日本国内には、ドイツの街や風景をモチーフにした施設がたくさんあることをご存ですか。
例えば、千葉県のドイツ村や徳島県のドイツ館などがありますね。
岡山県にもドイツの森と呼ばれるテーマパークがあり、子供から大人まで楽しめます。
今回の旅では、チューリップが咲く季節にドイツの森こと「おかやまフォレストパークドイツの森」へ訪れました。
本記事では、おかやまフォレストパークドイツの森の楽しみ方を紹介します。
おかやまフォレストパークドイツの森とは
おかやまフォレストパークドイツの森は、ドイツ風の田園風景をイメージしたテーマパークです。
ドイツの街並みやワイナリー、レストランが数多く並んでいます。
また、季節の花が華やかに彩り、動物たちと触れ合いながら1日を満喫して過ごせますね。
広大な敷地面積の中で、街エリア、お花畑エリア、牧エリア、遊エリア、村エリア、門エリアの6つに分かれています。
2020年3月1日より、日本初登場となる高さ10mの「ハイジのブランコ」を体験できるようになりました。
ドイツの森の各エリア
- 街エリア :ドイツ街でショッピングやランチを楽しめます。
- お花畑エリア:四季折々の花畑を堪能しましょう。
- 牧エリア:可愛い動物たちと触れ合えます。
- 遊エリア:様々なアトラクションを楽しめます。
- 村エリア:石窯工房「ベルク」で本格的なパンやピザを味わいましょう。
- 門エリア:ドイツの森の入口で、入場券売場や土産物売り場があります。
【公園の紹介】
旅先では様々な公園へ立ち寄ります。ドイツの森にようにハイジのブランコなど公園により特色も色々です。下記記事では、私が旅の道中に訪れた公園を紹介します。
おかやまフォレストパークドイツの森の楽しみ方
動物たちとの触れ合い
ドイツの森の牧エリアには、たくさんの動物たちと触れ合える「動物ふれあい広場」があります。
アルパカやミニブタ、ヤギ、ヒツジ、ポニー、ロバ、うさぎなどたくさんの愛らしい動物たちに出会える広場であり、小さなお子さんには大人気です。
アルパカがいる柵へ近づいてみましょう。
すると、どうやらお昼寝中でした。
3匹のアルパカがいて、体を寄せ合って眠っており、私が近づくと顔を上げて、つぶらな瞳で私をみつめます。
その姿がとても可愛く癒されます。(嬉)
このアルパカは親子で、一際小さな子は2021年2月に産まれたばかりの赤ちゃんでした。
他の観光客がアルパカへ餌を与えていた写真がこちら。
食事姿に上品さを感じるのは私だけでしょうか。
こちらは白いロバですね。優しそうな眼をしています。
ポニーもいました。背中の上を乗って、周辺を散歩してみたいです。(笑)
ヒツジの群れですね。毛皮が無いヒツジがいるのですが、彼(又は彼女)にいったい何があったのでしょうか。
孤高のヤギですね。見ていると何やら雰囲気がありました。
私の中では、可愛い動物の上位に君臨するウサギを発見。
じゃれ合っている姿を見ていると、心から癒されますね。
道の沿岸に合った看板には、夏にはカピバラがこのドイツの森へ来ると書かれています。
新しい仲間が増えて、ますます賑やかになっていきますね。
ドイツの森へ来たら、動物ふれあい広場は外せない癒しスポットです。
今回は訪れませんでしたが、ドックランやジャージ牛の乳搾り体験などもありますので、時間が許す限り、動物とたくさん触れ合って楽しみましょう。
【動物の触れ合い】
可愛い動物と触れ合っていると癒されますね。私が旅先で出会った動物たちについて下記記事で紹介します。
季節の花を楽しもう
ドイツの森のお花畑エリアでは、四季折々の綺麗な花畑を楽しめます。
特に春の季節では、チューリップやネモフィラ、パンジーなど春を代表する花たちに囲まれて幸せな気分に浸れますね。
芝生が敷かれた広々とした広場の中を通り抜け、少し小高い丘の上を目指します。
その丘の周辺には、可愛らしい水色の小さな花であるネモフィラがたくさん咲き誇り、そんなネモフィラに交じりながら、綺麗なチューリップが咲いているため、見る人の目を楽しませてくれますね。
お花畑のあまりの素晴らしさに「おー、すごく綺麗!」と自然に言葉があふれ出ることを止めることはできません。
こちらの写真はネモフィラを拡大した物です。小さい花びらが一生懸命天に向かって開いています。
淡い水色の小さな花を眺め続けていると、その愛らしさに心が洗われました。
たくさんのネモフィラやチューリップが咲き誇る名所は、日本全国に点在しており、多くの人を魅力します。
私が訪れたことのあるネモフィラの名所は、広島県の花夢の里や茨城県の国営ひたち海浜公園、神奈川県のくりはま花の国などですね。どの名所もネモフィラの絶景に心が癒されました。
ドイツの森で楽しめる花畑について以下にまとめます。
ドイツの森の花畑
- 春:チューリップ、ネモフィラ、パンジー、ビオラ、桜、ポピー、菜の花、バラ
- 夏:ヒマワリ、アジサイ、タイタンビカス、ポーチュラカ、サルビア、キバナコスモス
- 秋:コスモス、キバナコスモス、サルビア、タイタンビカス、ポーチュラカ、パンジー、ビオラ
- 冬:菜の花、パンジー、ビオラ
【花畑の紹介】
普段の日常や旅先でも外出すれば、綺麗な花を良く見かけますね。旅先で見つけた花畑を下記記事で紹介します。
ドイツ街を散策
ドイツの森の入口から左手に少し歩くと、ヨーロッパ風の建物が見えてきます。
明らかに日本家屋とは違う趣に異国情緒がたっぷりです。
このヨーロッパ風の建物が建ち並ぶ場所が街エリアであり、街中をゆっくりと散策して楽しみましょう。(村エリアにも町並みがあります。)
この街エリアには、石畳の上におしゃれな建物が立ち並び、様々なお店が連なっています。
60分間食べ放題のバイキングレストラン「クローネ」で旬の十選料理やオリジナルカレーを食べてみませんか。
また、同じく60分間食べ放題で焼肉ハウスBBQ 「テラー」では、牛肉・豚肉・鶏肉・自家製ソーセージなどお腹がいっぱいになるまで肉を食べれます。(テラーは土日祝日営業)
街並み屋台「カフェ・プラッツ」では、クラフトビールを飲みながら休憩を入れてみましょう。
雑貨とお菓子の店「パウケ」では、雑貨屋やお菓子、ファンシーグッズをお土産に買ったりできます。
また、ワイン好きならば、是里ワイナリーで製造しているワインも如何でしょうか。ワインの試飲もできますよ。
村エリアにある石窯パン&ピザ工房「ベルク」で、製法にこだわって作っている美味しいパンとピザを味わってみましょう。
こちらのお店は、アルプスの少女ハイジの公式ショップですね。ハイジファン必見です。
他にも自家製品や輸入食品などが盛り沢山です。
ドイツの森の街エリアを堪能しましょう。
【異国情緒のある風景を紹介】
旅先では、ドイツ街のように異国情緒があるスポットを訪れたりしますので、下記記事で紹介します。
大人気、ハイジのブランコ
ドイツの森へ入園すると、園内にはとあるメロディーが繰り返し流れていました。
「教えておじいーさん、教えておじいーさん」のサビ部分は、まさしくテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニング曲です。
ドイツの森には、ここでしか遊べない日本初の「アルプスの少女ハイジ」公認のブランコがあります。
遠くに見える丘の上では、大きなブランコがあり、その周辺にはたくさんの人たちがブランコの順番待ちをしているようですね。
村エリアにある丘の上まで徒歩で向かいましたが、流石に順番待ちの行列には並ぶ気はしなかったため、近くからブランコを眺めていました。
ブランコで揺れながら大空を眺めるのは、気持ちよさそうです。
テレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のオープニング曲に合わせながら、係員がこのブランコを何度も押して前へ揺り動かします。
ブランコに乗った人たちは、誰しもが歓声を上げて楽しそうに笑っているのが印象的でした。
このハイジのブランコは、利用条件があるため下記にまとめます。
ハイジのブランコの利用条件
- 平日の利用時間は、13:00~14:00です。
- 土日祝日の利用時間は、①10:30~11:30 ②13:00~14:00 ③15:00~16:00になります。
- 各回利用人数は、先着40名までであり、開始15分前からチケットが販売されます。
- 料金は1回あたり200円です。
- 天候やコンディション不良の場合は中止になります。
- 事前の予約は行なっていませんので、直接ブランコの所へ並んで下さい。
アトラクションを漫喫
ドイツの森の様々なアトラクションは、主に遊エリアへ向かえば遊ぶことができます。
例えば、140mのコース内にある障害物を登ったり、潜ったりしながらゴールを目指す「ビッグプレイランド」がありますね。
子供はもちろんのこと、大人の運動不足解消に役立つのではないでしょうか。
尚、ビッグプレイランドは土日祝日限定で遊べます。
こちらの写真を見て下さい。大ゲレンデによる芝すべりが楽しめますね。
全長32mもある大ゲレンデを滑り降りる滑空感は、気持ち良さそうです。
テーマパークで良く見かけるゴーカートや園内を周ってくれるトレインなどもありました。
また、ロビンフッドの気分でアーチェリーを楽しんだり、大砲に玉を込めて発射するバズーカ砲も面白そうですね。
遊具は別途有料なので、何度も利用するならば「のりものとくとくチケット」を購入すれば、1,500円(100円×18枚つづり)のチケットとして300円お得になります。
主な遊具の利用料金と利用条件
- ハイジのブランコ(1回200円)
- ビッグプレイランド(3周1,000円で4歳以上が利用可能)
- 芝すべり(15分400円で4歳以上が利用可能。3歳以下は保護者有料同伴。)
- ゴーカート(1人乗り600円、2人乗り800円で1人乗りは8歳以上且つ身長が140cm以上、2人乗りは保護者同伴・中学生以上同士)
- アーチェリー(300円で中学生以上)
- バズーカ砲(300円で4歳以上が利用可能。3歳以下は保護者有料同伴。)
- 足こぎボート(3人乗り900円で15分。4人乗り1,200円で15分。いずれも4歳以上で利用可能。小学生以下は保護者有料同伴。)
- チューチュートレイン(1日乗り放題400円で4歳以上が利用可能。3歳以下は保護者有料同伴。)
- SL機関車(1週300円、4歳以上で利用可能。3歳以下は保護者有料同伴。)
おかやまフォレストパークドイツの森の基本情報とアクセス
住所 | 岡山県赤磐市仁堀中2006 |
電話番号 | 086-958-2111 |
営業時間 | 3月~11月 土日祝 9:30~17:00、平日 10:00~17:00 12月~2月 10:00~17:00 |
定休日 | 3月~11月 水曜日 12月~2月 水・木曜日 ※祝日、GW、春休み、夏休み、正月は営業 |
一般の入園料
- 大人1,200円、小人700円
- 障害者は大人600円、小人400円(障害者1名につき付添い1名は600円)
- 犬は300円
- 年間パスポートは大人3,000円、小人1,800円
※大人は中学生以上、小人は4歳以上小学生まで
団体の入園料(有料15名以上で団体扱い)
- 一人当たり大人700円、小人400円
- 一人当たり障害者は大人600円、小人400円
- 学校団体の場合は、中高生一人当たり500円、4歳以上の幼児一人当たり300円
※大人は中学生以上、小人は4歳以上小学生まで
※学校団体、障害者団体の場合は事前に申請書をドイツの森へ送って下さい。申請書については、ドイツの森の公式ホームページよりダウンロードできます。
【アクセス】
- JR岡山駅から宇野バス「林野駅行き」で乗車し「仁堀下(にぼりしも)」で下車。(乗車時間約60分)下車後、徒歩約15分
- 湯郷温泉ICから車で約30分
- 山陽ICから車で約30分
おかやまフォレストパークドイツの森の駐車場
無料駐車場を完備しています。(普通車2,000台、大型バス30台)
まとめ
おかやまフォレストパークドイツの森は、子供から大人まで楽しく遊べるドイツ風の田園風景をイメージしたテーマパークです。
1日中楽しく遊べますので、お一人様でも良いし、家族団らんのために訪れるのも良いでしょう。
アルパカを始め多くの動物たちが来園をお待ちしています。