
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ系自転車へ乗り続けていると、サイクルイベントに興味が湧いてきますね。
「いったいどんなイベントなんだろう」「ブログの記事を読んでいると楽しそう」「自分でも参加できるだろうか」など初めての人は、不安がいっぱいです。
しかし、ご安心下さい。
本記事では、サイクルイベントの事前準備から当日の行動まで必要なことについてお伝えして、不安なくサイクルイベントへ参加できるようにします。
準備万全ならば気持ちに余裕が持てる
サイクルイベントへ参加するには、様々な準備が必要です。
参加申し込みから始まって、宿の手配や必要な装備の点検など準備することはそれなりにあります。
初心者の内は、分からないことだらけですが、慣れてくると当たり前のようにスムーズに準備ができてくるため一つ一つ確実に準備を行ないましょう。
主な準備として、以下の3つのパターンに区切って考えると分かりやすいです。
- 事前準備
- イベント開催の前日
- イベント開催の当日
それぞれのパターンを更に細かくみてみると以下のようになります。
事前準備
- イベントの参加申し込み
- 宿泊先の手配
- 交通手段の検討
- 車検
- トレーニング
- 持ち物の準備又は発送
イベント開催の前日
- 持ち物の最終確認
- 開催地へ移動
- イベントの受付
- 早めに就寝
イベント開催の当日
- 開催場所へ移動
- イベントの受付
- イベントを楽しむ
準備万全ならば気持ちに余裕を持ってサイクルイベントへ参加できます。
当日は、サイクルイベントを満喫し、楽しい自転車ライフを更に充実した物にしましょう。
事前準備
イベントの参加申し込み
サイクルイベントの申し込みは、初心者にとって最もハードルが高いところです。
グループで参加する場合は、参加経験がある人へお願いすれば良いですが、一人で参加する場合は自分で申し込まなければ先へ進めません。
これは、気持ちの問題になるので「気になるイベントがあれば取り合えず申し込む」と言った軽い気持ちで申し込みを行なえば良いでしょう。
後からキャンセルはできるのでご安心下さい。

参加申し込み時点では、参加費用をまだ支払っていないので、仮参加の状態だね。
参加費用はイベントにより異なります。
大体1日当たり5,000円~10,000円辺りが多いですね。
参加費用を支払った後は、その他の準備を行なっていきましょう。
尚、サイクルイベントの参加方法は下記記事で紹介しています。
宿泊先の手配
サイクルイベントの参加申し込みができましたら、宿泊先も手配しておきましょう。

この時気を付けることは、イベント申し込みから数日も空けて宿泊先を手配しないことです。
イベントにもよりますが、人気イベントになると開催地の近くにある宿泊先は直ぐに埋まるため、遠くの宿泊先しか手配できなくなります。
手配できるならまだしも、宿泊先が中々手配できず途方に暮れるかも知れません。

私も初心者時代に宿泊先が見つからず、探し出すのに随分苦労した経験があるよ。
私の経験から言うと、イベント参加の申し込みが終わった当日か翌日辺りに宿泊先を手配していると、気持ち的にかなり楽になります。
尚、宿泊先へ自転車の室内保管ができるのか確認するのを忘れないで下さい。
自転車の室内保管ができると安心感が上ります。
交通手段の検討
地元から離れたところでイベントが開催される場合は、前日までに開催地へ到着しておきましょう。

イベントによってスタート時間はまちまちですが、ロングライドイベントなど朝が早い内からスタートする場合もありますので、当日乗り込みは極力止めておいた方が無難です。
前日までに開催地へどのように向かうのか、自転車の持ち込み方法などいろいろと考えましょう。

公共交通機関を利用する場合は、事前に切符を購入しておくと当日慌てないよ。
車検
参加するイベントによっては、車検が必要になります。
近年、多くのサイクリストがイベントへ参加するようになってきていますので、車検が参加条件になっていることが多いです。
イベント開催地へ移動する日までに自転車ショップを訪ねて、車検を行なっておきましょう。
尚、車検で不具合が見つかる可能性がありますので、日にちに余裕を持つように。
トレーニング
イベントの参加手続きが終わった後は、必要に応じてトレーニングを行ないましょう。

特にレース系のイベントへ参加する場合は、日々のトレーニングが結果に影響を与えます。
悔いが残らぬよう、しっかりとトレーニングに励みましょう。
例えば、100kmを走り切ったことが無い人が、いきなり100km以上のロングライドへ参加するのは途中で棄権する可能性が高くなりますので、事前に100kmは走れるようになっておく方が無難です。
トレーニングを行なえば、自分に自信が付き、イベント当日の不安は少なくなります。
一人ではトレーニングが続かない場合は、仲間と一緒に行うのも効果的です。
【トレーニングあれこれ】
参加するイベントにより、メインコースが平坦だったり山岳だったりいろいろです。普段からアップダウンのある道に慣れて置くと良いでしょう。下記記事では自転車旅で訪れた平坦コースや山岳コースをお伝えします。
持ち物の準備又は発送
開催地へ滞在中に必要となる荷物を整えましょう。
必要に応じて、宿泊先へ事前に荷物の発送を行なっておくと、当日は手ぶらで開催地へ行けて便利です。
また、サイクルイベントの参加と合わせて、イベントの前後に開催地周辺をサイクリングするのも良い思い出になりますね。

個人的にイベント前後に開催地周辺のサイクリングはお勧めです。
持ち物の準備で、パンク修理セットの整理やライトの受電などを忘れずに行っておきましょう。
また、自転車への注油も忘れず。
イベント開催の前日
持ち物の最終確認
開催地へ持っていく荷物の最終確認をしましょう。
その際、事前にチェックリストを作っておいて、チェックリストを見ながら確認すると効果的です。
また、持っていく物は、良く目に付く一つの場所へまとめて置くと忘れる心配はありません。
開催地へ移動
事前準備で手配した手段で、開催地へ向かいます。
例えば、電車を乗り継いで向かう場合は、電車の出発時刻や到着時刻、乗り継ぎ時刻をしっかりと抑えておけば、慌てることは少ないです。
少なくとも事前に検討した方法通りで向かうことを基本路線とし、当日アクシデントで予定通りに向かえなかったとしても時間に余裕があれば、巻き返しは可能ですので、常に余裕のある行動を心掛けましょう。

必要に応じて、数日前から現地入りしておこう。
イベントの受付
大抵のサイクルイベントは、前日受付と当日受付を行なっています。
できるだけ前日受付を行なった方が安心感がありますね。
受付では大会当日、服や自転車に取り付けるゼッケンや参加賞を貰えます。

参加賞はイベントにより異なるよ。その地域を生かした食材(米など)もあればTシャツやサドルバックなど普段使いができる物があったりするね。
また、イベント前日は前夜祭を行なったりしていますので、積極的に参加してイベントを大いに楽しみましょう。
イベント会場には、サイクルメーカーなどの出品店が連なったりしていますので、気に入った物があれば購入するのも悪くありません。

イベントの協賛により、シマノやマビックと言った有名メーカーなどが参加するよ。ロードバイクを始めチューブやタイヤなど小物も売ったりしているので、忘れ物があれば購入しておこう。
早めに就寝
イベント開催前夜は、いつもより早く寝て、しっかりと英気を養っておくことが大事です。
イベントによっては、早朝(午前6時前後など)にスタートしたりしますので、イベント会場への移動時間を考慮して、翌朝は寝坊しないよう気を付けましょう。

寝坊でイベントに参加できなかったら後悔するよ。
イベント開催の当日
イベント会場へ移動
朝起きたら、余裕を持ってイベント会場へ向かいましょう。

少なくともスタート時間の30分前までには、イベント会場入りしておくことが望ましいです。
また、朝食はしっかりと食べておくことをお勧めします。
イベントでは、朝から結構体力を使ったりすることが多いので、朝食を抜いていると後々堪えたりしますね。
イベントの受付
もし、前日受付をしていなければ当日に受付を行ないましょう。
個人的には前日受付をお勧めしますが、当日受付する場合は多くのサイクリストが集まっていますので、受付の順番待ちで時間がかかるかも知れません。
尚、イベントにもよりますが、スタートは全員同時ではなく数人のグループでスタートすることが多いです。
スタートは先着順であるため、当日受付で時間を取られ過ぎると、スタートを開始する場所へ中々移動できずヤキモキしてしまうかも知れません。
イベントを楽しむ
イベントが始ったら、思いきりイベントを楽しみましょう。

イベントにもよりますが、最初は団子状態になっていても途中からペースが合わず、自然にばらけてしまうため、自分のペースで走ることに専念しましょう。
道中、自分と同じ速度で巡航している人を見つけて、後ろに付けて走ると結構楽ですね。(笑)
イベントの途中で一人で走ることになってしまい「道あってるのかな」と不安に思う時がありますが、要所にスタッフや看板が立っていたり、途中で参加者のサイクリストを見かけたりしますので、余り心配する必要はありません。
ゴールまで完走を目指しましょう。
サイクルイベントへ参加しよう
ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ系自転車に乗り慣れてきたら、是非サイクルイベントへ参加してみましょう。
一人で参加しても、グループで参加しても十分楽しめます。
特に初心者は、サイクルイベントへ積極的に参加して、イベントの雰囲気を味わって欲しいです。
今後の自分の人生に良い経験を得られると思います。
記憶に残る楽しい思い出を作り、素敵な自転車ライフを築いていきましょう。