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検討・考察・経験

初心者でも大丈夫、サイクルイベントの参加前に準備すること

サイクルイベントの準備

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ系自転車へ乗り続けていると、サイクルイベントに興味が湧いてきますね。

「いったいどんなイベントなんだろう」「ブログの記事を読んでいると楽しそう」「自分でも参加できるだろうか」など初めてイベントへ参加するならば、期待も大きいですが、それに負けないくらい不安も大きい。

本記事では、サイクルイベントの事前準備から当日の行動までを説明し、不安なくイベントへ参加できるようにします。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • サイクルイベントへ初めて参加する
  • サイクルイベントに興味がある

サイクルイベントへ参加するまでの流れ

サイクルグローブとツール・ド・103の冊子

サイクルイベントへ参加するには、様々な準備が必要です。

参加申し込みから始まって、宿の手配や必要な装備の点検など準備しなければならないことは、それなりに多い。

初心者の内は、分からないことだらけなのは当たり前。慣れてくれば、スムーズに準備ができてくる。なので、一つ一つ確実に準備を行ないましょう。

そこで、以下の3パターンに区切って考えると、まとめやすいです。

  • 事前準備
  • イベント開催の前日
  • イベント開催の当日

それぞれの流れを、以下にまとめました。

事前準備
  1. イベントの参加申し込み
  2. 宿泊先の予約
  3. 交通手段の検討
  4. 車検
  5. トレーニング
  6. 持ち物の準備又は発送
イベント開催の前日
  1. 持ち物の最終確認
  2. 開催地へ移動
  3. イベントの受付(前日受付の場合)
  4. 早めに就寝
イベント開催の当日
  1. 開催場所へ移動
  2. イベントの受付
  3. イベントを楽しむ

準備万全であれば気持ちに余裕が持てる。特に事前準備が大事になるので、イベント開催日の数ヶ月前からコツコツと準備しておくのがポイントですよ。

それでは、それぞれのくわしい内容について説明します。

事前準備

イベントの参加申し込み

スマホを使う

サイクルイベントの申し込みは、初心者にとって最もハードルが高いです。

グループで参加するならば、参加経験がある人へお願いすればいいですが、一人で参加する場合は自分で申し込まなければ先へ進めません。

これは、気持ちの問題になるので「気になるイベントがあれば取り合えず申し込む」と言った軽い気持ち十分。後からキャンセルできるのでご安心下さい。

尚、参加申し込み時点では、参加費用をまだ支払っていないので、仮参加の状態ですね。

参加費用はイベント毎に異なり、概ね1日当たり5,000~10,000円辺りが多いです。参加費用を支払った後は、その他の準備を行ないましょう。

【自転車保険に関する話】

万一に備えて、自転車保険に加入しておくと安心ですね。下記記事では、自転車保険に関する話を紹介します。

宿泊先の予約

ホテル

サイクルイベントの参加申し込みが終われば、ホテルや旅館などの宿泊先を予約しておこう。

この時、気を付けてほしいのは、イベント申し込みから数日経ってから予約しないこと。イベントにもよりますが、人気イベントになると開催地の近くにある宿泊先は直ぐに埋まるため、遠くの宿泊先しか予約できなくなります。

予約できるならまだしも、宿泊先が中々予約できず途方に暮れるかも。私も昔、宿泊先が見つからず、探し出すのに随分苦労した経験がある。

私の経験からいえば、イベント参加の申し込みが終わった当日か、翌日辺りに予約すれば、気持ち的にかなり楽ですね。

尚、宿泊先へ自転車の室内保管ができるのか、保管場所の確認も忘れないように。

交通手段の検討

電車

イベントの開催地が、あなたの地元から離れてる場合は、前日までに開催地へ移動しよう。

イベントによってスタート時間はまちまちですが、ロングライドイベントでは、早朝からスタートしたりします。なので、当日乗り込みは極力止めておいた方が無難ですね。

前日までに開催地へどのように向かうのか、自転車の持ち込み方法など調べておこう。公共交通機関を利用するならば、事前に切符を購入しておけば当日慌てません。

車検

自転車ショップ

参加するイベントによっては、車検が必要になります。

近年、多くのサイクリストがイベントへ参加するようになってきていますので、車検が参加条件になっていることが多いです。

イベント開催地へ移動する日までに自転車ショップを訪ねて、車検を行なっておきましょう。車検で不具合が見つかる可能性がありますので、日にちには余裕を持つようにして下さい。

トレーニング

ロードバイク

イベントの参加手続きが終わった後は、必要に応じてトレーニングを行ったほうがよい。特にレース系のイベントへ参加するならば、日々のトレーニングが結果に影響を与えます。

たとえば、100kmを走り切ったことが無い人が、いきなり100km以上のロングライドへ参加するのは途中で棄権する可能性がかなり高い。事前に100kmを走れるようになっておくのが無難です。

トレーニングを行なえば、自分に自信が付き、イベント当日の不安は少なくなる。一人ではトレーニングが続かなければ、仲間と一緒に行うのが効果的ですね。

持ち物の準備又は発送

吹屋郵便局

開催地へ滞在中に必要となる荷物を整えよう。必要に応じて、ホテルや旅館などの宿泊先へ事前に荷物の発送を行なっておくと、当日は手ぶらで開催地へ向かえます。

パンク修理セットやライトの充電などアイテムの準備や、自転車への注油も忘れずに行なって下さい。

イベント開催の前日

持ち物の最終確認

荷物

開催地へ持っていく荷物の最終確認をします。

その際、事前にチェックリストを作っておいて、それを見ながら確認すると漏れがなくなる。また、持っていく物は、良く目に付く場所へまとめて保管しておくと、忘れる心配はありません。

開催地へ移動

一畑電車

事前準備で手配した手段で、開催地へ向かいます。

たとえば、電車を乗り継いで向かうならば、電車の出発時刻や到着時刻、乗り継ぎ時刻をしっかり抑えておけば、慌てないでしょう。

もし当日アクシデントで予定通りに向かえなかったとしても、時間に余裕があれば、巻き返しは可能です。常に余裕のある行動を心掛けて下さい。

個人的には、数日前から現地入りするのが面白い。さすれば、周辺をサイクリングしたり、観光したり楽しみが増えますね。尚、イベント終了後でも同じように楽しめます。

イベントの受付(前日受付の場合)

ツール・ド・103の受付

大抵のサイクルイベントは、前日受付と当日受付を行なっています。

できるだけ前日受付を行なった方が安心感がある。受付では大会当日、服や自転車に取り付けるゼッケンや参加賞を貰えます。

参加賞はイベントにより様々。開催地の食材(米など)もあれば、Tシャツやサドルバックなどのアイテムだったりする。

また、イベント前日は前夜祭を行なったりしていますので、積極的に参加してイベントを大いに楽しみましょう。

会場には、イベントの協賛により、サイクルメーカー(シマノやマビックなど)の出品店が連なることが多い。ロードバイクを始めチューブやタイヤなど小物も販売しているので、もし忘れ物があれば購入しておきたい。

早めに就寝

眠る女の子

イベント開催前夜は、いつもより早く就寝し、しっかり英気を養って下さい。

イベントによっては、早朝(午前6時前後など)にスタートしたりしますので、イベント会場への移動時間を考慮して、翌朝は寝坊しないよう気を付けましょう。

寝坊でイベントに参加できなかったら後悔するよ。

イベント開催の当日

イベント会場へ移動

海岸線の道路

朝起きたら、余裕を持ってイベント会場へ向かいましょう。少なくともイベントの開始時刻の30分前までには、会場入りしておくことが望ましいです。

また、朝食はしっかりと食べておくように。朝から結構体力を使ったりするので、朝食を抜いていると後々堪えます。

イベントの受付

スタートとゴールゲート

もし、前日受付をしていなければ当日に受付が必要です。イベントによっては、当日受付しかしていない場合もあります。

当日に受付するならば、多くのサイクリストが集まっていますので、順番待ちで時間がかかることもある。イベントにもよりますが、スタートは全員同時ではなく数人のグループで出発することが多い。

スタートは先着順なので、受付で時間を取られ過ぎると、出発が遅れてしまいます。特に足きりルールがあるイベントでは、初心者はドキドキしてしまうかも知れません。

イベントを楽しむ

サイクルイベントに参加

イベントが始ったら、思いきりイベントを楽しみましょう。

イベントにもよりますが、最初は団子状態になっていても途中からペースが合わず、自然にばらけてしまうため、自分のペースで走るとよい。

道中、自分と同じ速度で巡航している人を見つけて、後ろに付けて走ると結構楽ですね。(笑)

イベントの途中で一人で走ることになってしまい「道あってるのかな」と不安に思う時がありますが、要所にスタッフや看板が立っていたり、途中で参加者のサイクリストを見かけたりしますので、余り心配する必要はありません。

ゴールまで完走を目指しましょう。

まとめ

沢山のロードバイク

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ系自転車に乗り慣れてきたら、サイクルイベントへ参加してみてはいかがですか。

一人で参加しても、グループで参加しても十分楽しめます。特に初心者は、積極的に参加して、サイクルイベントの雰囲気を味わって欲しいです。

今の自分の実力がどのあたりなのか良くわかり、「もっと強くなろう」「もっと早く走ろう」「色んなイベントにチャレンジしよう」と思えたりする。そして、今よりずっと自転車が好きになります。



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管理人
この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

当ブログのURL:https://tabirin2021.com
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