あなたは、初めてロードバイクへ乗った時の感動を覚えていますか。
人によって感動するポイントは様々ですが、その中の一つには、自分の力で何処にでも行ける感覚があると思います。それは、忘れがたい記憶ではないでしょうか。
しかし、いつも同じ道ばかり走っていると、マンネリ化してしまい、最初の頃に感じていた感覚を失っていくものです。
そうなってくると、だんだん飽きてきて、ロードバイクへ乗らなくなるかも知れません。そんなことにならないためにも、常にモチベーションの維持を保つのは大切ですね。
本記事では、ロードバイクのモチベーションを維持する方法を説明します。
モチベーションが下がる理由とは
ロードバイクを楽しんでいたのに、ある日からモチベーションが低下して、次第に乗らなくなるなんて、よく聞く話ですね。
これは、ロードバイクに限った話ではないですが、何事もモチベーションが低下すると、やる気がなくなります。
そんな日々が続いていけば、いつの間にかロードバイクヘ興味がなくなり引退するかも知れません。モチベーションが下がる主な原因は、以下の2つです。
- マンネリ化
- 気候や天候の問題
ロードバイクを始めとする自転車にとって、マンネリ化は大敵です。いつも同じコースばかり走っていると、しだいに飽きてきます。
それは、いつも同じ風景や走り心地に刺激がすくないため、単調になりやすく、面白さを感じなくなっているからですね。
それは、ロードバイクでの走りが、単なる作業になっているともいえるでしょう。
そんな日々が続いていると、モチベーションが下がり、サイクリングへ出かける気力がなくなります。
気候や天候の問題というのは、日本には美しい四季があるため起きてしまうものですね。
暖かい春と涼しい秋は、ロードバイクに乗ってサイクリングに出かけるのは心地よいですが、暑い夏や寒い冬は厳しい気候であり、人によっては全く向いていないでしょう。
特に近年では、夏の暑さは、普通に35度を越える日々が続いています。明らかに昔と比べて暑くなっている。
また、梅雨の時期は、雨ばかり降っていてロードバイクヘ乗れない日々が続きます。
1年の内、快適にロードバイクヘ乗れる時間が限られてくると、モチベーションを維持していくのは困難なので、オフシーズンをどのように過すのかが課題になります。
モチベーションを維持する方法
マンネリ化を解消できれば、モチベーションを保てます。一番手っ取り早いのは、今まで走ったことのないコースを走ったり、知らない体験をすることです。
そこで、ロードバイクでモチベーションを維持する主な方法を以下にまとめました。
- 一緒に走る仲間を作る
- サイクルイベントへ参加する
- 知らない土地や街を走る
- カスタマイズに力を入れる
- 新しく走るコースを自分で開拓する
- 走る目的をたくさん持つ
これらの方法は、誰もがモチベーションを保てる方法であり、実践するのもそれほど難しくはありません。モチベーションを維持する方法は、人によって様々なので、自分にあうものを実践した方が効率がよいですね。
これらのモチベーションを維持する方法について説明します。
【サイクリングに役立つアイテム紹介】
サイクリストは、モチベーションが高いと様々なアイテムを買ったりするものですね。下記記事では、サイクリングに役立つアイテムを紹介します。
一緒に走る仲間を作る
ロードバイクは一人で走っていても楽しい乗り物ですが、一緒に走る仲間を作り、グループライドをするのも一人で走るのとは違った楽しさがあります。
やはり同じ趣味を持つ人といろいろ話をするのは、とても刺激になるし、知らないことを知れるのはとても面白い。
また、友人や知人と一緒に走っていると、同じ物を見て感動することもある。つまり、体験を共有すれば、よりコミュニケーションが取れて、喜びが何倍にも膨れ上がり、幸せな気分になれるでしょう。
更に、絆や結びつきを深める結果につながります。一緒に走る仲間を作り、モチベーションの維持や向上を図ってみてはいかがですか。
サイクルイベントへ参加する
サイクルイベントへ参加すれば、多くのサイクリストと一緒に走ることで、充実感や満足感を得られます。
ロングライドのイベントでは「160kmを最後まで走りきれた」と自分に自信が付いたり、ロードレースでは、多くのライバルたちとしのぎを削り「自己最高のタイムと順位を獲得した」と日頃の練習の成果が発揮され深い充実感を味わうこともある。
日本全国では、毎月どこかしらでサイクルイベントを開催していますので、イベントで結果を残すことを目標にしていると、モチベーションの維持を図れます。
目標といっても堅苦しく考える必要はなく、ロングライドのイベントであれば「完走」ていど十分ですよ。完走するために、その日までトレーニングに費やせば、自然にモチベーションを保てます。
ちなみに、私が参加したことのあるサイクルイベントを2つ紹介しますので、興味があれば参加を検討してみてはいかがですか。
イベント名 | 開催場所 | 感想及び私見 |
---|---|---|
佐渡ロングライド210 | 新潟県 佐渡島 | 毎年5月に開催される佐渡島一周210kmを走るイベントです。 (参加コースにより、走行距離は変わります。) 佐渡島のダイナミックな風景を楽しみながら走るコースは感動するばかり。 人気イベントのため、参加募集が開始されたら直ぐにエントリーしないと、募集が締め切られてしまうので気を付けましょう。 |
ツール・ド・ちば | 千葉県 | 毎年10月に開催される3日間で千葉県の決まった地域を走るロングライドイベントです。(1日や2日の参加もできます。) コースはほぼ毎年変わりますが、千葉県の魅力を堪能できるコースばかりなのはGood。 千葉県は平地が多く、標高の高い山はほとんどないため、非常に走りやすいです。 |
知らない土地や街を走る
いつも自宅から自走で走っていれば、同じコースを走ることが多いため、飽きてしまう可能性があります。そういう時は、自分の知らない土地や街へ出かけてみよう。
電車や飛行機など公共交通機関を使えば、移動できる範囲も広がります。心躍る観光スポットへ立ち寄りながら、その地のグルメを堪能していると、テンションが振り切るばかりの状態に。(笑)
特に初めて走る道は、新鮮な気持ちで走れるため、自然にモチベーションが上りますね。
まだ見ぬ絶景に思いを馳せながら、「今度の休みには自転車で〇〇へ遊びにいこうか」「2泊3日で〇〇県を自転車で巡るぞ」など旅の計画を考えるだけでも楽しいです。
そうなると、サイクリングへ出かけるのを今か今かと待ち遠しくなります。
カスタマイズに力を入れる
ロードバイクをカスタマイズした後で、走りの変化を楽しむのもモチベーションの維持につながります。
たとえば、ホイールをアルミホイールからカーボンのディープホイールに変えてみたり、いつもと違うタイヤに履き替えてみよう。
カスタマイズすることで、走りが劇的に軽くなったり、オリジナル自転車を作れるので非常に愛着を抱きやすい。カスタマイズは、計画から部品の調達、実作業など面白い要素が多く、ハマると抜け出せなくなる。
人によっては、それだけ魅力的なんですね。そうなれば、ロードバイクがより面白く感じるでしょう。特にデータ収集が好きな人にとっては、カスタマイズ前後の違いを検証するのは至福の一時です。
【タイヤの交換】
最初のカスタマイズには、タイヤ交換がコストパフォーマンスが良いですね。下記記事では、パンク性能に優れたタイヤを紹介します。
新しく走るコースを自分で開拓する
たとえ遠出できなくても、近場で自分の知らない道を走り、新しいコースを開拓するのも、モチベーションを保つ秘訣です。
新しいコースを開拓している最中に、思いがけない出来事に遭遇したり、新たな発見につながるかも知れません。日本国内には、無数の道が整備されていますので、一生かけても全てを走るのは難しい。
また、たとえ同じコースでも季節や時間帯によっては、見える景色が変わります。
様々な道を走り、新しいコースを作り上げ、あなたのお気に入りとなるコースを作ってみて下さい。きっと楽しくて、時間が過ぎるのを忘れるぐらいハマる可能性があります。
走る目的をたくさん持つ
ロードバイクは、自然を感じながら、ただ走るだけでも楽しいですね。
「ただ走る」だけに拘り過ぎると、走るモチベーションが低下してしまえば、ロードバイクへ乗らなくなる可能性があります。
そのため、走る以外にも目的を多く持つのが望ましい。そうすれば、停滞期でもモチベーションの維持が図りやすいです。
たとえば「綺麗な風景の写真を撮る」や「美味しいグルメを堪能する」「ブログやSNSに公開する」のように自分が楽しめる目的を持ちましょう。
まとめ
本記事では、ロードバイクのモチベーションを維持する方法を説明しました。
最後にもう一度、説明した内容を以下にまとめます。
- モチベーションが下がる主な原因
- マンネリ化
- 気候や天候の問題
- モチベーションを維持する主な方法
- 一緒に走る仲間を作る
- サイクルイベントへ参加する
- 知らない土地や街を走る
- カスタマイズに力を入れる
- 新しく走るコースを自分で開拓する
- 走る目的をたくさん持つ
これらの方法以外にもモチベーションを維持する方法はありますが、一番自分に向いている方法で対処するのが大事です。
ロードバイクは乗り続けていないと、みるみる内にパフォーマンスが低下してしまうので、高いモチベーションを保ち、楽しい自転車ライフを送りましょう。