂」ですよ。

きらきら坂の階段

なだらかな坂道には、石畳が敷かれており、まるでイタリアの町並みを彷彿させます。

坂道の奥に見えている瀬戸内海の景観が実に素晴らしい。坂を下っていけば、どこまでも広がる青い海と空を感じ取れますね。

そんなゆったりした素敵な雰囲気が魅力的で、この土地に多くの人たちが集まり、お洒落なお店が次々にオープンしました。

昔ながらの建物をリノベしたカフェを始め、ガラス作家のショップやナポリ料理を提供するお店など素敵なお店が並んでいますよ。

まるで、地中海やエーゲ海を連想させる風景に、何回カメラのシャッターを押したのか、全く覚えていません。(笑)

瀬戸内海の風景
瀬戸内海の景色
海辺の景色
きらきら坂周辺のお店

ちなみに私のカメラは、SONYの高級コンテジRX100M7を使用しています。このカメラのレビューについては、ここをクリックして開く記事で紹介しますね。

この「きらきら坂」周辺は、赤穂御崎の新しい観光名所として整備されました。

「日本のナポリ」を目指したということなので、この景色も頷けます。

実は、きらきら坂には、とある隠しスポットがあるので、見逃さないように。

注目すべてきは、ずばり敷石ですよ。目を凝らしをよく見ていれば、きっとみつかりますね。

答えから先にいえば、敷石の中に「ハート型の石」が混じっています。

ハート型の石
ハート型の石

その数は11個もあるそうです。実際、ハートの形に見えるかどうかは、人によって判断が変わるので11個以上あるかも知れないですね。いくつあるのか探し出してみるのも面白いかも。

遊歩道を歩いていると、潮風が気持ちいいですよ。それに、どこまでも広がる海の景色に高揚感を感じます。

遊歩道
遊歩道
瀬戸内海
瀬戸内海

更に、遊び心満載の浮き球を使ったオブジェの出迎えが実に面白い。

浮き球のオブジェ(その1)
浮き球のオブジェ(その1)
浮き球のオブジェ(その2)
浮き球のオブジェ(その2)

可愛い動物(人形)たちのお出迎えもGoodです。

動物たちのお出迎え
動物たちのお出迎え

遊歩道の先まで歩くと、再び伊和都比売神社の境内へつながる階段を発見。

階段の先にみえる鳥居

その階段を上り、境内から鳥居をくぐり抜けた後に、是非振り返ってみて下さい。

鳥居の奥に広がる、一面のオーシャンビューに心奪われるでしょう。

瀬戸内海と鳥居
瀬戸内海と鳥居
瀬戸内海と鳥居の組合せ

まさに「海・坂・神社」の景色を独り占め。全体に渡って雰囲気もよく、フォトスポットとして最高の1枚を期待できます。

所要時間は、約1時間もあれば十分に見て回れますよ。海外気分が味わいながら、リフレッシュを図ってみては如何でしょうか。

また、ドライブやデートスポットにもお勧めできる場所ですね。

【見所②】恋愛のパワースポット「伊和都比売神社」

伊和都比売神社
伊和都比売神社

伊和都比売(いわつひめ)神社は、創建年代は不明ですが、平安時代初期に記された延喜式神名帳に記載されている由緒ある神社です。

ご祭神は、伊和都比賣大神を祀り、大漁祈願の神様として昔から地元で親しまれています。更に、姫神信仰が盛んなため、縁結びのパワースポットとして有名ですね。

そのため、県内外から縁結びのご利益があるという「姫守」(500円)を買い求める人が多いとか。

更に近年では、カップルで参拝する人が増えているそうですよ。

伊和都比売神社
伊和都比売神社
伊和都比売神社の境内
伊和都比売神社の境内

もともとは、大園という前方海上に見える八丁岩の上に祭られていたところ、1683年(天和3年)に当時の赤穂藩初代浅野家当主・浅野長直(あさのながなお)が今の場所に移しました。

また、明治維新後には、東郷平八郎元帥を始め、多くの海軍勇士の崇敬を受けたそうです。

境内からは、海に向かって佇む鳥居の景観が素晴らしく、誰もが思わず1枚撮ってしまうほど。

海に向かった佇む鳥居
海に向かった佇む鳥居
海と鳥居

できれば、朝日や夕日と一緒に撮れば、更に素敵な1枚が撮れそうですよ。

また、境内の海側へ足を運べば、瀬戸内海を一望できるベンチ「一望の席」がありますね。

一望の席
一望の席
境内からの景色

このベンチの傍らに「恋人の聖地」の石碑が立てられており、抜群のロケーションと相まって、カップルに人気が高いのも頷けます。

「恋人の聖地」の石碑
「恋人の聖地」の石碑

【見所③】赤穂御崎の名所「畳岩」

海に浮かんでいる「畳岩」
海に浮かんでいる「畳岩」

赤穂御崎の名所の1つに数えられているのが「畳岩」です。

その昔、伊和都比売神社があったとされる場所の1つだそうですよ。干潮時には、畳岩へ渡れます。

岩礁に座りながら、夕日を眺めるシチュエーションがよく似合う場所ですね。なんでも、カップルで岩礁に渡れば願いがかなうという。

波の音に耳を傾けながら、瀬戸内海を眺めていると、心安らぎ離れがたくなる。そんな魅力が畳岩にはあります。

ちなみに、私が訪れた時間帯では岩礁に渡れず。(シクシク)

畳岩
畳岩

また、この場所へ訪れる理由ができました。

【見所④】赤穂浪士に関係する「大石名残の松」

大石名残の松
大石名残の松

忠臣蔵と縁のある松が「大石名残の松」です。

血涙を呑んで赤穂開城を終えた後、1701年(元禄14年)6月半ばに大石内蔵助(おおいしくらのすけ)は、妻子をこの地の港より海路遠く大坂表へ送り出したという。

その後、同6月25日に自らも妻子を追って京都山科へ向かったそうです。その際、御崎の嶺頭に立つ老松を見返りながら、名残を惜しんだと伝わっています。

その老松が「大石名残の松」ですが、今は代替わりしていますね。

忠臣蔵ファンならば、見逃せないスポットではないでしょうか。

赤穂温泉・カフェ・ショップの紹介

赤穂温泉「銀波荘」
赤穂温泉「銀波荘」

赤穂御崎には、数件の宿泊施設がありますが、その中の1つを紹介。それが、絶景露店風呂が楽しめる赤穂温泉の宿「銀波荘」です。

赤穂温泉の泉質は、塩分やミネラル成分が豊富なため、療養に役立つ療養泉が多く含まれています。

温泉に入りながら、夕日を臨めるのは最高ですね。

また、周辺には飲食店やショップなどがありますので、一部だけ簡単に紹介しますね。

こちらは、「御崎ガラス舎」です。ガラス作家のアトリエ兼ショップになっています。

御崎ガラス舎
御崎ガラス舎

店内には、数多くのガラス細工がある。シンプルなデザインのグラスや自然な色合いのお皿など、普段の生活の中に取り入れられそう。

赤穂御崎を訪ねた記念に、ガラス制作体験もお勧めです。

こちらは、2019年7月にオープンした海辺のカフェ「海と坂と」ですね。

海と坂と
海と坂と(女性陣が並んでいるお店)

御崎ガラス舎の丁度向かい側にあります。私が訪れた日は、開店前のお店の前に、多くの女性陣が並んでいました。流石は人気店ですね。

ヴィンテージ家具を配した店内は、なぜかノスタルジーを感じます。

メニューは、地元のものや旬の食材をふんだんに取り入れており、素材の味を大切にしている。ぜひ、ご賞味あれ。

最期に紹介するのが、2022年3月にオープンしたお洒落なカフェ&ワークショップの「AMAMI TERRACE(アマミテラス)」。

AMAMI TERRACE(アマミテラス)
AMAMI TERRACE(アマミテラス)

伊和都比売神社の境内に作られていますね。

窓際の席に座り、瀬戸内海の景色を堪能しながら、幸せの一時を過ごせます。

きらきら坂を含め、魅力的な赤穂温泉や飲食店、ショップがそろう赤穂御崎を漫喫しましょう。

きらきら坂の基本情報とアクセス

住所兵庫県赤穂市御崎2-1
電話番号0791-42-2602(赤穂観光協会)

【アクセス】

  • JR播州赤穂駅から「亀の井ホテル赤穂」行きのバスに乗って「御崎」のバス停で下車後、徒歩1分

きらきら坂の駐車場

きらきら坂の近くには、無料の御崎観光駐車場があります。(普通車 約50台)

まとめ

赤穂温泉の看板

きらきら坂周辺は、イタリアの町並みを彷彿させるフォトスポットです。

遊歩道を歩きながら、お気に入りの素敵スポットを探してみては如何ですか。

恋愛のパワースポットとして知られる「伊和都比売神社」へ足を運んだ後は、境内で海辺へ向けてそびえ立つ鳥居の前で記念撮影をお勧めします。

「海・坂・神社」が調和する見事な景観をカメラに納めながら、最高のロケーションを漫喫しましょう。

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