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ロードバイクで疲れにくいギアチェンジ(変速)のタイミングと注意事項

「ギアチェンジのタイミングと注意事項」の紹介サムネ

ロードバイクには、フロントとリア側にそれぞれギアがあり、それらを上手に組み合わせて快適なライドを行ないます。

ギアチェンジの最適なタイミングを知らなければ、ライド中に疲れやストレスが溜まる機会が多い。特にロードバイクを乗り始めたばかりであれば、苦痛に感じるかも知れません。

たとえ飛び抜けた性能を持つロードバイクでも、上手にギアチェンジができなければ、その性能を引き出すことができないですよ。

また、ギアチェンジを行なう際、「ペダルを強く踏み込んでいる時に変速しない」といった注意すべき行動が、複数あるので気を付けて下さいね。

本記事では、ロードバイクで疲れにくいギアチェンジ(変速)のタイミングと注意事項について紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • ロードバイクの初心者である
  • 疲れにくいギアチェンジのタイミングを知りたい
  • ギアチェンジの注意点を知りたい

道路の勾配や風向きに合わせて適切なギアを選ぶ

フロントギア
フロントギア

ロードバイクには、フロントギアとリアギアがあり、その2つを組み合わせて走行に適したギア比を調整します。

フロントギアは基本的に2つのチェーンリングで構成されていて、歯数によっては「50-34t」のように表記している。この場合は、「50」は外側(アウター)の歯数で、「34」は内側(インナー)の歯数を表していますね。

外側の大きい方は平坦用、内側の小さい方は坂道用と覚えておけば分かりやすい。勾配にもよりますが、坂道が見えてきたらギアをチェンジするよう準備して、上り終えるとギアを戻すというのが一般的な使い方です。

リアギア
リアギア

一方、リアギアは微調整のギアとして使用します。坂道の途中やスピード調整を行ない時に使うので、道路の勾配が頻繁に変わるのであれば、続けざまに使う機会が多い。初心者は、このギアの適切な切り替えが難しいですよ。

無理をして重いギアのままで走行すると、疲労がたまる原因になるし、反対に軽すぎるギアは余分な力を使うことになる。なので、道路の勾配に合わせて、自分に最も快適に感じるギア比を見つけて下さいね。

また、路面の勾配だけでなく風向きにも影響されやすいです。向かい風を受けるとペダルが重く感じるので、ギアを軽くしすると漕ぎやすくなる。追い風であれば、スピードアップのチャンス。なので、重めのギアにすると快走できます。

ロードバイクで走る

最適に感じるギアの組合わせは、好みの問題になるので、様々なギアを組合わせて試すこと。

それにギアを切り替える時は、ペダルを回し続ける必要があり、軽くペダルを回している時が一番スムーズに切り替わるものだ。

ペダルを踏み込んだ状態では、変速自体はできますが、ぎこちなくなるので避けた方が無難です。コツコツと練習を積み重ねていれば、頭と感覚の両方で理解できるようになれます。

そもそもギアチェンジを行なうのは、快適に走るためですね。そのコツは、ケイデンス(1分間のペダルの回転数)を一定に保つことですよ。つまり、ギアチェンジはペダルの回転数のペースを保てなくなった時に行ないましょう。

フロントギアを変速する適切なタイミング

先ほども触れましたが、フロントギアは坂道など道路の勾配が大きく変化するタイミングで変速するのがおすすめです。

そこで、フロントギアを切り替える主なタイミングを以下にまとめました。

  • 坂道に差し掛かる手前
  • 下り坂に差し掛かる直前
  • 疲労などでペダルが重く感じた時

それぞれについて説明します。

坂道に差し掛かる手前

ロードバイクで坂道を上る

走行中、目の前に坂道が見えてきたら、ギアをインナーに切り替えよう。ちょっとした勾配であったり、坂道が短い距離であれば、そのままアウターのままで進むのも良いですね。

勾配や風向き、そして自分自身の脚力を判断して、インナーに切り替えること。個人的には、勾配が4%以上であればインナーに切り替えるべきだと思っています。

経験を積むと、坂道をパッと見た時に「勾配は〇〇ぐらいか」と何となく分かるようになってくるかな。少なくとも長い坂道が見えてきたら、インナーにしておくのが無難ですね。

尚、坂道を上っている最中に切り替えてしまうと、「ガッチャン」と大きな音がして、明らかにチェーンやディレイラーに負担がかかるのが分かるので、できるだけやらないことをおすすめします。

下り坂に差し掛かる直前

坂道をロードバイクで下る

下り坂は、思った以上にスピートを出せます。この時にインナーからアウターへ切り替えていないと、ペダルを回した時に空回りしているように感じるだろう。

すると、力を入れてペダルを踏み込んだ時に不安定になる危険性が潜んでいますね。バランスを崩すと、落車する恐れがあるので気を付けよう。インナーのままにするのであれば、ペダルを回さないのも一つの手です。

切り替えるタイミングは、下り坂になる直前がベスト。そうすれば、よりスムーズにロードバイクを走らせます。

疲労などでペダルが重く感じた時

サイクリングを楽しむ

長時間のライドでは、知らず知らずのうちに疲れが蓄積されています。

すると、ペダルを回すのが重く感じてしまう。そのまま無理に回し続けると、疲れがたまるばかりなので、アウターからインナーへ切り替えた方が良いですね。

リアギアを軽くすることで、調整できるのであればそれに越したことはありませんが、フロントギアを切り替えた方が効果が大きい。そのため、疲労が大きい時でも、クルクルとペダルを回せるようになり得ます。

実際、脚に力があまり入らなくなってくると、インナーの方が快適ですね。

リアギアを変速する適切なタイミング

リアギアは、道路の勾配や風向きが変わったタイミングで、細かな調整を行なう時に使用します。こまめに使用することで、ケイデンスを一定に保ちやすくなるため、疲れにくくなるのがメリットです。

そこで、リアギアを切り替える主なタイミングを以下にまとめました。

  • 停止する手前
  • 加速や減速する時

それぞれについて説明します。

停止する手前

赤信号の手前

走行中に停止しなければならない場面では、次の発進時のことを考えてギアを軽くしておきましょう。

ギアが重いままの状態で停止してしまうと、次回発進時にペダルの漕ぎ出しが重く感じ、よけいな力が必要になる。そういうことが積み重なっていくと、疲労がたまりやすいです。

特に坂道を上っている最中に停止するならば、ギアを軽くしていないとかなり辛いかな。坂道のゼロ発進は、平坦路以上にペダルの重さを感じやすいですね。

また、走行中に前方に赤信号が見えてきたら、停止することを念頭に置いてギアを軽くしておくこと。

たまに停止する直前に信号が赤から青へ切り替わったりしますが、そういう場面に出くわすと思わず苦笑してしまいます。(タイミングが合わなかったと思い、気にしないで下さいね。)

加速や減速する時

ロードバイクのスピードを加速する

速度を上げたい時は、ギアを重くします。この時、一段ずつ上げていくこと。いきなりギアを数段も上げていくと、脚にかかる負担が大きくなりがちです。

基本的にスピードが乗り出したら、また一つギアを上げていき、ケイデンスを一定に保つようにして下さいね。

反対にスピードダウンする時は、ギアを下げていきます。こちらは、一気に下げてもよし。道路の勾配に適したギアに切り替えよう。

また、上り坂でダンシングして加速する時は、いきなりギアを2枚上げても良いかも。ギア比にもよりますが、加速用のダンシングは、ペダルを踏み込む力に体重をのせるため、2枚分のシフトアップが丁度よいと思います。

ギアチェンジの注意事項

ギアチェンジを行なう際、気を付けておきたい主な注意事項を紹介します。

ペダルを強く踏み込んでいる時の変速はNG

ペダル

ダンシングなどペダルを強く踏み込んでいる時は、ギアチェンジをしなように気を付けよう。

チェーンが外れたり、ギアがうまく噛み合わなかったりします。それに、チェーンやディレイラーに負担をかけるので、寿命を縮める原因になり得ます。

ちなみに、私は2度もフロントディレイラーを壊しました。急坂を上っている最中に慌ててフロントギアをアウターからインナーに切り替えてしまい、そのタイミングで力いっぱいペダルを踏み込んでしまいました。その結果、フロントディレイラーが壊れてギアの変速ができないことに。(シクシク)

そんな失敗をして以降、坂道だけでなく平坦路でもフロントギアを切り替えた直前は、直ぐにペダルを強く踏み込まないように意識しています。

フロントギアとリアギアは同時に変速しない方が良い

フロントギアとリアギア

フロントギアとリアギアは同時に変更できる構造のため、一度は試してみた人も多いと思います。

実際、走行中に試しても普通に切り替わることが多いのではないだろうか。しかし、前後のギアを同時に操作すると、チェーンに無理な力がかかってしまう。すると、チェーンが外れてしまう危険性が潜んでいるのです。

また、変速が上手くできないこともあり、変速装置にダメージを与えて破損する可能性もあります。そのような理由があるため、前後のギアを同時に変更するのは、おすすめしません。

アウターローとインナートップのギアの組合わせは避ける

アウターローとインナートップのギア構成

知っていないとやりがちなのは、アウターローとインナートップというギアの組合わせです。

アウターローとは、フロントギアをアウターにして、リアギアをロー(一番軽いギア)にすること。一方、インナートップはフロントギアがインナーで、リアギアがトップ(一番重いギア)の状態ですよ。いわゆるチェーンのたすき掛け(クロスチェイニング)ですね。

クロスチェイニングは、自転車部品メーカーによって見解が分かれている。たとえば、トップシェアを誇るシマノでは、奨励していません。そこで、非奨励な主な理由を以下にまとめました。

  • パーツを余計に消耗させる
  • ペダリングのパワーロスにつながる

くわしくは、下記関連記事で紹介します。

フロントギアは普段アウターとインナーどちらが良いか

ロードバイクで疾走する

ロードバイクを乗り始めた初心者は、フロントギアとリアギアの仕組みを知っていくと、リアギアはともかく、フロントギアを普段はアウターにすべきか、インナーの方が良いのか気になるものですね。

先ほども触れましたが、アウターは平坦用、インナーは坂道用です。初心者の内は、まだ脚力がついていなかったりするので、インナーをメインにした方が良かったりする。

筋力がついてくれば、自然にアウターがメインになるでしょう。

まとめ

ロードバイクで山を上る

本記事では、ロードバイクで疲れにくいギアチェンジのタイミングと注意事項を紹介しました。最後にもう一度、ギアチェンジのタイミングを以下にまとめます。

  • フロントギアを変速する適切なタイミング
    • 坂道に差し掛かる手前
    • 下り坂に差し掛かる直前
    • 疲労などでペダルが重く感じた時
  • リアギアを変速する適切なタイミング
    • 停止する手前
    • 加速や減速する時

ロードバイクの初心者は、スムーズなギアチェンジに慣れるまでは時間がかかります。

そのため、最初の内はタイミングをきちんと意識して行なうこと。慣れてくると、それほど意識しなくても、スムーズなギアチェンジができるようになれるだろう。

千里の道も一歩から、最初から100点満点を取れる人なんて、ほとんどいません。コツコツと練習して自分にあったギアチェンジのタイミングを、身につけて下さいね。



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管理人
この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

当ブログのURL:https://tabirin2021.com
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