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自転車をホテルへ持ち込むために知っておきたいホテル側の対応事例

自転車をホテルへ持ち込むために知っておきたいホテル側の対応事例

自転車旅を行なうと、何かとホテルを利用する機会が多いですね。

その際、気になるのが「ホテルでは自転車をどのように保管できるのか?」ではないでしょうか。特に数十万円以上するロードバイクを屋外保管するのに抵抗を感じる方は多いと思います。

実際、ホテルによって対応方法はまちまち。盗難や風雨が防げる室内に保管できるのであれば、安心感が格段に上昇するものです。

本記事では、自転車をホテルへ持ち込むために知っておきたいホテル側の対応事例について紹介します。

本記事は、以下に該当する人向けです。

  • 宿泊ありの自転車旅を始めたい
  • ホテルに自転車を持ち込みたい
  • ホテルへ宿泊する際、自転車の扱い方を知りたい

自転車の持ち込みができるホテルは意外に多い

ホテル

私は15年以上も自転車旅を続けていますが、近年、自転車を持ち込めるホテルは多い印象があります。

これは、健康維持への関心が高まる世の中において、サイクリングを趣味にする人が増えていることと無関係ではないはずですね。

サイクリングを続けていると、しだいに「宿泊ありの自転車旅を行なってみたい!」という欲求が芽生えてくる。つまり、ホテルの需要が高まるともいえます。

その際、ロードバイクのような高価な自転車ならば、ホテルの客室へ自転車を持ち込みたいと考える人は多いといえる。

また、ホテル側にとっては、更なる客層の獲得のため、様々なサービスの拡充を図る中で、サイクリストや自転車旅をする人に注目したのだろう。

こうして、需要と供給をガッチリとかみ合い、ホテルへ自転車の持ち込みサービスが生まれたのではないかと思っています。

しまなみ海道をロードバイクで旅をする
しまなみ海道をロードバイクで旅をする

サイクリストの聖地と呼ばれる「しまなみ海道」を例にあげて紹介すると、近辺のホテルや旅館などでは、自転車を室内へ持ち込めるところが多い。

そのため、宿泊中に自転車をどこで保管するのか悩む心配が少ないですね。

ロードバイクのような高価な自転車で旅をする人にとっては、ホテルの滞在期間中に安心してロードバイクが保管できるかは、旅を楽しむための重要な要素の1つです。

今後も全国的に自転車の持ち込みサービスが可能なホテルが増え続けることを期待します。

まずは自転車の持ち込みが可能なのか電話で確認する

都市の風景

ホテルによっては、自転車の持ち込みがNGなところもあるので、予約を取る際に確認するのが大事です。

また、ホテルの公式ホームページにあらかじめ「自転車を客室に持ち込みOK」の記述があったりするので確認してみよう。

最終的には、ホテル側の規約や管理人の判断などにより、持ち込みがOKになるのが決まるため、当たり前ですが自分ではどうしょうもありません。

ホテル側へ予約をする際には、自転車で訪れる旨を伝えるとともに、自転車をホテル内に持ち込むためのルールを確認すること。

というのは、ホテルによっては持ち込み自体はできるけど、タイヤの泥を雑巾などで拭いて落とすなどルールがあるところもあります。

ホテル側の対応事例、自転車の保管方法を紹介

ホテル側の自転車の扱い方は様々です。私の経験をもとにして、主な対応事例を以下にまとめました。

  • 客室へ自転車をそのまま持ち込む
  • 自転車を輪行袋に入れて客室へ持ち込む
  • 客室以外の室内に持ち込む
  • 敷地内に駐輪する(屋外保管)
  • 近所の駐輪場を紹介

それぞれについて説明します。

客室へ自転車をそのまま持ち込む

通路
客室へ向かう通路

もっとも安心できるのは、自転車をそのまま客室へ持ち込めるサービスです。

客室内の壁に立てかけたり、あらかじめ室内スタンドが用意されることもあります。客室の広さによっては、自転車を入れることで手狭になることも。

たとえそうなったとしても、大事な相棒を目の届く範囲に保管できるため、大きなメリットを感じる人は一定数いるものですね。

私が経験した中には、1室を自転車の駐輪部屋として使い、もう1室で滞在したことがありました。それでホテル代は1室分のみ。なんとも破格の扱いですよ。

こういうサービスというのは、自転車持ち込みサービスの充実度や、その日のお客さんの込み具合などに影響されるので中々ないはず。なので、出会ったら超ラッキー。

あくまで、ホテル側の好意と思うので、感謝の心を忘れないようにしましょう。

自転車を輪行袋に入れて客室へ持ち込む

ロードバイクを輪行袋に入れる
ロードバイクを輪行袋に入れる

ホテルのよっては、自転車をそのまま持ち込むのはNGだけど、輪行袋に入れて手荷物とすれば、客室に持ち込める場合があります。

私の経験となりますが、たいていのビジネスホテルでは、この方法であればOKになるだろうと感じました。ハイクラスのホテルでは、場合によってはお断りされてしまうかも知れませんね。

なので、そのまま客室に持ち込みができないからといって諦めてしまわずに、輪行袋に入れて室内保管できないかホテル側へ丁寧にお願いしてみよう。

輪行袋に入れるには、自転車を分解する必要があるので、ひと手間かかります。

明日もまた自転車を使うとなると、面倒くさく感じたりする人もいるでしょうが、室内にて一晩安全に自転車を保管できると考えると、安い手間賃ではないでしょうかね。

無用なトラブルを防ぐためにも、ホテル側のルールに従って対応するのが一番です。

客室以外の室内に持ち込む

ロビーの一角にロードバイクを駐輪
ロビーの一角にロードバイクを駐輪

自転車を客室へ持ち込めなくても、客室以外の部屋へ保管できるケースがあります。

たとえば、物置部屋や作業部屋、ガレージなどお客さんが近づかない場所へ保管してくれることがあるので、予約の際に確認してみよう。

また、フロントデスクやロビーの一角に保管できることもあり得ます。ホテルによっては、ロビーにサイクルスタンドが用意されているので、積極的に活用したいですね。

ロビーで保管する際には、ホテルへ出入りする多くの人たちに自転車を見られる機会が多いので、たとえホテル内であったとしても念のために鍵はしっかりとかけておくのが無難です。

客室に自転車の持ち込みがOKであったとしても、持ち込むことで部屋が狭いと感じるならば、他の部屋やロビーに保管できないか確認してみるとよいでしょう。

敷地内に駐輪する(屋外保管)

駐車場
駐車場

自転車の室内保管がNGであった場合、ホテルの敷地内にある駐車場の片隅を利用するケースが多いです。

屋外保管となりますが、案内される場所によっては人目を避けられるケースもあり得ます。

たとえば、ホテルの裏手は正面と違って人目に付かない場所があったりするので、そのような場所を活用しよう。

そういう場所には、従業員が使う駐輪場があることもあり、ホテル側のはからいで利用させてもらえることもある。雨をしのげる天井があったりするので重宝します。

また、ホテルの1階が駐車場になっているのであれば、外から人目を避けられる場所が見つかる可能性はゼロではありません。

屋外保管する際には、自転車にしっかりと鍵をかけることを忘れずに。さらに自転車カバーをかければ、盗難対策の向上や風雨の影響を軽減できます。

近所の駐輪場を紹介

駐輪場
駐輪場

ホテルによっては、敷地内に駐車場や駐輪場がないことがあり、近所の駐輪場を紹介されるケースがあります。

人によっては、駐輪場に一晩自転車をとめておくのに不安を感じる方もいるでしょう。特に高価なロードバイクであればなおさらです。

少しでも不安に感じるのであれば、後から後悔しないためにもやめておいた方が無難ですよ。なので、ホテルを予約する際には、自転車の扱い方を確認するのが大事になります。

ビンディングシューズでホテル内を歩く場合は注意するように

ビンディングシューズを履いて歩く
ビンディングシューズ(SPD-SL)を履いて歩く

自転車の駐輪とは関係ありませんが、もしビンディングシューズ(SPD-SL)を履いてホテル内へ入るのであれば、替えのシューズを用意したいですね。

SPD-SLタイプのビンディングシューズは、クリート部分が露出しているため、歩行時に歩きづらく滑りやすい。そこで替えのシューズがあると便利なのですが、シューズはかさばるため用意しない方も多いでしょう。

なので、少なくともクリートカバーは忘れずに用意したいですね。クリートカバーは、ウェアのバックポケットに入るほどのコンパクトサイズなので、軽量でかさばらず邪魔になりません。

尚、SPDタイプのビンディングシューズであれば、このような問題はなく普通に歩けます。

まとめ

ロードバイクで旅をする

本記事では、自転車をホテルへ持ち込むために知っておきたいホテル側の対応事例について紹介しました。

最後にもう一度、ホテル側の対応事例を以下にまとめます。

  • 客室へ自転車をそのまま持ち込む
  • 自転車を輪行袋に入れて客室へ持ち込む
  • 客室以外の室内に持ち込む
  • 敷地内に駐輪する(屋外保管)
  • 近所の駐輪場を紹介

多くのホテルでは、輪行袋に入れると自転車の持ち込みがOKになりますが、事前に確認をとるのが大事です。

また、ホテル内へ自転車を持ち込む際、壁や床などを傷つけないように配慮したり、他のお客さんの邪魔にならないように行動しよう。

宿泊ありの自転車旅では、ホテルで自転車を安心して保管できるのかが事前に分かっていると心強いですね。



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管理人
この記事を書いた人

年齢:40代。
職業:旅人兼ブロガー。

私にとって自転車旅が一番の楽しみであり、知らない土地、景色、一期一会の出会いなど様々な体験をしました。当ブログでは、自転車旅などを通じて体験した事や訪れた絶景・観光スポットについて紹介します。また、自転車全般に役立つ情報を発信しています。

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